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NOVA英国人講師殺害事件・追記2

2010/05/18(Tue) 22:02

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身長175センチあるリンゼイさんは180センチとされる市橋と並んでも、ヒールを履いているのか上背は同じくらいに見える。はたして市橋は一人で彼女を拉致監禁、強姦できたのだろうか、空手を習っていたとしても。


市橋に連れられてリンゼイさんは自分の意思で部屋に入った。
リンゼイさんにはこの後NOVAの授業が控えていたことがわかっている。
ドトールの監視カメラの映像に写るリンゼイさんはビジネスライクな装いをしている。
25日の朝、市橋と会ってからNOVAに向かおうとしていたのだろう。


はたしてリンゼイさんは何時にNOVAで授業を予定していたのだろうか。
市橋宅に向かうとき、残された時間の長短が重要なポイントになる。


市橋の居宅に訪れてから、授業の予定まで、残された時間がわかれば動機がみえてくる。
時間が短ければ金銭のやり取りかもしれないし、物品の受け渡しかもしれない。
市橋宅で何かを受け取り、どこかに届けようとしていたとも考えられる。
時間が長ければ恋人どおしならセックスもするしじゃれ合いながら嗜好にフケる。
時間まで愛しあっていようと考えていたのかもしれない。

※追記 5/28
NOVAでの授業は10:30だったらしい。




NOVA英国人講師殺害事件・追記
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-120.html

カテゴリー: リンゼイさん殺害事件・市橋容疑者の犯行ではないとした場合
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-category-31.html




***


「英会話を教えて」事件の五日前に市橋が声をかけ社宅まで押しかけた。
その場で似顔絵を描き英会話レッスンの約束をとりつけた。
事件駅前のドトールで当日英会話レッスンをし、授業料を忘れた市橋の元へ、マンションの前にタクシーを待たせて付き添った。
そして市橋はリンゼイさんを無理やり部屋に連れ込み強姦、殺害した―。
捜査本部の印象操作による刷り込みによる間違った認識である。


市橋がリンゼイさんにはじめて接触したのが事件の五日前、2007年3月21日だとされている。
リンゼイさんの社宅に押しかけ、即興で似顔絵を描き個人レッスンの約束を取り付けた。
似顔絵の空白に名前と電話番号を記した。
捜査本部が公開した市橋の似顔絵には隠された部分がある。
隠された部分には市橋の名前と電話番号が記されている、と記事は伝える。
不思議ともう一つの連絡先について、どのメディアも伝えていない。


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名前と電話番号が記されている空白がテープで隠されている。


日本のメディアが公開した市橋によって描かれたとされる似顔絵には、市橋の名前と住所が記されていると思われる場所に御丁寧に紙テープで隠してある。
これはメールアドレスの存在を隠匿するためにマスクしたのである。その証拠に、似顔絵に関する記述の中にメールアドレスの記載についてはごっそり抜け落ちている。


>>リンゼイさんの自宅には、市橋容疑者の自筆とみられるメモが残されており、市橋容疑者の名前▽自宅の電話番号▽似顔絵が書かれていた。<千葉英女性殺害>容疑者に個別指導で呼び出された可能性 [毎日新聞] white

>>市橋容疑者は個人レッスンの約束を取り付け、ホーカーさんの似顔絵を描いた紙の余白に名前と電話番号を書き入れて残していたという。市橋容疑者、英会話口実に近付く=英国人女性の死体遺棄-千葉県警 [時事通信] white




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英サン誌が公開したオリジナルの似顔絵。hotmailのアドレスがちゃんと書いてある。


英サン誌が似顔絵のオリジナルを公開することにより、図らずもメールアドレスの存在は露呈することになる。これはメディアが取り上げてしかるべきである。

だが、恐ろしいことに、日本のメディアはこれを黙殺する。
飼い慣らされた忠犬たちはとことん特オチを恐れて隷従している。
これは記者クラブ制度の害悪を如実に表す忌忌しい問題である。




メールアドレスでのやり取りがあったことを市橋の千葉大時代の恩師である本山教授が自身のブログで暴露している。メールをやりとりした二台のPCについて弁護団が証拠提出を求めているという。ここに事件の真相が隠匿されていると考えているのだが、検察が証拠提出を拒否したら、拒否する明確な理由を開示してもらいたいものだ。


#14 市橋達也君に適正な裁判を-緊急支援要請(2010年2月20日、追記5月15日(最新))
http://sites.google.com/site/naokimotoyama/


2010-05-17 12-07-17

>>また、25日朝は次のクラスがあって時間のゆとりがなかったにもかかわらず、リンゼイさんが何故わざわざ市橋君のマンションにレッスン料を受け取りに行ったのかも理解し難いことです。リンゼイさんと市橋君の間での個人レッスンの打ち合わせはメールのやりとりで行われたということのようですので、事件後に市橋君の部屋から警察が押収した2台のノートパソコンに残っていた通信記録を弁護団が要求したのは当然でしょう。もしかしたらそこから当時の二人の関係がより明らかになってくるのかもしれません。(抜粋)





捜査本部はあえてメールアドレスの記載を隠匿した。メールで密にコミュニケーションを図っていたことが分かってしまえば強引に部屋に連れ込んだとする捜査本部の筋道に齟齬をきたすことになるからだ。


公判前にこの部分ははっきりと検証する必要がある風に思う。




***


よく捜査本部は事実を隠すために「市橋の非常識な行動」を蛇足する傾向にある。
社宅に残された似顔絵は市橋が即興で描いたものとされている。

>>帰宅途中のリンゼイさんに「英会話を教えて」と声をかけ、社宅まで押しかけた
「水を飲ませて」と上がり込み個人レッスンの約束を取り付け、自分の連絡先を残した。


これは「市橋の非常識な行動」を端的にあらわすものだ。
似顔絵には21日とあるが正しくいえば21日未明、二人は20日の深夜に出会ったことを付け加えておく。
20日深夜に出会い、社宅にあがりこむ。市橋の行動は非常識極まりないが、そんな市橋を社宅に招き入れたリンゼイさんも非常識なのは確かである。

終電間近の西船橋駅。当然人の往来もまばらであろう。
ナンパするには場違いなシチュエーションである。
外人女性を狙い「英会話を教えて」とナンパしていたとするならば
終電間近にナンパをするなら外人バーがある行徳駅前なら合点がいく。
だが、深夜の人もまばらな駅前で、ナンパに精をだす輩はいるだろうか。
そもそも外国人の往来はあるのだろうか。あっても少ないはずである。
そんな中市橋はリンゼイさんを見かけ声をかける。
こんな荒唐無稽な話は、鵜呑みにしてはいけない。
真相をベールで覆うための詭弁である。


20日深夜の終電間近に船橋駅前でナンパする荒唐無稽さが読み解ければ
自ずと「あえて人の少なくなった時間帯を選び待ち合わせた」ことが導き出せる。
似顔絵を渡したとされる日、二人は人影まばらな西船橋駅前で落ち合うことにした。
すでに顔見知りであった可能性がある。


似顔絵は3月21日に書かれ渡されたのだろうか1
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-128.html

「実は3月21日ではなくて、1月21日ではないのか?」
筆跡に見られる特徴を元に検証した。
「市橋の数字の3は下膨れの特徴があり、日時のサインにある3は”了”の様な直線的に書かれている。筆跡の特徴だけでいえば3とは言えない。が、3に見えなくもない。1に見えなくもないが1の特徴をとらえているとは言い難い。7にも見えるが、7ということは全くありえない。」
結局あやふやな結論にしか達せず先に送ることにした。

もし似顔絵が描かれた日時が3月21ではなく1月21日であるならば黒木昭雄氏が黒木昭雄のひとりごとPart2の中で触れている「リンゼイさんと市橋が二ヶ月前にすでに知り合っていた可能性」を裏付けることになる。


二ヶ月前からメールで密にやり取りし、ある目的があって市橋の部屋を訪れた―。
とするならば、同僚の証言が交際関係を否定する証拠にならないことを付け加えておく。




***


「英会話おしえて」と声をかける。
個人レッスンの約束をする。
これらは市橋が英会話が話せないことを前提としている。
もし市橋が流暢に英会話を話せたなら、個人レッスンも含めて、それは根も葉もないデタラメだということになる。


元カノ「市橋容疑者は大学時代に逮捕歴あり」と激白!? 警察署「申し上げられない」 - ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/38677

2010-05-18 19-59-45



大学時代に付き合っていたと市橋の元カノがモバイルサイトの掲示板で告白している。
そこではっきりと「英語に関しては、完璧です。流暢です」市橋の英語力を認めている。
市橋の元カノを称するこのコメント投稿者は「大学時代にも一度逮捕歴があります。その時は不起訴になりましたが、当時も警察署内で飯は食わなかったと話していました」警察関係者しか知り得なかった情報を明らかにしていることから、本人であることは否定できない。


もし市橋が英語を流暢に話すことが事実なら、英会話の個人レッスンは全くの虚構であることが読み解ける。市橋がリンゼイさんに英会話の個人レッスンをしていたのではなく、リンゼイさんが市橋に日本語をレクチャーを受けていたと考えた方が整合性はある風に思う。




***


NOVAと裏社会の関係に目を向けず、見せしめなどの象徴的殺人の可能性を排除してしまえば、迷宮に迷い込むことは必至である。
事実、市橋一人を追い続けた捜査陣営は暗礁に乗り上げることになる。
二年半以上の間、捜査員140人体制を維持し、逮捕までに延十万人以上の捜査員を無駄に投じ続けたのである。なのに市橋の痕跡さえ見つけ出すことができなかった。ナシのつぶてであった。なんの成果もあげられず、策に困窮する捜査員が東京湾の江戸川河口付近を捜索する光景は哀れにみえる。


ベランダに放置された浴槽の中から全裸の女性が埋められ遺棄される。
その猟奇性から見て変質者の犯行でなければならないと
一人の精神異常者が引きおこしたレイプ殺人でなければならないと
誰がいつ決めたのであろうか。


殺しの証拠を残さない。これは明らかにプロの犯行である。
プロの犯行は未解決事件を生み、冤罪を生む。
狭山事件から宮崎勤、神戸須磨の少年A、菅家さん、ATM48こと千葉女子大生放火殺人の竪山氏、東金女児殺害の勝田、ルーシー・ブラックマンの織原城二、他多数の歴史的犯罪人はごく一部をのぞいて被害者である。


平凡に暮らす一般庶民、納税者が無実の罪を着せられ長期刑に服す可能性は誰彼の身に降り注ぐかわからない。それを防ぐのは日本の冤罪史を知っておく必要がある。知らなければ絶対的な権力の思うがままである。少年Aのように中学時代から不遇な人生を強いられることになる。
権力が恣意的に情報を操作してはいけない。それこそファシズムである。


リンゼイさん殺害事件の公判は秋以降開かれるという。この裁判が裁判員制度の対象になるからこそ、ブログで問題提起している。ブログタイトルに妄想という言葉を用いているが、ネットで拾ったエビデンスを元に検証し、勉強しながら記事にしていることを理解してもらいたい。捜査本部の虚構を見破り正しい情報をつかむのは、些細な齟齬でも看過せず、検察に証拠提出と情報開示を求め明らかにしなければいけない。裁判員に選ばれた人がこのブログにシンパシーを覚え、それらを議論してほしい。それが裁判員に選ばれた人の権利である。周りに流されず、自ら情報を集め自ら取捨選択し、真実を追求してもらえたら嬉しい限りである。


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Tag:英国人女性殺害事件 

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