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フクイチ4号機ミステリー・比較的崩壊熱の高い核燃料??

2011/12/31/(Sat) 00:32

フクイチ4号機ミステリー・旧→新
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-category-51.html


福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??

福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?

フクイチ4号機ミステリー 消えた548本の謎を解く

フクイチ4号機ミステリー 米軍が鎮火した4号機の火災、いや火事など起こっていなかった

フクイチ4号機ミステリー 4階の爆発地点を特定する




フクイチ4号機ミステリー。とかく福島第一原発4号機はミステリアスである。311クライシス当時、4号機は定期検査中であり、炉心から全燃料を取り出していたと東電は説明する。

3月15日の朝、4号機は大爆発した。原子炉建屋の厚さ1メートルある鉄筋コンクリート製の壁が四方、見事に吹き飛ぶほどの大爆発だった。当初、火災だと報じられた。不思議なことに4号機の消火作業には米軍が参加することになる。

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クリックで拡大。再クリックで閉じる。以下同


http://www.kantei.go.jp/jp/topics/2011/pdf/04-accident.pdf
4号機謎
クリック拡大。以下同

『福島原子力発電所等の事故の発生・進展』という総理官邸のHPにリンクされているPDFファイルがある。4号機の『使用済み燃料プールには比較的崩壊熱の高い燃料が1炉心分貯蔵されており』という説明は些か腑に落ちないものだ。福島第一原発の4号機は確かに前年10年11月29日から定期検査入りしていたのだが、炉心に装着されていた核燃料は12月13日までには全て取り出されていたことになっているのである。

http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2011/files/230207-5-4.pdf
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『使用済み燃料プールには比較的崩壊熱の高い燃料が1炉心分貯蔵されており』という説明は、さも311直前まで炉心で燃やされていたかのような印象を受けるのだが、実際は三ヶ月前にとっくに移動されていたのである。崩壊熱と時間の関係を以下に示す。

崩壊熱と時間の関係
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はたして三ヶ月前に取り出された核燃料が比較的高い崩壊熱を放っているだろうか

燃料交換状態にあった4号機の現状を利用して、兵器級プルトニウムの生産を目的とした営業外利用されていた可能性は否定できない。それこそ、使用済み核燃料プールに移し変えたとされている1炉心分の核燃料の崩壊熱が比較的高いのは311直前まで炉心で燃やされていたからではないかと訝ってしまう。

さらにいえば、『プロセス計算機や過渡現象記録装置が取り替え作業中だった』とあるが、JCOバケツ臨界事故の様にデータが残らない作業には打って付けである。4号機を目的外使用した記録を残したくなかったからプロセス計算機や過渡現象記録装置を切っていたとはいえないか。

今一度島津論文から引いてみたい。


http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-353.html
日本の核の開発者である経産省は、福島第1原発でウラン弾頭を濃縮する以外に方法がなかった。(福島第1は核拡散防止検査官の発見を避けるのに十分遠い場所にある)日立とGEはプルトニウムのためのレーザー抽出方法を開発したが、それには膨大な量の電力を必要とする。これは原子炉一機が予定外の稼働をしなければならないということで3月の地震が襲ったとき、それが実際に行われていた。
---------------------抜粋



フクイチ4号機は格納容器の蓋が外され、圧力容器の蓋も外されていた。原子炉ウェルまで満水の状態で、燃料交換状態にあった。311クライシス発災時、福島第一原発のどこかで、ウラン濃縮や兵器級プルトニウムのレーザー抽出などが、実際に行われていたとするならば、それが4号機であっても不思議ではない。

イメージ
4号機の説明


4号機では3月14日に使用済み核燃料プールの温度が84℃を記録した。もしや『比較的崩壊熱の高い燃料』は炉心に装着されたままなのではないか?


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さらにいえば、311クライシス当時、4号機の燃料交換機は使用済み核燃料プール上に、作業台は原子炉ウェル上にあった。4号機の定期検査は前10年11月29日から299日間を予定していた。東電の説明によれば、三ヶ月前に全燃料を取り出しているのだが、半年先まで燃料を装着する必要はないし、使用済み燃料プールから核燃料を取り出す必要も無いはずである。




■ 4号機の使用済み核燃料プールは補強工事しなければならないほど損傷が酷いのか。

4号機の使用済み核燃料プールは危機的状況にあるという懸念はかなり早い段階から指摘されていた。4号機の使用済み核燃料プールの補強工事は5月下旬に着工され7月の終わりには完了した。


燃料プール補強へ準備作業 福島原発4号機 - 47NEWS(よんななニュース) :
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052101000749.html
2011/05/21 19:17 【共同通信】

 福島第1原発事故で東京電力は21日、余震に備え使用済み燃料プールの補強工事を予定している4号機で、原子炉建屋内に照明を取り付けた。作業効率を改善するため、建屋周辺でがれきを撤去する作業も実施した。
 4号機では、3月15日に3号機から流入した水素が原因とみられる爆発が起き、建屋の上部にある燃料プールを支える壁が大きく損傷した。現在は大気にさらされた状態で、中には1~3号機の3~4倍の燃料が入っている。
 補強工事は、今後の余震で壁の損壊が進み、プールが壊れて燃料が冷却できなくなるのを防ぐのが目的。23日ごろに開始予定で、プールの下に支柱やコンクリートの壁を造る。
 東電は21日に予定していたちり飛散防止剤の散布は、作業員のけがが相次いだため中止した。

--転載ここまで--


4号機の使用済み燃料プール、耐震補強工事完了 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) :
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110730-OYT1T00753.htm

東京電力福島第一原子力発電所で、5月から行われていた4号機の使用済み燃料プール底部の耐震補強工事が30日、完了した。
 長さ8メートルの鉄骨32本をプール底部に設置し、コンクリートなどで固めたもので、耐震強度は2割向上するという。
 4号機の原子炉建屋上部は、3号機から流入したとみられる水素の爆発で大きく壊れていた。

(2011年7月30日22時25分 読売新聞)

--転載ここまで--


4号機の使用済み核燃料プールの補強工事は、具体的には原子炉建屋二階からプールの下に支柱をたてコンクリートの壁を造る工事だが、当方が抱いている違和感は4号機原子炉建屋二階の状況にある。見た感じ、大騒ぎするほどの損傷具合では無い様に見受けられるのである。


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4号機原子炉建屋二階部分

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水漏れしてないし、ひび割れも見られない。使用済み核燃料プールは健全なのではないか?
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では、なぜ、4号機の使用済み核燃料プールは補強工事をしなければならなかったのか。実は、補強工事と称して、爆破隠蔽した残骸を秘密裏に回収していたのではないか。


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Tag:福島第一原発事故 

Category:フクイチ4号機ミステリー

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極秘のUS-イスラエルによる核兵器移動が福島の爆発をひきおこした(島津論文)

2011/12/30/(Fri) 11:12

Secret US-Israeli Nuke Transfers Led To Fukushima Blast〈極秘のUS-イスラエルによる核兵器移動が福島の爆発をひきおこした〉

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Yoichi Shimatsu
10-2-11

16トンの核物質と核による大災害が、あなたの手にしたものだ。 福島第1原子力発電所をゆるがした爆発は、東京電力のいう水素爆発に比べて、より強力なものだった。ワシントンの情報筋によると、実際の爆発の原因は、アメリカの核兵器製造施設から不法に持ち込まれた核弾頭の核分裂で、使用済み核燃料冷却プールの冷却水の蒸発が、そこに保存されていた兵器級プルトニウムとウランの起爆につながった。

アメリカとイスラエルが、秘密裏に日本の核武装を支持しているという事実は、最近の歴史の中で最大の公的隠蔽とされている。アメリカの戦略兵器の盗難が、ブッシュ/チェイニー・チーム ー 安倍晋三首相 ー イスラエル政府のエフド・オルメルトという3つの関係の下、最も高いレベルで認可されたことを、一連の出来事の経過が示している。

東京のストレンジラブ

2007年前半に、ディック・チェイニー副大統領は、彼の最も親しい側近と東京へ飛んだ。新聞社説は、彼の訪問が秘密に包まれていると記している。

チェイニーは、久間章生防衛庁長官

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を秘密会談から閉めだし、冷たくあしらった。イラクが大量破壊兵器を所有していると主張していたブッシュ大統領を批判したというのがその口実だったが、より切実だったのは、防衛庁長官が、秘密の日本核開発計画をペンタゴンに明かすかもしれないという懸念だった。ホワイトハウスへの認可を求める日本の核開発計画に、統合参謀本部が反対するのは確実だったのだ。

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発表されていないチェイニーの訪日の理由は、アジア太平洋地域における四カ国同盟を進めることにあった。4つの礎石 - 米国、日本、オーストラリア、インドが、中国とその同盟国である北朝鮮とロシアを囲い込み、対峙するように求めることだった。日本は、この大同盟が釣り合いを欠いているという見方をしていた:3カ国は核と敵とするその一方で、*米国は4カ国中で唯一のものだった。(*核を保持しているという意味?)

安倍は彼自身の核への野心のために、ロシアよりのカードを探っていた。アメリカ大使館ケーブル(9/22)で述べられたとおり、読売新聞はホワイトハウスに対して挑戦の働きかけをした:「昨日、政府と国内の電力会社は、ロシア国営の核独占企業であるAtompromに、原子力施設使用のウラン濃縮を移管するための、ロシアとの最終的な会談に入ったということがわかった。」ワシントンが日本の核装備受け入れを拒否すれば、東京はモスクワに方向転換するだろう。

自民党が2006年9月に安倍を首相に選び、タカ派的な安倍は、防衛の厳格な体制と非核原則という戦後の政策を乗り越えていくことを繰り返し求めた。日本の核装備への支持は、彼の家系から生まれたものだ。彼の祖父である岸信介は、戦時中に原子爆弾のプロジェクトを育て、戦後は首相として、一般の核開発計画を制定した。彼の父安倍晋太郎(元外相)は、1980年代にロシアと取引をして、ロシア-日本カレッジを後援しているが、ここはオウム真理教(外国諜報機関のフロント)に運営され、崩壊したロシアから軍事科学者を雇っていた。

日本の核装備をアメリカが受け入れるにあたっての一番の障害はペンタゴンで、そこでは真珠湾と広島がアメリカ軍の優越性を正当化するシンボルとして残っている。アメリカと相互に譲歩がありそうなルートとしては、核兵器の製造を監督する民間経営のエネルギー省(DoE)を通すことだった。

キャンプ・デービッドでの前進

安倍のワシントン訪問に続いて行われたこの取引は封印されている。ブッシュはニクソンの失墜につながった盗聴には慎重で、キャンプ・デービッドではプライバシーの方を好んだ。4月27日、この素朴なロッジで、ブッシュと安倍は45分にわたり協議したが、漠然とした概略でさえ明らかにされることはなかった。

安倍が示したロシアのカードから、彼が濃縮ウランを買っていたことが示唆される。アメリカ製のウランとプルトニウムは世界で最も純粋な核物質で、99.9パーセントの純度をもつ。鉱物の不純物質の欠如は、その出所をつきとめられないということだ。対照的に中国やロシアの研究室の材料は、濃縮プロセスの間に取込まれた不純物により出所を特定することができる。

安倍には、難解なテクノロジーに対する広い知識がある。彼の1980年代最初の仕事は、神戸製鋼のマネージャーだった。その研究者のうちの1人が、天体物理学者村井秀夫で、

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彼はソビエトの電磁気テクノロジーを「常温形成」鋼に適応させた。村井は後にオウム真理教の主任科学者になったが、オウム真理教は安倍の父によって始められたプログラムの下、ソビエトの武器技術者を雇い入れた。安倍は政府の活動を始めると、JETRO(日本貿易振興会)の米国支所に配属された。そのニューヨーク事務所は、ペンタゴンと主な防衛システム開発請負業者の先進技術を盗み出すための、データベースを解読するコンピュータのホストをつとめた。そのハッカー・チームは東京大学の最高のゲーマーにより率いられ、彼はオウムに入った。

1995年の東京地下鉄サリン事件後、安倍は公共関係のキャンペーンのため、オウムと距離を置くことになる。


そしてその12年後には、安倍はキャンプ・デービッドにいた。ブッシュとの会談後、安倍はインドへ飛び、新しい冷戦に懐疑的なデリーで、チェイニーの四カ国同盟を受け入れさせようとし、チェイニーがこの取引をおそらくさせることになる。このすぐ後にハリケーン・カトリーナがアメリカを襲い、安倍訪問は一般の記憶からぬぐいさられた。

テキサスでの犯罪

BWXT Pantex(アメリカの核弾頭施設)は、アマリロ郊外のTexas Panhandleにおいて16,000エーカー以上の拡張をした。このサイトはDoEとバブコックウィルソンにより管理され、有効期限を終えた核弾頭の保存場所として用いられている。1989年のロッキーフラッツ(核兵器製造施設)閉鎖にともない、その保有核がPantexへ移されることになったが、秘密取扱許可が必要とされるようになり、核を盗み出すことが明らかなターゲットになった。

2004年6月、National Nuclear Security Systemのアルバカーキ事務所がハックされ、Pantexの11人の連邦従業員及び177人の契約者の、個人情報と秘密取扱許可データが盗み出された。 NNSAはセキュリティ侵入から3ヵ月後まで、内部犯行の疑いがあることをエネルギー相サミュエル・サミュエル・W・ボドマンや副大臣Clay Selに知らせなかった。

ブッシュと安倍がキャンプ・デービッドで会談している間、Pantexの500人の組織化された警備員が、45日間のストライキを始めた。DoEの査察官オフィスによると、スト破りが雇われたが、多くは入り込むことができなかった。また目撃者の発言を引用して以下のように報告している:「交替の警備員が実際には試験に落ちていても、BWXT当局は合格点を与えていた」。状況は、映画の「オーシャンズ・イレブン」の強盗とほとんど同じくらい滑稽で、核によるハルマゲドンが危うくおきるところだった。

2ヵ月間にわたるストライキの合間を縫って、弾頭芯を載せたトラックがゲートから出た。容器に詰められた約16トンの核弾頭は、核分裂防止のため冷蔵された容器の中に入れて牽引された。この危険な貨物は、ヒューストン港でイスラエルの国営海運会社所有の船に載せられた。放射性物質は、大量破壊兵器を禁止する連邦プログラムの下、民間契約の港視察官 Roland Carnabyにより監視されていた。

情報機関係者は、Carnabyの銃撃死についていまだに騒いでいる。2008年4月29日に、ヒューストン警察が彼をハイウェイで追跡して射殺した。彼の港湾モニターに関する契約は、イスラエルに拠点を置く、前イスラエルの国防軍役員の所有の警備会社 NICE(Neptune Intelligence Computer Engineering)に与えられた。

データの盗難から密輸に至るPantexの違法行為を通じての、ブッシュとチェイニーの核問題のポイントマンは、DoEの課長補佐Clay Sell(アマリロ出身の弁護士で、Panhandle連邦議会議員 Mac Thornberryの前補佐官)である。Sellはブッシュ-チェイニー政権移行準備チームで働き、核問題に関する大統領への最高アドバイザーになった。また、彼はDoEにおいて米国核兵器複合体を直接担当したが、それは全国17の研究所とPantex施設を含んでいる。

イスラエルの裏切り

日本への核の積荷は、ホワイトハウスによる法的否認権のため、第三者の仲立ちを必要とした。情報筋によれば、イスラエルは追加支払いを東京に要求する際、エージェントというよりブローカーのようにふるまった。イスラエルは彼ら自身の兵器のために新しい核弾頭をかすめ取り、古いものを届けた。劣悪な弾頭は濃縮を必要とするため、日本は激怒して返済を要求したが、イスラエルはこれを拒否した。2008年秋、安倍総理が辞任した時から、東京は援助を求めることをやめ、ブッシュは役に立たなくなった。

日本の核の開発者である経産省は、福島第1原発でウラン弾頭を濃縮する以外に方法がなかった。(福島第1は核拡散防止検査官の発見を避けるのに十分遠い場所にある)日立とGEはプルトニウムのためのレーザー抽出方法を開発したが、それには膨大な量の電力を必要とする。これは原子炉一機が予定外の稼働をしなければならないということで、3月の地震が襲ったとき、それが実際に行われていた。

日本は国連のパレスチナの権利を支援することで、テル・アビブに対して平手打ちをあびせたが、それに対してイスラエル秘密情報機関は、日本の核施設をStuxnetウイルスで攻撃した。


東北の地震までは、ファイアウォールがStuxnetを寄せつけなかったが、地震は6機の原発の背後にあった送電塔を倒壊させ、停電がコントロールシステムを崩壊させ、少しの間ファイアウォールを停止させた。コンピュータが再びオンラインになると、Stuxnetは予備発電器をシャットダウンするために浸入し、地震と津波の間の20分間、福島第1のポンプと弁が動かなくなり、タービン室は洪水被害にさらされた。

貯蔵プールへの冷却水の流れが止まり、蒸発が速まり、過熱した核弾頭の分裂が、爆発ときのこ雲につながった。海辺にあって原発を見おろす飯館村山頂の住人らは、煙の柱を目撃し、のどに金属の味がしたという。

課せられる罪

東北の地震と津波は、福島第1に損害を与えるのに十分強力だったが、この天災は2つの外部要因によって非常に拡大されることとなった:津波前の危機的な20分間にコントロールシステムをシャットダウンしたStuxnetウイルスの拡散; そして核施設を破壊し全ての地域を汚染した兵器級核物質の存在。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_6_Katogensho1.pdf
原子炉圧力 1号機
1号機の過渡現象記録データは津波襲来20分前の15時17分で止まっている。奇妙な一致だ。


関係する3つの勢力の中で、誰に最も罪があるのか?これら3つは、地域規模での大量殺人、負傷、資産の破壊という罪を犯しており、国際法に基づく各々の管轄区での刑事告発と、それに伴う損害賠償支払いの義務がある。

ホワイトハウス、特にブッシュとチェイニー、そしてDoEの共謀加担者は、安全装置なしで違法に核弾頭を運び出し輸送したことに対する責任がある。

イスラエル国家は、アメリカの戦略的装備を盗み出し、日本政府に対する詐欺と強奪をおこなった。そして戦争行為にも等しい重要なインフラへのコンピュータ攻撃に関係し、致命的な結果を招くことになった。

安倍首相と経産省は、憲法に反して兵器級核物質を供給し、危険性を無視して、向こう見ずで無秩序な保管、濃縮、抽出をおこなった。安倍が、最初にウランとプルトニウムの濃縮を求めなかったならば、他の勢力が関係することはなかっただろう。日本が犯罪への加担を生み出したのだ。

国際刑事裁判所は、何百万人の人々の健康-日本、カナダ、アメリカ合衆国、ロシア、南北朝鮮、モンゴル、中国、おそらく北半球全域に関する訴訟をとりあげるだけの十分な根拠を持っている。福島の災害は、卑劣な独裁による人権侵害以上の罪であり、ニュールンベルクや東京裁判所の告訴に匹敵するほどの、人道に反する罪だ。起訴をしないということは共犯のようなものだ。

もしもあらゆる暗雲の中に希望の兆しがあるとすれば、それは東北の地震と津波が、第三次世界大戦への動きを止めることで、さらなる愚挙から世界を救ったということだ。

--転載ここまで--


(参照)
「極秘のUS-イスラエルによる核兵器移動が福島の爆発をひきおこした」 つながっているこころ 2 :
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-7932.html

誠天調書: Android Carrier IQ キーロガー、stuxnet と NSA と イスラエルとモサド と ググル と Android 、イスラエル モサド CIA マグナBSP SCADA PLC stuxnet。 :
http://mkt5126.seesaa.net/article/238336829.html

誠天調書: 島津論文 :
http://mkt5126.seesaa.net/article/237609107.html


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Tag:福島第一原発事故 

Category:福島第一原発事故の真相に迫る!

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福島第一原発事故での日本政府の四つの過失

2011/12/30/(Fri) 09:25

福島原発事故での日本政府の4つの過失、調査機関が中間報告
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=national_1228_180.shtml

2011/12/28(水) 19:46:43

  東京電力福島第一原子力発電所の独立調査機関である「事故調査・検証委員会」は、26日、中間報告を発表した。政府と原子力発電所の運営会社である東京電力の事故対応に混乱があり、多く問題点があったと指摘した。28日付で中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

  災害が想定を超えたことは「理由にならない」

  507ページに及ぶ報告書のなかで、独立調査機関は、政府と原発運営会社・東京電力を原発事故の防止という大局観に欠けており、原発事故や自然災害が同時に発生することを予見せず、事前措置を怠ったと言及している。

  東京電力に対しては、事前の内部調査で放射能漏れの理由として「津波の規模が想定外だった」ことを挙げているが、今回の報告書では「(政府と運営会社は)原発事故の防止面で大きな問題があった」として、津波の規模が想定外だったことは、「状況を制御できなかった言い訳にならない」としている。

  また、報告書では政府が「想定外の現象」という言葉で福島原発事故を表現している点について、自己責任を軽視しようとするものと批判している。

  日本政府は、原発事故が発生してから、情報をすぐに市民に公開せず、内部責任を明らかにしなかったことが直接危機対応に影響したと指摘。ついで、災害救助の過程においても、日本政府の中枢部門、原子力安全保安院、東京電力で情報共有が十分に行われなかったことが事態の拡大を招いたと厳しく批判した。

  原発事故が発生してから、政府は逃げの姿勢で、原子炉が深刻な状況にあることを認めず、危機情報の市民への公表を遅らせた。そのほかにも、放射能が拡散してから、政府が適時、放射能の影響が及ぶ地域へ情報を公開しなかったことで、緊急避難が必要だった地域住民が放射能の影響を受けることになった。

  情報公開の遅滞以外にも、事故原因・検証委員会は、日本の原子力管理機構と原子力エネルギー産業発展機構が同じ部門に属していることが、原発事故対応に影響したと批判している。(つづく 編集担当:米原裕子)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=politics_1228_026.shtml

  数百人の政府担当者、関係者にリサーチ

  「事故原因・検証委員会」は東京大学名誉教授の畑村洋太郎氏を委員長として、6月から福島原発事故を調査してきた。この調査委員会は2012年に当時の首相だった菅直人氏への質疑を予定しており、12年夏の最終報告提出をめざして、引き続き調査を行う。12月16日までに、委員会は東京電力の管理職、内閣構成員、そのほかの政府職員など456人にリサーチを行った。

  日本政府が犯した4つの過失

  ●過失1

  放射能漏れ事故防止の大局観に欠け、事前の準備を怠った。

  ●過失2

  「想定外の現象」という言葉で原発事故を表現し、責任を軽減しようとした。

  ●過失3

  原発事故発生後、すぐに情報を公開せず、悪影響を残した。

  ●過失4

  原子力管理機構と原子力エネルギー産業発展機構を同じ部門に所属させたことで、対応に影響を与えた。

  菅直人氏の被災地視察が多大な混乱を招いた

  独立調査委員会の報告書では、当時の首相であった菅直人氏の責任も直接追及している。3月11日に大震災が発生してから、菅氏は夜7時03分になってやっと、「放射能緊急状態」を宣言している。しかも午後5時42分には、当時の経済産業大臣であった海江田万里氏が直接、東京電力から報告を受け、緊急に首相官邸に出向き緊急事態宣言を要求していたにもかかわらず、菅氏が6時すぎに野党の会議に参加しなければならなかったという理由で宣言が1時間以上遅れた。(つづく 編集担当:米原裕子)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=politics_1228_027.shtml

  報告書では、菅氏が12日にヘリコプターで被災地の視察に出向き、原発の緊急作業に関与したことに対し、当時、原発の現地では菅氏がこのような切迫している状況下で視察に来ることに懸念を示していたことを明かしている。原発の所長であった吉田昌氏の当時の談話として、「大勢の管理職に首相を接待させず、私一人で対応すればよかった」という証言を載せている。

  作業員の経験不足が被害を拡大

  報告書は原発の運営会社の東京電力について、1号機ユニットで水素爆発が発生したとき、全作業員に緊急冷却装置の操作経験がなかったことを明かしている。

  緊急冷却装置の操作ミスにより原発の技術者は適時、原子炉に注水できず、危機対応が4時間遅滞した。当時の技術者がこの緊急冷却装置が正常に運転しているものと思い、システムの警報シグナルに注意を払わなかったことで、原子炉のメルトダウンをもたらしたという。

  また2008年、当時の東京電力分析員が、福島周辺海域に15メートルを越える津波が発生する可能性があると認識していたが、東電の責任者はこれを参考数値に過ぎないとして、何も対応措置を研究しなかった。当時の日本の経済産業省・原子力安全保安院もこの評価報告書を受け取っていたが、東電に対してなにも対応措置の要求を行っていなかったことを明かしている。(おわり 編集担当:米原裕子)

--転載ここまで--


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爆発後の1号機とチェルノブイリ事故を起こした4号機

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爆発直後の3号機とチェルノブイリ事故を起こした4号機

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無残に原子炉建屋が崩壊した3号機4号機とチェルノブイリ事故を起こした4号機




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福島第一原発事故の真相に迫る! 8 〈主蒸気逃し安全弁が機能不全に陥ったわけ〉

2011/12/26/(Mon) 07:21

”福島第一原発事故は、311本震でトリップスクラムした原発に、巨大津波が襲いかかり、非常用ディーゼル発電機を不能にした結果、全電源喪失(ステーションブラックアウトSBO)に陥り、メルトダウンはおろかメルトスルーまでもを防ぎ得なかった。”

バカである。福島第一原発の事業主である東京電力は、想定外の津波に責任転嫁することで原賠法で救われようと躍起になっているのである。

福島第一原発事故の真相とは一体なんなのか。当ブログ上にて何度も何度も取り上げてきた。チェルノブイリ四機分の負債を未来に押し付ける理由が想定外の津波だと言うのが、今をもって理解出来ないからだ。

津波が原因?
だったら始めっから沿岸部に建てんじゃねえよ。

この一点にのみ、原発の七面倒臭い専門用語や種類や仕組みを勉強させ、事故原因の探求に駆り立てるのである。

今回のブログエントリは福島第一原発事故の真相に迫る!!7 〈津波でなく、地震でなく、事故を決定的に悪化させたのは外部電源喪失である。〉 で軽く触れた、1号機の非常用復水器について取り上げてみたい。少し専門的なことになるので、福島第一原発事故の原因が津波のせいであると信じて疑わないのなら、読み進める理由はない。




■ 1号機2号機対応の超高圧開閉所は地震で壊れたことをこっそり認めちゃっている件

2011年3月11日14時46分の宮城沖地震M9.0の地震により、福島第一原発の1号機2号機3号機は地震加速度大のトリップ警報を受けてスクラム(緊急自動停止)した。ものの2~3秒の内に全制御棒が挿入され、タービン、発電機が自動停止した。

BWRの原子炉は280~290度、70気圧という高温高圧下で運転される。警報トリップによりスクラムした後は、主蒸気隔離弁と呼ばれるMSIVが閉鎖され、原子炉プラントから発電機能が隔離されることになる。

原子炉からタービンにつながる主蒸気管は50センチである。ぶっとい。これが四本あり、でっかいタービンを回し、発電所の電力を生み出している。原子炉というのは恐ろしく沸騰しているのだなあとイメージを沸かせるしか無い。

緊急トリップ信号を受けてスクラム停止(緊急自動停止)した原発プラントは直ちに全制御棒が挿入されタービン→発電機の順で自動停止される。原発プラントの炉心冷却装置は給水ポンプ、復水ポンプ、再循環ポンプMGセットなどの高圧線6900ボルトで供給される大型装置でまかなわれている。

福島第一原発に敷かれていた外部電源は大熊線で66000ボルトである。前回のブログエントリーの冒頭で、高圧線の十倍の容量である超高圧線の1号機2号機対応開閉所が地震で壊れた可能性に触れた。先に公開されたプレスリリースで東電はここが地震で壊れたことをこっそりと白状した。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111222p.pdf
1号機2号機


青の矢印の部分に注目したい。311クライシス当日の午後21時前、[ 2号機:P/Cは使用見込み有。M/C使用不可。]との報告が上にあげられている。ここで言うM/Cとは高圧線6600ボルトを低圧線480ボルトに変圧する設備のことでメタクラと呼ばれている。P/Cはパワーセンター。低圧線480ボルトを125ボルトに変圧する装置である。

官庁報告から三十分後の21時19分、1号機の原子炉水位がTAF+20センチであることが判明。もはや手のひら1つ分しか冠水していない異常状態。メルトダウンの前段階である”冷却材枯渇による炉心むき出し”寸前であった。原子炉水位低下を官庁に報告を入れたのは22時10分、原子炉水位がTAF(燃料頭頂部)+45センチであった。注水機能不全に陥っていたはずなのに、なぜか数値が増えていた。

唯一被水を免れた2号機のP/Cの健全性が確認されると、全機に低圧線電源が供給できるようMCC(低圧線の分電盤)を設置し、仮設電線を引き込むプランが決まる。他方、福島第一原発に高圧電源車が到着したのは22時。総力をかけて電源復旧に取り組むことになる。

23時、1号機タービン建屋で1.2mSvという異常値を記録。23時40分に官庁等に連絡をいれる。翌12日未明0時6分。大気圧以下に保たれている格納容器で600キロパスカルという設計圧力を超過した数字が検出される。

311クライシスから翌12日未明にかけての1号機の時系列を簡単に説明したが、ここいらで一先ずやめて本題に入りたい。




■ 主蒸気逃し安全弁はなぜ機能しなかったのか。


当方が知りたいのは、地震から津波が襲来するまでの間の出来事である。とくに詳細まで知りたいのがBWR3採用の1号機である。地震から津波襲来までの一時間弱で、1号機は致命的な原発事故に発展していた可能性がある。そのヒントは、最近やたらと避難されている非常用復水器にあると見ている。

とかく非常用復水器に関しては最近になって否定的に取り上げられているようだ。

【放射能漏れ】「非常用復水器」すぐ稼働なら炉心溶融なかった 原子力安全基盤機構調査 - MSN産経ニュース :
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111209/dst11120919150008-n1.htm

asahi.com(朝日新聞社):原発幹部、非常用冷却装置作動と誤解 福島第一1号機 - 社会 :
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY201112170568.html


「復水器の再稼働遅れ」に注目集まる メルトダウン防げた可能性あるのか (1/2) : J-CASTニュース :
http://www.j-cast.com/2011/12/20117067.html

福島第1原発事故をめぐる政府の事故調査・検証委員会の中間報告が近く公表されることもあり、事故原因に改めて関心が高まっている。最近の報道をみると、1号機の冷却装置「非常用復水器」(IC)に関する話が目に付く。
各種報道の論点を簡単に整理すると、電源喪失により弁が閉じて機能しなくなった1号機のICを早めに復旧させていれば、メルトダウン(炉心が溶け落ちる)を避けられた、もしくは遅らせることができたのでは、という指摘だ。

---------------------抜粋


NHKなどは東電の極めて恣意的なシュミレーションをもとに特番ドラマをわざわざ作り、非常用復水器が唯一の最小必須冷却機能だったと御用学者どもに証言させるほどの熱の入れようである。一言だけ言わせてもらう。こいつらは大バカである。



「メルトダウン~福島第一原発 あのとき何が」 (2/2) 投稿者 sean2010jp



「メルトダウン~福島第一原発 あのとき何が」 (1/2) 投稿者 sean2010jp


Google 画像検索結果- http---www.anaroguma.org-komake-fukushima-photo_Oct3-ic1.jpg 


スクラム停止直後を高温停止という。高温停止から冷温停止させるには原子炉水位を保ちながらゆっくりと減圧し、冷却していく必要がある。全電源喪失発生時の高温停止の原子炉を冷温停止させるステップは以下である。

www.pref.aomori.lg.jp-soshiki-kikaku-atomsafe-files-2011-0627-2103.pdf
高温停止から冷温停止にいたるまで。


チャートの冒頭、ノコギリの歯のようなぎざぎざが見受けられる。これは主蒸気逃し安全弁が原子炉圧力高の信号を受けて自動起動し、設定圧力に併せて閉鎖されるサイクリングを表している。主蒸気逃し安全弁の出口は格納容器のサプレッションチェンバーと呼ばれるプールで、原子炉から発電機能が隔離された後の圧力制御は主蒸気逃し安全弁の自動起動で行うのが全電源喪失時の正しい操作だといえる。

2号機3号機の過渡現象記録装置にはコレとそっくりなチャートが記録されている。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_6_Katogensho2.pdf
原子炉圧力 2号機
2号機の原子炉圧力・過渡現象記録データ

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_6_Katogensho3.pdf
3号機チャート
3号機の原子炉圧力・過渡現象記録データ


他方、1号機の原子炉圧力はどのように推移しているのか。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_6_Katogensho1.pdf
原子炉圧力 1号機
1号機の原子炉圧力・過渡現象記録データ


2号機、3号機の原子炉圧力の推移は主蒸気逃し安全弁による減圧のサイクリングと合致している。他方、1号機のチャートは主蒸気逃し安全弁を用いたサイクリングとは言い難いチャート直線を描いている。

これは、非常用復水器の開閉により、圧力制御していたことを示している。

時系列 1号機

このように、事故解析シュミレーションにもICの起動停止実績が入力されているのだが、全電源喪失後の減圧機能を非常用復水器が代替するというのはなかなか腑に落ちないものである。非常用復水器の水位計と圧力計をにらめながら手動で圧力制御するよりも、主蒸気逃し安全弁を自動でパカパカさせていた方がはるかに理にかなっていると考えるのが妥当ではないか。

なぜ、主蒸気逃し安全弁を有効利用することなく、本来は冷却機能を担当する非常用復水器が減圧装置を代替しなければならないのか。もはや存在意義すら無い原子力安全・保安院だが、1号機の主蒸気逃し安全弁が起動しなかった理由について、以下のように説明している。


http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/houkoku6/siryou07-rev.pdf

IC(非常用復水器)の自動起動インターロック(原子炉圧力高)設定圧力は7.13MPaであり、原子炉圧力の上昇に伴うSRV(主蒸気逃し安全弁)の動作(7.27MPa)前に自動起動する。今回、原子炉圧力をICによりSRV動作圧力以下で制御したため、SRVは動作していない。

---------------------抜粋


確かに主蒸気逃し安全弁のトリガー設定圧力よりも非常用復水器のトリガーの設定圧力が低ければ、主蒸気逃し安全弁は作動しないことに論理矛盾はない。ただし、非常用復水器は減圧機能を有してはいるものの、放射能を除去する機能は実装されておらず、一度水を潜らせた蒸気がだだ漏れの状態で大気に放出されるのである。減圧する過程で排出される蒸気の向かう先に問題がある。非常用復水器を減圧装置として使用する際は、蒸気は直接大気に放出される。ロートルな無電源冷却装置は、そもそも原子炉隔離時の減圧機能を最小限しか有していないのである。

非常用復水器ベント管
1号機 非常用復水器ベント管




■ 1号機の主蒸気逃し安全弁はLOCA(配管破断)信号でフェイルセーフされていた。

全電源を喪失した発電用プラントが高温停止から冷温停止にステップさせるにあたり、ウランの崩壊熱による高温高圧状態から逸脱できない原子炉の圧力は、原子炉圧力高による主蒸気逃し安全弁の自動制御が担当する。2号機3号機のチャートを見ても明らかなように、原子炉圧力が高まれば主蒸気逃し安全弁は勝手にパカパカ開き、自動制御により減圧されるもので、非常用復水器を代替する理由が見つからない。

なぜ、1号機の主蒸気逃し安全弁は機能不能におちいったのか。非常用復水器を代替して減圧を制御することになったのか。当方が知りたいのは、このあたりの正確な情報である。

不可思議なことに、東電は地震直後から翌12日未明にかけてのデータを喪失させたとして公開していない。

情報・データを出さない東京電力

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過渡現象記録データ、チャート、プロセス計算機データは1号機2号機は地震発生から15時16、7分までは示されており、3号機は津波襲来後の16時過ぎまで記録が残っている。

福島第一原発事故の事故調入りした田中三彦氏によれば、1号機の主蒸気逃し安全弁を運転員が起動させた証拠が一切無く、自動制御で開放された記録が一切残っていないという。これは非常に重要な指摘である。

問題は、主蒸気逃し安全弁が起動した証拠すらないのにもかかわらず、なぜ1号機の格納容器圧力が大気圧の六倍もの圧力に増大したのかである。蒸気が放出されることにより冷却材喪失をフェイルセーフする設計がプログラミングされているはずだ。




■ 配管破断と脆性破壊

老朽化した原子炉プラントには致命的な欠陥がある。長期間の中性子被曝により、鋼鉄は脆性遷移温度が遷移することがあるという。鋼鉄が中性子を浴び続けることによって脆性を劣化させ、ガラス化してしまう現象である。水に濡れたコップに熱湯をかけるとパリンと割れるように、原子炉の炉材である鋼鉄すら割れてしまう可能性があることは、89年にすでに田中三彦氏と広瀬隆氏が警鐘を鳴らしていたことだ。

原子力発電で使われる原子炉圧力容器には致命的な欠陥がある。

玄海原発4号機の不可解な再稼働を考察する ~原発再稼働で地震兵器の恫喝をより効果的に~

配管破断の傍証として、1号機のPLRポンプ入口温度のチャートをあげておく。PLRポンプとは再循環ポンプのことで、非常用復水器の給水ラインが接続されている部分である。311当日本震六分後に自動起動した非常用復水器の給水ラインが開かれたとき何が起こったのか朧気ながらも見えてくるものがある。

http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/houkoku6/siryou07-rev.pdf
1号機 原子炉再循環ポンプ
非常用復水器の給水ライン接続部付近で100℃以上の温度差があることに注目したい。


このチャートが示すのは、その極端な温度差である。赤・130℃ 緑・150℃。脆性破壊の観点から、これは致命的な温度差なのではあるまいか。

今一度、運転員が1号機の非常用復水器を停止させた理由を思い出して欲しい。



1 号機の原子炉圧力の低下が速く,操作手順書で定める原子炉冷却材温度降下率55℃/h が遵守出来ないと判断し,IC の戻り配管隔離弁(MO-3A,3B)を一旦「全閉」とした。


非常用復水器の弁を開いて、接続先である再循環ポンプ配管は猛烈なダメージを受けたのは、想像に難くない。


2012/02/29 加筆修正

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Category:福島第一原発事故の真相に迫る!

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福島第一原発事故の真相に迫る!!7 〈津波でなく、地震でなく、事故を決定的に悪化させたのは外部電源喪失である。〉

2011/12/13/(Tue) 00:27


311クライシスの九ヶ月前に起こった福島第一原発2号機外部電源喪失事故(東電はリレーの故障と人為的ミスだとひと月後に再稼動させたが)が知らしめたものは原発の最後の砦だといわれた非常用発電機が起動しても30分で原子炉水位を2メートル低下させてしまうということだった。

福島第一原発事故は津波のせいなどではない。こんな理由で未来にどの面下げるのだ。本当は、津波襲来までの一時間で勝負はあったのではなかったか。さらにいえば、所内側遮断機の不具合による外部電源喪失、また、それを致命的に長引かせたことこそが、今ある福島第一原発の四炉の最悪の状況をもたらしたのではなかったか。



20110517135100.jpg


原発プラントのスクラム停止における内外部電源切替は、超高圧開閉所と呼ばれる建物で行われる。注目してもらいたいのは、大熊線1号2号を所内に引き込む1号機2号機兼用の超高圧開閉所が、津波による損傷が確認されていないのにもかかわらず、1号機と2号機は14時46分の本震の直後に外部電源が喪失したという事実である。さらにいえば、3号機と4号機兼用の超高圧開閉所は津波の襲来を受け浸水し不能に陥ってしまったのだが、地震直後から津波襲来までの小一時間、外部電源は超高圧開閉所を通じて所内に電源を供給していたはずなのに、実際は、3号機は地震直後に所内電源切替に失敗し、外部電源を喪失させてしまっている。これらについては後述する。

夜の森線2号の倒壊については共産党の吉井議員が国会質問したことで話題になったが、外部電源喪失の直接の原因になったのは1号機2号機は大熊線一号二号、3号機4号機は大熊線3号4号で外部電源を供給できなかったことにある。夜の森線2号の倒壊は外部電源の復旧作業を遅らせることになった。

1号機2号機兼用の超高圧開閉所は高台に設置されているから被災を免れている。以下に取り上げる岩田清氏のフクイチ事故究明サイトでは東電のプレスリリースから超高圧開閉所は地震で壊れたのではないかと推測している。

GoogleEarthで、ふくいちカメラの信憑性を裁く。その2

原子力発電のプラントの電源制御システムにある脆弱性については、もう何度も何度も取り上げてきた。


福島第一原発事故の真相に迫る! 1 〈2010年6月17日フクイチ2号機事故とベント隠し〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

福島第一原発事故の真相に迫る! 2 〈フクイチ2号機事故の推定経過と撤去された系統安定化装置〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

福島第一原発事故の真相に迫る! 3 〈韓国古里原発で相次ぐトラブルと2010年6月フクイチ2号機事故の類似性〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

福島第一原発事故の真相に迫る! 4 〈スタクスネットが世界中の原発をメルトダウンさせる?!〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

福島第一原発事故の真相に迫る! 5 〈玄海原発の深刻な脆性遷移温度とECCS作動の危険性〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

玄海原発4号機の不可解な再稼働を考察する ~原発再稼働で地震兵器の恫喝をより効果的に~ | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~




■ 非常用ディーゼル発電機が自動起動するトリガー(引き金)は外部電源喪失である。

福島第一原発事故では、本震である14時46~7分に全機がスクラム停止したが、津波が襲来するまでの小一時間の間は非常用ディーゼル発電機が作動して所内電源を供給している。この事実は、裏を返せば、外部電源喪失したということである。

非常用ディーゼル発電機が自動起動するのは、内部電源が遮断されて且つ、外部電源が供給されないときである。内外部電源が通電していれば、非常用ディーゼル発電機は起動しない仕組みであり、仮に非常用ディーゼル発電機が稼動しているときに、外部電源が復旧すれば、非常用ディーゼル発電機はトリップし自動で停止する。これは電源制御システムに内包されるインターロック機能によるもので、高圧電流を交流させてしまうとシステムがダウンして全電源喪失という致命的自体を回避するべく設けられた安全機構でありフェイルセーフの一つである。

共用プールに置かれた2号機4号機兼用の非常用ディーゼル発電機を除く、1から4号機までの非常用ディーゼル発電機が自動起動を成功させたのは、東電が発表するプレスリリースの運転日誌にもちゃんと記載されていることだ。非常用発電機の起動は外部電源喪失の裏返しであるという前提に立ち、正確に事実経過を読み解く必要がある。



東北地方太平洋沖地震発生当時の福島第一原子力発電所プラントデータ集|東京電力 :
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index10-j.html

運転日誌・1,2号機
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_4_Nisshi1_2.pdf

運転日誌・3、4号機
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_4_Nisshi3_4.pdf



とかく興味深いのが3号機の運転日誌である。かなりページの奥の方ではあるが、所内電源切り替え失敗(原因不明)だと書かれている。これはすなわち、非常用ディーゼル発電機で交流できなかったことを示している。


3号機の経過


給復水全停止というのは70気圧という超高圧下で運転される原子炉に冷却水を送るために必要なジェットポンプ等の冷却系主要設備が機能しなくなったことを表している。

いうなればフクイチ2号機外部電源喪失事故とまったく同じことが3号機で発生したのである。


311の9ヶ月前に発生したフクイチ2号機事故も、スクラム停止後に内外部の電源切替に失敗し、外部電源を喪失してしまっている。非常用ディーゼル発電機により電源供給されたというが、30分間の外部電源喪失で原子炉水位を2メートル低下させたのである。森ゆうこ議員の国会質問により、東電当時社長の清水が認めたことは福島第一原発事故の真相に迫る! 1 〈2010年6月17日フクイチ2号機事故とベント隠し〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~で取り上げた。

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さらにいえばスウェーデンの原発事故でも22分間で原子炉水位を2メートル低下させる事態に陥っているが、これも所内側遮断器に不具合が生じたことにより、事故はもたらされたことがわかる。

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外部電源喪失にもいろいろあるが、中でも所内側遮断器の不具合はきわめて致命的である。外部電源のみならず、非常用電源すら交流されないからだ。上記に取り上げたプレスリリースの添付資料はフクイチ2号機外部電源喪失事故のメカニズムを説明したものだが、所内側遮断器が落ちなければ、非常用ディーゼル発電機の交流電源は所内に交流しないのである。もちろん、非常用ディーゼル発電機から直流電源が供給される設備は限られていて、主だった冷却装置である給復水ポンプや再循環ポンプ、ジェットポンプなどに直流電源は引かれていないようである。




■ 福島第一原発1号機の非常用復水器自動起動のトリガーはいったい何か。

www.kantei.go.jp/jp/topics/2011/pdf/04-accident.pdf

このPDFファイルにある1号機の主要時系列で非常用復水器(IC)の自動起動が14時52分に記録されている。本震から6分後のことである。


福島第一原発1号機の経過


東京電力は非常用復水器が自動起動したのは原子炉圧力が高まったからだと説明していたように記憶しているが、炉内圧力を逃がすために後に加えられたのが逃し安全弁等のベント系装置である。通常70気圧という超高圧下で運転される発電用原子炉の炉内圧力が高まれば、自動でベント弁が開放され、音速の蒸気が放出されるのである。


原子炉水位とECCS自動起動レベルの関係図
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非常用復水器はECCS(非常時炉心冷却系装置)である。ECCSは原子炉水位が2m40センチ低下したときがトリガーとなり、自動起動する仕組みになっている。あくまでECCSであり、減圧装置ではないのである。ゆえに、当方は非常用復水器が自動で起動したのは、原子炉水位が2メートル40センチ低下したからではないかと疑っているのである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 2 〈フクイチ2号機事故の推定経過と撤去された系統安定化装置〉 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

原子炉プラントがスクラムした際に、外部電源が喪失し、原子炉の冷却機能の主たる設備の電源が失われた場合、非常用ディーゼル発電機が起動を成功させても、原子炉水位は猛烈な速度で冷却材である水を蒸発させるのである。まったく原子炉に給水が行われなければ、5、6分で水位を2メートル40センチ低下させ、原子炉水位がECCS自動起動レベルに達していたとしても、不思議ではない。

4炉とも別々の壊れ方をした福島第一原発の1号機から4号機までが、津波襲来までの小一時間、非常用ディーゼル発電機が起動した事実は外部電源が失われていた事実の裏返しである。所内側遮断器の切替に失敗していれば、非常用電源は交流母線に供給されず、津波襲来前に炉心溶融にいたっていた可能性すら否定できないのである。





フクイチ2号機の外部電源喪失事故は非常用ディーゼル発電機が正常に起動したのにもかかわらず、30分の外部電源喪失中、原子炉水位を二メートル低下させたものであった。全く同様の事故がスウェーデンの原発でも発生しているのだが、22分間で原子炉水位を2メートル低下させるというもので、INESレベル2の事故だと判断された。311の九ヶ月前である2010年6月17日に、奇しくも、ベラルーシでスタクスネットが発見された日に、あわやメルトダウン寸前の事故に見舞われたフクイチ2号機であったが、何もなかったかのようにひと月後再稼動にいたるのであるが、この両国の対応の違いは一体どこにあるのか。日本は世界的にも有数な地震国であるが、スウェーデンは地震国ではない。さらにいえば、そもそも原発プラントは地震を考慮した設計にはなっていない。GEで開発された沸騰水型原子炉は地震が起きない地域で考案、推進されたものである。引き回し配管一つとっても、それは明らかなことである。

TSUNAMIというのは日本語の津波が語源になっている。日本で津波被害を想定しない原発など、最初から沿岸部に建てるべきではないのである。浸水すれば壊れる非常用ディーゼル発電機を地下階に置くことなどあまりに熟慮に欠いた設計である。

福島第一原発事故は311クライシスが引き金となったが、外部電源が喪失していなければ、今あるフクイチの四機は救えていた可能性がある。少なくとも当方は、途方もない未来へ負の遺物を残してしまった責任として、福島第一原発事故の徹底究明が図られるべきだと信じて疑わないし、ならびに311クライシスの九ヶ月前にさかのぼり、フクイチ2号機の外部電源喪失事故の真相究明をもって外部電源が喪失するということがどれだけ脅威であるかをも知ることができると考えている。




想定外の地震が引き金となり、未曾有の巨大津波が襲来したのだ。だから、福島第一原発事故は仕方がないのだ。一応、この先々いろんな所から賠償請求されると思うけれど、想定外の津波だったといえば、国が面倒見ることを定めたのが原子力損害賠償法なのさ♪

未来に全部、押し付けようとしている。

こんなの、ただの、バカである。




311クライシスで襲い掛かった津波は想定外であった。それは当方の目にも明らかで、疑う余地はない。あれは地獄であり、二度と食らいたいなどと誰一人として思うわけがない。(食らわそうと考えている一部を除いて)

だからといって、想定外の津波に託けて、チェルノブイリ事故をはるかに凌駕する千分の一ミリの埃を地球上に拡散する未曾有の原発事故に発展した責任まで押し付けるのはあまりにも論外である。

日本政府の福島第一原発事故への矮小化、過小評価、さらには事故原因の真相究明に後ろ向きな姿勢にほとほと呆れているのである。真相究明、全容解明が今をもって為されない事に憤慨するのである。

原発推進は日本を隷従支配するために仕掛けた戦勝国の工作である。工作員を政府中枢にもぐりこませ日本列島沿岸部に原発建設を推進させ、プロジェクトカニキンを見ても明らかなように、地下核実験の要領で核爆発で人工的に地震を起こす技術を隠していたのである。一国が破綻するにふさわしい想定外の賠償と後始末が未来に遺してしまった福島第一原発事故を二度と繰り返してはならないことは自明の理であり、これ以上、未来への負債を積み上げていかないでほしい。

決断すべきは、営業運転中の原発プラントを直ちに停止し、廃炉にしていくことである。



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地震計の誤作動により原発プラントがスクラムすることは想定内である

2011/12/12/(Mon) 16:24

2011年12月9日、JR西日本で地震計が誤作動し、営業運転の車両が緊急停止、運行ダイヤに乱れが生じる事態が発生した。地震計の誤作動により、緊急停止の無線信号が流れ、近畿地方で列車の運行を見合わせたものである。



JR西 広範囲で一時運転見合わせ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111209/k10014538071000.html
12月9日 21時38分

9日夜8時半ごろ、滋賀県内のJRの駅に設置された地震計が、2回にわたって誤作動し、JR西日本は、近畿地方の広い範囲でおよそ20分間、断続的に列車の運転を見合わせました。JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

JR西日本によりますと、9日午後8時22分ごろ、滋賀県高島市のJR湖西線の近江今津駅の構内に設置された地震計が誤作動し、列車を緊急に停止させる無線信号が流れました。この無線信号を受けた列車の運転士は、非常ブレーキをかけて緊急停止することになっているため、JRは近畿地方の広い範囲で一斉に運転を見合わせました。実際には地震は発生していなかったため、およそ3分たってから各列車に対し、順次、運転再開の指示が出されました。ところが、その数分後の午後8時33分ごろに、再び同じ地震計が誤作動し、近畿地方の広い範囲で一斉に運転を見合わせました。その後、順次、運転を再開しましたが、このトラブルで、最大でおよそ20分の遅れが出ました。地震計が震度5強程度に当たる250ガル以上の揺れを感知した場合、列車を一斉に停止させる無線信号が流れる仕組みだということで、JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

--転載ここまで--


↓続報

地震計誤作動 JRで原因調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111210/k10014541631000.html
12月10日 5時46分

9日夜にJR西日本の地震計が2回にわたって誤作動し、近畿地方の広い範囲で運転を見合わせたトラブルで、当時、体に感じる地震は起きていなかったのに、1回目の誤作動では揺れの大きさを示す加速度の数値が、非常に激しい揺れに当たる3900ガル余りを示していたことが分かりました。JR西日本が誤作動の原因を詳しく調べています。

このトラブルは、9日夜8時20分すぎと8時半すぎの2回にわたって、滋賀県高島市のJR湖西線の近江今津駅に設置された地震計が誤作動し、近畿地方の広い範囲で列車が一斉に緊急停止して運転を見合わせたものです。ダイヤの乱れは9日夜遅くまで続き、およそ600本に遅れが出て、およそ25万人に影響しました。地震計は、加速度を測定し、250ガル以上の場合、列車を緊急停止させる仕組みで、JR西日本が調べたところ、当時、体に感じる地震は起きていなかったのに、1回目の誤作動では、加速度の数値が非常に激しい揺れに当たる3910ガルを示し、2回目も686ガルを示していたということです。JR西日本は、揺れを感知する機器の周辺には作業員などはいなかったことから何らかの揺れや振動を感知して誤作動した可能性は低いのではないかとみて、原因を詳しく調べています。

--転載ここまで--


記事をナナメ読みすれば、よくある緊急地震速報の誤報道のような印象を受ける。だが、記事が伝える事の顛末を読み取れば、発生していない地震の速報がテロップで流れるとか、そんな単純なトラブルでないことが分かる。

JR西日本という近畿地方の鉄道インフラの運転見合わせを伝えるニュースであるが、当方には次に敵が仕掛けてくる『新たな手』を暗に示しているようにしか見えない。敵が嘲笑うかのようにひもをぶら下げているのである。

12月9日、JR西日本という近畿地方の交通インフラを運営する旧国鉄企業が運転を見合わせ、600本の運行ダイヤに乱れが生じ、およそ25万人が影響を受けたわけだが、少し補足しておく。

今回、JR西日本が列車を緊急停止させ運行を見合わせるに至った地震計の誤作動は、9日20時22分と20時33分の二回発生したようだ。それぞれ、3910ガル、686ガルである。特に20時22分の誤作動は『なんだそりゃ?』的な、ありえない数字を示している。こんなの真に受けるやつはいないだろうと、誰もが思うに違いないが、その前に、JR西日本という交通インフラが麻痺してしまったという事実がどういうことかを考えたい。

交通インフラの要であるJR西日本では、地震計が震度5強程度に当たる250ガル以上の揺れを感知した場合、列車を一斉に停止させる無線信号が流れる仕組みになっているようだ。JR西日本の緊急停止マニュアルでは、無線信号から緊急停止の警告が発せられた場合、非常ブレーキで列車を緊急停止させ、運転を見合わせるよう指示されている。これはしごく当たり前の対応であり、そのことについてとやかく言うつもりはない。

重要なのは、発端が地震計の誤作動によるものだということだ。実際に地震が起こっていないのにもかかわらず、地震計が列車を緊急停止させる無線信号を発信し、交通インフラが麻痺してしまったということである。

列車の緊急停止させ運行ダイヤを見合わせた地震計の誤作動が、日本で今現在稼働中の原子炉発電プラントで発生したらどうなるだろうか。

JR西日本で起きたトラブルは制御システムに内包されるフェイルセーフの脆弱性を露呈させたという点では注目に価する事実である。フェイルセーフによる自動制御が誤作動で起こりうることは、原発プラントでも起こりうると考えられるからである。震度5、6レベルの地震がくれば、原発プラントは当然にスクラム停止(緊急自動停止)する。自動で制御棒が差し込まれ、タービンや発電機などの主要設備は自動停止するコントロールシステムに組み込まれているのである。

地震計の数値は3910ガルを示しているにもかかわらずまったく揺れていないのはどういうことだという検証に欠いているのであり、インフラ設備をつかさどる制御コントロールシステムは、『こんなの間に受けるやつはいないだろうw』的な地球規格外な数値を咀嚼する能力、検証する能力に欠いているのである。3910ガルという数字を真に受け、無線信号に変えて緊急停止させたJR西日本のトラブルがそれを如実に物語っている。



地震計が250ガル以上の揺れを感知し誤作動を起こして緊急停止させる無線信号を発信してしまえば、原発プラントはスクラムしてしまう。鹿児島川内原発の例を挙げると、原発プラントがスクラムする緊急停止信号を発信する揺れの度合いは、震度5弱に相当する160ガルがトリガーになっているようだ。

http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201103160009.html

当然に、原発プラントそのものが地震の揺れを感知するのではなく、原子炉プラントに設置された地震計が揺れを感知する。今回のJR西日本でのトラブルのように、鹿児島川内原発の原子炉プラントに設置された地震計が誤作動を起こし、160ガル以上の揺れを感知してしまえば、原発プラントの制御システムに緊急停止する無線信号を発信し、スクラム措置が、人出を介さず自動で行われるのである。

地震を起こさなくとも原発プラントをスクラムさせる方法はある。国家を恫喝する破壊者のせせら笑いが聞こえてくるようである。

原子炉プラントの外部電源喪失事故は複合的事故であり、隣接するプラントが定期検査中だとか、特別な事情も考慮されるのだが、外部電源喪失に至る過程を単一化するのが地震によるスクラムである。隣接するプラントが停止してしまえば、おのずと外部電源の供給先が一つ失われた状態でスクラムに対処する必要があるからだ。大きなハンデを背負うことになる。

とにかく、地震計の誤作動で、稼働中の原発プラントがスクラムしてしまわないように備えておくべきである。さらには、第二、第三の福島第一原発事故を生み出さないように、外部電源喪失事故に対応する専門技術者の常時配備を徹底させるべきである。


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フクイチ4号機ミステリー 4階の爆発地点を特定する

2011/12/11/(Sun) 00:07


どこの工事現場だよw

2011年12月11日追記・Twitterで上に埋め込んだ動画が見れないと連絡があった。どうやらNHKがYouTubeの動画を削除したらしいが、不思議と当方のPCでは動画はちゃんと見れているのである。不思議だなー不思議だなーと思いつつ、クッキーによる現象だろうと、FC2動画でもアップしておいた。

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福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??

福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?

フクイチ4号機ミステリー 消えた548本の謎を解く

フクイチ4号機ミステリー 米軍が鎮火した4号機の火災、いや火事など起こっていなかった



4号炉建屋5階4階3階(’11年11月)
http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4-5-4-3.htm





なかなか好評を博しているフクイチ4号機ミステリーであるが、今回のエントリでは、4号機4階の爆発地点を探ってみたい。

と、その前に、先日、フクイチ4号機ミステリーのうちの一つの記事が槍玉にあげられ、腐した言葉で嘲笑され、RTされまくった。それをまとめるバカもいたのだが、以下のものである。

福島第一原発4号機に核爆弾の製造工場疑惑!?
Togetter : http://togetter.com/li/221653

とにかく、呟いた奴、RTした奴、一人ひとりをじっくり論破してやりたい衝動にかられたりもしたが、ああいった手合いの行動パターンをケーススタディするいい機会だと冷静になれた。てか、文句あるなら本人につぶやけっていう話なのだが、誰一人としてメンションつけて笑い飛ばした奴はいないのはどういうことだ?さらに言わせてもらえば、福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?を攻撃するのは分かる。あれは、ミサイルなどというのはコメディな話かもしれない。けれど、あの絵はとっかかりであって、狙うはフクイチ4号機の真相究明である。嘲笑するのはいいが、フクイチ4号機ミステリー 消えた548本の謎を解くフクイチ4号機ミステリー 米軍が鎮火した4号機の火災、いや火事など起こっていなかったを読んでからの批判であれば甘んじて受け入れよう。フクイチ4号機ミステリーの全記事を読まずして、フイタだの鼻からキャベツがだの、デムパだのwwwwwだの、嘲り笑うのは、あまりにも失礼ではなかろうか。そう思った次第である。

時期的に、インフラ破壊兵器の話題が盛り上がっていたころであり、アンチが湧く理由は、この記事にあるのかな?と一応リンクを貼っておく。

福島第一原発事故の真相に迫る! 4 〈スタクスネットが世界中の原発をメルトダウンさせる?!〉




話をフクイチ4号機ミステリーに戻す。

フクイチ4号機ミステリーはいまだ全容解明に至っていない。4号機にまつわる不可解な出来事について、論理的な解答が得られていないのである。東京電力は3号機で発生した水素が排気管を通じて流入し、4号機原子炉建屋上部にたまり爆発したと説明するが、3号機の爆発で排気筒の配管は破断させてしまっていることに気付いたのだろう、3号機の水素は共有するダクトを通じて流入したと詭弁を弄する始末である。

バカである。

フクイチ4号機ミステリーは本年6月に公開された4号機4階の写真に写るミスマッチな深緑色の支柱に対する考察から始まった。『これは一体なんだろうか。先端に弾頭を装着すれば、ミサイルに、見えなくもないが』と、ミサイルの胴体部分に見えなくもない深緑色の支柱が一体何なのか、その正体を見極めようと思ったのがきっかけであった。


①2011年6月10日に公開された4号機4階の写真
339566FFFFF.jpg


確実に言えることは、この深緑色の円柱は上階を支保する柱ではないということだ。柱であるならば、天井部と頑強に直結しているはずであるし、写真では、不安定に直立しているようにも見える。第一、天井部の梁から外れている。柱だとしたら論外である。


FDDDDFDF.jpg



①の奥に水色で囲った部分に対応するのが4号機4階北側の以下の部分である。同じように水色で囲った。


4号機北側
4号機北側窓



①の写真が公開されたとき、もう一枚、公開された写真がコレである。


②2011年6月10日に公開された4号機4階の写真2
4号機南側ねね



そして、この壁の穴は、4号機4階南側の以下の部分に対応する。同じく水色で囲った。


4号機4階南側
9YB.jpg



イメージしてもらいたいのは、あの、ミサイルのようにも見えなくもない深緑色の円柱が置かれていた場所である。以下の平面図は先月公開された東電プレスリリースの平面図であるが、4階部分の崩壊した壁を水色でマークした。緑色のマークは深緑色の円柱があると思しき場所である。


4号機4階平面図
4号機原子炉建屋4階平面図FFF




先月公開されたプレスリリースで4号機3、4、5階の損傷状況を収めた写真が公開された。⑧と⑫に注目する。


http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1-j.pdf
4号炉建屋5階4階3階(’11年11月)




20111110F7.jpg


この付近から下に衝撃波が生じ、



20111108F10.jpg

なおかつ、天井部の鉄筋の曲がり方から、この付近から上方向に衝撃波が炸裂したようだ。


以上から、爆発地点は以下の場所だと推測する。


4号機原子炉建屋4階平面図FFFFFF


なお、赤で示した爆発ポイントの右下にある☒は一階からつながるハッチ、開口部だと思われる。4号機原子炉建屋西側一階部分に運搬口がある。搬入された核燃料を使用済み核燃料プールに保管したり、工事の際に分解した炉心構造物を運搬トラックに積み込んだりはクレーンで行われるのだろう。


4号機西側
EGFEGTE4T.jpg
一階部分の運搬口。出入り口にトラックが見える。


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JNN福島第一原発情報カメラに映る4号機がなんか変だ?!

2011/12/10/(Sat) 11:22

2011年12月10日午前中、いつものようにJNN福島第一原発情報カメラを眺めていたところ、4号機に妙な違和感を覚えた。なんだろう。違和感の正体はある意味衝撃的であった。


JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE) - YouTube


2011年12月10日午前11時8分


JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE) - YouTube2011年12月10日午前11時14分


屋上部に注目。
image1513.jpg


南側の屋上部。
4号機西側


ペシャッてか。
JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE) - YouTubeffffff
こら?


2011年12月2日午前6時14分
どうやら、JNNライブカメラが右に少し向いたようだ。しかし、屋上が潰れるってどんだけ?


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放射能はいらない

2011/12/09/(Fri) 19:55


放射線でDNAは破壊され、子孫に受け継がれていく。 | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~


市川定夫氏 微量放射線の遺伝的影響の研究で知られる
1958年京都大学卒、1963年京都大学大学院修了、農学博士。
1935-昭和後期-平成時代の放射線遺伝学者。
昭和10年12月7日生まれ。アメリカのブルックヘブン国立研究所研究員などをへて,昭和54年埼玉大教授となる。
ムラサキツユクサをもちいた微量放射線の遺伝的影響の研­究でごく低線量でも生物に影響があることを証明。
大阪出身。京大卒。著作に「遺伝学と核時代」「新公害原論」など。

放射能はいらない






シリーズ原子力①/原子力秘められた巨大技術_01 投稿者 gataro-clone



シリーズ原子力①/原子力秘められた巨大技術_02 投稿者 gataro-clone



矢ヶ崎克馬 - Wikipedia


Ustream.tv: ユーザー IWJ_TOKYO: 111123 矢ヶ崎克馬氏講演会 隠された内部被ばくの危険 13:30~(録画配信), Recorded on 2011/11/23. 市民...



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島田紳助は羽賀研二の上告審で最高裁の法廷に立つのだろうか

2011/12/05/(Mon) 14:45

今回はブログエントリは島田紳助引退騒動と羽賀研二事件を取り上げる。無罪を示す証拠を握りつぶす警察権力のやり方が結果として冤罪を生み出す悪因の一つになることは指摘するまでもないが、羽賀研二のケースというのは警察権力がエスカレートしつつあることを如実に示す、今後の司法を占う分水嶺とも言えるケースであるからだ。

警察・検察が逮捕特権を濫用し行使する。ついには無罪に導いた証人を偽証罪で立件し、証拠としての立証能力を失墜させ、控訴審で逆転有罪にするという無茶苦茶な暴挙に出てきたのである。

羽賀研二が涙ながらに訴える、その先にあるもの | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~

羽賀研二の事件は島田紳助引退騒動につながっていく。羽賀研二が参加したシンポジウムの動画と以下に引用するサイゾーの記事を読めば、両者の関係性は無視できないものになる。

島田紳助の引退騒動は羽賀研二の涙のさきに繋がっていく | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~



羽賀事件の裏で狙われる、大物芸能人の「危険度」(日刊サイゾー) - livedoor ニュース

1990年代半ば、梅宮アンナとの5年にわたる「バカップル」ぶりで一世を風靡したタレント羽賀研二による恐喝未遂事件が6月に起こった。つぶさに取材してきた大阪府警の担当記者は、一連の報道をこう振り返る。
「羽賀やVシネ俳優、プロボクシングの元世界チャンプといった一部の不良タレントたちが引き起こした特異な事件のように取り上げられたけれど、とんでもない。これは芸能界と闇社会の結びつきの強さを垣間見せるマル暴事件そのもの。しかも、この事件をきっかけに、芸能界の組織暴力汚染にまで捜査の手が広がりそうな勢いで、実に根の深い事件なんです」

 なるほど、事件を振り返ってみると、羽賀らは株式投資を知人男性に持ちかけ、いざ失敗すれば、預かった投資金4億円を1000万円の支払いでチャラにしろと男性を脅迫。その現場には、羽賀と昵懇だった渡辺二郎、さらには指定暴力団山口組系「極心連合会」幹部たちが顔を揃えていた。

「渡辺は、引退後にタレント業に転身したものの逮捕歴を重ねるようになり、府警のマル暴リストには『極心連合会相談役』と記録されています。今回は、恐喝現場に俳優の吉川銀二(逮捕されるも不起訴)も同席し、芸能人と組幹部が一緒に脅迫に及ぶという、例のない事件だったんです」(芸能記者)

 実は、今回逮捕者を出した極心連合会というのは、山口組系の中でも屈指の芸能コネクションを持つことで知られ、数々の芸能人のケツ持ちを務めているというのが〝定説〟になっている。府警は今回の事件に絡んで同組員らを取り調べているが、それは本件の裏付け捜査のためだけではないらしい。

「実は極心連合会の首脳と、ある芸能人の関係を厳しく追及しているんです。というのも、この関西出身の大物タレントAは、若い頃からこの首脳にかわいがられていて、2人が一緒に飲み歩く姿がたびたび目撃されているんですよ。府警の最終的な狙いは、このタレントのようです」(前出・府警記者)

 いまやバラエティ番組のレギュラーを複数持つ彼には、興味深い過去がある。Aは、渡辺二郎の知人としても知られ、渡辺が99年に銃刀法違反容疑の判決公判で実刑を言い渡されたとき、その公判の情状証人として出廷、涙ながらに情状酌量を訴えた。また、服役後も、渡辺の芸能界復帰を後押ししていた。Aを極心連合会と結びつけたのが、渡辺という説もある。さらに、こんな見方もある。

「Aは、大阪や東京都心の不動産を買い漁っていることでも有名。特に、東京都心の地上げ案件や競売案件には暴力団が群がり、しのぎを削っている実態がある。その中で、関西のタレントが片手間で不動産取引を行うのはムリ。警視庁では、背後に闇勢力がいるとみて詳しく調べている。その勢力がAの取引に不法に関与していなかったかどうかを」(在京の社会部デスク)

 そんなAは暴力癖があり、攻撃的な性格で有名だが、気に入らない相手に暴力団の名前を出して脅すことがあると一部で報じられた。これだけ聞くと、暴力団との関係が週刊誌によって報じられた吉本興業の中田カウスを思い出す。実は、Aとカウスは非常に仲が良く、さらに羽賀の事件も含めて、この3点を府警はひとつの線で結びつけて重要視しているという。

「くしくも吉本の内紛劇によって、芸能界と暴力団との関係が表ざたになった。これまで府警は、関西芸能界のブラックな部分を見て見ぬフリをしてきたが、世論がそれを許さなくなってきたということもある。今回、昨年6月に起こっていた羽賀の事件をこのタイミングで摘発したのは、吉本騒動が起こったからこそ。芸能界へ『暴力団との縁を断ち切れ』という警告を発したと同時に、組織暴力汚染の根本まで刈り取ろうというわけです」(事情通)
 この流れの中で、次はAに手が伸びるのではないかというわけだ。府警は、こうしたAの裏情報を一部メディアにリークし、Aバッシングを仕込んでいるともいわれる。不穏な空気が流れだした中、Aは毎日のようにテレビの中で笑いを誘っている。実際は、どんな心境なのだろうか?
(編集部)

--転載ここまで--





羽賀研二が特徴ある大阪弁で口調を真似るBさんは、サイゾーの記事に書かれたAは同一人物ではないか。Aが島田紳助を指すのは明白であり、すなわち暴力団とのトラブルの仲介役を買って出たというBさんは島田紳助ではないか?という論理に矛盾はない。


島田紳助は今もカメラに追われている。ベランダに姿を見せようものなら、見開き一面のスクープが写真週刊誌を賑わせることになる。今もさぞ怯えているだろう。

なぜ、彼はこのような仕打を受けているのだろうか。やはり、当方には羽賀研二に係わる一連の事件に理由があるように見えてならない。売れっ子タレントのネームバリューを剥奪してなお、攻撃を続ける。一個人にとってあまりにも不条理な実体は理由があってこそである。それは個人的恨みでも嫉妬でもなく、組織の思惑である。

島田紳助は羽賀研二事件のホンボシであった。警察の思惑の中に暴力団組織の撲滅という大掛かりな捕物が内包されていたのであるならば、小者よりも大物である。ゴシップタレントを踏み台にして吉本の売れっ子タレントを捕まえて、関係筋をローラー的に引っ張り上げる段取りの方がインパクトは絶大にある。

島田紳助引退騒動のトリガーとなったメールは羽賀研二事件の捜査資料である。四年も前の話を大阪県警がぶり返し、暴力団と交際した証拠だと言い掛かりをつけたのである。

しかも、メールした相手は、元世界チャンピオン渡辺二郎である。天下をとった男である。

くだんの会長に直接連絡を取った証拠はなかった。島田紳助は元世界チャンピオンと交わした数年前のメールを咎められ、明らかに熟考に欠いた引退会見の場を設け、「切腹の介錯をしてもらった」ことに一礼し、消えていったのである。

島田紳助はグッドマンだった。情に厚い男でもあった。飲食店を経営しているのであるから、感謝というのは言葉に出して、頭を下げて伝えるものだ。その間接的な証拠をあげつらい容疑の理由にされたのならば不憫である。もっといえば、何年も前の黒い交際の証拠が槍玉に上がっているのである。その相手は世界チャンピオンだ。ヤクザもペコペコ頭を下げる世界一強い兄さんだ。島田紳助引退騒動で最も解せないのは、渡辺二郎をヤクザだと認め、その交際すら否定して幕を退いたことだ。この部分がどうしても納得できないのである。




おそらく、極心会に回ってきた危うい仕事の内調が入ったのだろう、芸能界で幅広い人脈を持つ元吉本の売れっ子タレントは「ケンちゃんどうしたん?」と追い込みをかけられて困っている羽賀研二の話を聞いてやった。後に多数の逮捕者を出すことになる詐欺事件の真相を聞き、仲裁を買って出たのである。

元世界チャンピオン渡辺二郎も数千万円の被害に合っていたことを考えれば、羽賀研二をダシに使っただまし討ちだったのかも知れない。「そっちのけじめはともかく、こっちのけじめはどうしてくれるんじゃい」結局、羽賀研二の被害男性は恐れおののいて警察にかけこむわけだが、羽賀研二は恐喝が行われた現場にいなかったのにも係わらず、詐欺未遂と恐喝の依頼者、主犯に見立てられ、けして払拭できない見えない傷を負った。

つまり、羽賀研二が受けた傷というのは、島田紳助を助けたから傷である。羽賀研二も、助かりたければ島田紳助を主犯に仕立て上げた警察の作文に付きあえばよかったのである。結果として、羽賀研二は「島田紳助さんは無関係です」を貫いたのだろう。

第一審では無罪を言い渡されたのに、第二審で逆転有罪、懲役6年の判決が出た。当然に、羽賀研二は上告するわけだが、最高裁判所で開かれる上告審の頼みの綱である、第一審を無罪に導いた根拠である徳永数馬氏の証言を取り返すことができなかった。


(タレント羽賀研二の裁判)元歯科医の控訴棄却

生回数:75  追加日:2011/10/21 11:13  [YouTubeで見る]
偽証元歯科医の控訴棄却 羽賀研二被告裁判(大阪府) タレントの羽賀研二(本名・當真美喜男)被告(50)の裁判でウソの証言をした罪に問われた元歯科医・徳永数馬被告(50)の控訴審判決で20日、大阪高裁は懲役1年6か月、執行猶予3年の1審判決を支持し控訴を棄却した。 弁護側は「被告の記憶があいまいであえて虚偽の証言をしたわけではない」として控訴していた。 判決で大阪高裁は「証言の前に弁護士と打ち合わせをし、記憶を呼び起こす時間はあった」として控訴を棄却した。 羽賀被告は徳永被告の証言の信用性が否定された控訴審で逆転の有罪判決を受け上告している。 [ 2011/10/20 18:56 読売テレビ] news24.jp

--転載ここまで--


日本の司法は三審制である。裁判で下された判決に不服があれば、高等裁判所で再度審議され、不服があれば最高裁判所で開かれる上告審が待っている。地方裁判所から高等裁判所、さらに最高裁判所といったより上位の裁判所で審議がはかられる三審制は、日本の民主主義で国民ひとりひとりに認められた権利である。光市母子殺害事件などの差し戻し審は最高裁が審議を拒否した特殊な例である。

羽賀研二事件のキーマンである徳永数馬医師の控訴審棄却は、羽賀研二にとって無罪を勝ち取るための物証を二度と手に出来なくなった分岐点でもあった。そもそも執行猶予付き判決である。最高裁判所に上告する中身が伴っていない。おそらく、徳永数馬医師側は上告せず、甘んじて控訴審の判断を受け入れるだろう。偽証罪という微罪をかぶせられた汚名を晴らすために、最高裁へ審議を持っていく内実が伴っていないのである。

羽賀研二にとってこれほどの痛手はない。無罪を示す証拠を握り潰されて、二度と取り戻すチャンスを失ったのである。

恐喝の現場にいなかったのに主犯に仕立てられ、自ら大損こいた過去のギャンブルで詐欺未遂が立件された。不条理甚だしい困難を乗り越え無罪を勝ち取ったのにも係わらず、無罪の根拠にもなった証言者を「お前、嘘ついとるから逮捕や」とヤクザ顔負けの言いがかりをもって偽証罪を成立させられ、控訴審が逆転する根拠になった。懲役6年。羽賀研二にとって、この上告審は長く苦しい裁判になるだろう。背水の陣である。

羽賀研二の上告審で再逆転無罪を勝ち取る唯一の術は、島田紳助に法廷で証言させること以外にないといってもいいかもしれない。「ケンちゃんは俺をかばってくれたんです。ケンちゃんのけじめを取る前に、兄さんのけじめを取らせたかったから、兄さんを現場に呼んだんです。ケンちゃんは関係ありません」ハンドタオル片手に目をうるわせ、涙ながら証言すれば、それはそれは、大きな波紋を呼ぶことになるだろう。ネームバリューを失った島田紳助にとっても羽賀研二の最高裁上告審は警察権力に一矢を報いるための唯一のチャンスになるだろう。

島田紳助は羽賀研二の上告審で証言台に立とうと準備していたのではないか。だからこそ、最高権力組織に、そのネームバリューを抹殺すべく、組織ぐるみのアサシネーションに見舞われたのではないか。アサシネーションとは内実を伴わない社会的抹殺で、西松事件や陸山会事件に見られる小沢一郎議員のように、重箱の隅をつつくように徹底的に捜査して、ちっぽけな容疑を大罪のごとくメディアがレッテルを貼りまくるのである。



最後にひとつだけ指摘しておきたいことがある。





島田紳助引退会見で騒動の肝になる黒い交際が始まったきっかけについてである。島田紳助は右翼団体とのトラブルを理由にあげているが、件の右翼団体とは『大行社』という右翼団体だと言われている。

島田紳助、10数年前のトラブルとは?街宣右翼団体「大行社」に脅迫されていた! 貴方の知らない日本/ウェブリブログ

その大行社という右翼団体と島田紳助は知らない仲ではなかった。かつて島田紳助自身が右翼団体にインタビュアーとして密着し、潜入取材している番組がある。街宣車に書かれたスローガンに紛れて大行社という文字列を見つけるのに、時間はかからなかった。


反原発デモでどさくさに紛れて蹴りをいれた疑惑が浮上した一水会の鈴木邦男も、VTRに登場する。


このマッチポンプぶりにほとほと呆れてしまう。黒い交際のきっかけが右翼団体とのトラブルで、その右翼団体とはかつてドキュメンタリー番組にインタビュアーとして密着取材した当事者だったのである。

島田紳助は引退会見の想定質問の中に暴力団と知り合うきっかけも入っていたはずだ。知人が交際していた。連れが引きあわせた。ゴルフしようというから。馴染みの店の常連である。ヤクザと知り合うきっかけなんて、はっきりいって何でもいい。それに、暴力団と付き合うきっかけなんてネームバリュー以外にない。歓楽街をでかい顔して歩きたいという虚栄心である。

島田紳助は必ずや質問が集中するであろう黒い交際のきっかけを説明する際に、テレビ番組での発言を受けて抗議にきた右翼団体とのトラブル処理を挙げた。抗議にきた右翼団体はかつてインタビュアーとして潜入密着した右翼団体である。というよりも、テレビ番組の発言が抗議の理由であるならば、番組制作側に非があるのだから、テレビ局かプロダクションが手を回すことであり、一タレントが暴力団にトラブル処理を依頼するのは、どうしても合点がいかないのである。これらの事実と彼の心情に思い馳せた場合、テレビ業界へ向けた恨み節が込められているように思えてならない。

「きっかけを作ったのはお前らやないか。テレビ局、番組制作スタッフ、プロダクション、黒い交際のきっかけはお前らが作ったんやぞ。共犯。もっとどす黒いことやってんのと違うんけ、ボケカス」


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JNN福島第一原発情報カメラの怪光は11月29日から始まっていた!!

2011/12/03/(Sat) 12:16

12月1日の午後17時過ぎから翌2日の朝にかけて、JNN福島第一原発情報カメラは3号機と4号機の間で点滅するオレンジ色の発光体を映し出していた。この光はいったいなんなのか。JNN福島第一原発情報カメラとふくいちライブカメラはしょっちゅうもくもくしているのでウォッチすることがしばしある。そんな中、オレンジ色に瞬く発光現象は初めてお目にかかる現象であった。

JNN福島第一原発情報カメラに映るオレンジ色の怪光

点滅というよりも、着いたり消えたり、強くなったり弱くなったり、閃くといえばいいのか、ただの点滅というわけではなかった。全く規則的ではない、リズム的にも不規則で強弱も不揃いな発光であった。オレンジ色の光の奥に緑色に光ったり青白く光ったりしているようにも見え、とかく始めてみる不思議な発光だったゆえ、注意深く観察することになった。

JNN福島第一原発情報カメラはピントがずれていた。いかんせん不明瞭な映像にヤキモキしながらウォッチを続けていたのだが、変化が訪れたのは夜明けのことであった。突如としてライブカメラのピントが合い、鮮明な映像が流れ始めたのである。


◯ピントがずれている。
2011年12月1日午後7時2分

◯ピントが修復された後。
2011年12月2日午前5時54分


オレンジ色だと思っていた光は、青白くもあり緑色にも見えた。辺りが明るくなるにつれ、今度は赤く光りだした。七色の光彩をもつ怪光であった。完全に夜が明けライトアップが落とされた後も、ちかちか建物の中から光っていたことは拡大したCAM動画で確認されたい。

JNN福島第一原発情報カメラのピンぼけが直り、オレンジ色の怪光の正体やいかに??

JNN福島第一原発情報カメラに映る光はいったいなんなのか。とにかく、はじめて見た現象だということもあり、当方もそれなりにTwitterで騒がしてもらったが、やはり、あのライブカメラの映像を見て、違和感を覚えた人は少なからずいたようである。


福島第1原発で火災? インターネット騒然も東電は否定 | ニコニコニュース :
http://news.nicovideo.jp/watch/nw156117

 東京電力・福島第1原発の様子を常時中継しているTBSニュースサイトのライブカメラ映像に「炎」が映っていると2011年12月2日未明、インターネット上で騒ぎになった。

 映像を見ていた視聴者によると、画面右下に映る原子力建屋付近でオレンジ色の発光があり、まるで火災のようだったとしている。その瞬間の映像は即座に静止画にされ、インターネット上に拡散。ツイッターや2ちゃんねるなどでは、「燃えてる」「大丈夫なのか」「怪しい炎」「もうダメなんじゃないか」という反応があった。

 この件について、東京電力の広報部に問い合わせると、

「特に火災があったということはない。12月1日から夜間作業用の照明を設置し、ちょうど昨夜から点灯しているので、その光である可能性が高い
と答え、インターネット上での「火災」騒ぎを否定した。

◇関連サイト
・JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE)
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/

(丹羽一臣)

--転載ここまで--


どうやら、ニコニコニュースで報じられるほどの騒ぎに発展していたようである。当方がその火付け役かもわからないがw

オレンジ色の怪光は12月1日の日が暮れてから、翌2日朝方まで光っていた。もし火災だとしたら、夜通し燃え続けていた事になるのだが、JNN・フクイチ両ライブカメラでも、煙などの火災の兆候を伺わせる現象は確認していない。

よって東電広報部が火災騒ぎを否定したことについては異論はない。

だがしかし、大事なのは、東電の広報部が「特に火災があったということはない。12月1日から夜間作業用の照明を設置し、ちょうど昨夜から点灯しているので、その光である可能性が高い」と説明していることである。

可能性が高い。この言い回しは看過できない。この説明では、推定であり憶測に過ぎないと打ち明けているようなものだ。可能性の話をする前に、作業日報を明示すればいいだけの話ではないか。作業の内容や、作業した時間、作業員の数、何よりも、作業した場所など、ペーパー一枚に記録が残っているはずであり、それをそのまま公開すればいいのである。

夜間作業用の照明という説明も合点がいかない。というのも、1~4号機までの原子炉建屋は、陽が落ちると同時にライトアップされるではないか。各号機の原子炉建屋か白く映るほど、明るくライトアップされているではないか。あれは、ライブカメラ用の照明でもあるが、もともと夜間作業用の照明であったはずだ。

12月1日の夕方から2日朝の長きにわたってJNNライブカメラをウォッチしてきた側から言わせてもらうと、夜間作業用の照明という説明にはほとほと疑問だ。とにかく、当日は午後18時前に日没してから翌朝、原子炉建屋をライトアップする照明が落ちるまで、閃いていたのである。その間、ずっと夜間作業していたのだろうか。さらにいえば、オレンジ色の怪光の挙動は、赤色回転灯やパトランプのような警告灯、あるいは居場所を示す救助灯のたぐいだとも思えるのだが、点滅の周期が不揃いであり、光の強弱も同様である。しかしながら、東電の説明どおり、夜間作業用の照明であったとしても、ちかちかちかちかされたら鬱陶しい上この上ないのではないか。光を見たまんまそのまんまの印象をいえば、夜間作業用の照明として適しているはずがない。


オレンジ色の怪光について東電側は事実をちゃんと把握していないのではないか。少なくとも、火災騒ぎだけを否定して、あの発光の正体がなんなのか、なんの作業をしていたのか、論理的な説明はされていない。だからこそ、その裏を読み解くのである。


Kazumoto Iguchi's blog : らいぶカメラに異変が?:青白い発光、これは何だ?
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11月29日に撮られたキャプチャ画像。

2011年12月2日午前5時54分
12月2日の朝方にライブカメラの映像が修復された後のキャプチャ画像。



ライブカメラの映像が鮮明になった以降をみれば、オレンジ色の怪光の正体が、実は11月29日に撮られた青白い光と同質のものであることが分かった。光っている場所が全く一緒である。


JNN福島第一原発情報カメラにオレンジ色の怪光を確認したのは12月1日の午後17時を過ぎてからであるが、二日前の11月29日にはオレンジ色の怪光が光っていた場所と寸分狂いなく同じ場所で青白く光る怪しい発光が確認されている。注目したいのは、井口博士のブログのキャプチャ画像をみるかぎり、ピントがずれていない。すなわち、12月1日の二日前にはJNNライブカメラのピントがあっていて、30日か1日日中にピントはずれたことがわかる。


そして、以下のキャプチャ画像は12月2日の午後19時ごろのものである。後述するが、この直後JNN福島第一原発情報カメラはブラックアウトする。一切の映像を流さなくなり、音声マイクが拾い上げる風の音だけが不気味に聞こえてくるようになるのだ。



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12月2日午後19時頃



12月2日の夜に撮られたキャプチャ画像が示すのは、11月29日と全く同じ場所で全く同じ光彩で発光していることである。青白く光る場所は、12月1日から2日にかけてオレンジ色の怪光が光っていたと思われる場所でもある。つまり、11月29日からすでにあの場所で光っている何かが存在したのである。

ところで、ニコニコニュースの東電広報部の説明を思い返して欲しい。『夜間作業用照明が設置されたのは12月1日』という説明であった。つまり、東電広報部が説明する夜間作業用照明は11月29日から光っていたのであり、12月1日に設置したとする東電広報部の説明では理屈が通らないのである。



12月1日から夜間作業用の照明を設置し、ちょうど昨夜から点灯しているので、その光である可能性が高い」
と答え、インターネット上での「火災」騒ぎを否定した。


12月1日から夜間作業用の照明を設置したと説明するが、実際は11月29日から光っていたのである。『ちょうど昨日から点灯している』というのは、東電いわく夜間作業用の照明が設置された場所では何も点灯していなかったということである。例え12月1日に夜間作業用照明を設置していたことが事実だったとしても、それは全く別の場所であろう。



そして、JNN福島第一原発情報カメラは昨夜の内に映像信号が途絶え、映像には何も映らなくなってしまったのである。



2011年12月3日午前9時5分


当方がブラックアウトしたことを確認したのは昨日夜21時頃である。他方、先に挙げた2日夜のキャプチャは午後19時頃に撮られたものだ。つまるところ、19時から21時の間に、JNNライブカメラの映像信号が途絶えたことになる。あえて言う。あの、青白い光は無関係なのか。本当は、あの青白い光を見せたくないがために、わざと映像を遮断したのではないか。今、JNN福島第一原発情報カメラから、風の音だけが不気味に聞こえてくる。

JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE) - YouTube

JNN福島第一原発情報カメラだけではない。今この記事を書いている段階2011年12月3日午前9時17分で、ふくいちライブカメラすらブラックアウトしてしまっているのである。これはいったいどういうことか。

福島原発ライブカメラ実況&映像アーカイブ

よほど見せたくない何かが写ってしまっていたのだろうか。

本当に青白い謎の発光は関係ないのだろうか。





ではいったい、何が光っていたのだろうか。井口博士は『再臨界』の可能性を示していたが、再臨界以外にも1)東電が記録に残したくない作業を夜間に秘密裏に行なっている。2)フクイチに残された核燃料(新燃料・使用済み核燃料)を目当てにした窃盗団が見張りをつけて物色している。これら二点を可能性として挙げておく。可能性としては薄いかもしれないが、何があっても不思議ではない。答えに多様性を持たせあらゆる可能性を考慮しなければ、真実は見えてきそうにない。

12月1日に見つけた怪光について、ニュースになったものの東電が何も把握していない実情が露呈した。やもすれば、フクイチ作業員として潜入したテロリストに致命的な事故につながる細工がされたとしても不思議ではないし、東電側が把握していない夜間作業により、爆弾を仕掛けられても不思議ではないのである。もはや福島第一原発で不思議な爆発が起こらないことを祈るばかりだ。



追記:ちなみに今回ライブカメラの映像をあげるのにDesktopCAMというフリーソフトと、GOMエンコーダーで自炊した。先の中野剛志動画著作権侵害で三度警告され、ユーチューブアカウントを消されたのみならずグーグルメールのアカウントも抹消されそうになった(クレーム入れたら復活)ので2ndアカウントを取得。


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Tag:福島第一原発事故 

Category:ふくいちライブカメラ

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