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玄海原発4号機の不可解な再稼働を考察する ~原発再稼働で地震兵器の恫喝をより効果的に~

2011/11/08(Tue) 15:59

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2011年11月1日、九州電力は夜19時30分に突然記者会見を開き、トラブルで停止していた玄海原発4号機を再稼働させると発表した。そして、4号機は同日23時に再稼働した。


玄海原発4号機 原子炉が起動 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111102/t10013666081000.html

トラブルで原子炉が自動停止した佐賀県にある玄海原子力発電所4号機について、九州電力は、1日午後11時、原子炉を動かす作業を始めました。2日午後、発電を再開することにしていて、トラブルや定期検査で止まった原発の運転再開は、東京電力福島第一原発の事故のあと玄海原発4号機が初めてです。

九州電力は、作業の手順ミスで原子炉が自動停止した玄海原発4号機について、1日午後11時(23時)に原子炉を動かすため「制御棒」を抜く作業を始めました。2日午後、発電を再開し、出力を徐々に上昇させて、今月4日、通常の運転に戻すということです。トラブルや定期検査で止まった原発の運転再開は、福島第一原発の事故のあと玄海原発4号機が初めてとなります。九州電力は、1日午後7時半(19時30分)からの記者会見で「地元の玄海町内で全世帯を回り、トラブルの原因や再発防止策を説明したので、ある程度の納得は得られたと考えている」と説明しました。また4号機は、来月中旬に定期検査で運転を止める予定で、この時期に運転を再開する理由について、「電力の安定供給と燃料の調達コストを下げるためだ」としています。玄海原発の運転再開について、地元玄海町は容認していますが、九州電力は、玄海原発を巡るいわゆるやらせの問題で信頼を失っているうえ、佐賀県や福岡県などの周辺の自治体や住民から説明を求める声が相次いでいて、対応が問われています。

--転載ここまで--


誰もが首をかしげたはずだ。愚かにもほどがある。福島第1原発事故は終わっていないし、当然再稼働させるべきではない。4号機を再稼働させる、と九州電力が出し抜けに記者会見を開いたのは夜19時半のことである。そして、当日夜の23時には実際に再稼働させている。これは、あまりにも拙速すぎやしないか。

玄海原発4号機は前月10月4日、復水器の異常を受けてタービンが止まり、原子炉が自動停止した。作業員が閉会弁を開放したことによる人為ミスが原因だという。翌12月中頃に定期検査入りする予定だったこともあり、4号機の再稼働は困難な情勢だった。実際に、九電幹部も玄海町長も4号機は停止したまま定期検査入りすると見ていたようだ。

玄海原発4号機自動停止 復水器に異常 補修中ミスか / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/266722

玄海原発:4号機停止は人為ミス…補修中に開閉弁を開放 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/10/19/20111019k0000m040185000c.html

そこにきての、突然の再稼働である。しかも、ヤラセメールの問題が片付いていない矢先である。翌12月には定期検査入りする予定だったのだから、ひと月営業運転するよりも、原子炉を停止させたままトラブル対策を徹底するべきではないか。当然、地元住民の反発は必至である。

九電玄海原発四号機再稼働抗議

http://www.youtube.com/watch?v=VylIrmRI820&feature=related


子を抱く母。まくし立てる初老の男性。みんな真剣な眼差しで、4号機の再稼働に反対している。そんな民意を背に、九州電力は「地元の了解、ある意味必要ない。逆にこのまま止めておく理由もない」とうそぶく始末である。

asahi.com(朝日新聞社):九電「地元の了解、ある意味必要ない」 玄海4号機再開 - 社会 :
http://www.asahi.com/national/update/1102/SEB201111010072.html


そもそも、前月10月4日の原子炉が自動停止した原因は作業員による人為ミスだというが、はたして本当だろうか。

九州電力の説明によれば、復水器内部の圧力が上昇したとの信号を検知してタービンが止まり、原子炉が自動停止。4号機では停止10分前からトルクスイッチの点検を行なっていて作業員が復水器の異常につながる開閉弁を開けたことが原因だという。しかし、監視・指導役の九電社員が近くにいたのである。そんなことははたしてありえるのだろうか。結局、九電は、運転中の補修作業を想定しない不適切な手順書を基に作業したことが原因だったと発表した。


玄海原発停止は管理上の不手際 九電が発表 / 西日本新聞 :
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269593

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)4号機が復水器の異常で今月4日に自動停止した問題で、九電は21日、運転中の補修作業を想定しない不適切な手順書を基に作業したことが原因だったと発表した。直接的な作業ミスではなかったが、管理上の不手際といえる。九電は手順書の見直しを含めた再発防止策を同日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

 九電によると、タービンを回転させた蒸気を水に戻す復水器につながる蒸気弁の開閉スイッチを交換する際、手順書に沿って感電防止のため弁の制御ケーブルを引き抜いたところ、蒸気が停止。復水器の異常信号が出て、原子炉が自動停止したという。

 スイッチは安全上重要度が低い一般機器。定期検査中に原子炉を止めて交換した前例を踏まえ作業に入ったが、制御ケーブルを引き抜いた場合の関連機器への影響を確認していなかった。九電は、手順書に運転中の作業による影響を確認する規定がなかった点に問題があったと判断。今後、すべての補修作業の手順書に、関連機器への影響の有無を調べる規定を追加する。

 玄海原発4号機は12月中旬に定期検査する予定。九電は同保安院に再稼働の判断を仰ぎ、地元の理解を得た上で定検前に再開したい意向だが、福岡市で会見した豊嶋直幸・原子力発電本部部長は「何をもって地元理解とするかは非常に難しい」と話し、具体的な再開時期の明言を避けた。

=2011/10/21 西日本新聞=

--転載ここまで--


つまり、原子炉の営業運転中にしてはいけない補修作業をしてしまい、結果、復水器に異常が発生、タービンが止まり、原子炉が自動停止したということだ。作業ミス云々以前に、原子炉が運転中にしてはいけない作業ぐらい、九電側は把握しておくべきではないか。それにしても、解せないのは、経済産業省原子力安全・保安院は九電の報告を受け『報告書の内容はおおむね妥当』と評価したことだ。この評価を受けて、玄海原発4号機は停止したまま定期検査入りせず、再稼働するに至ったわけである。

本当に、作業ミスが原因なのだろうか。作業手順書の不備が原因なのだろうか。玄海原発4号機のトラブルの原因は他にあるのではないか。


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img_372504_4531329_0.jpg



2010年6月17日、福島第一原発2号機で外部電源が30分喪失し、原子炉水位が2メートル低下する事故が起こった。311クライシスの九ヶ月前である。

福島第一原発事故の真相に迫る! 1 〈2010年6月17日フクイチ2号機事故とベント隠し〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-312.html

この時東電は真の事故原因が全く分からず、消去法で作業員によるヒューマンエラーだと推定した。作業員に配電盤に触れないよう周知し、『触るな』と張り紙をして回ったのである。そして、外部電源を30分間喪失させ、原子炉水位を2メートルも低下させ、あわよくばメルトダウンといった深刻な事態に陥ったフクイチ2号機であったが、2006年7月のスウェーデン・フォッシュマルク原発事故(INESレベル2)と全く同じ経緯を辿ったのにもかかわらず、ひと月後に再稼働させることになる。

2006年7月のフォッシュマルク原発のトラブル - スウェーデンの今 :
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/b6ae561976b50133e5c55b781eaa4db9

フクイチ2号機の外部電源喪失事故とスウェーデン・フォッシュマルク原発でのトラブルの共通点は、原子炉プラントの電源制御システムに内包されるインターロック機能が原因だということである。通常、原子炉が自動停止した際には所内側しゃ断器が『OFF』に入り、外部電源側しゃ断器が『ON』に切り替わる。フクイチ2号機事故もフォッシュマルク原発のトラブルも、原子炉自動停止に際し、所内側しゃ断器が異常信号を検知し通電中だと誤認識し、『OFF』に切り替わらなかったことが原因で、外部電源が所内に引き込めなかったのである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 2 〈フクイチ2号機事故の推定経過と撤去された系統安定化装置〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-313.html

九電は、玄海原発4号機のトラブルに際し、311の九ヶ月前、福島第一原発2号機で発生した外部電源喪失事故の時に東電がとった対応と相似する。だからこそ、福島第一原発事故が、玄海原発でも発生したら?と考えてしまうのである。

『手順書通りに作業したら、どうやら、原子炉運転中はしてはいけない作業だったみたいで、今回は原子炉が自動停止までしちゃったけれど、以後気をつけるから再稼働の認可よろしく』

九電のなんだか分けのわからない説明を受けて、『おおむね妥当』だと評価する原子力安全・保安院の存在意義ははたしてあるのかどうか疑問である。実は、フクイチ2号機事故と同様に真の原因が解明できず、消去法で作業員の間接的な人為ミスだと推定したのではないか。そう、訝しがりたくもなる。

先のブログエントリーで玄海原発1号機の深刻な脆性劣化と、ECCS作動の危険性を取り上げた。原子炉プラントは営業運転中、ECCSが起動することはそうそうない。ECCSが起動するトリガーは原子炉水位がECCS自動起動レベルまで下がった時である。まさにフクイチ2号機事故のような、外部電源喪失状態が長引けば、原子炉水位低下に併せてECCSは起動してしまうのである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 5 〈玄海原発の深刻な脆性遷移温度とECCS作動の危険性〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-333.html




なぜ、玄海原発4号機は再稼働したのか。地震で揺らされて、原子炉プラントがスクラムしたとして、外部電源喪失を100%免れる保証などどこにもない。原子炉水位が低下してECCSが起動すれば、ボカンといく可能性は否定できない。おそらく未知の領域だろう。

なぜ、玄海原発にここまでこだわるのか。その根拠を挙げておく。

先々月、三♢重工がサイバー攻撃を受けたと報じられた。「神戸造船所」など計11カ所の拠点で、サーバー45台、パソコン38台にウイルス感染が確認されたのだが、感染は潜水艦や原子炉プラント、ミサイルの製造拠点などに集中しているという。

三♢重工 サイバーテロ、黒幕は“特定国家”なのか? - 政治・社会 - ZAKZAK :
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110920/dms1109201136008-n1.htm

そして、三♢重工がサイバー攻撃で盗まれた資料の中に玄海原発に関するものも含まれているという。そう、玄海原発は狙われている節があるのだ。

誠天調書: 何故に「岩手の津波の瓦礫」が放射能汚染されているのか?
http://mkt5126.seesaa.net/article/233786326.html

八木啓代のひとりごと 弁護士の暴走はどこまで行くのか・その3 :
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-600.html

もちろん、例の『インフラ破壊兵器』が原因である可能性も視野に入れるべきである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 4 〈スタクスネットが世界中の原発をメルトダウンさせる?!〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-316.html

佐賀玄海原発は12月を無事に迎えられるのだろうか。とにかく、原子炉プラントの電源制御システムに内包される、内外部電源切替時のインターロック機能に目を向けなければ、玄海原発は12月を迎える前にアボンするだろう。未だ全国各地で震源深さ10キロの地震は相次いでいる。玄海原発4号機を再稼働させた側の連中は、玄海原発を地震スクラムさせようと、虎視眈々と狙いを定めている。もし、玄海原発で外部電源喪失の知らせを受けたなら、とにかく家財道具をまとめて逃げて欲しい。猶予は一時間しかない。


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