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大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第6回公判

2009/10/21(Wed) 11:00

大阪個室ビデオ店放火事件の再考察


(関連)
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大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第4回公判
大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第5回公判


【個室ビデオ店放火殺人第6回公判詳報(1)】取り調べDVD上映 「火事になるような所に、たばこはない」(10:00~10:14)
2009.10.1 13:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910011329009-n1.htm

 大阪市浪速区の個室ビデオ店に放火し、16人を死亡させたとして殺人と放火などの罪に問われた小川和弘被告(47)の第6回公判が1日午前10時、大阪地裁(秋山敬裁判長)で始まった。この日は検察官の取り調べ状況を撮影したDVDが法廷で再生された。
 《小川被告はちょうど1年前の平成20年10月1日未明、個室ビデオ店に放火したとして逮捕された。直後は放火を認めていたが、18日から供述が揺れ初め、20日に完全否認に転じたとされる。DVDは21日に撮影されたものだ。公判では供述の任意性が焦点となっており、DVDは重要な証拠として検察側、弁護側双方が証拠申請した》
 裁判長「予定通り、DVDの取り調べを行います。被告は前に座って画面を見てください」
 《小川被告が証言台に座った》
 裁判長「10月21日に大阪地検で、午後3時39分から4時48分までの録音録画状況です」
 弁護人「大型画面には…」
 裁判長「映さないと公判前整理手続きで確認させていただきました」
 弁護人「公開の法廷ですので、傍聴人に見えない状態での取り調べには異議があります。違法です」
 検察官「全く理由がない。弁護人の了解も得て話し合って決めたことです」
 裁判長「この事件では、公判前整理手続きで決めたのでそうします。音声は法廷に流れます」
 《裁判官や検察官、弁護人、小川被告の卓上の小型モニターには映像が映し出されているようだ。傍聴席には音声だけが響いた》
検察官「それでは、これから録音を始めます」
 被告「はい」
 検察官「まず、あなたの今の立場について確認しておきますね。あなたは10月1日の午前2時55分ごろ、ビデオDVD試写室キャッツ難波店に放火して、お客さんを死亡させたり、けがさせるなどした、現住建造物等放火、殺人、殺人未遂の事実で、その日の午後2時34分に逮捕されて、その後10月3日に勾留されて、今日で勾留の19日目ということになるね」
 被告「はい」
 検察官「逮捕されてから、警察や検察庁で取り調べを受けて、事件のことをいろいろ話して、その内容を調書に取られたり、あなた自身で紙に書いてくれたり、図面を描いてくれたりしてくれていますね」
 被告「はい」
 検察官「弁護士さんが最初にあなたに接見した日にちは覚えてる?逮捕されたその日やったかね?10月1日」
 被告「1日か2日でしたかね」
 検察官「その後、弁護士さんはちゃんと接見に来てくれてる?」
 被告「はい」
 検察官「毎日?」
 被告「来いひんかったんは、5日だけ来てないんちゃうかな」
 検察官「最近どれくらいの時間、接見?」
 被告「昨日なんか長かったですね。6時半から8時ぐらいまで」
 《検察官は、弁護士の接見をほぼ毎日受けた上で取り調べに応じていたことを確認した。ここから本題に入るようだ》
 検察官「で、あなたの言い分を今から言ってもらうから、どういうことが起きたか説明してもらえる?」
 被告「はい」
 検察官「一応、自分の言葉で説明してみて」
 被告「キャッツ難波店ていう試写室は行くこと分かっとったけど、名前も知りませんでした。入ってから、もうしんどかったんで、先生のバッグも渡して、自分はビデオ1本だけポーン取って、お金払って、18号室に向かってます。先生、お先失礼します言うて」
 検察官「18号室に、先生のキャリーバッグは持っていかへんかってんな」
 被告「記憶では持って行ってません」
 《小川被告はまず、火を付けたとされるキャリーバッグを部屋には持ち込んでいないと主張した》
 検察官「18号室入って、どうした?」
 被告「まず、たばこに火付けて。暑いから、クーラーのリモコン、暖房から冷房に切り替えんのに5分ぐらいかかったな。最強に冷たいとこまで下げました」
 検察官「部屋に入って、一応DVD観たりして、で火を付けたのか、付けてないのかというとこになるんやけども、あなたの記憶としては今はどんな感じ?」
 被告「記憶ですか、火は付けてません」
 検察官「なんか火が出てるというのは分かった?分かってない?」
 被告「分かってません」
 検察官「どういう状況で目が覚めたか覚えてる?」
 被告「たばこを吸いながら、ふーっと寝てしまって、ぱっと起きたら、なんかちょっともやーっと煙があったような感じやけど、まだその時は火事とかそんなんにもなってない状況でした」
 検察官「どこのあたりからもやーっとなってたか分かる?」
 被告「リクライニングシートの左側のスペースのへんですかね」
 検察官「何も置いてないような状況の所?」
 被告「カバンやら、自分の服がありますよ」
 検察官「キャリーバッグじゃなくて、あなたのショルダーバッグのことやな」
 被告「そうです」
 検察官「たばこが落ちてんの、そのあいてる場所に。たばこの吸い殻か何か」
 被告「服のへんにはたばこは行ってないよ」
 検察官「行ってないな、その床やな」
 被告「全然行ってませんよ、火事になるようなところにたばこは行ってないよ」
 《失火の可能性を打ち消すためか、吸い殻のあった場所を何度も強調する小川被告。検察官はうなずき、話を先に進めた》
 検察官「そこで、どんな形でたばこが落ちてたかはみた?」
 被告「はっきりとは覚えてません」
 検察官「昨日、フィルターが落ちてたみたいと言ってたけど、そうなん?」
 被告「でもなんか、燃え尽きたみたいで、でも火事にはまだ至ってなかった」
 検察官「部屋の中にたばこの吸い殻が危ないような場所にあったり、それはなかった?」
 被告「ないです」
 検察官「そしたら、あなたが唯一、失火…」
 被告「そうです、失火です。はい」
 検察官「それは、その燃え尽きたフィルターみたいな物じゃないかと思うと」
 被告「そうです、はい」
 検察官「それ以外には考えられない」
 被告「それ以外には考えられないですね」
 《検察官は小川被告の言い分を否定することなく、淡々と話を進めていった》


【個室ビデオ店放火殺人第6回公判詳報(2)】「自暴自棄になって認めた」(10:14~10:27)
2009.10.1 14:12
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910011414012-n1.htm

 《続いて検察官は、逮捕の経緯について確認していった。小川和弘被告は公判で、警察官の威圧的な取り調べでうその自白をしたと主張している》
 検察官「火事が発生した時刻、何時ぐらいか覚えてる?」
 被告「3時5分は過ぎてるような気はしました」
 検察官「場所はどこにいたか覚えてる?」
 被告「ビデオ店の前。で、何か言い合いしてる」
 検察官「誰と?」
 被告「店員ちゃうかな」
 検察官「どんなこと言い合いしてたか覚えてる?」
 被告「お前、何火つけとんねん、みたいな」
 検察官「あなたはなんて答えたん?」
 被告「すんません、すんませんと言いながら、結局俺何もしらんやんけ、という感じ」
 検察官「その辺の記憶はどんな感じ?はっきりある?それとも、うっすら?」
 被告「うっすらやね」
 《公判で、店員らは小川被告がひたすら謝っていたと証言している。検察官は、浪速署に行った後の取り調べ状況を尋ねていく》
 検察官「警察でずっと取り調べしてたのは○○巡査部長っていう人やねんね」
 被告「はい」
 検察官「最初から?」
 被告「いや、最初はチンピラ刑事」
 検察官「○○さんはあなたにとってはどういう人だった?」
 被告「最初に会うた時は、最後には貫禄のあるやつがでてくるんかなっていう感じで。最初はチンピラにまかしといて。『何足組んどんじゃ、なめとんかい』、そういう感じで言われて」
 検察官「○○さんから言われた?それともチンピラ刑事?」
 被告「チンピラ刑事」
 検察官「で、○○さんはあなたに、暴力はふるったり、あの…」
 被告「暴力は誰もふるってない。こんなん(机をたたく)は何度もされました。『なめてんかい、起きんかい、認めんかい。お前しかおれへんやないかい』」
 《法廷には、小川被告が刑事をまねて机をたたく音が響いた》
 検察官「で、その後は○○さんはずっと取り調べするでしょう。そん時はさ、怒鳴りつけるとかいうのは、もうなかった?」
 被告「なかったね、もう」
 検察官「で、一応あなたが1番最初に自供書みたいなの書いたのは○○さんの時やったんだけれども、これを書けとか言われた?」
 被告「火付けたんは事実やから、認めるしかないとは言われました」
 検察官「あなたとしたら、違うなと思っとったやろ?どうして書いちゃったのかな?」
 被告「自分の部屋から火が出たって聞かされてたから、もうおれのたばこが原因してると思ったから、もう認めな、認めたほうがいいんやなって思いました」
 検察官「そうすると、警察が机たたいたんとかで認めようというよりも、火が出たんやったら認めなあかんなと思って認めたっていうことになんのかな」
 被告「失火でも。たばこでほんまに火事になってんねやったら、ぼくの責任やとは思いました。でも火は付けてません」
 検察官「火は付けてないっていう…」
 被告「バッグ開けて、ティッシュ丸めて、それに火を付けて、服に燃え移らせて、そういう行為は一切していません。それは約束します。信じてください」
 検察官「あと、あなたが認めちゃう供述がたくさんあるんだけど、どういう気持ちで話してしまった?」
 被告「まあ一種は、自暴自棄にもなったし、『自分が認めて死刑になったら、おれさえ死んだら事件解決するんであれば、別にそれでもええわ、取り調べもしんどいわ』。そういう風に思いました。でもよく考えたら、自殺なんか嘘で言うてるし、その日は人生バラ色やったから、ほんまは」
《弁護人は、警察官の違法な取り調べで自白したことを立証するとして、このDVDを証拠申請している。問答は、まさにその部分にさしかかった》
 検察官「警察に脅されたから書かなあかんとか」
 被告「そうです」
 検察官「うん?そうなの?」
 被告「いやいや。警察に脅された」
 検察官「から、書かなあかんとかではなくて、」
 被告「○○刑事から『火を付けたんは事実やから、認めなあかんことは認めなあかんで』って言われたから、認めざるをえんかったという状況ですね。自分から素直に認めようとは思いませんでしたよ」
 《自供は本意ではなかったと強調する小川被告。検察官は、自分の考えで自供したのではないかと質問した》
 検察官「要するに、自分がやっぱり悪いことしてもたなと思って認めたっていうことなんかね?」
 被告「自分の失火で火事になってんねやったらね。16人も死んでるんやからね。それで死刑になるなら、それで仕方ない」
 《ここで検察官は、小川被告が逮捕前に自筆で書いた自供書の任意性を確認していった》
 検察官「○○さんはむちゃくちゃのことは言わへんかった人やな?」
 被告「この時は正直怖かったです」
 検察官「どんな風に?」
 被告「正直に書けって言われました。無理矢理書かされました」
 検察官「手、持って書かされた?」
 被告「持ってないけど」
 検察官「文言は」
 被告「よくは覚えてないけど、こういうような言葉を並べられて、書かされたような気がします」
 検察官「そういう気がする?うーん」
 《小川被告は自分の言葉ではなかったと強調した》
 検察官「警察で逮捕するって言われたでしょう。これ、逮捕直後に言い分を取ってるものやねんけどな。『逮捕事実について、事実の通り、間違いありません』って書いてるんだけど、当時はこうしゃべったことで間違いないんかな?」
 被告「このときはそう言いましたね」
 検察官「それは何で言うたんかな?」
 被告「自分の責任やって自分を追いつめたんやろうね。それしかないですね。僕が言うてるんであれば」
 検察官「別に警察にこう言いなさいって言われたわけではないねんな?」
 被告「うん」
 《2人の攻防は続く》


【個室ビデオ店放火殺人第6回公判詳報(3)】「検事さんは押しつけてません」(10:27~10:50)
2009.10.1 14:16
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910011418013-n1.htm

 《検察官本人による取り調べ状況の確認に移っていった》
 検察官「で、その翌日、初めて私と検察庁で会ったんやね。『たくさんのマスコミの人がいて、フラッシュ浴びて、自分のやったことが怖くなった』って言って、『新聞の1面、事件のこと大きく載るんちゃうかなー』とか。『娘さんや息子さん、どう思ってるんやろ』とか、心境を語ってくれたんやんか、それは覚えてる?」
 被告「なんとなく」
 検察官「次の日かな、裁判所に行ったんやな?10月3日に裁判官からまた弁解を聴かれたんやな」
 被告「はい」
 検察官「ここにも『事実は間違いありません。これほどたくさんの人が店の中にいるとは思いませんでしたが、私がやったことは違いないので、責任を果たそうと思っています』って言ったんよな?署名は間違いない?」
 被告「そうですね」
 検察官「うん。その後なんだけどさ」
 被告「失火で、失火による火事であり、放火のあれで認めたわけではないと訂正してください」
 検察官「うんうん。その時は裁判官には言わへんかった?」
 被告「言うてないと思います。だから訂正してください」
 検察官「どういう気持ちやったから言われへんかったんやろ」
 被告「自暴自棄になっとったな。でも今はもう、そうじゃない。僕のこと、信用してくれる人のために生きたい。だから正直に言う気になった。やっぱ正直に言わな、裁判なったときに言い訳できひんと」
 《小川被告は何度も、「訂正してほしい」と検察官に訴え始めた》
 《ここで検察官は、小川被告が罪を認めた調書を一つ一つ、小川被告に見せていった。任意性の確認をするようだ》
 検察官「署名は間違いなかったな?」
 被告「はい」
 検察官「あなたがしゃべってもいないのに、私が勝手にビャーって打ったり、全然違う内容ができたってことはなかったよね」
 被告「そうですね」
 検察官「内容確認してもらって『間違いないよね』って言って、署名してもらってたよな?暴力ふるうとか脅すとか、そんなことは1回もなかったよね」
 被告「はい」
 《ここで裁判長は、小型モニターを見つめる小川被告の表情をじっと見つめた》
 検察官「『こういうことを言ったら有利になるよ』とか、『不利になるよ』とか言ったことはあった?」
 被告「『死刑になるかもわかれへん』って言いましたよね」
 検察官「それは裁判官が決めることって言ったな」
 被告「はい」
 検察官「『事実をしゃべって』って言い続けたな。それは間違いないよな」
 被告「まず16人も死んでるから、なんぼ失火でも釈放はないやろうと」
 検察官「そういう言い方した?弁護士さんにこうやって言われましたって言うてきたんちゃうかった?」
 被告「うん。ま、検事さんはそれは言うてないな」
 《検察官は、誘導や脅迫による自供ではないことをゆっくりと確認していった》
 検察官「『うそつかんといてな』って、『私にわざといいように言ったりとかせんでや』って、ずっと注意してきたん覚えてる?」
 被告「はい」
 検察官「『黙秘権あるから』っていつも言うてたな。それから、『警察と検察庁はちゃうから、刑事さんに言うたからって検事さんに一緒のこと言わなあかんてもんちゃうで』って」
 被告「はい」
 《素直に認める小川被告。だが、放火を認めた内容に話が及ぶと声が大きくなった》
 被告「付け加えときますわ。もし(個室ビデオ店内の)ビデオカメラで映っとったら、それは誰かが、偽カバン。俺に見せかけたようなやつを映してる可能性もあるんちゃうか」
 検察官「19日までは、放火したって言い続けてしもたやんか」
 被告「そうですね。後悔しています」
 検察官「なんで、こういう風に言っちゃった?」
 被告「自暴自棄になってましたね」
 検察官「弁護士さん1日だけ除いて、毎日接見来てはったやんか。その時に、やってないことをやってると言ったらあかんよみたいなこと言ってはったでしょ」
 被告「その時は正直言うたら、刑事さんとか検事さんのこと信用しとって、弁護士さんのこと、あんまり信用してなかった」
 検察官「10月13日、『おれと一緒に死んでごめんねと思いながら火を付けました』って言って」
 被告「訂正してください。こんな気持ちはサラサラないです」
 検察官「そん時は、こういう風に説明してくれたんやったね」
 被告「説明はしたけど、人を巻き込む気は全くないから。訂正してください。『午前3時ごろ、火を付けて死のうと思いました。店に入った人には申し訳ないことをしました。私は謝ることしかできない』。これも訂正してください」
 検察官「これも違うの?」
 被告「火を付けて死のうなんて思ってないから」
 検察官「この後ろは?」
 被告「死んだ人に対しては、私は謝るいうことしかできひんからね。それは事実やね」
 検察官「事実と事実でないのが入ってるということやな」
 被告「そうですよね。ぼくの部屋から火が出て死んでるんであれば、ぼくの責任ですよね。それは認めな仕方ない。そのことにかんしては本当にすみませんでした。それは認めます」
 《検察官はひたすら、言い分を聞いていく》
 検察官「もう1個、『ぼくに巻き込まれて死ぬ人ごめんなさいと思った』と」
 被告「訂正してください。巻き込む気なんかサラサラないです」
 検察官「こん時さ、あなた『0・1%ぐらい、そんな風に思いました』って」
 被告「0・1%もないです」
 検察官「うん。違うねんな」
 被告「僕は死ぬんやったら1人で死にます。でも死ねないです。まだ使命終わってないから、神様が死なしてくれないです」
 検察官「私が押しつけたわけじゃなかったな」
 被告「検事さんは押しつけてません。でもたまたま自暴自棄も入ってたし、こういう風に言うたけど、今は違います」
 《小川被告は、自供が検事の押しつけではないと明言した。検察官の質問はいよいよ、小川被告が否認に転じる経緯に移った》


【個室ビデオ店放火殺人事件第6回公判詳報(4)】「正直、死にたくないです。いきたいです」(10:50~11:50)
2009.10.1 14:25
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910011428014-n1.htm

 《逮捕から18日目、小川被告は否認と自白の間で揺れ始める。このときの心境を記した調書について、検察官は確認していく》
 検察官「10月18日付と19日付の調書の時にさ、死刑になること怖いとか、いろんなこと話してくれたやんか」
 被告「正直、死にたくないです。息子のためにも生きたいです」
 検察官「『死刑になりたくないから弁護士さんにうその話してしまいました。昨日の夜はへこみましたわー。眠れませんでしてん』って言ったの覚えてる?」
 被告「もう1回言ってください」
 検察官「『認めたくないっていう時と、認めなあかんっていう時と、すごい心が揺れるんですよ』って話してくれたやんか?」
 被告「でも、揺れ動くじゃないです。自分は火は付けてません。死ぬんなら、とっとと1人でどっか行って死にます。だから訂正してください」
 検察官「こういう風に言ったのは事実やねんな」
 被告「言ったのは事実やけど、そんな気持ちないです。訂正してください」
 検察官「『弁護士さんに接見したときに火を付けてませんって言って、キャリーバッグも18号室に持ち込んでないって言ったんです。だけどこれは死刑になるのが怖いから、嘘言ったんですよ』って私に言って。私が『記憶にある通り話してねって、話作らんといてねって必ず注意してきたよね』って言って、『火付けたん事実なん?』言うて、あなた『間違いありません』って言うたやん」
 被告「訂正してください」
 検察官「うん。こん時は言うてしもてんな?」
 被告「言うてしまってます」
 検察官「『たばこの不始末で火が付いたわけじゃないの』って確認したら、『違います』って」
 被告「訂正してください。たばこの火しかございません」
 《小川被告は、調書の通りに語ったことは認めつつ、訂正を求め続けた》
 検察官「『なんで事実話そうと思ったん』って聴いたら『自分に正直でありたいんです。罪や過ちを犯す人の良い手本になりたい。息子がぼくよりも良い人間になってほしいからです』って言ったのは間違いない?」
 被告「訂正します。これはすべて、すべて、罪を犯す人のためにも、ほんまにやってないことやったら、やってないて言わなあかん。信じてくれる人がいれば、最後は正義が勝つと思っています」
 検察官「うん」
 被告「私は息子に、息子や私を信用してくれる人のために、火を付けたことは認めたくない。認めません。認めません」
 検察官「認めたくないのと認めませんは…」
 被告「認めません」
 検察官「認めません?」
 被告「火を付けてません。火を付けてません。だから信用してください」
 《検察官は、小川被告の個室ビデオ店に対する認識を尋ねた。動機にかかわる重要な部分だ》
 検察官「個室ビデオ店はどういう場所?」
 被告「女に相手にされへん、お金がない人間が行くとこじゃないですか」
 検察官「初めて行ったんやったっけ」
 被告「嫌いですもん」
 検察官「行く必要ないもんな」
 被告「ぼく、ほんまに何千万円も使ったけど、風俗で使ったお金より、キャバクラで使ったお金の方が多いんですよ。トークする方が好きなんですわ。エッチするより。なんちゅうんやろ、男からも好かれ、女からも好かれ、そういう人間でありたい」
 検察官「こういうとこ行ったのはすごい嫌やったっていうのはあったんやな」
 被告「侮辱、幻滅、失脚。こんなとこ、1人じゃ絶対行かん。屈辱ですわ」
 検察官「このときもこういうこと言ってくれて、『お母ちゃんのこと考えた』とか『お父ちゃん、お母ちゃん、ごめんなとか、さよならとか、いろいろ思った』って言って、『こうやって火付けたんですよ』と説明してくれてんな」
 被告「そういう風に言うのが一番信頼性あるかなと思いました」
 検察官「作った?嘘ついた?」
 被告「嘘つきました。訂正してください」
 《小川被告はまた、訂正を求めた。続いて検察官は完全否認に転じた後の調書の確認をしていった》
 検察官「20日の調書はこれまでと違って『放火なんかしてない、考えられるのは落としたばこだけや』っていう風に言って、あなたが言ってくれるとおりに調書取ったよな」
 被告「その通りです。それが私の真実です」
 検察官「急に気が変わった理由、何かあるの?」
 被告「動機ないもん。巻き込む気もないのに、人を巻き込む気やったとか言えないじゃないですか」
 検察官「でも、私、『事実だけしゃべってや』ってずっと言っただけやんか」
 被告「とにかく、火は付けてません」
 検察官「誰かにそういう風に言いなさいって言われたりした?」
 被告「そういうのはないですけど、もし18号室から火出てんねやったら、たばこの失火しかないですわ。ぼくはそれ以外はもう認めません」
 検察官「もう1回確認するけど」
 被告「息子のため、おれを信じてくれてる人のためにも、おれは火を付けてない。だから、事実だけはわかってもらいたいから。それで結果が悪いんやったら、もう仕方ありません」
 《最後に、検察官は自供が小川被告の意思だったことを確認した》
 検察官「確認するけど、記憶通りしゃべってねって言って、あなたがこうやってしゃべってくれたってのは間違いない事実やな」
 被告「そうやね。でも、嘘の事実を言うたから、訂正してください。私を信じてください。小川和弘という人間を信用してください。よろしくお願いします」
 検察官「これで終了するけど言いたいことある?」
 被告「私の事件で16人が亡くなったことを聴いてます。私がやったとかじゃなくて、私が絡んでるのは事実なんで、謝っても許してもらえないことだと思いますけども、今後こんなことがないように、防火設備、消火器、ちゃんといつでも消せるような状態に、世界中なってもらいたいと思います。死んだ人は生き返ってはこないですけど、私が言えるのは、本当にすいませんでした。許してください。最後に私を信用してください」
 《DVDの再生は約1時間10分で終了した。最後に、DVDの任意性に関する被告人質問が行われた》
 弁護人「初めてDVDを見たと思うけど、言いたいことは言えましたか」
 被告「その当時は言えていたと。傍聴の人には顔とか、頭を下げるのとか見られてないとは思うけど、そういう恥ずかしいことや、プライベートまで(話しているのを)聞かれて、あんまり見たくなかった」
 弁護人「最後に謝っているのはなぜですか」
 被告「失火を認めているから。放火を認めて言ったのではございません」
 検察官「質問に対し、うなずいたり首を振ったりしていましたが、山口検事の話をよく聞いて、理解はできていましたね」
 被告「そうなりますね」
 裁判長「録画された以外の取り調べも、同じ雰囲気で行われましたか」
 被告「ほとんどそうですね」
 裁判長「検察官より声が大きいこともありましたよね」
 被告「自分もやっぱり感情的に(なる)というか」
 《ここで午前の審理は終了した》


【個室ビデオ放火殺人第6回公判詳報(5)】「おれは火をつけていない」(13:10~15:10)
2009.10.1 21:32
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910012134023-n1.htm

 《昼の休廷を挟んで午後1時10分、審理が再開された。まずは取り調べを担当した警察官の証人尋問から》
 検察官「初日の取り調べでの被告人の様子は」
 警察官「多少うなだれているように見えました。うつむき加減で、一見、目を閉じているようでした」
 検察官「取り調べはどう進みましたか」
 警察官「まず、何があったんや、と尋ねました。すると返事がなく、火事について知っているかを尋ねると『分かっています』と答えました。次に、何で火事になったか分かるか聞くと、無言でした。続いて、どこが火事になったのか聞くと『僕の部屋です』と答えました」
 検察官「それから」
 警察官「自分の部屋が火事になったんなら原因はなんや、と聞きました。すると黙っていましたが、やがて『すいません』と答えました。続いて発言を促すと、『死にたかったんです』『火を付けました』と言いました」
 《小川被告が当初から放火を認めていたという証言。小川被告はぼんやりと警察官を眺めている様子だ》
検察官「その後は」
 警察官「自分が火を付けたと言ったので、どうやって火を付けたのか尋ねました。すると『店のティッシュを丸めて、持って入っていたキャリーバッグに置いて、火を付けた』と答えました。その後の状況を聞くと『煙でいっぱいで苦しかった。我慢できず(外に)出たんです』と答えました」
 《警察官はこうした自供を小川被告に自筆させており、法廷のモニターには、5~6行からなる小川被告の自供書が映し出された。「平成20年10月1日 5時20分ごろ」として小川被告の署名がある》
 検察官「引き続き何を聞きましたか」
 警察官「何で火を付けたのか、理由です。1人で行ったのか、誰と行ったのか、何のために行ったのか、ということです」
 検察官「被告人の内心については」
 警察官「聞きました。店に客がおったんか、と聞くと『おったと思います』と答え、何人おったんや、と尋ねると『何人かわからんけど、一緒におった知人がいて、これ以外は分かりません』。客がいっぱい入れる店か、と質問すると『入れます』と答えました」
 警察官「自分がおる部屋で火を付けたら他の人がどうなるか考えたか、と聞くと『考えませんでした。僕は死ぬんですから他の人がどうなってもいいんです』と言いました。『どうなっても』というのはどういうことか、と尋ねると、『けがやけど、死ぬかもしれんけど、どうでもいい。死にたかった』と答えました」
 《小川被告の自供を生々しく語る警察官。小川被告は、やや険しい表情で証人を見つめている》
 検察官「こうした供述は信用できましたか」
 警察官「被告人の顔や服にすすがついていて、何度かトイレに行って顔を洗っているんですけど、吐いた痰(たん)から黒いものが出てきたんです。これはすすを吸っているということなので、『だいぶ苦しいのを我慢したんやな。でも我慢しきれずに(外に)出たんやな』と思いましたから」
 検察官「取り調べが始まって10日目までで、供述の変化はありましたか」
 警察官「ありませんでした」
 検察官「態度は」
 警察官「変わりました。弁護士の話をするようになりました。『弁護士から、わんわんするほど同じことを言われて、しんどいですわ』と。これに対し私は、自分を弁護してくれる人なんやで、と言いました。弁護士からはほかにも『厳しい取り調べを受けるんやろ』『わけの分からんお茶を飲んだから記憶なかったんやろ』と言われている、と自ら言っていました」
検察官「火を付けていない、と言い出したのは」
 警察官「取り調べの最後の方です。また、最後の調べで『言いたいことがあるなら聞くで』と言うと、しばらく黙っていましたが、突然立ち上がりました。そして机を何度も叩きながら、大きな声で、『おれは火を付けていないし、キャリーバッグも持って入っていない。ヤクザ刑事、バカ刑事、チンピラ刑事、俺の方が頭いいんじゃ。証拠あるんやったら出してみい。腹立つやろ。殴ってみろ』と言いました」
 《突然、激高した小川被告を警察官は冷静に受け止め、捜査員としての観察眼を働かせてその姿を見つめていたという》
 警察官「本心とは思いませんでした。見る限り、心に真剣味がないというか、心がこもっていなかった。私は黙って見ていました。すると、だんだんとトーンが下がってきました。『何で殴らへんのですか。何で何も言わへんのですか。何か言うてくださいよ』と」 検察官「それで」
 警察官「私は『今までの調べを振り返ってたんや。俺の調べが悪かったんかな。俺が悪いんかな。(小川被告が)細かく説明してくれたから、俺も頑張って調べしてきたんやけどな』などと言いました。すると最後には『すいませんでした』と言いました」
 検察官「弁護人を信用するな、というような発言をしましたか」
警察官「ありません。それは逆です。本人が『しんどいですわ』と私に言っていましたから」
 《質問者が弁護人に変わる》
 弁護人「前半の取り調べで、失火という弁解はしていましたか」
 警察官「なかったですね」
 弁護人「その後は」
 警察官「(小川被告から)『弁護士にたばこの不始末じゃないかと言われているけど、どうしよう』と言われたくらいです」
 《この後、弁護人は、接見で小川被告から聞いたとする取り調べの状況を確認する》
 弁護人「『呼んでもないのに来る弁護士は信用できない』とアドバイスしましたか」
 警察官「ありません」
 弁護人「『一番信用できるのは私(警察官)、次が検察官』、と言いましたか」
 警察官「言ってません」
 弁護人「接見をした後に、あなたが被告人から話を聞いているのはなぜか」
 警察官「通常の取り調べです」
 弁護人「弁護人の話を聞いていると思うが」
 警察官「そんな目的じゃないです」
 《弁護人の質問が終わり、裁判長が小川被告に質問の有無を確認したが、特になし。裁判官らから数点の質問がなされ、警察官に対する証人尋問は約2時間で終了した》 


【個室ビデオ店放火殺人第6回公判詳報(6完)】被告、立ち上がり取り調べの女性検事に質問(15:25~17:13)
2009.10.1 23:27
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091001/trl0910012328024-n1.htm

 《続いて取り調べを担当した検事の証人尋問に移る。小川和弘被告が「ともちゃん検事」と呼んでいた女性検事だ》
 検察官「被告の最初の様子はどうでしたか」
 検事「容疑事実を読んで聞かせましたが、しばらく黙っていたと思います。この時に被告から『15人も死んだんですか』と聞かれ、『亡くなっているよ』と答えると『15人も死ぬとは思わなかった』と言いました」
 検察官「被告は、自分がいた部屋の状況を覚えていましたか」
 検事「鮮明に覚えていました。まず口頭で聞いて、その後図面で書いてもらいました」
 《法廷内のモニターに、小川被告自筆というキャッツ難波店の個室の図面が示される。テレビやリクライニングソファなどの配置を、きちょうめんに定規で線を引いて記載。また、出火場所も丸を書いて「この辺」と示しているようだ》
 検察官「失火の可能性にいては」
 検事「私から尋ねました。たばこの不始末はないの?と。すると『ありません』と言いました」
 検察官「ほかの客がどうなるかについて、どう話をしていましたか」
 検事「店内の見取り図を書いてもらったときに、当時何をしていたか覚えているか尋ねました。すると『部屋が狭くてしんどいので、うろついた。その時に何人かの客を見ている』と言いました。『おれに巻き込まれる人ごめんね』と言いました」
 検察官「巻き込む意識の有無について、確認はしましたか」
 検事「もちろん、はい。ぼそぼそっと言っていたので、『本当にそう思ったん?』と聞くと『思いました』と答えました。『どれくらい思ったの?』と聞くと『1%くらい』と。『1%って本当?』と続けると『0・1%です』と言いました」
 《小川被告の供述は翌日から揺れ始める。検察官は女性検事に、このときの状況と対応を聴いた》
 検察官「翌日、どんなことがありましたか」
 検事「調べを開始してすぐ、『訂正してください。自分はそんなこと思ってない』と言ってきました」
 検察官「どうしましたか」
 検事「前日に何度も確認したので『どっちがほんまなん』と確認しました。被告はすぐに『すいませんでした』と謝ってきました」
 検察官「それから」
検事「しばらく黙っていたのが『自分は逃げてるなあ』と。弁護士にどういう調書をとられたか話したら、『それは不利になるな、死刑になるかもしれん』と言ってきたんです、と。『自分は死刑になるのが怖くて、死刑になりたくないからうそをついた』と言っていました」
 検察官「気持ちの揺れは調書に取りましたか」
 検事「すべて取っています」
 検察官「確認しましたか」
 検事「再度何%か聴くと、『0・01%。でも本当にあったんです』と説明していました」
 《検察官は、小川被告が否認に転じた日の様子を尋ねた》
 検察官「DVDを撮影する前日の様子はどうでしたか」
 検事「入って来るなり机の上をバンバンたたきながら『失火って言ったら罰金50万円やったやんけ』と怒鳴り出しました」
 検察官「なぜそう言ったのか聞きましたか」
 検事「『弁護士から六法を見せられて、失火だと罰金50万円と書いてある』と。私も六法を見たら、そうなってまして、『あっそうね』と言いました。被告は『罰金50万円で出れるやんけ』と言い続けました」
 検察官「それまでもたばこの失火かどうか確認はしましたか」
 検事「しています。『これまでも何度も聞いていたよね、なのにどうして』と言うと明確な答えは何もなく、怒鳴り散らしている状況でした。『放火の証拠を見せろ』と」
 検察官「あなたはどうしましたか」
 検事「『どっちなの』と言うと、『火を付けてない。キャリーバッグを持ち込んでない』というので調書を取りました」
 検察官「被告の母親の話をしたことはありますか」
 検事「あります。供述にぶれが出た2~3日目の時、『やっぱり本当のことしゃべります。母の戒名と同じ名前なので、検事さんにはうそはつきたくない』という話をしていました」
 検察官「被告が宣誓した場面はありましたか」
 検事「そのときです。『ぼくはともちゃん検事には本当のこと話します、宣誓』と言ってやってました」
 《弁護側は反対尋問で、このことを質問した》
 弁護人「ともちゃん検事と呼ばれていましたか」
 検事「先ほどの1度だけです」
 弁護人「こんななれなれしい話は、普通被告人からは出ないのではないですか」
 検事「そんなことないですよ。検事と被疑者は敵ではありません。こちらは事実を解明するだけです」
 《弁護人は反対尋問が終了し、裁判官が小川被告に「何か聴きたいことはあるか」と尋ねると、小川被告が立ち上がった》
 被告「ともちゃん検事と1回しか言ったことなかったと言われてましたが、手話とかしながら結構コミュニケーションとって、言葉に詰まったら『深呼吸、深呼吸』って言ってくれましたよね。検事さんだから質問にはすごくスラスラ答えてますが、一番気になったのは、楽に死ねるって…」
 裁判長「弁護人、打ち合わせを。質問の趣旨をまとめてください」
 《小川被告の発言は、質問ではなく女性検事に対して思ったことを吐き出したかったようだった。弁護人は被告に何がいいたいのか、小声で尋ねた。本人から質問をするより、弁護人が代理で質問した方がいいと判断したようだ》
 弁護人「私から聞きます。ともちゃん検事と、もっと言っていたと言っていますが」
 検事「私の記憶は1回ですね。目の前にいるわけですから、言わなくていいと思いますが」
 被告「今言われた言葉、煙に巻かれたら楽に死ねると…」
 検事「それはあるでしょ」
 《再び立ち上がり、話そうとする被告。弁護人が制止し、被告に話しかける》
 弁護人「(小声で)あなたの記憶と違うなら、今しかないから聞いてということ。そうでないなら今聞かなくていい」
 被告「(小声で)疑問に思うことはあっても質問的なことは…」
 《弁護人は裁判長に、これ以上質問はないという合図をした》
 裁判長「あなたからの言い分はまた聞きますからね」
 被告「すみません」
 《裁判官からの質問の後、女性検事は退廷した。自白の任意性をめぐる立証はこれで終了し、次回、裁判長が被告の供述調書14通の採否を決定する。午後5時13分、閉廷した》


(関連)
大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 初公判 その1
大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 初公判 その2
大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第2回公判 第3回公判
大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第4回公判
大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第5回公判
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