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プルサーマル計画と地熱発電と東電OL殺害事件 その2 ショルダーバッグの取っ手は40kg程度の荷重で千切られていた

2012/06/17(Sun) 22:26

プルサーマル計画と地熱発電と東電OL殺害事件 その1
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-432.html

誠天調書: 「東電OL殺人事件」もしくは「東電女性社員殺人事件」の被害者の渡邊泰子は 何故に消されなければならなかったのか?
http://mkt5126.seesaa.net/article/273980987.html



東電OL殺害事件の被害者である渡邉泰子さんの遺体の傍らに、口が開かれたショルダーバックがあった。そして、ショルダーバッグの取っ手の金具部分は千切れていた。科学鑑定によれば、40kg程度の荷重がかかったそうである。


東電OL殺人事件東京地裁無罪判決
http://tamutamu2011.kuronowish.com/toudennolmuzaihannketu.htm

(一) 本件実況見分時には、本件ショルダーバッグは、本件死体頭部左側に接着し、開口部を上にしてその口が開いた状態で置かれているのを発見されたが、本件ショルダーバツグには肩紐及び取っ手が付いており、取っ手は金具付近で千切れたように切れており、その断面は鋸断状様を呈していた。取っ手内には針金が入っており、その切断面は、工具で切断されたように先端が左右から押しつぶされ尖った状態となっていた。そして、科捜研物理研究員中村昌義が、取っ手を引っ張った場合にどの程度の荷重で破断するかについての鑑定を行ったところ、引張破断荷重は35.6㎏fから42.0㎏fと判定された。なお、被害者が甲野と接触した際には、本件ショルダーバッグの取っ手は千切れていなかったことが明らかである。

---------------------抜粋


彼女は何と戦い、何を守ろうとしたのだろうか。

このことに触れて、当方は2つの事件を重ね合わさずにはいられなかった。石井紘基刺殺事件とシルクウッド事件である。


石井紘基刺殺事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E7%B4%98%E5%9F%BA%E5%88%BA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

石井が国会議員や官僚の腐敗を徹底追及していたことから「暗殺された」との見方もある。10月28日に予定されていた国会質問を前に、石井議員は「これで与党の連中がひっくり返る」と発言したという事実などが挙げられている。

中略

事件当日、石井の鞄には国会質問のために国会へ提出する書類が入っていたが、事件現場の鞄からは書類が無くなっており、未だに発見されていない。一方、石井代議士の懐にあった現金30万円は盗まれていなかった。また石井の左手中指が外側から切断されており、鞄は持ち手を手で握っていたら、開かない状況になっていたこと、石井は左手で鞄を持っていたとする石井の妻の証言から、犯人は石井が持っていた鞄を開けるために左手中指を切った可能性がある。
---------------------抜粋



シルクウッド事件とは
http://www32.ocn.ne.jp/~everydayimpress/Video/Silkwood.htm

 シルクウッドは、Kerr-MaGee社で、労働者の多数がプルトニウム被爆に晒されていることに心を痛め、その証拠収集に乗り出すことになる。しかし証拠を集めはじめるとすぐ、シルクウッドは数々のいやがらせ(電話の盗聴など)を受けるようになる。そして、死の直前1週間には、まったく説明のつかない強度のプルトニウム被爆を2回も経験することになる(このことは映画で詳しく描かれている)。

 そして1974年11月13日、シルクウッドは不可解な死を遂げることになる。その日、シルクウッドは、アメリカを代表する新聞ニューヨーク・タイムズの記者と会い、集めた証拠を渡す手はずになっていた。しかしシルクウッドは、その日、組合集会を終え、記者のいる場所へ向かう途中、自動車事故を起こして死亡した。死後の解剖では、体内から、通常使用される量の2倍の催眠薬が検出され、警察はこれを居眠り運転として処理した。

 しかしシルクウッドの死については、記者に会いに行く前にどうしてそんなに大量の睡眠薬を飲む必要があったのか、記者に渡すとされた資料がまったく見つかっていない、など数多くの疑問が生じている。
---------------------抜粋


石井議員は「これで与党の連中がひっくり返る」と事件前に語っていた。他方でシルクウッドは核施設の作業員がプルトニウム被曝にさらされている実体を世に告発しようとしていた。石井議員のカバンから持ち去られた書類はオウム関係や特別会計、RCC問題など諸説あるが、自民党がアメリカ(CIA)の言われるがまま原発を推進し、原発に依存していく基盤を作ったのは事実であるし、石川県の珠洲原発の用地買収を巡ってヤクザと自民党の関係、自民党とヤクザと原子力業界の関係を国会で質問しようとしていたとしても不思議ではない。シルクウッドにいたっては、シルクウッドが暴こうとしていたことが事実だったから抹殺されたのだろう。それは、原子力業界にとって大ダメージを受ける事実であったはずだ。

つまり、渡邉泰子さんは原子力業界がひっくり返るぐらいのネタをマスコミに告発しようとしていたのではないか、ということである。それは並々ならぬ決意であった。もしかしたら、彼女と同じく東電幹部だった父親の遺志を受け継いだのかもしれない。彼女の父親は東電幹部時代、脱原発の態度を明確にしてから左遷され、癌で命を落とした。

彼女は原子力業界を震撼させるネタを握っていたのではないか。そのネタをショルダーバッグに入れて持ち歩いていたのではないか。石井議員と同じように告発に命をかけていたからこそ、暗殺者に取っ手から引きちぎられるほど身を呈して守ろうとしたのではないか。




原子力業界の不思議な事件・福島便槽内変死事件
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-315.html

原子力業界の不思議な事件・311以降のまとめ
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-394.html

補足
【忘れられないように】 【転載】 『不可解な事件~原発関係者の不審死~』 : nYoの どうにも、真実が気になる。
http://blog.livedoor.jp/bettycat530-shinjitsu/archives/7483699.html


プルサーマル計画と地熱発電と東電OL殺害事件 その1
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-432.html

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