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市橋達也の冤罪検証・NOVA講師一斉逮捕はナイジェリア人逮捕を経由しリンゼイ事件につながっていく1

2010/12/24(Fri) 21:48

NOVA講師一斉逮捕はナイジェリア人逮捕を経由しリンゼイ事件につながっていく1




【市橋達也の冤罪検証・いかにして英会話最大手NOVAは破綻への道を辿ったのか】ではダイヤモンド・オンラインに四回に分けて掲載されているNOVA元社長、猿橋望氏のインタビューを全文掲載した。インタビューの内容は、英会話最大手NOVAが2007年に入ってから破綻するまでを赤裸々に語ったものであるが、あえて言わせてもらうと、猿橋氏は『NOVAを破綻に追いやったワンマン社長』ではなく、『NOVAを破綻から救うべく資金繰りに奔走し、組織防衛に投じていた一創業者』なのである。NOVAはマネジメントが希薄化するほど肥大した。結果として内部統制がきかなくなり、メディア主導のバッシングの集中砲火を浴び、NOVAは破綻寸前にまで追いやられていった。「たった一週間遅かった」―猿橋望氏が語るように、どうにかNOVAの資金繰りの目処が立ち、自力再建の道筋が立った矢先、創業者猿橋望氏は取締役会のクーデターにより社長職を解任されるのである。インタビューでは資金繰りに奔走した挙句、振り返ると誰も付いてきていなかった創業者の姿がありありと描かれているのである。


英会話最大手NOVAは2004年に入ると拡大路線にかじを取る。2005年にはピークを迎え、全国994校、NOVA株は685円の最高値を付けていた。小学生の英語義務教育化を見越して拡大路線にかじを切った結果、NOVAは2006年3月の決算で赤字を出す。ジャスダックに上場してから初の赤字だという。猿橋氏は経営を筋肉質に変えることを目標に掲げ、経営を圧縮、07年3月決算は上方修正を見込んでいた。そんな最中、NOVAに経済産業省と東京都が立入検査にはいったのである。猿橋氏曰く、”重い処分を受けるとは思わなかった”立ち入り検査が、”新聞一面に『NOVA立ち入り検査、業務停止か』”という大騒ぎを引き起こした。もちろん、この時は業務停止命令は下されなかったが、NOVAは甚大な被害を被ることになる。(※件の三ヶ月後に経済産業省から一部業務停止命令が通達される。)


ここで、”ブツを持たないNOVA講師6人逮捕”を紐解いていきたい。NOVAへの立入検査の二週間前の07年1月31日に『NOVA講師七人、大麻所持で逮捕』と報じられた事件である。



NOVA外国人講師7人、大麻など所持で逮捕
http://www.asyura2.com/07/nihon22/msg/178.html
1月31日12時39分配信読売新聞

 外国語会話教室大手「ノヴァ(NOVA)」の外国人講師仲間が、コカインや大麻を共同で隠し持っていたとして、警視庁組織犯罪対策5課は31日、いずれもNOVAの英語講師で、カナダ人やオーストラリア人などの男計7人を、麻薬及び向精神薬取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕したと発表した。
 逮捕されたのは、米国人のエリン・バレンタイン被告(32)(起訴済み、東京都豊島区長崎)や、カナダ人のマイケル・ルシャート容疑者(35)(埼玉県川越市今成)ら。
 調べによると、バレンタイン被告は昨年11月19日午前3時ごろ、港区六本木の路上で警視庁麻布署員の職務質問を受けた際、所持品から、50回分の使用量に当たるコカイン粉末5袋(約1・5グラム)と、15回分の使用量の乾燥大麻約8・2グラムが見つかり、現行犯逮捕された。
[転載ここまで]



簡単にいうと、07年1月31日から遡ること三ヶ月前、前年11月に六本木で職質されコカイン大麻の現行犯所持でパクられたアメリカ人が、「自分は買い出し役」とブツの所在をNOVA講師に押し付けたことから、埼玉県の教室で教える6人の英会話講師が次々と逮捕されたというものだ。事件の担当が麻布署から警視庁組織対策5課にバトンを渡したことは注目に値する。当局が捜査をマル暴担当に委ねたということは、この案件を単なる不良外国人の犯罪とは見ていないのであって、無論、NOVAの組織的犯罪を視野に入れているということである。

『NOVA講師七人、大麻所持で逮捕』というのは、正くなく、”六本木で職質でパクられたアメリカ人が『ブツは頼まれた物。自分は買い出し役』と共同正犯を訴えたことからNOVA講師六人が浮上し、次々と逮捕された事件”と見るのが正しい。少なくとも、次の記事にはそう書いてある。



NOVA外国人講師が麻薬で逮捕
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070201-OHT1T00095.htm

 外国語会話教室大手の「NOVA」(ノヴァ、大阪)の外国人講師仲間がコカインや大麻を隠し持っていた疑いで警視庁組織犯罪対策5課は31日までにカナダ人やオーストラリア人など6人の男性講師を麻薬及び向精神薬取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕した。昨年11月に麻薬取締法違反で逮捕されたエリン・バレンタイン被告(32)=米国=の供述により、共犯の6人が浮かんだ。NOVA側は「事実関係を確認中」としている。
 「駅前留学」をウリにしてきた有名英会話学校「NOVA」の外国人講師が麻薬で御用、芋づる式に6人もの逮捕者が出る大騒動に発展した。
 調べでは、バレンタイン被告は昨年11月19日午前3時ごろ、東京・港区六本木の路上で警視庁麻布署の職員から職務質問を受けた。所持品からコカイン粉末5袋(約1・5グラム)と乾燥大麻8・2グラムが見つかり、逮捕された。その後の調べでバレンタイン被告が「仲間から頼まれた」と供述したことから、アダム・レンウィック容疑者(36)=オーストラリア=らほかの5人が関与していることが発覚した。
 この6人の講師は、埼玉県内の6つの教室で英会話を教えていた。バレンタイン被告は買い出し役を担い、昨年8月以降、六本木で月1回程度の割合で大麻やコカインを分け合っていた。容疑者の国籍は異なるが「異文化コミュニケーション」を携帯電話のメールで図り、薬を購入していた。
 NOVAによれば、外国人講師の採用は海外にある7つの支局で行っている。年間10万人程度の応募があり、2700~2800人を採用。1年間のビザ取得、履歴書の提出を義務づけており、書類審査、インタビューテストなどを受験し合否を決め、薬物使用に関する同意書の提出も求めているという。
 大阪市にある本社で講師の情報を一括管理しているが、「事実関係を確認中」としており、捕まった講師についても「在籍の確認がとれていない」としている。
[転載ここまで]



マル暴担当は、かくしてNOVA講師6人を逮捕したのであるが、麻薬及び向精神薬取締法違反と大麻取締法違反の容疑に該当するブツは所持していたとも、使用していたとも、売買していたとも、記事のどこにも書かれていない点に注目されたい。記事中の『コカイン粉末5袋(約1・5グラム)と乾燥大麻8・2グラム』というのは、先に六本木でパクられたアメリカ人が所持していたものであり、6人が所持していたものではないのである。ただ、「仲間に頼まれた」とするアメリカ人の供述により、共同で隠し持っていた疑いが持たれ、逮捕されているのである。



行政はNOVA立入検査で「講師の質の悪さ」「予約のとりにくさ」の証拠を集めながらも、”ブツを持たないNOVA講師6人逮捕”の正当性を示すため、NOVA本体がドラッグ流通に関わっていた証拠を捜していたのではないか。経済産業省と東京都のどちらかが、警視庁から裏帳簿の発見を委託され、NOVAの立入検査に踏み切ったのではないか。猿橋氏のインタビューと併せて考えれば、この推論は容易に成り立つ。

警視庁のマル暴担当はNOVAがドラッグ流通に組織的に関与している証拠を確認できなかったのであろう、”ブツを持たないNOVA講師6人逮捕”はナイジェリア人の逮捕によって幕が引かれることになる。



ナイジェリア人を逮捕=NOVA講師にコカイン密売-警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000077-jij-soci
3月7日14時0分配信 時事通信
 英会話学校大手「NOVA(ノヴァ)」講師だった外国人がコカイン所持などで逮捕された事件で、警視庁組織犯罪対策5課などは7日までに、コカインなどを密売したとして、麻薬取締法違反(営利目的譲渡)容疑で、ナイジェリア国籍のアルバイト、アンディ・オヌ容疑者(37)=埼玉県所沢市北有楽町=を逮捕した。
 同課は関連先として、東京・六本木のクラブを捜索してコカインなどの薬物を押収。店内で薬物が密売されていたとみて追及する。 
[転載ここまで]



”ブツを持たないNOVA講師6人逮捕”は07年2月14日の経済産業省と東京都の立入検査の布石となり、NOVAに致命傷を負わせた。07年2月、経済産業省と東京都の立入検査以降、NOVAと猿橋氏に対するメディアバッシングは熾烈を極めた。その流れはリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件を経由し、6月の半年間の一部業務停止命令につながっていくのである。

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Tag:英国人女性殺害事件 冤罪 NOVA 猿橋望 

Category:市橋達也の冤罪検証

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