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サルが活躍する放射能汚染調査

2012/02/22(Wed) 21:45


仏でも福島第一原発公開を詳報



2分25秒~
「東京電力側は、避難した8万人の帰宅を望んでおり、目下、GPSと放射線測定器を身に付けたサルを使って、戻れる場所と、不可能な場所とを調べています。というのも、雨のせいで、汚染の度合いは一様ではないからです。」

「・・・サルを使ってテストしているわけですね」


放射性物質の測定に野生猿も協力へ - Japan Real Time - jp.WSJ.com
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/8743/

福島第1原子力発電所から漏れ出した放射性物質の測定は、あまりに骨の折れる仕事であり、製造業者やボランティア科学者から若い母親に至るさまざまな人々が作業に協力している。一部の研究者は今、汚染状況を調査する上で野生猿、さらにはイノシシに期待を寄せている。

原発から約70キロの距離にある福島大学では、研究者チームが、人間の到達が困難な森林地帯の汚染を測定するため、野生の猿に放射能測定カラーを装着することを計画している。

研究チーム責任者は、森林の放射線の状況は上空からは観測されているが、野生動物が行き交う地表についてはデータが不足している、と語った。

装置を付けた猿を森林に放せば、長期的に放射能が動物にいかなる影響を与えるか、さらに放射能が森林の中でいかに拡散するかが明らかになる可能性がある。

また、放射能に汚染された植物や獲物を食した動物を調査することで、これまでほとんど調査されていない内部被ばくの状況が明らかになるかもしれない。

猿に装着するカラーには、小型の放射能測定装置と全地球測位システム(GPS)、猿が地表からどの程度離れているかを測定する装置が組み込まれている。

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研究者チ-ムは、原発から約25キロ離れた福島県南相馬市の西側の山間部で最初の調査を行う計画だ。ここは数十の野生猿の群れが生息していることで有名だ。猿を1-2カ月、追跡した後、捕獲してデータを回収する予定だ。

チームは10月に事前調査を行い、早ければ2月に計画を実行する予定だ。責任者は、調査が少なくとも5-10年継続するとみているが、半減期が30年のセシウム137の影響を完全に見極めるため、さらに長期間続くことを願っている。

最初は2~3頭の猿を使用。その後、頭数を増やす計画だ。その後は、イノシシも使用したいという。

---------------転載ここまで-------

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