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8月30日、大阪ガレキ説明会で何が起こっていたのか。

2012/08/31/(Fri) 19:46


橋下市長「おまえと呼ばれる筋合いない」 - 政治ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20120831-1009314.html

橋下徹大阪市長は31日、大阪府と大阪市が開いた震災がれきの受け入れの説明会で反対意見が相次いだことについて「反対の人しか集まっていない。事実誤認で、現在の一般的な科学論から離れた見解が多い」と市役所で記者団に述べ、批判した。

同時に反対する市民から罵声を浴びたことに触れ「初対面で『おまえ』なんて呼ばれる筋合いはない。常識ある方々じゃない」と強調。「『帰れ』とか『辞めろ』と言うのは結構だが、それなら選挙で落としてくれればいい」と挑発した。

松井一郎大阪府知事も31日、「寂しかった。小さな島国で、絆だなんだと言いながら、被災地の声が届いていない」と府庁で記者団に述べた。

知事は「1年かけ安全な受け入れ基準を作ったが、あの状況では説明すら聞いてない。壇上の僕でも説明者の声は聞こえなかった。(反対する市民は)最初から聞く気はなかった」と指摘した。

説明会は30日午後、大阪市で開催。参加者が「信用できない」「受け入れ反対」と叫ぶなど、怒号に包まれた。(共同)
[2012年8月31日12時14分]

--転載ここまで--




橋下徹については、何もいうことはない。彼が芸能界に入るきっかけを作ったのは、デーブ・スペクターである。つまり、橋下徹自体がデーブ・スペクターの利権なのである。デーブは死んでも橋下徹を離さないだろう。橋下徹自身もデーブ・スペクターには足を向けて寝られないと語っている。


さて、8月30日の大阪ガレキ説明会であるが、IWJが一部始終を記録している。少々長いが、8月30日の大阪がれき説明会で何があったのか、各々で確認してもらいたいと思う。その後に、日刊スポーツの記事をもう一度目を通して欲しい。橋下徹という人間の本性が垣間見れるはずだ。しかし、大阪府民、大阪市民はすごい。真摯に怒り、学び、子供たちを守ろうとしている。理論武装も完璧で、壇上に並んだ連中のぐうの音も出ない様子が滑稽であり、痛快である。



2012年8月30日大阪ガレキ説明会その1 投稿者 Hatajinan



大阪ガレキ説明会その2 投稿者 Hatajinan




ところで、大阪ガレキ説明会を終えた橋下市長様は(市民にこてんぱんにやられて)興奮が冷めなかったのか、翌未明にかけてつぶやきを連発していた。ちょっとそれを拾ってみたいと思う。


註・Twitterで表記されている時間は正しくなく、翌31日未明1時半頃から一時間ほどつぶやいていたものを拾った。よほど腹の虫がすえかねたのだろう、一時間で20ツイートぐらいだから、1ツイート3分くらい?たいしたタイピングスキルだなあ























































全く、何を言っているのかさっぱりわからないのだがw、一時間長文ツイートをだらだらと独りごちながらもガレキのガの字も一切ない。なんなんだ、この違和感は。『現在の一般的な科学論から離れた見解が多い』と悪びれもなく言ってのけるぐらいなら、その一般的な科学論から離れた見解というものを一つぐらい指摘して欲しいものなのだが、具体的に指摘するツイートが一個ぐらいあってもよかろうものの、それが一切ない。しかし、何が言いたいのかさっぱりわからない。

大人気の大阪市長様も受け売りの知識じゃ勝てまへんわな(・∀・)



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Category:福島第一原発事故

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最大瞬間風速70m/sの台風15号を、日本列島に押しやる不可解な軌道を描く台風14号。

2012/08/26/(Sun) 05:44

最大瞬間風速70m/S(!)の台風15号
気象庁 - 台風情報15


不可解な軌道をもって進路を日本列島に向けた台風14号
気象庁 - 台風情報14


全体図
気象庁 - 台風情報1415


人為的なものかはともかくとして、台風14号が台風15号を押しやって、最大瞬間風速70m/sの台風15号が日本列島直撃なんて事態だけは御免被りたいす。フクシマ直撃とかマジ勘弁。



マーゴン(台風6号)の狙いは福島第一原発なのか?!しかし、その前に力尽きる模様w

台風15号(ロウキー)が通り過ぎた後、ふくいちライブカメラが映しだしたものは…

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Category:考察シリーズ

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フクシマを最終処分場にするべく忍び寄る影。

2012/08/20/(Mon) 18:58


米原子力規制委 原発の延長と親切の凍結問題 投稿者 tvpickup



米原発の使用済み核燃料「できる限り空冷式に」 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120815-OYT1T00959.htm


【ワシントン=中島達雄】7月に就任した米原子力規制委員会(NRC)のアリソン・マクファーレン委員長が14日、初めて記者会見した。

 国内104基の原子力発電所でプールに一時貯蔵している使用済み核燃料について、できる限り「ドライキャスク(空冷式の金属容器)」に変える考えを明らかにした。また、「最終処分場の適地を見つけることは可能」と語り、建設地選定に意欲を見せた。

 昨年の東京電力福島第一原発事故では、使用済み核燃料プールの冷却が止まり、過熱が心配された。マクファーレン氏は「ドライキャスクは水を使わず、非常時でも運用が容易」と語り、安全性が高まるとした。

 使用済み核燃料の最終処分場は、オバマ政権がネバダ州ヤッカマウンテンへの建設計画を打ち切り、宙に浮いたまま。その影響で、NRCは今月7日、原発の新設や運転期間延長の認可を一時的に凍結した。

(2012年8月15日20時28分 読売新聞)

--転載ここまで--


中間貯蔵施設:大熊に9カ所、困惑…候補地提示- 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120820k0000m010069000c.html

毎日新聞 2012年08月19日 21時57分

東京電力福島第1原発事故に伴い、除染事業で発生する汚染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の具体的な立地候補地12カ所が19日、国から地元自治体側に示された。国は「12カ所すべてが必要」と説明。原発立地3町に点在する候補地のうち9カ所が福島県大熊町で、同町を縦断する国道6号の東側が貯蔵施設で埋め尽くされるため、多くの町民が帰還できない可能性がある。

「中間貯蔵は避けて通れない。門前払いではまずいんで、調査を否定的に考える必要はないのかなと思う」。大熊町の渡辺利綱町長は細野豪志環境相らとの会合後、現地調査を受け入れる発言をした。

国が3月、大熊町などに中間貯蔵施設の設置案を提示した際には「早い段階から候補地を絞り込んだことは不愉快だ」と反発したが、渡辺町長は住民同意についても「ある程度意見は聞く」とだけ述べ、全町民の同意取りつけは必ずしも必要がないとの姿勢を見せた。

しかし、大熊町民の間には9カ所もの中間貯蔵施設候補地の提示に驚きや反発が広がった。

page: 2
会津若松市の仮設住宅で暮らす冨田英市さん(69)の自宅は候補地の一つの同町夫沢地区。いずれは帰郷したいと願うが、「自分の地区に施設ができれば永久に帰れなくなる」と困惑する。福島第1原発から南約4キロに自宅がある吉田恵美子さん(62)は「勝手に調査されたらたまらない」と憤る。

一方、同町内に中間貯蔵施設設置を求める署名活動をしている前町議の木幡仁さん(61)は「県内の除染が進む」と候補地選定を評価したが、「このまま最終処分場になる可能性もあり、議論が必要だ」と警戒感も示している。【泉谷由梨子、蓬田正志】

--転載ここまで--
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Category:福島第一原発事故

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8月12日18時56分という象徴的な符合

2012/08/15/(Wed) 01:11

2012年8月12日18時56分。福島県中通りを震源とした震度5弱の地震が発生した。いかんせん不可解なのは、震央は震度5弱を計測しているものの、他は殆ど震度1か2程度の揺れだったのである。ちなみに、震源深さは10kmである。


地震情報 2012年8月12日 18時56分頃発生 最大震度:5弱 震源地:福島県中通り - 日本気象協会 tenki.jp











A0Km1GkCAAA-G4t.png


察するに、震央に近い震度5弱を計測した地点に、ピンポイントで強震が襲ったのか。あるいは震度5弱の揺れは実際にはなく、震度計が誤感知したのか。いずれにせよ、自然発生したものではなさそうだ。

さて、この首を傾げたくなるような不可解な地震であるが、一つ、象徴的な符合がある。さかのぼること27年前である。

1985年8月12日、500余名を乗せたジェット旅客機が群馬県と長野県にまたがる御巣鷹山に墜落した。日本航空123便墜落事故である。墜落した時間は18時56分である。そう。震央だけ震度5弱を計測した不可解な地震が発生した8月12日18時56分と同月同日同時同分なのである。

単なる偶然だろうか。

それとも、しるしだろうか。


日本航空123便墜落事故に話を移す前に、一つ、触れておかなければいけない有名な未解決事件がある。グリコ森永事件である。


http://yabusaka.moo.jp/guriko_tyou9.htm
8月17日、犯行終結宣言



怪人21面相を名乗る犯人が犯行終結宣言を大手新聞各社に送りつけたのは8月12日。JAL123便が墜落した当日である。さらにいえば、グリコ森永事件で脅迫されていた企業の中にハウス食品工業があるが、墜落した123便に浦上郁夫社長が搭乗していたことがある。怪人21面相の犯行終結宣言を受けて、父親の墓前に報告しようと急遽大阪に向かったとされている。穿った見方をすれば、浦上郁夫氏は墜落させる予定の飛行機に乗せられたのではないか。ハウス食品工業への脅迫が中途半端に終わった過程を見る限り、犯人と裏取引したようにも思えてならない。グリコ森永事件を完全犯罪で終わらすための口封じだったとも考えうる。


www.marino.ne.jp/~rendaico/ainugakuin/zikenzikoco/kokuzikoco/osutakayamazikenco/gricojikentonokaramico.html

 11.7日、ハウス食品工業総務部長宅に脅迫状が届く。浦上社長宛ての脅迫状は現金1億円を要求する内容で、現金受け渡し日は11.14日、場所は伏見のレストランというように指定されており、別の脅迫状には青酸ソーダ混入の「ハウスシチュー」が同封されていた。同日、又しても活劇が演じられる。大津サービスエリアで現金輸送車の様子を伺う不審者が刑事に目撃される。不審者の人相は、丸大脅迫事件に目撃された「キツネ目の男」と一致。刑事は「キツネ目の男」を注意深く尾行したが、そのまま一般道路の方へ逃げられてしまう。11.19日、ハウス食品工業課長に脅迫状が届く。11.14日の現金輸送車を監視状況が書かれていた。また今は森永相手にしており、暇になったら連絡するとも書かれており、事実上の脅迫休止宣言とも受け取れた。

---------------------抜粋


余談であるが、池田小学校無差別殺傷事件で死刑執行された宅間元死刑囚は、自衛官として御巣鷹山の捜索活動に参加したといわれている。四人以外の生存者を次々と殺していったアーミーナイフの男は、もしや。。。訓練されたプロの殺し屋だったのかもしれない。


さて、日本の事件史の中でも有名な未解決事件であるグリコ森永事件に話を移したい。

怪人21面相を名乗る犯人は1984年から85年の犯行終結宣言までグリコ、森永、丸大、ハウス食品などの食品系上場企業を次々に脅迫していった。市販品として陳列されている中に毒入りを仕込むといった手段で脅迫し数億円を要求した。しかし、怪人21面相は金の受け渡し場所に現れることはなかった。受け渡し場所まで指定しておきながら、金の受け渡しは一度も成功していない。

怪人21面相に名指しで脅迫された企業の株価は軒並み暴落した。億単位の金を要求しながらも、金を受け取ったことは一切なく、脅迫を続けて行ったことを合わせて考えると、仕手筋が絡んでいたのは間違いないだろう。当方は、日本の名だたる上場企業の株価を暴落させ、底値で買い漁るためのハゲタカの乗っ取り工作ではなかったかと疑っている。外資、多国籍資本が主謀し、軍や諜報組織が犯行の手助けをしていたのではないか。そして、8月12日の墜落をもって終わりにしたのではないか。裏取引したハウス食品の社長も口封じの為に搭乗させた。かくして、JAL123便墜落事故とグリコ森永事件は結びつくのである。


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Category:考察シリーズ

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原爆を落とした側が地震ですぐに壊れる原発爆弾装置を仕掛けていった。

2012/08/07/(Tue) 19:45


今日は8月6日。広島に原爆が落とされた日だ。朝8時15分になれば、誰もが目を閉じ、手を合わせる。半世紀以上続く日本の恒例行事だ。


気付けば、日本列島をぐるりと一周取り囲むように原発が54基も建っていた。暖衣飽食のままの日々の暮らしの中で原発が生み出した電力が需要の三割を担っていた。しかし、日本人の誰一人として、望んではいなかったはずだ。広島と長崎に落とされた原爆は一瞬で数万の命を奪い街を壊滅させた。日本人の多くが毎年8月6日に黙祷するのも、あんな悲劇は二度と味わいたくないと核廃絶を願ってやまないからだ。

核のゴミ問題を棚に上げ、地熱発電や潮力発電などの再生可能エネルギーを徹底的に封印し、嘘と詭弁にまみれた原子力エネルギーに依存していった日本を誰が望んでいたというのか。

「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」

1968年、佐藤栄作総理が唱えた非核三原則である。国際社会に向けて核兵器の不保持を確約した裏側で原発ラッシュが始まっていた。戦後原子力の研究開発が禁じられた日本はアメリカで設計された原発プラントを導入した。そして、イギリスにプルトニウムを売り、フランスに再処理をゆだねていた。まんまと原爆を落とした側の手のひらの上で踊らされていたのである。




1971年11月、アラスカの孤島、アムチトカ島で米軍の地下核実験が行われた。W71核弾頭を使用したプロジェクト・カニキンである。


AmchitkaTestSites.png

W71核弾頭、残り29発はどこへ消えた?


アムチトカ島では三回の地下核実験が行われている。1965年、ロングショット(深度714メートル・80キロトン)、1969年、ミルロウ(深度1220メートル・1メガトン)、そしてプロジェクトカニキン(深度1860メートル・5メガトン)である。注目すべきは、実験を重ねるたびに深度を増し、核出力を増していることで、これらの実験が兵器としての実験ではなく、メガトン級の核爆発が及ぼす地震動の影響を調べるために行われたことを示している。ようは、地震兵器の実験である。





アムチトカ島は核実験用の島である。映像に映る建物は地震動による影響を調べるものでしかない。動物すら避難させているという。地震動はM7を記録しているというが、それにしても凄まじい衝撃である。実験用の建物の中には、原子炉プラントを想定したものもあっただろう。




アメリカが地下核実験により人工地震の実験を重ねていた時分、日本では原発が次々と建てられていった。日本初の商業用原子炉となる東海原発が運転を開始したのが1966年。敦賀原発1号機、美浜原発1号機が運転を開始したのは1970年のことである。翌年71年、福島第一原発1号機が運転を開始した。

敦賀1号機と福一1号機はBWRのMARK1型でアメリカの国営会社GEの設計による。そして、GEの設計したBWR MARK1型原子炉が地震や津波の影響を全く考慮していなかった欠陥プラントであったことは、先の福島第一原発事故が知らしめた。



事故原発は“欠陥品”? 設計担当ら35年ぶり仰天告白 - 政治・社会 - ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110318/dms1103181534014-n1.htm

福島第1の原子炉はGEの設計図をもとに、東芝や日立製作所が関わって建設、運転されてきた。設計に携わった東芝の元技術者、小倉志郎氏(69)は16日、外国特派員協会の記者会見で驚きの証言をした。

(67年に)設計した当時は、津波は前提になかった。日本で事実上、初の原子炉設計だけに知識に乏しく、耐震設計基準についても判断できなかったと思う」

小倉氏は福島第1原発の1、2、3、5、6号機の冷却部分などを設計した。その小倉氏によれば、津波の対応はその後、日本独自の設計で織り込まれるようになった。しかし、推定で最大10メートルとされる今回の大津波より「想定規模ははるかに小さかった」。また、地震の規模についても「マグニチュード(M)8・0以上の地震は起きない、と社内で言われた」とし、M9・0の巨大地震は想定外であったことを明かした。

地震対策は「私の定年が近くなってやっと見直しをしたが、それでも大地震は想定しなかった。責任を感じる」と語っている。

米メディアの報道と設計者の証言をまとめると、もともと事故時の危険が高い米国発の原発が、津波や地震のリスクを十分に考慮せず建設、運転されてきたことになる。前出のブライデンボー氏は今回の事故について、「マーク1型格納容器が、他の原子炉ほど地震や津波の負担に耐えられないことから(事故が)生じた」と分析している。

--転載ここまで--


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福島第一原発6号機の模型。



原発プラントの配管は至るところで直角に折れ曲がっている。原子炉の蒸気や復水が配管を通るときの応力を分散させるための引き回し配管と呼ばれるものであるが、地震が全く考慮されていなかっことを如実に表している。こんなもの、地震に弱いに決まっているではないか。さらにいえば、津波を考慮していれば、非常用ディーゼル発電機やM/C(メタクラ。6.9kVを480Vに変圧する機器)P/C(パワーセンター。480Vを115Vに変圧する機器)を地上1階や地下階に置くことなど余程の水密性を確保していない限り自殺行為である。実際に、福島第一原発事故では津波の浸水で使い物にならなくなった。せめて原子炉建屋のオペレーションフロアぐらいの高さに設置していれば助かったはずだ。

地震も津波も考慮しない設計が福島第一原発事故の一因になったことは疑うべくもない。

日本は地震大国で世界共通語であるTSUNAMIの語源になった国だ。そんな日本に相応しい設計に改良できなかったのは、GEと結んだ契約がターンキー方式によるものだったからだ。GEは後に欠陥品であることが判明し次々と改良型が生まれていったBWRのMARK1型軽水炉型発電プラントの設計から建設まで手がけ、電力会社に鍵とマニュアルを渡した。鍵をひねって運転は開始され、311クライシスまで稼働してきたのが福島第一原発であった。

確かなことは、アメリカは日本の原発推進に深く関わり、地震に弱い設計の原発を導入させたことである。その裏で、地下核実験を繰り返し、人工的に地震を起こす実験を繰り返していったのである。そして今日、311クライシス、福島第一原発事故が起きた。原爆を日本に落とした側は、日本を隷従させるために、地震ですぐに壊れる原発爆弾装置を仕掛けていった。そう考えるのは、邪推だろうか。

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Tag:福島第一原発事故 

Category:福島第一原発事故

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フクイチ4号機ミステリー なぜか14本増えていた新燃料

2012/08/04/(Sat) 20:57

カテゴリ・フクイチ4号機ミステリー

東大理学博士が語る3号機原子炉建屋の爆発の真相と4号機ミステリーへの考察。




先月7月、4号機の使用済み核燃料プールから新燃料が2本、試験的に取り出された。かなり前倒しされた感があるのは、4号機燃料プールの1535本の核燃料をどうにかしろと国際社会が騒ぎ始めたからだろう。4号機オペレーションフロアの解体が急ピッチで進められ、すっかり野ざらしになった4号機建屋の5階部分の原子炉ウェル上部にクレーンが設置された。


Z20120718GZ0JPG000820001000.jpg




【放射能漏れ】4号機プールから未使用燃料取り出し 東電 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120718/scn12071813210002-n1.htm

2012.7.18 13:21 [放射能漏れ]

東京電力は18日、福島第1原発4号機の燃料貯蔵プールに保管されている未使用の燃料1体を試験的に取り出した。燃料の損傷状況などを調べ、来年末までの着手を目標とするプールからの燃料の本格的な取り出しに備える。昨年3月の事故以降、燃料の取り出し作業は初めて。

4号機は定期検査中に被災し、燃料貯蔵プールには1~4号機で最多の1535体の燃料集合体がある。204体は定検後に使用予定だった未使用の新燃料で、計画ではこのうち2体を取り出す。

事故直後、プールには冷却のため海水が注入されており、燃料の被覆管の表面の劣化状況などを把握することが課題になっている。

--転載ここまで--



4号機取り出し 120719_12.jpg 


おいおい、作業員が直接拭いたり野ざらしに乱暴に置いたりしているけれど本当に大丈夫なのか?と思ったのも一人や二人ではないだろう。致死量の放射線を出し続ける使用済み核燃料とは違い、炉心にくべられる前の新燃料は、放射線量はそんなに高くないという。大気中に触れても問題が無いのなら、なぜ、もっと早く新燃料だけでも取り出さなかったのかという疑念が湧く。

さらにいえば、クレーンで取り出された新燃料であるが、チャンネルボックス(燃料集合体のカバー。ジルカロイ製)が錆びた鋼鉄のようにどす黒く光っている。

そもそも、ウランペレットを包み込むジルカロイが腐食しないようにヒドラジンを混入したのではなかったか。ヒドラジンの効果が全く表れていないではないか。ちなみに、ヒドラジンを添加するとこうなる。

ヒドラジンの役割


では、なんのためにヒドラジンを混ぜたのか。


なぜヒドラジンが投入されるのか





4号機オペフロ配置図 Z20120718GZ0JPG000820001000.jpg (839×633)


クレーンを下げた大体の場所を把握してから本題に入りたい。以下に示すのは、日立GEニュークリアエナジーが公表した4号機使用済燃料プールの瓦礫マップと発熱分布である。この発表自体はかなり前の発表である(失念)。

4号機瓦礫マップ


4号機オペレーションフロアの配置図やクレーンが設置された場所から考えると、今回取り出された2本の新燃料は、原子炉ウェル側に固まってあるうちの2本のようだ。

4号機の核燃料プールは1590本が許容数である。30本(3×10)の塊が、53(8+8+12+12+13)あることは瓦礫分布マップでも確認できる。


4号機瓦礫マップ2


注目してもらいたいのは、瓦礫分布マップの空白で示されている部分である。


4号機瓦礫マップ3


4本~10数本があちこちにあるのだが、全てを足すと、41本分しかない。

つまり、4号機の核燃料プールには1549本の核燃料が沈められているということである。

これはおかしい。

東電の公表では4号機の核燃料プールにある核燃料は1535本だったはずだ。14本も余計に収納されているということである。


東電が主張する1535本の内訳は、使用済み核燃料1331本+新燃料204本である。4号機の核燃料プールは許容数が1590本であり、占有率は97%にもなる。それはそれで異常なことではあるが、本来なら55本分の空きスペースがあるはずの4号機核燃料プールに、空きスペースが41本分しかなく、14本が余計に沈んでいることの方が異常である。


4号機の核燃料プール内に配置されている新燃料は瓦礫分布マップで色分けされているので大方把握できる。発熱が最も少ない群青色の核燃料は、北に向かって五列あるうちの真ん中の列に集中している。

そして、その本数を数えてみたところ、なんと、218本あることが分かった。つまり、新燃料が14本余計に沈められているということだ。

これは一体、どういうことなのだろうか。




フクイチ4号機ミステリー 消えた548本の謎を解く

フクイチ4号機ミステリー・比較的崩壊熱の高い核燃料??

フクイチ4号機ミステリー 一原発作業員の話

フクイチ4号機ミステリー 311当日に4号機に居た原発作業員

極秘のUS-イスラエルによる核兵器移動が福島の爆発をひきおこした(島津論文)


世界の真実の姿を求めて! 福島原発4号機破壊の謎→DSピットの爆発説(4号機プルトニウム生産炉説)
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-2169.html


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Category:フクイチ4号機ミステリー

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東大理学博士が語る3号機原子炉建屋の爆発の真相と4号機ミステリーへの考察。

2012/08/04/(Sat) 13:22

世界の真実の姿を求めて! 福島原発4号機破壊の謎→DSピットの爆発説(4号機プルトニウム生産炉説)
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-2169.html








槌田敦 - Wikipedia

槌田 敦(つちだ あつし、1933年5月17日 - )は、日本の物理学者、環境経済学者。
東京生まれ。東京都立大学理学部化学科卒。東京大学大学院物理課程中途退学、助手を経て理化学研究所研究員。1966年東大理学博士。名城大学経済学部教授を経て、現在高千穂大学非常勤講師。父が化学者槌田龍太郎, 兄弟に 槌田劭 がいる科学者家族。

環境問題を開放系熱力学により分析する「槌田エントロピー理論」を掲げ、独自の立場からエネルギー問題や廃棄物・リサイクル問題に取り組む。1970年代初頭から、反核・反原発を主張し、核融合技術の開発にも反対している[1][2][3]。
反原発運動の闘志であり、その政治的哲学から「人類の排出した二酸化炭素により地球が温暖化している」という説に対して否定的な意見を持っており、「CO2温暖化脅威説は世紀の暴論」と二酸化炭素の上昇と気温上昇の相関関係をもとに、気温上昇が先であるとの因果関係を主張している[4][要検証 ? ノート](同様に反原発の立場から地球温暖化に対する懐疑論を主張する論者に広瀬隆らがいる)。ただし槌田らの主張は科学的に広く認められておらず、当該分野の専門家らによって反論を受けている[5]。気候変動は専門外の日本物理学会誌に査読を通らないまま寄稿し、そこでも「詭弁」との批判を受けている[6]。また槌田が批判しているIPCC第4次評価報告書にも、主要な結論に変更はない。詳しくは、地球温暖化に対する懐疑論を参照のこと。

---------------------抜粋


カテゴリ・フクイチ4号機ミステリー

フクイチ3号機の大爆発はプルトニウム240の過早爆発ではなかったか。


日立が公表した4号機使用済み核燃料プールの瓦礫マップと燃料温度
Overlay-v4.jpg


何が真実で、何を隠しているのだろうか。福島第一原発事故、ならびに4号機ミステリーは、戦後日本の暗部を象徴しているようだ。



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原子力規制委員会人事と国会事故調国会招致拒否。

2012/08/03/(Fri) 06:37



福島第一原発事故の国会事故調が報告書を提出し、人災だと結論つけた。他方で政府事故調は東電が主張する津波主因説を踏襲し、さらに当時の内閣総理大臣菅直人が事故を悪化させた間接的な原因とも指摘した。

福島第一原発の事業主である東京電力は、津波主因説を主張して譲らない。国や政府がかかわる事故調査委員会は津波以外の要因にこそ事故の本質があるのではないかと疑問を呈しているのだが、想定外の津波が原発三基を破壊しレベル7の原発事故を引き起こしたんだと既成事実化しようと目論んでいる。

はっきりと指摘しておくが、東電の主張どおりであったとしたならば、日本の沿岸部にある原発は全て稼働してはいけないのである。想定外の津波が襲ってくる沿岸部に原発建てちゃ駄目でしょうよ。少なくとも、想定外の津波が襲ってくる可能性がある以上、それは自明の理であり、日本の全ての原発は稼働してはならないのである。

まだ、福島第一原発事故の全容は明らかになっていない。それは確固たる事実である。



先日より、原子力規制委員会の人事について議論が沸き起こっている。田中俊一という原子力村の村長が委員長の席に座ろうとしているのだが、原発を推進してきた、その中心に居た人物である。

ところで、国会事故調の黒川委員長の国会招致を自民党が拒否していると、森ゆうこ議員がツイートしているのだが、原子力規制委員会の人事と、どうやら無関係では無さそうである。








なぜ、国会事故調の生みの親である自民党が、国会事故調の委員長の国会招致を拒否するのか。あまりにも不可解だが、民・自・公以外の政党は原子力規制委員会の人事に軒並み反対している。とにかく、原子力規制委員会人事はひとくせありそうだ。


時事ドットコム:規制委人事案に反対=社民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080200973

時事ドットコム:差し替え含め再検討を=政府の規制委人事案で-民主PT座長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080200551

時事ドットコム:規制委人事案の撤回申し入れ=超党派議員ら、細野原発相に
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080200671


民主党は党議拘束をかけてまで田中俊一を委員長に起用する原子力規制委員会人事を成立させるつもりだ。


時事ドットコム:規制委人事に党議拘束=民主幹事長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080200777&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter


ここまでする理由は一体何なのか。自民党が立ち上げた国会事故調は自民党が立ち上げたものだ。にもかかわらず、国会招致を拒否している。




20120802 国会事故調委員を国会に呼べないってなぜ? 投稿者 PMG5




20120801 福島で意見聴取会 国会でも田中俊一氏... 投稿者 PMG5


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けっきょく反省していないということだ。



特に引っかかったのは以下のくだりである。


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『ただ 私は特に研究所が
長かったということもありまして
あまり(電力会社など)事業者との
付き合いはありません』


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『今までと違うような一線を画した規制行政ができる
すべきというふうに思っている。』


原子力ムラとの利害関係がないから、大胆な改革こそ断行できると言っているようにも聞こえるが、なんのことはない、後日、田中俊一委員長『候補』が、実は原子力関連団体から報酬を受け取っていたことが判明したのである。

時事ドットコム:原子力団体から報酬29万円=規制委員長候補の田中氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080200769


そして、原子力規制委員会の人事に際し、「田中俊一のどこが悪いのか」と産経は主張した。ここまで嘘デタラメを並び立てた記事もそうそうないのだが、ひとまず全文引いてみる。



【主張】原子力規制委 田中氏でどこが悪いのか+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120803/plc12080303280004-n1.htm

2012.8.3 03:28 (1/2ページ)[主張]
 原発の安全性を確認した上で、その再稼働を進めるためにも原子力規制委員会の速やかな発足が不可欠だ。

 野田佳彦政権は規制委の委員長候補として前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏を提示し、国会で同意が得られれば確定する段階にある。

 田中氏は1日、国会の聴取で安全規制に関する所信を表明した。だが、脱原発を掲げる民主党議員の一部が人事案を出し直すよう政府に求めるなど、早期決定は楽観できない情勢だ。

 安価で安定した電力の確保は国の責任である。そのためにも大多数の原発が停止したままの不自然な状態からの脱却が肝要だ。野田首相は、民主党内の意見分裂で規制委の発足を遅らせるような事態を招いてはならない。

 田中氏の所信は、原子力安全文化の再構築を厳正に目指す内容といえる。原発再稼働の判断基準については「技術的な点で精査が不十分だった可能性がある」とし、規制委で慎重に確認し、評価する必要性を打ち出した。

 また、原発の寿命に関しては、「40年を超えた原発は厳格にチェックし、要件を満たさなければ運転させない姿勢で臨むべきだ」とも述べている。

(註・40年超の原発を動かすつもりでいるようだ。)

 この所信のどこがいけない、と言うのだろうか。難色を示す意見は、田中氏が日本原子力研究所副理事長などを務めていた経歴をあげつらうことに終始している。

(註・原子力ムラとは利害関係にないから大胆な規制行政ができると言っておきながら、原子力関連から報酬を受け取っていた事実は重い。平気な顔で嘘をつくことだけは確かなことである。)

 「原子力ムラ」の一員という烙印(らくいん)を押す態度は公正を欠き、民主主義にも反するものだろう。

(註・本人が原子力ムラの一員だと認めているのだが)

原子力規制委員長は、平時の安全規制だけでなく、非常時の事故収束にも重い責任を持って対応する職掌だ。

(註・福島第一原発事故の責任は、事業主の東電も現政府も誰一人として責任を取っていない。現総理大臣野田は、再稼働した原発が事故を起こしても責任を取らないと閣議決定した。)

原子力について現場で通用する技量と知見を身につけている人でなければ務まらない。

 高い独立性と強い権限を法律で付与された原子力規制委は、後ろ向きな「規制のための規制」を行う機関ではない。安全を強化しつつ、国家の要請に応えるための規制に身を挺(てい)することができる委員で構成されるべきである。

 所信聴取で田中氏は「日本のために身を投げ出すべきではないかと思い、就任を決意した」と語った。実力と決意で氏に勝る適任者はいないのではないか。

 今冬の電力不足を回避するためにも、機能停止中の原子力安全委員会に代わる規制委の9月発足を確実に実現してもらいたい。

--転載ここまで--


産経新聞が政治家に向いてニュースを発信しているのは確かなようだ。


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消費増税は今後発生しうる巨額賠償金に充てられるだろう。

2012/08/01/(Wed) 19:44

フクイチ2号機に注入している毎時9トンの水は今もなお海を汚し続けている。


消費税どころじゃない! 米西海岸に放射能マグロで巨額賠償金!
http://www.tax-hoken.com/news_aefaB0l2sI.html


世界の漁業に被害が発生

国会は消費税増税論争に明け暮れているが、それより優先して決議をおこなうべきことがある。今週、米西海岸の放射線セシウム濃度が上昇したため漁が禁止された、との報道があった。巨額の賠償金訴訟に発展する恐れがあり、早急に対策が必要だ。


カリフォルニア州で出漁禁止

米カリフォルニア州海岸でセシウム濃度が上昇している。現地では日本近海を遊泳中に汚染されたクロマグロが漂着し始めたため、と見ており、漁が禁止された

今後の推移を見守る方針だが、状況によっては賠償問題に発展する可能性が高い。その場合、裁判地は米国になるが、米国の民事賠償金は桁外れの高額になることもある。

「懲罰的賠償金」という独特の制度があり、被告側の過失が大きいときには、損害分の賠償にこれが加算されるためだ。


裁判地を日本にできる条約に未加盟

実はこういったケースで、損害賠償訴訟を自己発生国でおこなうよう定めた国際条約がある。国際原子力機関(IAEA)が採択した「原子力損害の補完的補償に関する条約」(CSC)がそれだ。

日本はこれまで米国から条約への加盟を求められてきたが、被害者になった場合の裁判管轄権を失うことを危惧して、これを拒否してきた。

加盟には国内法の改正なども必要とされるため、政府は昨年から法改正を目指してきたが、いまだに実現できていない。

訴訟を起こされる前であれば、事故後に加盟しても、相手国との交渉次第では、裁判の管轄権を日本に置くことができるという。


世界の海に拡散する放射性汚染物質

先ごろ、ドイツのキール海洋GEOMAR研究ヘルムホルツセンターが作成した海洋汚染図が発表された。福島第1原発事故から16か月後の今月7月11日現在、放射能汚染が世界の海にどのように拡散しているか、示すものだ。

それによると、太平洋のほぼ全域が高濃度で汚染されており、汚染の東端はハワイにまで達している様子がわかる。
今後、米国だけでなく太平洋で漁業を営むあらゆる国から損害賠償請求される可能性があり、その額は天文学的な数字にのぼるものと予想される。

被告は東電だが、賠償については政府が補填することになっており、そのまま国民の負担となる。消費税の前に、まずこの賠償額を少しでも抑えるべく、条約加盟に向けた法改正が求められる。

--転載ここまで--


東京新聞:格納容器水位 1号機40センチ 冷却水、損傷部から地下へ:福島第一原発の現状(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/condition/list/CK2012052602000138.html

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おまけ
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