東海原発は大丈夫か??
2011/05/16(Mon) 21:10


ちなみに、この時の震源深さは10キロである。
asahi.com:原発運転再開は「白紙」-マイタウン茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001105130002
2011年05月13日
東日本大震災で停止した日本原子力発電東海第二原発(東海村)の剱田裕史(けん・だ・ひろ・ふみ)所長は11日、運転再開の時期について「白紙」の状態であることを明らかにした。
今年度の事業計画を発表するため、県庁で記者会見した剱田所長は「地震・津波対策をしっかりやるのが大前提。きちんと住民に説明し、理解が得られた後に、そういう話になる。現時点で具体的にいつ、ということは答えることができない」と述べた。
運転再開の前提として「私たち自ら安心して納得できるような実効的な対策を完了させ、それを住民に説明させていただくことが必要だ」と話した。ただし、住民の理解がどの程度得られた段階なら運転を再開できるかについては明言を避けた。
そのうえで、福島第一原発を襲った津波の高さを参考に、15メートル程度の津波に耐えられる防潮堤の新設を検討していることを表明。昨年度までの事業計画に盛り込んでいた、プルトニウムを含む混合酸化物燃料を原子炉で燃やすプルサーマル計画に関する手続きを事実上延期する考えも明らかにした。また、海水ポンプの防護壁強化などにも取り組むという。
今年度の事業計画としては、11月までの予定で、原子炉の冷却ポンプを動かす大型電源車3台の配置や、使用済み核燃料プールに水を送る配管の設置などを実施していくと説明した。(栗田有宏)
■「専門家の意見聞き 再開の是非を判断」知事が意向
橋本昌知事は11日の定例会見で、東海第二原発の運転再開を認めるかどうかについて、専門家でつくる県の原子力安全対策委員会の意見や、原発を抱える他道県の動きなどを見極めながら、最終的に判断する考えを明らかにした。
菅直人首相が、静岡県の中部電力浜岡原発の停止を要請したことに関しては、「どういう理由か十分に承知していない。浜岡だけああいう形で扱うことがどのぐらい合理的なのかも含め、判断していく必要がある」と述べた。
県は、日本原電の安全対策を独自に評価するため、原子炉工学や放射線、地震などの専門家で構成される原子力安全対策委員会の委員に津波や建物の構造などの専門家を加え、現在の10人から14人程度に増やす方針だ。
[転載ここまで]
上記の記事では東海原発の目と鼻の先を震源とした地震については触れていない。記事が配信された朝に発生した地震に触れないこと自体、気味が悪い。あえて、触れようとしないのか。それとも触れられない事情でもあるのだろうか。
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