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フクイチ4号機ミステリー 米軍が鎮火した4号機の火災、いや火事など起こっていなかった

2011/11/20/(Sun) 16:45

フクイチ4号機ミステリー 消えた548本の謎を解く

福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?

福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??


今回のブログエントリも前回に引き続き、フクイチ4号機ミステリーを考察する。

福島原発事故発災当初、4号機の使用済み核燃料プールには783本入っていると報じられた。さらにひと月後には1331本だと訂正され、今では1535本保管されていることになっている。4号機の使用済み核燃料プールのキャパシティは1590本である。1535本というと占有率97%にもなる。プルトニウム240の自発核分裂性を考えれば、例え使用済み核燃料とは言え、一箇所にぎゅうぎゅう詰めにするのは危険である。

前回のブログエントリで『4号機の使用済み核燃料プールにあるのは783本で、548本は原子炉に装着されていたのではないか。後々になって判明した新燃料204本を足せば1535本になる。これは偶然なのか?』という疑問を呈した。さらに付け加えさせてもらえば、新燃料204本は機器類プール(DSプール)に置かれていたのではなかったか。



■ 火災だと報じられた4号機の消火にアメリカ軍が従事??


3月11日 14時46分 311クライシス発災
3月12日 15時36分 福島第1原発1号機 爆発
3月14日 11時01分 福島第1原発3号機 爆発

3月15日 06時14分 福島第1原発2号機 爆発音
3月15日 06時00頃 福島第1原発4号機 火災
3月15日 09時40分 福島第1原発4号機 出火の確認
3月16日 05時45分 福島第1原発4号機 再び火災~自然鎮火


4号機の火災が報じられたのは3月15日のことである。朝6時に爆発音を確認、同日9時38分に火災が確認されている。



福島第一原発4号機でも火災 建屋の屋根付近に損傷
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150135.html?ref=reca

2011年3月15日11時7分

 定期検査のため、運転停止中の福島第一原発4号機で15日午前6時ごろ、大きな音が発生、東電が確認したところ、原子炉建屋の5階屋根付近に損傷を確認した。その後、4号機の現場の状況を確認していたところ、9時38分ごろ、原子炉建屋4階北西部付近に出火を確認した。

--転載ここまで--

原子炉建屋


20111108S4.jpg

4号機爆発は、想定外の核爆発だった!は
おそらくここ。


福島第一原発4号機で火災、天井損傷
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150144.html?ref=reca

2011年3月15日11時15分

 東京電力は、爆発事故が続く福島第一原発の4号機でも、15日午前6時ごろ爆発音があったと発表した。調査の結果、5階部分にある天井が壊れているのが見つかった。さらに、午前9時38分に、4階部分から出火しているのが見つかり、消火活動の作業を検討中という。

--転載ここまで--


検討するしかなかったのかもしれない。というのも3月15日は1号機の爆発(3月12日)と3号機の爆発(3月14日)の後である。1号機の爆発時に、福島第1原発から半径20キロ圏内の退避勧告が出され、14日の朝には3号機の海水注入を続けていた東電作業員にも退避命令が出されていた。残る頼みの綱は自衛隊なのだが3号機の爆発で現場で作業に当たっていた自衛隊員数名が負傷。15日未明には自衛隊が福島第1原発から特殊部隊の撤退を検討していると報じられていた。


【原発爆発】福島第1原発事故で、オフサイトセンターから陸自、退避検討 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031502100008-n1.htm

2011.3.15 02:09

 政府が、福島第1原発の事故対応にあたっているオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)から、陸上自衛隊「中央特殊武器防護隊」の退避を検討していることが14日分かった。
 オフサイトセンターは、原発から約5キロ離れた福島県大熊町に設置されている。

--転載ここまで--



4号機原子炉建屋で火災を確認しても為す術なしといったところであろう。もはや自衛隊すら逃げ出そうとしていたころであった。そこに出てきたのがなんとびっくりアメリカ軍である。


福島第一原発4号機 建屋で火災 | 日テレNEWS24
http://www.news24.jp/articles/2011/03/15/06178374.html#

2011年3月15日 11:47

 「東京電力」福島第一原子力発電所で15日、新たに4号機の建屋で火災が発生した。現在、自衛隊とアメリカ軍が、消火作業をどのように行うか検討している

 また、2号機では、原子炉格納容器の圧力抑制プールが破損する事故も起きている。

--転載ここまで--



つまり、逃げ出さんばかりに及び腰だった自衛隊の首根っこを掴み、アメリカ軍は4号機の消火作業の検討を始めたのである。そして、鎮火させたようだ。


福島第一原発4号機火災、鎮火か 消火作業に米軍
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150203.html

2011年3月15日12時7分

 東京電力は、火災が発生している福島第一原発の4号機の消火作業に米軍が従事していると発表した。鎮火したもよう。

--転載ここまで--


福島第一原発事故、特に1号機と3号機の爆発の際、米軍は現場にいなかった。4号機に火災が発生したと聞きつけて、なぜか鎮火作業に従事するのである。もちろん、3号機の爆発がただごとではないことを米軍は認識していたはずだ。なぜ、4号機のトラブルに際し米軍がしゃしゃり出てきたのか。被曝するリスクを顧みず、4号機の鎮火に勤しんだのか。本当は火災など起こってなく、米軍は証拠隠滅のために消火作業に従事するポーズを見せていたのではなかろうか。




■ 4号機で火事は起こっていない

福島第一原発4号機は、311クライシス発災時、定期点検中で、原子炉内に核燃料は全部取り出されていたと東電は説明する。とりあえずは爆発元は存在しない格好だ。ところが、3月15日朝6時頃、4号機で爆発が発生した。原子炉建屋の天井部は骨組みだけを残し、木っ端微塵に吹っ飛んだ。今現在では『共有するダクトから3号機の水素が流入した』と説明するが、当初、4号機は火災だと報じられた。そして、東電が火元として有力視していたのが、福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??で取り上げたミサイルみたいな円柱状の物体が置かれていた場所なのである。



福島第一原発、爆発・火災現場となった4号機4階 写真公開 | レスポンス (ビジネス、企業動向のニュース) :
http://response.jp/article/2011/06/12/157821.html


2011年6月12日(日) 00時15分

339565.jpg

339566.jpg



東京電力は11日、4号機原子炉建屋の4階の様子を写真で公開した。4号機は3月15日と16日の両日にわたって3度ほど黒煙が上がっていたことがわかっている。その時、爆発音も聞こえていた。

この出火原因は特定されていないが、撮影場所の4階南側は、東電が火元として最も有力視する場所だ。写真の中央上部の天井がくすぶっていると説明する。この上の5階には使用済み核燃料プールがある。

燃えたと推測されるのは、写真右側に写っているモータージェネレーター(MG)セットだ。

モータージェネレーターセットは、給電盤、発電機、流体継手、モーターが1つのセットになっている。出火当時、黒煙が大量に上がっていたことなどから、この流体継手の中のフルード(油)が漏れるなどして着火したのではないかと、東電は説明する。

写真で見ると、右から中央に向かって、パネルが吹き飛んでいるのが給電盤、その右側の角ばった立方体が発電機、その奥に丸く見えるのが流体継手だ。流体継手は、さらにその奥にある角ばった立方体のモーターと、発電機をつなぐ役目をする。

自動車のオートマチックトランスミッションと同じ原理で、流体継手の中のフルード(油)がモーターの回転を発電機に伝えて、原子炉再循環ポンプの冷却材の流量を微調整する。継手の中のフルードを増減させることで回転数を可変し、ポンプの流量調整を行う。

現在の制御ではインバーターが行うが、「継手の中で慣性が働いているため、一度、電源が途絶えても、ポンプをしばらくの間動かすことができて信頼性は高い」と、広報担当者は説明する。

原子炉出力は制御棒で調整するが、細かいコントロールは再循環ポンプを動かすモータージェネレーターセットが担っていた。

また、冷却継手から左に向かって水平に伸びている配管は、回転で熱を帯びたフルードを冷やすための冷却配管だ。写真ではほとんどわからないが、奥に向かって、さらに同じものが、もう1セット並んでいる。

もう1枚の逆光で空を仰いでいるような写真は、モータージェネレーターセットの撮影場所から逆方向を向いて撮影した。

明るい場所に水平に走っている配管を利用して、原子炉の代替冷却のシステムを再構築しようと試みる。
《中島みなみ》

--転載ここまで--


この記事を鵜呑みには出来ない。そもそも、火災現場なのに現場が全く煤けていないのはどういうことだ?という視点が欠けている。 あえて言わせてもらうが、ここでは火事は起こっていない。その確たる証拠を一つ挙げておく。


4号機爆発は、想定外の核爆発だった!fffff


画像下部に赤く囲ったのがゴム手袋である。本当に記事のような火災が発生したのであれば、ゴム手袋など数秒で灰になってしまうだろう。よく見て欲しい。ゴム手袋が煤けてもいないのである。ちなみに、付近に散乱する瓦礫は天井が崩れ落ちたものである。


4号機爆発は、想定外の核爆発だった!
位置関係をわかりやすくするために、黄色と水色で同じ場所を表している。

4号炉建屋5階4階3階(’11年11月)ttt
作業員が立っている場所は発電機だという。天井部を見れば5階と貫通している。それほどの爆発が起きたということだ。発電機は上の画像でも水色で囲った。右にかすかに映り込むのが、例のミサイルである。黄色で囲った。


4階から上方向へ凄まじい爆発が起こったのは確かなことだ。鉄筋が見事に上方向へ曲がっている。それにしても不思議なのが、ここも全く煤けていないことだ。ここでは『4号機の原子炉建屋4階に散乱する瓦礫は、4、5階部のスラブ躯体が吹き飛んだもの。幾度と無く火災が確認されているが、全く火事が起こった気配がない。』ということを記憶しておいてもらいたい。




■ 福島第1原発の4号機、圧力容器設計者の苦悩











最後まで言い出さなかったが、田中三彦氏が告発しているプラントは福島第一原発4号機である。もしかしたら、この辺りに原因があるのかもしれない。


「福島原発は欠陥工事だらけ」
http://www.wa-dan.com/article/2011/03/post-84.php

中略

 今回の損傷隠しのきっかけは、2年前のGEIIの元技師による内部告発だった。原発に関する内部告発は、じつは14年前にもあった。

 現在、科学ジャーナリストの田中三彦さん(59)がメーカーの不正な工事過程を告発したのだ。

 内容は、田中さんが日立製作所の関連会社のバブコック日立の設計技師だった74年に起こった出来事だった。

 同社は日立製作所が受注した福島第一原発4号機(78年運転開始)の原子炉圧力容器を製造していたが、製造の最終過程でトラブルが起こった。高さ約21メートル、直径約6メートルの円筒形で厚さ約14センチの合金鋼製の圧力容器の断面が、真円にならず、基準を超えてゆがんだ形になってしまったというのだ。

 これも冗談のような話なのだが、容器内部に3本の大型ジャッキを入れ、610度の炉の中に3時間入れてゆがみを直したというのだ。田中さんは当時、原子力設計部門から別部門に異動していたが、急遽呼び戻され、どれだけの時間をかけて、何度の熱処理をすべきか解析作業を担当させられた。作業は国にも東電側にも秘密裏で行われ、ゆがみを直した後、東電に納入されたのだという。

◆国と業界一体で「安全」ゴリ押し◆

 田中さんはその後退職し、88年に都内で開かれた原発シンポジウムで、
 「ジャッキで無理に形を整えた圧力容器が実際に運転しており安全性を心配している」
 と"告発"したのだ。

 田中さんが懸念したのは、ジャッキで力を加えた熱処理による材料の性質の変化などで、それによる原子炉の安全性の問題だった。

 しかし、告発からわずか数日後、東電と日立製作所、そして通産省までもが、
 「問題ない処置だった」
 と口をそろえ、またもや得意の"安全宣言"を出した。

 田中さんはこの経過を90年に出版した『原発はなぜ危険か―元設計技師の証言―』(岩波新書)に詳細にまとめている。田中さんはこう話す。

 「ゆがみの矯正は明らかに違法行為であり、日立側は私との話し合いで、最後まで当時の生データも出さなかった。また告発後、通産省も東電も日立から事情聴取することもなく、すぐに安全宣言を出した。今回の東電の損傷隠しでもこれが繰り返されている」

 なぜ、こうも国はちゃんと調べずに安全宣言を出してしまうのか。そして何よりも恐ろしいのは、この福島第一原発4号機も、その後も十分な検証が行われないまま、今も稼働しているということだ。

 「根本的な問題は、電力業界の体質そのものです。彼らには罪の意識はまったくなく、逆に合理的な判断の上に成り立っていると思っている。それは給電の計画変更などのコストの問題、同じ構造の原子炉を持つほかの電力会社への影響など、結局は電力会社サイドの勝手な都合で決められている。国も『あうんの呼吸』でそれを見守ってきた。国も電力会社も原発が壊れるまで『安全だ』と言うのでしょう。いつかはわからないが、大事故は必ず起きる。早急に脱原発の方向に切り替えるべきだが、その前に、せめて国の技術的なレベルを上げ、原発に対する管理能力をきちんとすべきです」(田中さん)

 最近、70年代半ばに通産省の検査官が逆に東電に損傷隠しを指示した疑惑も報道されている。まさに「あうんの呼吸」を持つ官業もたれ合いの原子力行政そのものであり、「原発は安全だ」と喧伝する中で、官業一体となって「損傷隠し」までしてきてしまったというわけだ。

 いずれにしろ、欠陥だらけの原発が稼働し続けているという、この恐ろしい状態を脱するには、保安院でも東電でもない第三者機関にきちんと調べてもらうしかない。  (本誌取材班)

---------------------抜粋




■ 参照リンク

原子力緊急事態宣言: 4号機の原子炉が白煙を吹く! 画像&動画を追加
http://phnetwork.blogspot.com/2011/06/blog-post_11.html

原子力緊急事態宣言: 4号機の原子炉で核燃料が燃焼中! その2 「動画あり」
http://phnetwork.blogspot.com/2011/05/blog-post_27.html

4号機爆発は、想定外の核爆発だった!
http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htm

4号炉建屋5階4階3階(’11年11月)
http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4-5-4-3.htm

おもいつくまま 政府が隠そうとするもの(4)
http://muroutahito.blog33.fc2.com/blog-entry-739.html

田母神さん、石原都知事への手紙→核武装への幻想が今回の大惨事を引き起こした!|wantonのブログ
http://ameblo.jp/64152966/entry-11079976600.html

4号機爆発の謎 核兵器製造疑惑 ありえない水素逆流説で真相隠蔽に必死の東電 - ゆたろんブログ - 楽天ブログ(Blog
http://plaza.rakuten.co.jp/s123d/diary/201111150001?scid=su_369

nueq lab : フクシマは核兵器製造工場?
http://nueq.exblog.jp/16597973/

「福島原発はイスラエルの核テロ」 外国人ジャーナリストのスクープ | すべては気づき
http://sekaitabi.com/israelfukushima.html

福島原発の管理会社はイスラエルのマグナBSP社 | すべては気づき
http://sekaitabi.com/magnabsp.html


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Tag:福島第一原発事故 

Category:フクイチ4号機ミステリー

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フクイチ4号機ミステリー 消えた548本の謎を解く

2011/11/12/(Sat) 06:49

福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??

福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?


福島第1原発4号機ではいったい何が行われていたのか。ミサイル工場、極秘ウラン濃縮工場、核兵器製造工場。想像を逞しくすれば、様々な仮説が導き出せる。それほどに、4号機は報道と事実が矛盾しているのである。


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4号機は定期検査中で全燃料が取り出されていたというが、原子炉ウェル上部で熱源が観測されている。さらに、使用済み核燃料プールがやばい危ないと危機感をもって報じられながらも、実際は損傷しているふうに感じられない。これは、4号機の原子炉に核燃料が装着されていた可能性を示すものであり、4号機が営業外運転していたのではないかとの疑念を抱かせる根拠である。

4号機の原子炉建屋の壁は四方全てが崩壊している。今は水素爆発ということになっているが、当初は火災だと報じられていた。火災でも爆発でも、それは何で引き起こされたのか。そもそも4号機に爆発源はない、と考えがちであるのは、311発災時、4号機は定期検査中であったというのが根拠になっている。

『3号機の水素が排気筒を通して4号機建屋内に流入しちゃったから水素爆発した。と説明していたけれど4号機建屋北側にある排気筒が破断されていることがバレちゃったのでダクトを共有しているから流入したと嘘ついちゃった。』

バカである。こんなバカの方便に付き合うことはなく、自らミステリーを解き明かしていかなければいけない。まず、4号機の使用済み核燃料プールに目を向けたい。そして、矛盾を解きながら話を進めてみたい。


pdf1.png
www.kantei.go.jp-jp-topics-2011-pdf-04-accident


■ 4号機の使用済み核燃料プール占有率は97%?


事故経緯とパッシブフェーズ 各号機と共用使用済燃料プール 乾式キャスク
http://pirandds.nomaki.jp/AP/APpool.htm


4号機の使用済み核燃料プールには、1535体(内新燃料204体)の核燃料集合体が収納されているという。4号機使用済み核燃料プールの最大許容本数は1590本である。他号機の占有率は40~60%である。他と比べてみても4号機の97%は突出している。

核燃料はウラン238を燃やすと副産物としてプルトニウム239が生成される。実は、その先があって、プルトニウム239が中性子を捕獲すると自発核分裂性のあるプルトニウム240になってしまうのである。

プルトニウム240

プルトニウム239は一つ中性子を捕獲するとプルトニウム240になる。軽水炉で燃やされた核燃料は三年間は燃やされる。プルトニウム239が生成されると同時に、プルトニウム240も生成されてしまうのである。軽水炉で燃やされた核燃料はプルトニウム240の割合が20%に及ぶ。兵器級プルトニウムはプルトニウム239の純度が90%以上であることが求められ、軽水炉で消費される使用済み核燃料は核兵器に適さないといわれるのはプルトニウム240に問題がある。

計算して制御できるプルトニウム239と違い、プルトニウム240は自発核分裂という致命的な弱点を抱えているのだ。軽水炉の使用済み核燃料が兵器級プルトニウムにならないのも、自発核分裂性のプルトニウム240が生成されてしまうからである。自発核分裂というのは過早爆発などの重篤なトラブルを引き起こすトリガーになる。つまり臨界しなくても中性子をバンバン出してしまうのである。

プルトニウム240を考慮すれば、使用済み核燃料は一箇所にまとめておくのは危険である。他号機同様、使用済み核燃料プールの占有率は40~60%が適当だ。4号機の使用済み核燃料プールの占有率は97%である。1590本中1535本が収納されている。異常である。他号機の占有率を見比べれば、異常さが際立ってくる。

本当に4号機の使用済み燃料プールに1535本も収納されていたのだろうか。なぜ、占有率に余裕がある他号機の使用済み核燃料プールに分散しなかったのだろうか。そう考えるのも素人だからだろうか。4号機の使用済み核燃料プールに1535本の核燃料を詰め込む理由が見当たらない。

使用済み核燃料プール占有率97%と1535本の理解に苦しむ前に、4号機の使用済み燃料プールの保管されている本数の変遷に目に向けたい。


■ 548体の謎を解く

まずはじめに注目するのは4号機の使用済み核燃料プールには『783体』が保管されていると3月15日付けで報じられていることである。


福島第一4号機は自然鎮火 火災原因不明 - 日テレNEWS24
http://www.news24.jp/articles/2011/03/15/06178400.html


1590本が許容数である使用済み核燃料プールでは、783本という数字はしごく妥当であるふうに思う。

さらに指摘しておきたいのは、東電は4月下旬のプレスリリースで、4号機の使用済み核燃料プールに保管されている本数を『1331本』だと発表していることだ。

福島第一原発事故で、どれほどの放射・が放出されたのか - XWIN II Weblog
http://xwin2.typepad.jp/xwin2weblog/2011/04/fukushimaradioutp.html


4号機の使用済み核燃料プールに保管されている燃料集合体の本数は783本だと、3月15日の時点では報じられていた。それが4月下旬に1331本に書き換えられ、さらに今では204本増えた1535本が東電および政府の公式見解である。

事実は一つである。その原点に立ち返る必要がある。


まずは1535本から1331本を引いてみる。答えは204本。今発表されている新燃料の数と一致する。奇妙な一致であるが、ひとまず置いておく。

さらに1331本から783本を引いてみる。導きだされた答えは548本。消えた548体を追いかけていくと、この数字と見事に符合する数値がある。燃料集合体装着本数である。


http---www.kantei.go.jp-jp-topics-2011-pdf-04-accident.pdf - 2011年6月8日 00-18 - ウェブ魚拓


783本(初期報道)+548本(装着本数)+204本(新燃料)=1535本。


これははたして、偶然だろうか。

新燃料204本というのも疑問である。東電は4号機定検前のプレスリリースで140本燃料交換を告知している。差し引いて64本、余計に保管しているのである。異常な占有率をみても、わざわざ4号機に運びこむ理由はない。では、新燃料204本という数字はどこから導きだされたのか。簡単である。1331本というのは1535本から新燃料204本を引いた数字に符号する。つまり、奇妙すぎる数字の合致が見られるわけだ。

事実は一つである。




■ 4号機の定期検査はシュラウド交換

4号機は311発災時、定期検査中だったという。東電のプレスリリースでは、2011年9月24までの299日間の予定とある。定期検査の期間が長めに取られているのは、シュラウドの交換やジェットポンプの交換他の修復工事も予定していたからのようだ。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/10112901-j.html

(3)シュラウド*2等取替工事     
シュラウドを、応力腐食割れの予防保全の観点から取り替えることにより、一層の信頼性向上を図ります。また、ジェットポンプ等の炉内構造物についても、応力腐食割れに対する予防保全の観点から取り替えを行います。 
(4)原子炉再循環系配管等修理工事シュラウド等取替工事において、切断する必要がある原子炉再循環系等の配管を取り替えます。

*2 シュラウド 原子炉圧力容器内部に取り付けられた円筒状のステンレス製構造物(隔壁)で、内部に燃料集合体や制御棒などを収納する。

---------------------抜粋


cb2008_1.jpg

シュラウド(覆う、の意味)はパーツが溶接された一体の巨大炉心構造物である。オーステナイトステンレス鋼の円筒型である。直径4~5メートル、厚さ5センチの巨大な炉心の外殻である。オーステナイトステンレス鋼というのは放射線に強い(中性子線には?)と言われている。

4)シュラウドの製造
 シュラウドは大型精密構造物です。製作には機械加工、溶接、機械加工とステップを踏んで厳密な品質保証計画に基づいて、細心の注意を払って製作します。材料は特別注文で日本でも1、2の有名鉄鋼メーカーでないと供給できません。納期も普通10ヶ月は掛かります。工場での製造は材料入手後、1年近い納期が掛かります。製造した後、原子炉圧力容器の中に組み込みます。原子炉圧力容器には溶接構造のシュラウドサポートレグが精度良く取り付けられており、その上に、制御棒の貫通孔との位置合せに細心の注意を払いながら、工場又は現地で溶接組み立てします。
http://www.engy-sqr.com/kaisetu/topics/shroud.htm

交換すると一言言っても炉内設備の殆どを分解し取り出す前準備があり、ジェットポンプも交換するとなれば、相当な大規模工事になるはずだ。311発災時、4号機がどのような状態にあったかについては、東電は以下のように説明している。


http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110617y.pdf
テプコシュラウド
シュラウドが取り外されていない状態だったことに注目。


05.jpg

05.gif (920×730)
※東電の説明のイメージ図。圧力容器の蓋は外され、満水状態にあり、シュラウドが残っている状態。


シュラウド交換の準備作業であるシュラウド上部の設備及び本体の取り外しは、DSプールや原子炉ウェルが満水状態に行われる。下の図、左下のような状態である。定期検査中期の状態とは、言い換えれば燃料交換状態であり、シュラウド交換の前段階として取り外された機器類はDSプールに移動され、仮置きされる。


photo_4 (1)
左下の状態。


原子炉建屋には使用済み燃料プールの他、原子炉ウェルとDSプールがある。

311クライシス発災時、原子炉ウェルは満水だった。シュラウド交換に際し、燃料交換状態だった。DSプールも満水だったのではないか。地震の直前まで4号機の原子炉建屋上部にある原子炉ウェルと使用済み核燃料プール、DSプールはつながっていたのではないか。

あれだけ4号機の使用済み核燃料プールが危険だと騒いでいたのも、ゾウさんを優先的にあてがい、熱心に使用済み核燃料プールに放水していたのも、使用済み核燃料プールに注水することで、原子炉ウェルとDSプールに冷却水が流入することを知っていたからではなかったか。


二つのプールから水流入、4号機の燃料溶融回避 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)




4号機が定期検査中だったのは事実だろう。原子炉格納容器の蓋は外され、原子炉圧力容器の蓋も外されていた。ここまでは分かる。しかし、その先にある、”全燃料取り出し中”という部分に大きな疑念がある。548本が4号機原子炉に装着されていたとしたらと考えるのは邪推だろうか。1590本がキャパシティのプールに1535本も持ち込むあり得なさも、東電発表の数字が変遷を遂げた理由も、原子炉ウェル上部の熱源の正体だって説明できる。1535本のうち、実際に使用済み核燃料プールに保管されていたのは784本。では、204本の新燃料はどこに置かれていたのだろうか。


新燃料204本はDSプールに置かれていたのではないか?


・想像・
「使用済み燃料プールがやばいやばいって騒いじゃったけど、実際はゲートが壊れている原子炉ウェルの下とDSプールが超やばかったんであって、赤外線カメラで撮影された写真が出まわって、原子炉に熱源があることがばれちゃった。4号機も全電源が喪失しちゃってたから冷却機能を失って、DSプール底のレベルまで水位が下がっちゃったんだけれど、どうもDSプールに変な何かが置かれていたようなんだよね。それが爆発しちゃったんだって思っているんだけれど、最初は火事だって嘘ついちゃった。普通あの壁を見たらバレると思うんだけれど。本当はDSプールにあった干上がった変な何かが4号機の建屋の壁のほとんどを崩壊させたと思っているんだけれど、今はダクトがつながっているから三号機の水素ですって凌いでます、嘘ついちゃってごめんなさい。てへっ」

まさかね。




格納容器の蓋と圧力容器の蓋が外され、原子炉ウェルまで満水になった状態であった。はたして炉心に燃料集合体548本実装可能として、それに利することはあるのか?

プルトニウム239を得ることに特化したプルトニウム生産炉として営業外運転されていたのならば、しごく合理的な説明が付く。

燃料集合体のほとんどを構成するウラン238は中性子を捕獲するとウラン239になる。ウラン239は壊変を繰り返すことによりプルトニウム239に変わる。中性子を捕獲してから、2.5日である。燃料を一度炉心にセットしたならば、3日で取り出すのが効率よくプルトニウムを生産するコツである。

例えていうならば、茨城県の東海原発がある。東海原発はすでに廃炉にされ解体中であるが、しょっちゅう燃料交換機のトラブルに悩まされながらも日に20~30本の燃料を交換していたという。兵器級プルトニウムと呼ばれるプルトニウム239の純度が高いプルトニウム同位体をイギリスに輸出するためだ。

311クライシス発災時、福島第1原発4号機は定期検査中というよりも、燃料交換状態にあった。シュラウド交換の際に生じた炉心構造物を分解し仮置きしたであろうDSプールにまで満水に水が張られた状態であった。

穿った見方をすれば、4号機はプルトニウム239生産の柱になる燃料交換に特化しているともいえるのではないか。

プルトニウム生産炉とは発電機能が排除されたプルトニウム239を生産するのに特化した炉だと定義付けるとシンプルに考えられる。水を沸騰させてタービンを回す必要はないのだから、圧力をかける必要もない。大気運転されるのだから原子炉圧力容器の蓋もいらない。実は、発電機能を考えなければ、概念はシンプルである。


2011/11/20 加筆修正

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『直ちに』は7回しか言ってない。byエダノ

2011/11/09/(Wed) 07:10

東京裁判とは、日本の優秀な軍人たちを抹殺する裁判であった。戦勝国は「平和に対する罪・人道に対する罪」という、戦争当時存在しなかったルールを勝手に決め、日本の不都合な軍人たちを粛清していった。いわゆる事後法である。当時合法だった行いが、後になって裁かれるのである。これほどの不条理はない。

ただ、許されるなら、『未来への平和の罪』を作って欲しい。そして、嘘つきホラ吹き口から生まれたこのクソペンギン野郎を裁いて欲しい。事後法でも構わない。『未来への平和の罪』でこいつを裁き、こいつの詭弁を真に受けて、無駄に無駄に被曝した無念を晴らさなければいけない。


エダノは、日本人の手で裁く必要がある。


エダノ「影響がないは7回しか言ってない」TPPもよろブヒブヒマン - YouTube :

http://www.youtube.com/watch?v=ftG5epYmd2U&feature=player_embedded




エダノ氏「『直ちに』は7回しか言ってない」に非難殺到(トピックニュース) - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/6008714/

8日、衆議院予算委員会の質疑における枝野幸男氏の答弁が話題になっている。

枝野氏は、自民党・村上誠一郎議員から受けた震災初期対応の不備を指摘する質問に答える形で
わたくしは3月11日からの最初の二週間で、39回の記者会見を行っておりますが、そのうち「ただちに人体、健康に害が無い」ということを申し上げたのは全部で7回でございます。そのうちの5回は食べ物、飲み物の話でございまして、一般論としてただちに影響がないと申し上げたのではなくて、放射性物質が検出された牛乳が1年間飲み続ければ健康に被害を与えると定められた基準値がありまして、万が一そういったものを一度か二度摂取しても、ただちに問題ないとくり返し申し上げたものです

と回答した。

枝野氏の「ただちに影響ない」という言葉は、震災直後、混乱する日本で一種の流行語になったが、改めて、同氏は「これは『基準値超えの食品を一度か二度摂取した場合』に限られる」と説明し直した。

今回の発言を受け、「今までと変わらぬ生活を続けてもただちに影響ない」という意味だと信じていたネットユーザー達は、それぞれのツイッターや掲示板上で、「こう言うと思ってた」「枝野を信じて汚染水道水を飲んでた自分が悔しい」「子どもの言い訳か」「全力で国民を騙した」「『食べても心配ない』と曲解して報道したマスコミに責任」などと書き込み、様々な反発の声を上げたのだった。

--転載ここまで--











エダノ長官が福島訪問、20キロ圏内も視察
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110417-00000031-nnn-pol
 
2011年4月17日

エダノ官房長官は17日、東日本大震災後初めて福島県を訪れ、避難指示が出されている福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内を視察した。
 エダノ長官は、防護服に身を包み、福島・南相馬市内の福島第一原発から半径20キロ圏内の地区に入り、行方不明者の捜索に当たっている警察官を激励した。
 視察を終えたエダノ長官は「行方不明者の家族の『一刻も早く捜索を』という気持ちが身にしみて感じられた」と述べた。

--転載ここまで--


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直ちに影響ありません。


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圧力容器は健全です。


【原発爆発】3号機爆発、枝野氏「格納容器は健全。放射性物質量飛散の可能性低い」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110314/dst11031412000056-n1.htm

2011.3.14 11:59

 枝野幸男官房長官は14日午前の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所3号機の爆発について「水素爆発と同種と推定する。所長と直接連絡を取ったら、格納容器は健全だ。放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いと認識している」と述べた

--転載ここまで--



まだ民主党が野党だったころの動画。議長のペーパーをくしゃくしゃに丸めて投げるエダノ。


国民を愚弄している二人の政治家
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-238.html

2011/11/21 加筆修正
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玄海原発4号機の不可解な再稼働を考察する ~原発再稼働で地震兵器の恫喝をより効果的に~

2011/11/08/(Tue) 15:59

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2011年11月1日、九州電力は夜19時30分に突然記者会見を開き、トラブルで停止していた玄海原発4号機を再稼働させると発表した。そして、4号機は同日23時に再稼働した。


玄海原発4号機 原子炉が起動 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111102/t10013666081000.html

トラブルで原子炉が自動停止した佐賀県にある玄海原子力発電所4号機について、九州電力は、1日午後11時、原子炉を動かす作業を始めました。2日午後、発電を再開することにしていて、トラブルや定期検査で止まった原発の運転再開は、東京電力福島第一原発の事故のあと玄海原発4号機が初めてです。

九州電力は、作業の手順ミスで原子炉が自動停止した玄海原発4号機について、1日午後11時(23時)に原子炉を動かすため「制御棒」を抜く作業を始めました。2日午後、発電を再開し、出力を徐々に上昇させて、今月4日、通常の運転に戻すということです。トラブルや定期検査で止まった原発の運転再開は、福島第一原発の事故のあと玄海原発4号機が初めてとなります。九州電力は、1日午後7時半(19時30分)からの記者会見で「地元の玄海町内で全世帯を回り、トラブルの原因や再発防止策を説明したので、ある程度の納得は得られたと考えている」と説明しました。また4号機は、来月中旬に定期検査で運転を止める予定で、この時期に運転を再開する理由について、「電力の安定供給と燃料の調達コストを下げるためだ」としています。玄海原発の運転再開について、地元玄海町は容認していますが、九州電力は、玄海原発を巡るいわゆるやらせの問題で信頼を失っているうえ、佐賀県や福岡県などの周辺の自治体や住民から説明を求める声が相次いでいて、対応が問われています。

--転載ここまで--


誰もが首をかしげたはずだ。愚かにもほどがある。福島第1原発事故は終わっていないし、当然再稼働させるべきではない。4号機を再稼働させる、と九州電力が出し抜けに記者会見を開いたのは夜19時半のことである。そして、当日夜の23時には実際に再稼働させている。これは、あまりにも拙速すぎやしないか。

玄海原発4号機は前月10月4日、復水器の異常を受けてタービンが止まり、原子炉が自動停止した。作業員が閉会弁を開放したことによる人為ミスが原因だという。翌12月中頃に定期検査入りする予定だったこともあり、4号機の再稼働は困難な情勢だった。実際に、九電幹部も玄海町長も4号機は停止したまま定期検査入りすると見ていたようだ。

玄海原発4号機自動停止 復水器に異常 補修中ミスか / 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/266722

玄海原発:4号機停止は人為ミス…補修中に開閉弁を開放 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/10/19/20111019k0000m040185000c.html

そこにきての、突然の再稼働である。しかも、ヤラセメールの問題が片付いていない矢先である。翌12月には定期検査入りする予定だったのだから、ひと月営業運転するよりも、原子炉を停止させたままトラブル対策を徹底するべきではないか。当然、地元住民の反発は必至である。

九電玄海原発四号機再稼働抗議

http://www.youtube.com/watch?v=VylIrmRI820&feature=related


子を抱く母。まくし立てる初老の男性。みんな真剣な眼差しで、4号機の再稼働に反対している。そんな民意を背に、九州電力は「地元の了解、ある意味必要ない。逆にこのまま止めておく理由もない」とうそぶく始末である。

asahi.com(朝日新聞社):九電「地元の了解、ある意味必要ない」 玄海4号機再開 - 社会 :
http://www.asahi.com/national/update/1102/SEB201111010072.html


そもそも、前月10月4日の原子炉が自動停止した原因は作業員による人為ミスだというが、はたして本当だろうか。

九州電力の説明によれば、復水器内部の圧力が上昇したとの信号を検知してタービンが止まり、原子炉が自動停止。4号機では停止10分前からトルクスイッチの点検を行なっていて作業員が復水器の異常につながる開閉弁を開けたことが原因だという。しかし、監視・指導役の九電社員が近くにいたのである。そんなことははたしてありえるのだろうか。結局、九電は、運転中の補修作業を想定しない不適切な手順書を基に作業したことが原因だったと発表した。


玄海原発停止は管理上の不手際 九電が発表 / 西日本新聞 :
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269593

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)4号機が復水器の異常で今月4日に自動停止した問題で、九電は21日、運転中の補修作業を想定しない不適切な手順書を基に作業したことが原因だったと発表した。直接的な作業ミスではなかったが、管理上の不手際といえる。九電は手順書の見直しを含めた再発防止策を同日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

 九電によると、タービンを回転させた蒸気を水に戻す復水器につながる蒸気弁の開閉スイッチを交換する際、手順書に沿って感電防止のため弁の制御ケーブルを引き抜いたところ、蒸気が停止。復水器の異常信号が出て、原子炉が自動停止したという。

 スイッチは安全上重要度が低い一般機器。定期検査中に原子炉を止めて交換した前例を踏まえ作業に入ったが、制御ケーブルを引き抜いた場合の関連機器への影響を確認していなかった。九電は、手順書に運転中の作業による影響を確認する規定がなかった点に問題があったと判断。今後、すべての補修作業の手順書に、関連機器への影響の有無を調べる規定を追加する。

 玄海原発4号機は12月中旬に定期検査する予定。九電は同保安院に再稼働の判断を仰ぎ、地元の理解を得た上で定検前に再開したい意向だが、福岡市で会見した豊嶋直幸・原子力発電本部部長は「何をもって地元理解とするかは非常に難しい」と話し、具体的な再開時期の明言を避けた。

=2011/10/21 西日本新聞=

--転載ここまで--


つまり、原子炉の営業運転中にしてはいけない補修作業をしてしまい、結果、復水器に異常が発生、タービンが止まり、原子炉が自動停止したということだ。作業ミス云々以前に、原子炉が運転中にしてはいけない作業ぐらい、九電側は把握しておくべきではないか。それにしても、解せないのは、経済産業省原子力安全・保安院は九電の報告を受け『報告書の内容はおおむね妥当』と評価したことだ。この評価を受けて、玄海原発4号機は停止したまま定期検査入りせず、再稼働するに至ったわけである。

本当に、作業ミスが原因なのだろうか。作業手順書の不備が原因なのだろうか。玄海原発4号機のトラブルの原因は他にあるのではないか。


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2010年6月17日、福島第一原発2号機で外部電源が30分喪失し、原子炉水位が2メートル低下する事故が起こった。311クライシスの九ヶ月前である。

福島第一原発事故の真相に迫る! 1 〈2010年6月17日フクイチ2号機事故とベント隠し〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-312.html

この時東電は真の事故原因が全く分からず、消去法で作業員によるヒューマンエラーだと推定した。作業員に配電盤に触れないよう周知し、『触るな』と張り紙をして回ったのである。そして、外部電源を30分間喪失させ、原子炉水位を2メートルも低下させ、あわよくばメルトダウンといった深刻な事態に陥ったフクイチ2号機であったが、2006年7月のスウェーデン・フォッシュマルク原発事故(INESレベル2)と全く同じ経緯を辿ったのにもかかわらず、ひと月後に再稼働させることになる。

2006年7月のフォッシュマルク原発のトラブル - スウェーデンの今 :
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/b6ae561976b50133e5c55b781eaa4db9

フクイチ2号機の外部電源喪失事故とスウェーデン・フォッシュマルク原発でのトラブルの共通点は、原子炉プラントの電源制御システムに内包されるインターロック機能が原因だということである。通常、原子炉が自動停止した際には所内側しゃ断器が『OFF』に入り、外部電源側しゃ断器が『ON』に切り替わる。フクイチ2号機事故もフォッシュマルク原発のトラブルも、原子炉自動停止に際し、所内側しゃ断器が異常信号を検知し通電中だと誤認識し、『OFF』に切り替わらなかったことが原因で、外部電源が所内に引き込めなかったのである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 2 〈フクイチ2号機事故の推定経過と撤去された系統安定化装置〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-313.html

九電は、玄海原発4号機のトラブルに際し、311の九ヶ月前、福島第一原発2号機で発生した外部電源喪失事故の時に東電がとった対応と相似する。だからこそ、福島第一原発事故が、玄海原発でも発生したら?と考えてしまうのである。

『手順書通りに作業したら、どうやら、原子炉運転中はしてはいけない作業だったみたいで、今回は原子炉が自動停止までしちゃったけれど、以後気をつけるから再稼働の認可よろしく』

九電のなんだか分けのわからない説明を受けて、『おおむね妥当』だと評価する原子力安全・保安院の存在意義ははたしてあるのかどうか疑問である。実は、フクイチ2号機事故と同様に真の原因が解明できず、消去法で作業員の間接的な人為ミスだと推定したのではないか。そう、訝しがりたくもなる。

先のブログエントリーで玄海原発1号機の深刻な脆性劣化と、ECCS作動の危険性を取り上げた。原子炉プラントは営業運転中、ECCSが起動することはそうそうない。ECCSが起動するトリガーは原子炉水位がECCS自動起動レベルまで下がった時である。まさにフクイチ2号機事故のような、外部電源喪失状態が長引けば、原子炉水位低下に併せてECCSは起動してしまうのである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 5 〈玄海原発の深刻な脆性遷移温度とECCS作動の危険性〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-333.html




なぜ、玄海原発4号機は再稼働したのか。地震で揺らされて、原子炉プラントがスクラムしたとして、外部電源喪失を100%免れる保証などどこにもない。原子炉水位が低下してECCSが起動すれば、ボカンといく可能性は否定できない。おそらく未知の領域だろう。

なぜ、玄海原発にここまでこだわるのか。その根拠を挙げておく。

先々月、三♢重工がサイバー攻撃を受けたと報じられた。「神戸造船所」など計11カ所の拠点で、サーバー45台、パソコン38台にウイルス感染が確認されたのだが、感染は潜水艦や原子炉プラント、ミサイルの製造拠点などに集中しているという。

三♢重工 サイバーテロ、黒幕は“特定国家”なのか? - 政治・社会 - ZAKZAK :
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110920/dms1109201136008-n1.htm

そして、三♢重工がサイバー攻撃で盗まれた資料の中に玄海原発に関するものも含まれているという。そう、玄海原発は狙われている節があるのだ。

誠天調書: 何故に「岩手の津波の瓦礫」が放射能汚染されているのか?
http://mkt5126.seesaa.net/article/233786326.html

八木啓代のひとりごと 弁護士の暴走はどこまで行くのか・その3 :
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-600.html

もちろん、例の『インフラ破壊兵器』が原因である可能性も視野に入れるべきである。

福島第一原発事故の真相に迫る! 4 〈スタクスネットが世界中の原発をメルトダウンさせる?!〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-316.html

佐賀玄海原発は12月を無事に迎えられるのだろうか。とにかく、原子炉プラントの電源制御システムに内包される、内外部電源切替時のインターロック機能に目を向けなければ、玄海原発は12月を迎える前にアボンするだろう。未だ全国各地で震源深さ10キロの地震は相次いでいる。玄海原発4号機を再稼働させた側の連中は、玄海原発を地震スクラムさせようと、虎視眈々と狙いを定めている。もし、玄海原発で外部電源喪失の知らせを受けたなら、とにかく家財道具をまとめて逃げて欲しい。猶予は一時間しかない。


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放射線でDNAは破壊され、子孫に受け継がれていく。

2011/11/02/(Wed) 06:24

先天性多毛症という病気がある。狼人間シンドローム(症候群)である。この病気は遺伝的なもので親から子に受け継がれていく。現代の医療をもってしても、不治の病である。

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狼人間の家系であれば狼人間として生まれる運命にある。

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女子供とて容赦無い。

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もちろん狼人間シンドロームが発現しない場合もある。一世代飛び越えて普通の親から狼人間シンドロームの子が生まれることがある。狼人間のように顔面毛むくじゃらの人たちが初めて確認されたのは1600年代だという。今現在、狼人間シンドロームの罹病者は世界に40人ほどいるらしい。共通するのは、祖先に狼人間がいたことである。そして親から子へ、子から孫へ、確実に子孫に受け継がれているということである。さらにいえば、狼人間シンドロームを引き起こす遺伝子が性染色体Xの突然変異であるとの研究発表が今年に入って報じられた。原因がわかっていても、遺伝性疾患は特異であればあるほど治療が難しく、現代医学では治すことは困難である。


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ゲノム・DNAは二重らせん構造をした人体の設計図である。

GENOME MAP│ヒトゲノムマップ
http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/genomemap/


ヒトの2倍体細胞は、22対の常染色体と1対の性染色体、計46本の染色体を持つ。対になった染色体同士は部分的に交換しあい、細胞分裂を繰り返していく。


cromosome.gif


そして、1~22の対の常染色体と一対の性染色体(XX女XY男)の一つ一つに人体の設計図としての重要な情報が隠されている。例えば、児玉龍彦教授が国会で触れたガン抑制遺伝子p53は17番目の上腕にある。


GENOME MAP│ヒトゲノムマップf


血糖値を調節するインスリンは11番目で、19番目にはインスリン受動体の設計図が収められている。


GENOME MAP│ヒトゲノムマップ11GENOME MAP│ヒトゲノムマップ19


4番目にはドーパミン受容体のもとになるタンパク質がある。10番目にあるFASは細胞が自分から進んで引き起こす細胞死(アポトーシス)を誘導する。


GENOME MAP│ヒトゲノムマップ04 xc.png


このように、染色体46体の一つ一つに人体を織りなす設計図が事細かく収められているのである。


話は変わるが、1~4号機まで見事にぶっ壊れた福島第一原発事故であるが、すでにチェルノブイリを超えてしまっている。


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先月2011年9月に報じられたのは、福島第一原発事故で放出されたセシウムが広島リトルボーイの168倍、なんとチェルノブイリの2倍相当(チェルノブイリは広島原爆の90倍)にあたる量が放出されたことを東電と政府が認めたことであった。少なくとも、チェルノブイリ原発事故を超えるのは確かである。

チェルノブイリ事故で子供に甲状腺がんが顕著に発現しだしたのは、事故から4年が経ってからである。25年後にはどうなったか。ウクライナの隣国ベラルーシでは、健康で生まれる新生児の割合が2割に満たないのである。

チェルノブイリ・ハート | Movie Walker :
http://movie.walkerplus.com/mv48350/

つまり、新生児の五分の一しか健康ではないということだ。

言い換えれば八割が不健康に生まれてくることになる??

加えていえば、チェルノブイリ事故の被害にあった国々では若年層に著しい知力低下がみられるという。チェルノブイリ事故の時、0歳~4歳だった母親が生んだ子供である。そのほとんどが不健康に生まれ、健康児は二割に満たないという現実が原発事故がもたらしたものなのである。

チェルノブイリ事故当事国はソビエト連邦であった。ソ連はチェルノブイリ事故により連邦を解体する必要性に迫れた。チェルノブイリ事故の後始末をウクライナに押し付けることで国家として生き長らえたのである。

原発事故で国は簡単に破綻してしまう。福島第一原発事故はすでにチェルノブイリ事故の二倍の放射能を世界中に拡散させた。未だ収束する気配が見れない福島第一原発の後始末を、日本はどの国にも押し付けることはできない。




DNAが放射線を浴びると一体どうなるのか。否応なく破断されてしまう。


DNA cutting (1)


放射線はDNAに著しい損傷を与える。二本のうち一本のみが切断されたのなら、ほとんどは修復されるのだが、二本ともに切断されてしまった場合、染色体に転座や欠失、重複といった突然変異が発現する。放射線によって破断された遺伝子が、似た配列のところにくっついたり、他の番号にくっついたりし、人体の設計図がむちゃくちゃに書き換えられてしまうのである。

DNAが放射線により二本とも損傷を受けたとき突然変異するのだが、ほとんど劣性だという。人体の設計図が書き換えられたDNAは、修復されることはない。正確な設計図を失ったまま細胞分裂を繰り返していくことになる。一つが二つになり、二つが四つになり、倍々ゲームで増えていく。最初は、60兆個のうちの一つのDNAが突然変異してしまっただけだったかもしれない。時が立てば立つほどに、突然変異したDNAの割合が多くなり、間違った設計図が細胞を癌化させたり、免疫力を低下させたり、人の健康を蝕んでいくのである。だから放射能被害は晩発性なのだ。


放射線により人体が受ける影響は線量に比例する。つまり、浴びたら浴びただけDNA損傷の度合いが大きくなるということだ。顕著な例がJCO臨界事故の大内さんである。

東海村JCO臨界事故とは一体なんだったのか
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-226.html

1999年茨城県東海村で発生したJCO臨界事故の犠牲者であるは46体ある染色体全てが木っ端微塵に破断されている。60兆個ある細胞のほとんどの染色体がめちゃくちゃに破断されたのだろう。一瞬で10シーベルト浴びたとされる大内さんは事故から180日、見るも無残な姿で亡くなった。

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正常な染色体。

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ズタズタに破断された大内さんの染色体。


JCO臨界事故の犠牲者、大内さんは極端な例だ。かといって低線量の放射線を浴びていいとは全く言えない。放射線で傷つけられ突然変異したDNAは確実に子孫に受け継がれていくのである。遺伝性疾患が発現しなくても、子供が発現してしまう可能性があるのである。

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福島第一原発事故がもたらしたチェルノブイリ事故の約二倍という史上類を見ない大量の放射性物質は、確実に体を蝕み、DNAに損傷を与えていく。福島第一原発事故の時、0歳から4歳までだった子は、25年後を迎えて何と嘆けばいいのだろうか。


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