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福島第一原発1号機で計測された最大線量は毎時10シーベルトではなく、本当は毎時10万シーベルトである。 2 核燃料デブリをモロに計測してしまった可能性

2012/07/17(Tue) 16:23


今回のブログエントリは、福島第一原発1号機で計測された最大線量は毎時10シーベルトではなく、本当は毎時10万シーベルトである。の続きである。

先月(2012年6月)末、福島第一原発1号機の原子炉建屋地下で毎時1万300ミリシーベルトが検出された。毎時1万300ミリシーベルト≒毎時10シーベルト。20秒で高放射線被曝の急性症状が出る50ミリを浴びてしまう。極めて高線量であり人が近づくことなど出来るわけがない。

ところが、東電のプレスリリースには恐るべき事実が書かれていた。計器故障でノーカウントになっているが、なんと毎時10万シーベルトが検出されていたのである。

線量


確かに毎時10万シーベルトという数値は、計器故障でなければ説明できるものではない。さもなくば、再臨界だ。数秒数分浴びただけで致死量に達する線量は、臨界による中性子でなければ説明できない。というのが、前回の問いかけであった。今回は、もう一つの可能性を示しておきたい。

溶融して格納容器底にたまった使用済み核燃料のデブリ(溶けた塊。溶岩みたいなやつ)の一部をもろに検測してしまった可能性である。


原子炉が冷却機能を失い、燃料棒がむき出しになってしまうと、溶けはじめる。メルトダウンである。さらに進んでデブリ化した核燃料が、圧力容器の底を貫通すれば、炉心貫通。メルトスルーである。やがて、格納容器の底にたまった核燃料デブリは、コンクリートを侵食することになる。コア・コンクリート反応である。


二本松の子ども達 福島 原発 ・放射線 の現場から: 福島第一原子力発電所 1~3 号機の炉心状態についてを検証してみた・
http://nagiwinds.blogspot.jp/2011/12/13.html

(1)コア・コンクリート反応とは
コア・コンクリート反応とは、
高温の燃料デブリと接したコンクリートが、
融点以上まで熱せられることにより分解する反応であり、
分解時に水素や二酸化炭素等のガスを放出しつつ
燃料デブリが残ったコンクリート成分を取り込み、侵食する。
燃料デブリの冷却が十分ではない状況においては、
崩壊熱が燃料デブリ表面からの放熱量を上回り、
温度がコンクリートの融点を超えると侵食が進行する。
崩壊熱は時間と共に単調減少すること、
及びコンクリートの侵食が進行すると、
燃料デブリ-コンクリート間の境界面積が単調に増加することから、
時間の経過とともに反応は低減する方向に向かい、
有限時間・有限体積で停止する。

(2)コア・コンクリート反応の進行過程
溶融した燃料デブリが原子炉格納容器に落下すると、
流動性が保たれれば、ペデスタル床に広がるとともに、
スリットからペデスタル部の外側へも漏れ出し、
燃料デブリは表面積の大きな平らな塊(図 1 参照)となる。
また、機器ドレンサンプピットなど、床面に穴が開いている場合には、
燃料デブリが密に詰まった状況(図 2 参照)となりうる。
さらに原子炉格納容器底部に水が溜まっている場合には、
燃料デブリが水に触れると冷却効果によってかたまり、
小さな塊の集合体となる。
このように燃料デブリが原子炉格納容器に落下した後の
形状およびその分布については、非常に大きな不確かさが有る。
また、水との接触の形態は図 3 に示す様な燃料デブリが
固化したクラスト層添付 12 - 2 を介していると考えられるが、
コンクリートの侵食が進行するのに伴い発生する CO2 等のガスが
溜まることによりクラストが破壊され、内部の溶融した燃料デブリが
クラスト層の上側へ噴出して細粒化したり、
さらにクラスト層の下側へ冷却水が流入するといった
冷却過程(図 4 参照)も考えられるため、
燃料デブリから水への熱伝達についても非常に大きな不確かさが残る。
この様に、原子炉格納容器ペデスタル部の侵食状況を推定するには、
様々な仮定のもと大きな不確かさが残ると考えられる。

--転載ここまで--


image100.jpg



以上の図のように、核燃料デブリはコンクリートを侵食し地下に掘り進んで行く事になる。やがて熱が冷め、コンクリートの侵食が止まると考えられているが、一定量集まると臨界(爆発)するウラン、プルトニウムの性質からいっても、溶融した核燃料デブリが再臨界を起こす可能性も否定出来ない。超高温の核燃料デブリは地下構造物を破壊し、さらに地下深く侵食していくことになる。その原理を利用したのが米軍が所有しているとされている原子力シールドマシンである。


以下の図は、核燃料デブリがコンクリートコア反応で地下に侵食していく予想図である。少し大げさだが、まあこんな感じだろう。


654654.jpg


次に、東電のプレスリリースを示しておく。計器に異常値がみられたのは水面(⑨)から2.8メートル下に下がった⑫から⑬⑭⑮だという。毎時10の8乗~9乗シーベルトという人を秒殺できる超高線量である。一秒で20シーベルトを浴びてしまう量だ。計器故障以外では説明付かないのだろう。

そして、⑫の位置から圧力抑制室の底部をかすめるように赤い線を引いておいた。

憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

先に示した核燃料デブリの予想図の左下を拡大し、⑫と思われる辺りから赤い線を引いてみた。

joijrgte.jpg

2つを重ねあわせれば、合致する。

つまり、圧力抑制室の構造体が壁になり異常値を示さなかっただけで、⑫から異常値を示したのは、溶融した核燃料デブリをモロに計測してしまったからではないかということである。

先月報じられた1号機の最大線量である毎時10シーベルトが計測された⑧は、水面から20センチメートルの場所にある。水面である⑨から⑪にかけて線量が減っていき、⑫から突然毎時10万シーベルトが計測されることになる。

毎時10万シーベルトという異常値は、実は計器が故障していなかったとしても、『核燃料デブリをもろに計測してしまった』ことで説明付くのではないか。ただ、水中で毎時10万シーベルトを計測したとなるとよほど近かったのだろうと推測するしかないが、やはり、東電のいうことはまともに聞く気になれないのである。







この動画は先月のプレスリリースに併せて配信された1号機の調査を記録したものである。30分と少々長いし見応えもないが、一応置いておく。カメラが通過する場所を推測する際には東電のプレスリリースを参考にすることをおすすめする。

参考 参考2


キャットウォーク(多分点検用の狭い足場)が一つの目安になる。

しかもこの動画、開始3分あたりから変なものが浮遊し始める。カメラには線量計と温度計をくっつけていたようだが、それらであろうか。変な力が作用しているとしたら笑い事ではない。


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