Home  > スポンサー広告 > 地震計の誤作動により原発プラントがスクラムすることは想定内である > 福島第一原発事故 > 地震計の誤作動により原発プラントがスクラムすることは想定内である

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告

comment×  trackback×

地震計の誤作動により原発プラントがスクラムすることは想定内である

2011/12/12(Mon) 16:24

2011年12月9日、JR西日本で地震計が誤作動し、営業運転の車両が緊急停止、運行ダイヤに乱れが生じる事態が発生した。地震計の誤作動により、緊急停止の無線信号が流れ、近畿地方で列車の運行を見合わせたものである。



JR西 広範囲で一時運転見合わせ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111209/k10014538071000.html
12月9日 21時38分

9日夜8時半ごろ、滋賀県内のJRの駅に設置された地震計が、2回にわたって誤作動し、JR西日本は、近畿地方の広い範囲でおよそ20分間、断続的に列車の運転を見合わせました。JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

JR西日本によりますと、9日午後8時22分ごろ、滋賀県高島市のJR湖西線の近江今津駅の構内に設置された地震計が誤作動し、列車を緊急に停止させる無線信号が流れました。この無線信号を受けた列車の運転士は、非常ブレーキをかけて緊急停止することになっているため、JRは近畿地方の広い範囲で一斉に運転を見合わせました。実際には地震は発生していなかったため、およそ3分たってから各列車に対し、順次、運転再開の指示が出されました。ところが、その数分後の午後8時33分ごろに、再び同じ地震計が誤作動し、近畿地方の広い範囲で一斉に運転を見合わせました。その後、順次、運転を再開しましたが、このトラブルで、最大でおよそ20分の遅れが出ました。地震計が震度5強程度に当たる250ガル以上の揺れを感知した場合、列車を一斉に停止させる無線信号が流れる仕組みだということで、JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

--転載ここまで--


↓続報

地震計誤作動 JRで原因調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111210/k10014541631000.html
12月10日 5時46分

9日夜にJR西日本の地震計が2回にわたって誤作動し、近畿地方の広い範囲で運転を見合わせたトラブルで、当時、体に感じる地震は起きていなかったのに、1回目の誤作動では揺れの大きさを示す加速度の数値が、非常に激しい揺れに当たる3900ガル余りを示していたことが分かりました。JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

このトラブルは、9日夜8時20分すぎと8時半すぎの2回にわたって、滋賀県高島市のJR湖西線の近江今津駅に設置された地震計が誤作動し、近畿地方の広い範囲で列車が一斉に緊急停止して運転を見合わせたものです。ダイヤの乱れは9日夜遅くまで続き、およそ600本に遅れが出て、およそ25万人に影響しました。地震計は、加速度を測定し、250ガル以上の場合、列車を緊急停止させる仕組みで、JR西日本が調べたところ、当時、体に感じる地震は起きていなかったのに、1回目の誤作動では、加速度の数値が非常に激しい揺れに当たる3910ガルを示し、2回目も686ガルを示していたということです。JR西日本は、揺れを感知する機器の周辺には作業員などはいなかったことから何らかの揺れや振動を感知して誤作動した可能性は低いのではないかとみて、原因を詳しく調べています。

--転載ここまで--


記事をナナメ読みすれば、よくある緊急地震速報の誤報道のような印象を受ける。だが、記事が伝える事の顛末を読み取れば、発生していない地震の速報がテロップで流れるとか、そんな単純なトラブルでないことが分かる。

JR西日本という近畿地方の鉄道インフラの運転見合わせを伝えるニュースであるが、当方には次に敵が仕掛けてくる『新たな手』を暗に示しているようにしか見えない。敵が嘲笑うかのようにひもをぶら下げているのである。

12月9日、JR西日本という近畿地方の交通インフラを運営する旧国鉄企業が運転を見合わせ、600本の運行ダイヤに乱れが生じ、およそ25万人が影響を受けたわけだが、少し補足しておく。

今回、JR西日本が列車を緊急停止させ運行を見合わせるに至った地震計の誤作動は、9日20時22分と20時33分の二回発生したようだ。それぞれ、3910ガル、686ガルである。特に20時22分の誤作動は『なんだそりゃ?』的な、ありえない数字を示している。こんなの真に受けるやつはいないだろうと、誰もが思うに違いないが、その前に、JR西日本という交通インフラが麻痺してしまったという事実がどういうことかを考えたい。

交通インフラの要であるJR西日本では、地震計が震度5強程度に当たる250ガル以上の揺れを感知した場合、列車を一斉に停止させる無線信号が流れる仕組みになっているようだ。JR西日本の緊急停止マニュアルでは、無線信号から緊急停止の警告が発せられた場合、非常ブレーキで列車を緊急停止させ、運転を見合わせるよう指示されている。これはしごく当たり前の対応であり、そのことについてとやかく言うつもりはない。

重要なのは、発端が地震計の誤作動によるものだということだ。実際に地震が起こっていないのにもかかわらず、地震計が列車を緊急停止させる無線信号を発信し、交通インフラが麻痺してしまったということである。

列車の緊急停止させ運行ダイヤを見合わせた地震計の誤作動が、日本で今現在稼働中の原子炉発電プラントで発生したらどうなるだろうか。

JR西日本で起きたトラブルは制御システムに内包されるフェイルセーフの脆弱性を露呈させたという点では注目に価する事実である。フェイルセーフによる自動制御が誤作動で起こりうることは、原発プラントでも起こりうると考えられるからである。震度5、6レベルの地震がくれば、原発プラントは当然にスクラム停止(緊急自動停止)する。自動で制御棒が差し込まれ、タービンや発電機などの主要設備は自動停止するコントロールシステムに組み込まれているのである。

地震計の数値は3910ガルを示しているにもかかわらずまったく揺れていないのはどういうことだという検証に欠いているのであり、インフラ設備をつかさどる制御コントロールシステムは、『こんなの間に受けるやつはいないだろうw』的な地球規格外な数値を咀嚼する能力、検証する能力に欠いているのである。3910ガルという数字を真に受け、無線信号に変えて緊急停止させたJR西日本のトラブルがそれを如実に物語っている。



地震計が250ガル以上の揺れを感知し誤作動を起こして緊急停止させる無線信号を発信してしまえば、原発プラントはスクラムしてしまう。鹿児島川内原発の例を挙げると、原発プラントがスクラムする緊急停止信号を発信する揺れの度合いは、震度5弱に相当する160ガルがトリガーになっているようだ。

http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201103160009.html

当然に、原発プラントそのものが地震の揺れを感知するのではなく、原子炉プラントに設置された地震計が揺れを感知する。今回のJR西日本でのトラブルのように、鹿児島川内原発の原子炉プラントに設置された地震計が誤作動を起こし、160ガル以上の揺れを感知してしまえば、原発プラントの制御システムに緊急停止する無線信号を発信し、スクラム措置が、人出を介さず自動で行われるのである。

地震を起こさなくとも原発プラントをスクラムさせる方法はある。国家を恫喝する破壊者のせせら笑いが聞こえてくるようである。

原子炉プラントの外部電源喪失事故は複合的事故であり、隣接するプラントが定期検査中だとか、特別な事情も考慮されるのだが、外部電源喪失に至る過程を単一化するのが地震によるスクラムである。隣接するプラントが停止してしまえば、おのずと外部電源の供給先が一つ失われた状態でスクラムに対処する必要があるからだ。大きなハンデを背負うことになる。

とにかく、地震計の誤作動で、稼働中の原発プラントがスクラムしてしまわないように備えておくべきである。さらには、第二、第三の福島第一原発事故を生み出さないように、外部電源喪失事故に対応する専門技術者の常時配備を徹底させるべきである。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 事件・犯罪へ

関連記事
スポンサーサイト

Tag:福島第一原発事故 

Category:福島第一原発事故

comment(0trackback(0

コメントの投稿

コメントの投稿
Decoration
非公開コメント


トラックバック

トラックバックURL


▲このページのトップへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。