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【そこまでやって委員会テキスト化】 究極のECOは大麻を吸って働かないこと[2009.07.05] 武田邦彦

2009/11/01(Sun) 06:25

【そこまでやって委員会テキスト化】 究極のECOは大麻を吸って働かないこと[2009.07.05] 武田邦彦


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武田 邦彦【たけだ くにひこ 中部大学総合工学研究所教授】
1943年東京生まれ。
東京大学教養学部卒業後、名古屋大学大学院教授を経て現在中部大学総合工学研究所教授(副所長)
日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員。
2007年『たかじんのそこまでいって委員会』に出演し、現在の環境問題のウソを指摘して話題になる。
現在はテレビ・講演・雑誌など、多方面で活躍中。


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◆ この本は学生や評論家にこそ読んでほしい

インタビュアー:先生、この本をどういう方に読んでもらいたいと思って書いたんですか?

武田邦彦教授(以下武田):まず、学生にはきちっと読んでもらう。で、大麻というのはどういうものかということを知らなきゃいけない。それから、やっぱりインテリの人たちね、テレビなんかに出て解説する人。やっぱりね、ほとんどの人が大麻がどういうものか、とか、日本で何に使われているだとか、全然知らないんですよ。(大麻の本当の事情を)知らないでね、自分の体験とか感覚だけでしゃべっている。しゃべっているだけならいいけれど、それが罪のない人たちを監獄に入れている訳だから。そこは責任を持って勉強してほしい。まずはそこらへん(の人に読んでもらいたい)。


◆ なぜ今になって大麻の取り締まりを強化?

武田:それは多分マスコミが判断したんじゃないと思うんですね。あれは警察が予備検束というか。今までは種を持っていても取り締まらなかった。ところが今は種を持っていて栽培の意思があると(警察が)取り締まるわけです。それに(マスメディアが)乗ったんですよ。マスメディアが警察の後ろにくっ付いちゃった、という感じです。だから良くないですね。

インタビュアー:警察主導で厳しい取締りを今やってると?

武田:そうそうそう。


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◆ 警察が人員余剰に陥ると大麻が取り締まられる

インタビュアー:その裏には何があるんですかね?

武田:警察官が余ったとか、そういうことだと思うんですよ。

インタビュアー:(笑)

武田:大麻っていうのは元々麻薬性が証明されたことがない植物だから。(マリファナの麻薬性は)噂しかないんです。アメリカでマリファナ課税法(禁止法)っていうのが1937年にできた時も禁酒法の余った捜査官の受け入れ先だったわけです。元々大麻が有毒だから、とか、社会を壊すから、とかで禁止されたわけじゃないんです。そんなことは一度もない。大麻が社会を乱したことなんて一度もない。

インタビュアー:へぇー。


◆ 石油産業が製品を売る為大麻を規制したのは本当?

インタビュアー:石油産業が大麻規制に一役買ったというのは本当のことですか?

武田:そういう動きはある。だけどね、主流の動きじゃなかった。1930年代にカローザスがナイロンを作って合成繊維が出来てきたんですね。そうすると優良な天然繊維が困るわけですよ、綿とか大麻を圧迫するわけ。それは全体の流れとしては正しいけれども、それが主としてマリファナ課税法が出来た訳ではないんですね。(マリファナ課税法が成立した)背景として(石油産業の圧力は)存在はしたんです。でも直接的な動機は禁酒法との関係なんですよ。


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◆ 大麻取締法の正当性はどこにあるのか?

武田:無意味な法律を作って法律があるから守れ、っていうのを長くやっているとダメなわけですよ。法律があるから守れというのではなくて、法律の出来た原因を(立法機関は説明するなり)ちゃんと示しなさい、と。国の大麻のホームページがあるけれども「ゼッタイ、ダメ」って書いてあるだけなんですよ。そこにね、いろんな人が資料を見せてくれって言っているんです。「ダメ」の(根拠となる)資料を。

インタビュアー:はい。

武田:(でも大麻がダメと立証する資料が)出てこない。世界で大きな大麻の評価委員会って四回あったんですけれど、四回全部シロなんです。全部シロ。(大麻の麻薬性が証明されたりして)クロになったことなんて一度もない。クロになったことが一回もないようなモノを、法律作って取り締まるっていうのは何の害も無いモノを持っていた人が逮捕されるようなものでしょ。それは、ちょっと。ねえ。(不当逮捕が横行するような)そういう状態に今なってるから。

インタビュアー:ほう。

武田:もしも大麻取締法を続けるべきだと言う人は、絶対に大麻はこういう風に悪いんだ、と、ちゃんと言わなければダメですよ。言うのは自分の体験とかはダメですよ。そんなのは人によって違うから。公的に大麻が麻薬であると、という証明がここにあります、って持ってこないと。高校生なんかでもよくあるじゃないですか。意味の無い規制は嫌だと。先生、説明してくれよ、と。制服着なきゃいけないんだったら、なんで制服着なきゃいけないか説明してくれよって。人を逮捕するんだったらそのくらいやんなきゃね。


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◆ 究極のエコ 人類存続のため今こそ大麻が必要かもしれない

武田:日本人ってね、のんびりとしていた民族だったんです。ところが、ヨーロッパの影響を受けちゃった。明治維新以来ね。ヨーロッパ人っていうのは気候の悪いところに住んでいるんですよ。だから全員が働かないと飢え死にしちゃう。そのために社会にいる働かない人たちを排斥するんです。下手に麻薬なんか吸うと働かないでしょ。お前働かないからダメだ、ってこうなったんです。日本はちょうど中間だったんです。勤勉だけどある程度遊ぶ。ところが南の方の国に行くと、例えば南アメリカ。ああいうところに行くと、楽チンだから人生。働いた方が困るんですよ。

インタビュアー:ほう。

例えば、サバンナにライオンがいる。いつもゴロゴロしている。なんでゴロゴロしているかっていうと、ライオンが働き者だったらサバンナの動物がいなくなっちゃう。だからライオンっていうのは余程お腹の減ったときじゃないと狩に出ない。あとは全部ゴロゴロ寝てる。南の国ってみんなそうなんですよ。あんまり食べ過ぎるとご飯が無くなってしまう。そこで麻薬を吸って、ぼうっとして(お腹が減って)食べようかなっていうと食べる。これからの持続性社会とか環境に正しい社会は出来るだけサボることなんですよ。人間って働きすぎてね、本当は動物の頂点に立つ人はサボらなきゃいけないんですよ。(近著で)ロイヤル島の鹿の話を書いたけど、何を書きたいのかわからなかったかも知れないけれど。

インタビュアー:はいはい。


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武田:(ロイヤル島では生態系の)一番上に狼がくる。狼がきたらね、狼がサボらないとね鹿がいなくなっちゃう。

インタビュアー:狼、賢いなぁって思いましたけど(笑)

武田:人間は(ロイヤル島の)狼じゃなきゃいけない。鹿が頂点に立つと食べ尽くしちゃう。今の環境問題っていうのは人間という愚かなのが一番上にいるから、どんどんどんどん食べ尽くしちゃう。今は大体一週間に二日ぐらい働きゃいいんですよ、人間っていうのはね。ロボットも出来て効率も良くなってるし。最近は(人間は)夜中も起きてネットやっていたりする。これがちょうどこの本で書いたロイヤル島の大鹿と同じで、意味もなく働いて絶滅しようとしているわけです。我々は狼にならなきゃいけない。麻薬を吸わなきゃいけない、ってことなんです。

インタビュアー:(大爆笑)


◆ どんな事でもタブーにしちゃいけない!

インタビュアー:これをテレビで論議して良いものかどうかっていうのをはじめ論議していたんですよ。

武田:やっぱりみんな(大麻の事を)知りたいんですよ。タブーにしちゃいけないんです。一昨年ある地上波の大きいところで僕がダイオキシンは無毒だ、って言ったんです。これは随分迷ったけど、結局放送してよかったです。だって無毒は無毒なんだから。やっぱり言った方がいいわけですよ。それからダイオキシンをどうしようか、ってみんながはっきりするわけで(根拠のない)幻を言っていてもしょうがないから。だから大麻はこうだと、有力なる地上波でも(大麻論議を)やって、我々は日本人としてのプライドを取り戻す。(大麻への)判断力を取り戻す。これが大切。ぜひ。

インタビュアー:(笑い)ありがとうございます。


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テキスト化について>
動画の文字起こしは発言に忠実にタイプしているが、そのままでは意味不明な箇所も出てきてしまうので、てにをは、こそあど言葉の間違いやらをある程度修正させてもらった。なお()内の補足に関してはジェスチャーや文脈の前後関係を参考にした。


(関連)
【そこまでやって委員会テキスト化】 大麻取締法は政府の詭弁である![2009.02.22] 山本奈生
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-40.html

【そこまでやって委員会テキスト化】 国益の為に大麻を考えよ![2009.06.28] 武田邦彦
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-57.html

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