Archive list
2012/12Archive list
核のゴミ問題にノープランであれば、原発を稼働させる資格などない。
2012/12/29/(Sat) 07:58
東京新聞:原発ゼロ「再検討」 核燃サイクル 継続の姿勢明示:経済(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012122702000225.html
2012年12月27日 夕刊
第二次安倍内閣の発足を受け、新閣僚は二十七日に記者会見し、民主党政権が進めた「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」目標について、茂木敏充経済産業相が「前政権の方針は再検討が必要」と発言するなど、これまでの主要政策の転換を鮮明にする方針表明が相次いだ。エネルギー政策は原発ゼロ目標から、維持・推進へと逆戻りする公算が大きい。政策転換は、社会保障や教育にも及び、私たちの暮らしや安全に影響が出そうだ。
茂木氏は同日未明の記者会見で原発の新増設について、「今イエスかノーを決めるのではなくて、専門的知見を蓄積した上で政治判断したい」と話した。
民主党政権は計画段階にある原発九基の建設を認めない方針だったが、将来的に容認する可能性があることを示唆した形だ。
九基には、活断層問題に揺れる日本原子力発電敦賀原発3、4号機(福井県)や、安倍晋三首相の選挙区に近い中国電力上関原発1、2号機(山口県)も含まれる。
原発の再稼働に関しては「原子力規制委員会が新しい安全基準に基づいて安全性を確認したものは、政治の責任で再稼働を決めていく」と述べ、規制委が安全基準をつくる来年七月以降、全国の原発で順次、再稼働を求める考えを示した。
また、使用済み核燃料を再利用する目的で巨額の国費を投入しながら、実現のめどすら立っていない核燃料サイクル政策は「いま放棄する選択肢はない」として、継続していく姿勢を明確にした。
自民党は連立を組む公明党との間で「可能な限り原発依存度を減らす」ことで合意。しかし、茂木氏は「十年以内に(電源構成の)ベストミックスを確立する。今の段階で再生可能エネルギーが何%と決め打ちするのは拙速だ」と述べるにとどめ、原発をどう減らしていくのかについての方針は示さなかった。
--転載ここまで--


12月28日ワイド!スクランブル 自民党・茂木経済産業大臣×美輪明宏
11分10秒~
美輪明宏:話は全然違うかもしれないけれど、ごめんなさい。なぜ、神様が、政権を自民党に戻したのか、と思ったら、後片付けをしなさいってことよね。半世紀以上かかって、とにかく、(日本を)借金だらけにして滅茶苦茶にしてしまって、原発もそうですわね。全部、自民党時代の産物を、(民主党に)たった3、4年で尻拭いしろったって無理な話で、自分の尻は自分でとにかく拭きなさいと、(日本を滅茶苦茶にした)後始末は自分たちでしなさいということで、(自民党に)政権が戻ってきたと思うんですよね。
今の弊害は、たった二三年政権与党であった民主党がやったわけじゃなくて、その前の(自民党)政権が、全部、積もり積もったものでしょう。

司会:そういう意味では、核燃料サイクルをどうするんだ、とか、あと、やっぱりこれ、大きいと思うんですけれど、原発を再稼働する、すすめていくとなると・・・
美輪明宏:もう、話がね、本末転倒しているのはね、まず、(核)廃棄物の処理をどうするのか・・・
司会:これをどうするのか、ですよね。

美輪明宏:フランスみたいに、シベリアへロシアの許可をとって捨てに行く。そうしたら、フランスはロシアに絶対一生頭が上がらなくなるわけですよ。そこら辺が本末転倒しているのは、核廃棄物の処理の仕方をどうするか、まず、それを考えてから行動に移すべきであったんですよね。
司会:(茂木に向かって)これ、どうなされますか?
茂木:あのー、これは一番大きな問題なんです。ただ、あのー、この問題があるから再稼働はできないとかいう問題ではなくて、すでに使用済みの核燃料はあるんです。ゼロの段階からだったらば、この処分場を決めなかったらですね、稼働する稼働しないという議論はあるってことはあると思うんですけど、もう、すでに、再稼働しようがしまいが、この一番大きな問題というのは残ってくるんだと思っています。
司会:これは、もう自民党政権で決めていくと。最終処分場を。
茂木:あの、これは、えー、決める方向で考えたいと思いますけれど、その処分地とかそういうのに対する理解とかですね、こういった問題があります。なかなか拙速にはできないですし、十分な説明を果たしながらやっていかないと、民主党政権の辺野古ではないですけれどああいったことはしたくないと思っています。
-----------文字起こし終わり-----------
- 関連記事
-
- それでも原発にはミサイルは飛んで来ないと信じこむ人たち。 (2013/06/02)
- 本当は収束宣言後もずっと漏れ出ていたんだろう? (2013/04/09)
- “核のゴミ”はどこへ~検証・使用済み核燃料 (2013/02/16)
- フクイチ3号機燃料プール鉄骨瓦礫落下についての考察。 (2013/02/09)
- 使用済み核燃料が6375本貯蔵されているフクイチ共用プール建屋で火災が発生。しかし東電は『清掃機器のコードが燃えた』の一点張り。 (2013/01/24)
- 核のゴミ問題にノープランであれば、原発を稼働させる資格などない。 (2012/12/29)
- 今年も無事に年を越せそうだ。(仮題) (2012/12/28)
- 核燃料で莫大な経済的享受を授かってきた者達は、そのツケを自らが払う気など全くに無い。 (2012/11/30)
- 原発ゼロにする?しない? 来月開かれる総選挙の投票先は脱原発にこだわりたい。 (2012/11/29)
- 注水量が増えると臨界する仕組み。 (2012/11/28)
- フクイチ1号機の格納容器滞留水は250ccで毎時500マイクロシーベルト。 (2012/11/07)
- フクイチ事故の核燃料デブリは未だに誰も見ていない。(参考) ~山名元原子炉実験所教授インタビュー抜粋~ (2012/11/02)
- フクイチ事故の核燃料デブリは未だに誰も見ていない。 (2012/10/26)
- 子供たちは、未来はどうなるのか。知ってるんだろ? (2012/10/07)
- 民主党代表選に野田佳彦が再選するという不幸な現実 (2012/09/21)
スポンサーサイト
Category:福島第一原発事故