福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?
2011/10/29(Sat) 00:16
今回のブログエントリーは福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??の続きである。というよりも、ざっくりと、311クライシス発災当時、4号機は本当は何を行なっていたのか、について考察してみたい。
今年2011年6月10日、福島第一原発4号機4階南側を撮影した写真が公開されたのだが、そのうちの一枚に、ぎょっとするものを見つけた。深緑色の円筒形のそれは、ただの円柱にも見えるが、どうもミサイルの胴体部分にも見えるのである。この、深緑色をした円柱は一体なんなのか。ただの円柱なのか。

深緑色をした円筒形の物体の先端に核弾頭をセットすれば、中距離核弾道ミサイルの出来上がりである。

しかし、いくらなんでも、ここ日本で、しかも原子力発電所でミサイル製造を手がけていたなど、誰が信じられるというのか。信じようと信じまいと、4号機が不思議な経路を辿っているのも事実である。それにもまして、あの深緑色をした円筒形の柱のようなものが、ミサイルにしか見えなくなってきた。
福島第1原発4号機は四階だけでなく、実は4号機自体が怪しいのである。
311クライシス発災当時、福島第1原発4号機は四ヶ月前から冷温停止状態にあった。前年2010年11月末から定期検査で稼動していなかったのである。発災当時、4号機は原子炉圧力容器の上蓋が外され、炉内の燃料棒はすべて抜き取られていると東電は説明する。

4号機は地味に爆発した。いかんせん腑に落ちないのは、炉心に燃料棒は入っていない4号機はなぜ爆発したのかということである。炉心に燃料が入っていないのに、どこに爆発源があるというのか。1号機、3号機は派手に爆発した。他方、4号機はひっそりと爆発し、何度か火災に見まわれ、気づけば、原子炉建屋の壁の半分が崩れ落ちていた。

4号機の使用済み核燃料プールの空撮。爆発につながるような損傷は見当たらない。
炉内から燃料棒は全部抜かれ、使用済み核燃料プールに致命的な損傷は見当たらない。では、爆発源は一体なんなのか。
4号機爆発は、想定外の核爆発だった!
http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htm
さらにいえば、4号機は事故当初から別格扱いされている節がある。
というのも、福島第一原発事故が発災し、ゾウさんという愛称で呼ばれる特殊な圧送車をまっさきにあてがわれたのは4号機である。理由は、核燃料貯蔵プールがやばいから、だそうだ。ゾウさんはドイツ製の生コン圧送機で、58メートルのアームを遠隔操作できるのが特徴だ。チェルノブイリ事故の際に、型枠上部からコンクリートを流し込む作業でゾウさんは大活躍した。

三重県四日市市の建設会社が所有していたゾウさんを東京電力が手配し、3月22日、福島第一原発に運ばれた。そして、真っ先に放水を始めたのが、3号機でなく、4号機であった。あれだけ見事な核爆発を起こしながらも『格納容器は健全だ』と説明されていた3号機を優先すべきではないか、と誰もが思ったにの違いない。しかし、ゾウさんは4号機の原子炉建屋の南側に腰を据え、しばしの期間、もはやむき出しの上部から使用済み核燃料プールに向かって放水を続けた。

4号機南側に腰を据え放水作業にあたるドイツ製のポンプ車、ゾウさん。
本来は派手に爆発した1号機と3号機を優先して冷やすべきではないか。だが、ゾウさんは4号機のために用意された。1号機でもなく、3号機でもなく、なぜに4号機なのか。まだ枝野が「原子炉圧力容器は1号機3号機ともに健全です」と嘯いていたころだ。炉内に燃料がなく、上蓋が外されている4号機を優先するよりも、1号機、3号機への放水を優先させるべきではないか。違和感はあった。

どうみても三号機の放水を優先すべきではないか。http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htmから許可を得て転載。
福島第1原発の4号機のデータの一切が公開されていないのはご存知だろうか。東電が発表する福島第一原発の各プラント関連パラメータは今日に至るまで、一切公開されていない。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html#anchor02
311発災当初、定期点検中であり、炉内に核燃料が抜かれていたからというだけでモニタリングの対象外というのも腑に落ちないものである。東電は58メートルのポンプ車を4号機にあてがい、使用済み核燃料プールへの放水を優先させた。使用済み燃料プールがやばい、という話だったのだが、とにかく放水は続けていた。5月の時点で4号機の使用済み核燃料プールの温度は計器不良で数値は公開されていない。明確な根拠もなく、4号機の何がやばいのかは些か疑問であった。
民主党の川内博史議員らが事故時運転操作手順書の提出を東電に対して求めていた件で、東電から提出された事故時運転操作手順書がほぼ黒塗り状態だったことはブログで取り上げた。
情報・データを出さない東京電力
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-318.html

「事故時運転操作手順書は三種類あり、事象ベース、兆候ベース、シビアアクシデント、この三種類の操作手順書が、1号機2号機3号機、合計3×3で9種類の事故時運転操作手順書が東京電力から提出をされることになって、事故原因の究明に、大きく近づくのではないかというふうに思います」
事故時運転操作手順書であるが、4号機にも当然あるはずだ。なのに1~3号機の分しか請求していないのはどういうことか。福島第一原発事故発災時、4号機は定期検査中だから除外されたのか。いかんせん腑に落ちない。
繰り返すが、4号機は定期検査中だった。炉内の燃料棒は抜き取られ、炉心の蓋が外された状態だった。そして、使用済み核燃料プールに爆発的事象につながるような損傷は視認できない。なのに、4号機は爆発し、原子炉建屋の壁の殆どが崩壊してしまっている。
なぜ、4号機はモニタリングから除外されるのか。なぜ、4号機は事故時運転操作手順書の提出を除外されたのか。なぜ、チェルノブイリの石棺でも活躍したドイツ製の生コン圧送機、ゾウさんが福島第1原発に運び込まれるやいなや4号機の放水専用としてあてがわれたのか。派手に爆発した3号機を冷やすよりも、4号機の使用済み核燃料プールへ放水することを優先されたのか。少なくとも、5月半ばまでは使用済み核燃料プールの水温は計器不良で数値が示されなかった。
福島第1原発4号機は、目的外使用をしていたのではなかったか。
発電目的以外で使用するならば、原子炉圧力容器の蓋をする必要はない。圧力を高めてタービンを回す必要がないからだ。
そもそも全ての核燃料が抜かれていたといいながら、原子炉容器が発熱しているのはなぜか。そこに熱源があるからである。その熱源とは何か。何が炉内で発熱しているのか。

なぜ、東電、日本政府は4号機の使用済み核燃料プールの放水を優先させたのか。当方は、そこに、他国の核兵器転用可能なプルトニウムが保管されていたからではないかと疑っている。
http://blogs.yahoo.co.jp/mos_ic_make/44822521.html
地震によって損壊し、放射能をまき散らしている福島原発だが、東電の事故に対する行動や、その後の対応不可解な点が多い。頑なまでに外部の協力を拒んでいる。その理由は、実は福島原発は核爆弾製造工場だったというのだ。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=24275
globalresearchに掲載された記事は日本人ジャーナリスト、以前のジャパンタイムズ編集長、島津洋一氏によって書かれたものである。
それによると、東電や政府の曖昧な態度の理由は一つしかない。それは核爆弾の製造工場を隠そうとしているからだという。秘密の核爆弾の製造工場は見つけにくいものであり(北朝鮮のように)、事故でもなければ発覚しないそうだ。
東電によれば1~3号機が稼働中で、3号機がプルトニウムの漏出が起きたとき、6号機はそのリストから消えている。3号機がプルトニウムを含んだMOX燃料で稼働していた。
出火は稼働中でないはずの4号機で起こった。報告によれば使用済燃料の加熱だという。しかし出火の規模からすると4号機は発電の目的以外に使われていたものと推測される。4号機はウランの濃縮工場で兵器級の濃縮ウランを作っていたのではないかと?
始まったのは中曽根政権の時代かららしい。
この核爆弾製造の企みから、菅政権は蚊帳の外に置かれているらしい。旧自民党政権、東電、原子炉の設計者であるGE、経済産業省、そしてアメリカがグルになっているというのだ。だから菅君がいくら怒鳴り散らそうと言うことを聞かないというわけである。外部にいくら放射能をまきちらしても危機感は無いというわけらしい。
詳細はこの記事を読んでほしいが、もちろん確証はない。しかし日本政府や東電の不可解な行動や、意図的とも思えるサボタージュを説明するには説得力がある。
先日も4号機の発熱があったという。稼働中でない原子炉の燃料保管プールが、いかに冷却能力を失ったとはいえ、燃料棒が破損したとはいえ、これほどまでに発熱するものだろうか?
4つの原子炉がいっぺんに壊れたのもおかしいし、これほど長期に発熱が収まらないのも納得が出来ない。謎が解決されないまま、汚染物質だけが拡散してゆく。
---------------------抜粋
http://icke.seesaa.net/article/232237184.html
イスラエルの福島破壊を糾弾するジャーナリスト
島津陽一(Yoichi Shimatsu)というジャパンタイムスの元編集者(香港を本拠とするジャーナリスト)によると、ディックチェイニーとブッシュの命令によって2007年にアメリカの核兵器の核弾頭から取り出した核物質を福島に運び込んだという。それには、イスラエルのオルメルト首相も共謀していたという。
イスラエルはアメリカと日本の媒介をして、ヒューストンの港から核弾頭を輸送したが、自分の国には良いものを取り、日本には古いものを渡したという。これは、福島でさらなる再処理が必要であった。
その核物質が津波のときに福島にあったが、イスラエルは日本がパレスチナの国家宣言を支持していたのを怒っていたので、福島原発にStuxnetコンピュータウイルスをばら撒いて、日本を苦しめた。
ウイルスによってシャットダウンが妨げられ、2007年に持ち込まれた核弾頭から取り出されたウラニウムやプルトニウムを置いてあった施設に被害があった。
島津が日本に核物質が運ばれたと言っている年の二年後に当たる2009年に、IAEAが日本に対して反核兵器政策を破棄しないようにという不明瞭な警告を出しているのは注意に値するだろう。
チェイニー、ブッシュは、中国をけん制するために、日本やインドを核武装させようとしていた。
---------------------抜粋
福島第一原発4号機で一体何が行われていたのか。福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた?? という記事の延長でここまで書いてきたが、4号機はやはり何かがあると言わざるを得ない。本当は何を行なっていたのか。その証拠隠滅するためにわざと爆発させたのではなかったか。
2011/11/01加筆修正、画像追加



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Tag:福島第一原発事故
Category:フクイチ4号機ミステリー
承認待ちコメント
2011/12/04(Sun)00:12
なんで原発のすぐそばで兵器を開発する必要があるんだかw
核兵器を造るまでの行程を少しは考えてください。
それに“ミサイル”のような細長い物が爆発の後も突っ立っているんでしょう?
“今年ネットで見たアホ”のトップです。間違いなく。
おめでとう。
時期を考えたら抜けそうにない
名前:名無しさん@ニュース2ちゃん (URL) 編集
軍国主義の復活だっ
2011/12/03(Sat)03:23
今日家の近所で同じような筒を発見しました。軍事国家の再来です!危険です!日本の右翼化が心配です!アジアの同胞に武器を向けるつもりです!
名前:活動同志 (URL) 編集
ミサイルだって!?
常識的にありえないと思います。
2011/12/02(Fri)01:19
ミサイルと書かれていますがあれは単純にパイプかそれらを支える柱の一部だと思います。自分は機械工学を学んでますが支柱の設計をする際、モーメントによる破損を防ぐために根元にあのような板を取り付け強度を取る方法をとります。陰謀論を話したいのでしょうが機械設計的に普通のことですよ。
名前: (URL) 編集
管理人のみ閲覧できます
興味深い内容です
2011/10/29(Sat)21:13
JAL123便の事件(事故ではない)の資料や本を読んで、国産核爆弾が絡んでいるとの説がありました。米軍やJAL、政府、自衛隊のおかしな行動、おまけにソ連まで絡んでいるらしいとのこと。墜落現場で医療用放射能に起因する以上の放射能が検出(機体自体に劣化ウランが使われてはいますが)されることなどです。今回のふくいち事故でも、東電、政府の似たようなおかしな対応を感じます。政府は米国の支援や物資を断っている。米国に知られたくない何か重要な情報を隠している疑いがあります。事故が計画的に起こされた疑い(地震および爆発)があります。もし、国産核爆弾がらみであれば、JAL123便と同様に、戦後の政治の大きな闇が関係していることになります。恐ろしいことですが、一度清算しなければいけないことでしょう。
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2013/07/16(Tue)13:46
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