市橋達也の冤罪検証・市橋達也が沖縄を目指していなかった場合。
2011/01/17(Mon) 05:13
市橋達也の冤罪検証・市橋達也の沖縄を目指していなかった場合。大阪南港フェリーターミナルでの身柄確保の真相
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「市橋達也は本当に沖縄を目指していたのだろうか?」―市橋達也が逮捕されたのはWTCのお膝元、大阪・南港のフェリーターミナル待合室である。確かに、次の潜伏先として沖縄を目指していても可笑しくない。だが、市橋は沖縄行きフェリーのチケットを持っていなかった。弁護団が発表した市橋達也の供述といわれるものの中にも、逮捕時のことについては何一つ触れられていない。
通報当初、市橋達也は帽子を目深に被り、色つきメガネにマスク姿という一見不審者と思しき格好で、一番奥まった目立たない場所で寝ていたのである。【大阪南港フェリーターミナルでの身柄確保の真相】で示したかったのは真相を見抜くために必要な疑問符であった。
09年11月10日の市橋逮捕当日は大阪南港のフェリーターミナルからは那覇行琉球エキスプレスは23時出港だったと報じられている。仮に市橋達也がこの『23時発の那覇行琉球エキスプレス』に乗船を予定していたとしても、さらに五時間待つ必要がある。
五日前の11月5日に公開された『ホクロのない顔写真』により、再び市橋達也に注目が集まっていた。以降、全国各地で市橋達也の目撃情報は相次いでいた。長身の不審者であれば、誰もが市橋達也を連想させる土台は出来ていたのである。
市橋達也は、衆目監視にさらされた場所に長時間留まっていることのリスクを理解していたはずである。だから二年半以上、一億総監視の状況で、述べ10万人以上の捜査員が動員されながらも、逃げおおせたのではなかったか。公共の場に姿を現した事自体、軽率というほかないが、本当に市橋達也が23時発の琉球エキスプレスに乗船を予定していたのならば、わざわざ通報されに行くようなものである。
神戸から南港を経由して那覇を目指す琉球エキスプレスのフェリーは週に二、三本程度しか南港には寄港しない。一日一便も出港しない、ニーズがない交通インフラなのである。乗り過ごしてしまえば、一日二日は待たされるハメになる。
市橋達也は通報されたとき、ゲームコーナーが真後ろにある騒々しい場所で、見るからに硬そうなイスで、肘掛けを跨ぐように横になっていたと聞く。いくら奥まった目立たない場所とは言え、あまりにも、緊張感がないとはいえないか。大胆不敵ともいえるのだが、いずれにせよ違和感を覚えるものだった。

肘掛けをまたぐように横になったところで、寝る以前の問題である。ここで居眠りしていたということは、そこまで、疲労困憊、あるいは意識朦朧としていたということだ。
神戸のフェリー会社職員の証言や、当日市橋達也を乗せたというタクシードライバーの証言は、1000万円の懸賞金がかけられた有名な逃亡犯と接していながら通報しない時点で疑わしい。この2つの証言が無ければ、市橋達也が沖縄を目指していたとする根拠がないのである。
当方は、市橋達也が沖縄を目指していたという説明は真相を覆い隠すための虚構だと見ているのだが、とかく、市橋達也の逃亡期間については、当局はデタラメを既成事実化しようとやっきになっている風にも見える。事実以外のところでストーリーは決まってしまっているようにも見える。
ようするに、市橋が沖縄を目指していたとする根拠に弱いのである。
■ 市橋達也が沖縄を目指していたのではないとしたら…?
市橋達也が沖縄を目指していたのではないとしたら、なぜ、あの時、あの場所にいたのだろうか―。当然の疑問である。当方は、かねがね、
『市橋達也は捨てられたのではないか』
と疑問を呈してきた。今は、そこから一歩進展させて、
『市橋達也は逮捕されるために、あの時、あの場所に姿を現したのではないか』
と考えるに至っている。
市橋達也は取引のダシに使われ、逮捕されにわざわざ姿を見せたのではないか。逮捕当日、捜査本部は150人体制で捜査に当たっていたのだが、大阪に捜査員を60人も派遣している。全国各地で目撃情報が相次いでいたのに、大阪は数字が突出しているのである。ポリスチャンネルや大型掲示板で市橋達也の逮捕を予告するような書き込みがなされていることも考慮すれば、ある程度の確証を得た上で、捜査本部は大阪に捜査員を派遣していたとも考えることができる。
では、市橋達也はどこに居たのか。
当方は、
市橋達也は小豆島にいたのではないか、
と見ている。
突拍子もないことを言い出すようだが、それなりの根拠があるのである。
■ 市橋小豆島潜伏説の根拠。
まず、逮捕当日の午後5時に、小豆島~南港間のフェリーが寄港していたことが挙げられる。この便は月6便しか出港していない神戸、南港~那覇行きフェリーとは違い、上下便が一日一便寄港している。時間的に近接している事からも、市橋達也がこの小豆島発のフェリーを理由し大阪に上陸していたとしてもおかしくない。
この推論は、逮捕当日のフェリー会社社員の証言や神戸、タクシードライバーの証言と大きく矛盾するのだが、朝日系が配信した第一報では、『通行人が通報した』と記述されていることに注目したい。懸賞金の配分先が非公開になっている以上、本当は誰が通報したのか見えにくくなってしまっていることもあり、真相は藪の中だ。当方は、これらの証言は、市橋達也は沖縄を目指していたことを既成事実化するためにでっち上げられた虚構だとみている。
■ 超能力者の透視。
市橋達也の潜伏中の居場所については、超能力者(といわれる人)がテレビ番組で透視を行っている。ジョセリーノ、マグモニール、その中の一人にローリー・マッコリーがいるのだが、番組上のやりとりが詳しく書かれてあったブログがあったので、抜粋したい。
予め断っておきたいのは、当方はこういった手合いの言う事を信じているのではない。ユリゲラーが典型的で、ただのペテン師としか見ていないし、1ミリたりとも信用したりはしない。ただひとつ言えることは、超能力者や預言者を持ち上げて情報を流すということは、背景に何かしらの思惑があるということだ。それは真相を覆い隠すためであったり、あるいは真相を暗に仄めかすためであったりするが、巧妙に仕組まれている感が否めないのである。それはジョセリーノの予言に如実に表れていて、彼の予言というのは、「阪神大震災・地下鉄サリン事件・ダイアナ妃事故死・911テロ・スマトラ沖地震・イラク戦争」等、自然災害やテロ・戦争といったものだが、おおむね人工的に起こせるものばかりだ。国家レベルでの恫喝を目的としたCIAやNSAのリーク情報だとしたら、納得できるものになる。
なお、ローリーのイラストの下に、当方が拾った小豆島の画像を※で示しておく。一度リンク先をのぞいてから比較検証してみて欲しい。当方が市橋達也の潜伏先として小豆島に注目する理由がおわかりいただけると思う。
---------------------------------[抜粋]
モクスペ 衝撃リポート!!世界の怪奇現象大追跡スペシャルⅥ
2008年12月04日19時00分
日本テレビ
超能力者:ローリー・マッコーリー
ロ=ローリー、ナ=ナレーション
[中略]
▼市橋容疑者の行方の透視
ロ 犯人はまだ日本で生きています。国内にいるわ。
水の近くに住んでいます。海ですね。
ナ ローリーは、市橋容疑者が現在住んでいる街の風景を透視し始めた。

・針のような形をした展望用のタワー
ナ このタワーは海の近くにあるという。
※小豆島・讃岐橘港東防波堤灯台

展望用のタワーではないが、その容姿は瓜二つである。特にステップの部分が極似している。

・有名な島
ナ 市橋容疑者が住む街からはこのような島が見えるのだという。
※小豆島・皇子神社の社叢

ローリーのイラストと驚くほど合致した光景だ。

・白と青が含まれる船
ナ 島へ行くための船
※高松から小豆島に寄港するフェリー



せとしお。白い船体に青いライン。ぴったりと符合する。

・3つの岩
ロ 目立つ岩が3つあるのが見えます。一番左にある岩はてっぺんが少し平らな形をしています。
※小豆島の奇岩。

※ほらがい岩

海ではなく、山に目を向ければ、ローリーのイラスト通りに見える場所は必ずやあるだろう。

・ドーム型の倉庫
ロ 何か物を貯蔵したり置いたりする、貯蔵庫のような建物。
※小豆島の送迎バス。

ドーム型の倉庫ではないが、ボンネットバスを代替しても小豆島の景色とマッチしている。

・雄鳥のマーク
ロ 誰が見ても一目で雄鳥のマークと分かるわ。クジャクのような尾をしているのが特徴。
※小豆島には孔雀苑がある。

鶏ではないが、孔雀園は小豆島のシンボルである。そもそもくじゃく園自体そんなにない。

・固まって建つビル群
ロ 3から4つの建物が一緒になっていて、何かこう一つの所に一緒に立っているという感じがします。
ナ 頂上がとがったビルもあるという。
※小豆島・ふるさと村の手延べそうめん館。

イラスト左の水車に見えるものに注目したい。手延べそうめん館にも水車がある。水車がある事自体稀有なことだ。
・コンクリート工場
・V字型のコーナーに建つ建物
ロ 埠頭か倉庫街の近くよ。
ロ 犯人は街を出た後北へ行ったわ。
スタッフは稚内・新潟市を探し、透視と符合するものをいくつか見つけるが、足りない要素がある。
福井県坂井市には符合する要素が多かった。V字型の建物の持ち主を含め、聞き込みを続けるが、市橋容疑者を見つける事は出来なかった。
---------------------------------[抜粋]
少々強引にこじつけた面もあるが、ローリーの透視が市橋達也の居場所を暗に仄めかすためのリーク情報に拠るものならば、小豆島に何かがあるといわざるをえない。
そして、小豆島のどこかに居たとするならば、市橋達也が二年半以上足取りすら掴ませなかったのも合点が行く。
真実は市橋達也しか知らない。本当のことは市橋達也が語る以外に無いのである。
2011/01/18加筆修正
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Category:市橋達也の冤罪検証
本人なのか
実在
2011/02/12(Sat)23:25
お邪魔致します。
指名手配犯が公然と怪しい出立で居眠りとはなんとも不自然ですね。
切符を持っていなかったということはまたもや、素性の明確な第三者の証言がないということですか。
この事件は全てこのパターンですね。
証言者の素性が知れない、実在するのかしないのか分からない者ばかり。
証言者を捏造するのは日本警察が裏金を造る時に常用してきた手段の一つですが、情報公開法で捜査報告書を取り寄せたら全部黒塗りされそうですね。元愛媛県警巡査部長仙波敏郎氏の話では、時に死人や幼児が証言者になってたりするそうですね。
知り合いの留置所経験者の話です。
職務質問で口論になった末に豚箱を経験したおっさんの話では、出された夕食に強力な睡眠薬を混ぜられたと言ってました。夕食後、布団を敷こうとしている最中に倒れ込むように意識が無くなるのが数日続いたそうです。怖くなって出されたものを食べれなくなったと言ってました。因みに兵庫県姫路暑です。そういう強力な睡眠薬は持ってるみたいですね。
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/news/1240839614/
勝手に睡眠薬を入れる事もあるようです。
超能力を情報操作に使うという発想はなかったですね。なるほど使えますね。
名前:果て奈 (URL) 編集
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2011/02/17(Thu)19:28
お邪魔致します。
追記:
市橋氏がドカタさん達としたボーリング大会の時の写真とやらがありましたよね。背景も黒くてどこなのか誰なのかも分からない酷い写真。あれを見てふと思い付きました。
フェリー乗り場で俯いて座っていた、マスクにサングラスに帽子にロングヘアーと顔の殆どを覆った男は果たして市橋氏本人だったのでしょうか。
名前:果て奈 (URL) 編集