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福島第一原発4号機ではいったい何が行われていた?

2011/10/29/(Sat) 00:16

今回のブログエントリーは福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた??の続きである。というよりも、ざっくりと、311クライシス発災当時、4号機は本当は何を行なっていたのか、について考察してみたい。


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今年2011年6月10日、福島第一原発4号機4階南側を撮影した写真が公開されたのだが、そのうちの一枚に、ぎょっとするものを見つけた。深緑色の円筒形のそれは、ただの円柱にも見えるが、どうもミサイルの胴体部分にも見えるのである。この、深緑色をした円柱は一体なんなのか。ただの円柱なのか。

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深緑色をした円筒形の物体の先端に核弾頭をセットすれば、中距離核弾道ミサイルの出来上がりである。


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しかし、いくらなんでも、ここ日本で、しかも原子力発電所でミサイル製造を手がけていたなど、誰が信じられるというのか。信じようと信じまいと、4号機が不思議な経路を辿っているのも事実である。それにもまして、あの深緑色をした円筒形の柱のようなものが、ミサイルにしか見えなくなってきた。


福島第1原発4号機は四階だけでなく、実は4号機自体が怪しいのである。

311クライシス発災当時、福島第1原発4号機は四ヶ月前から冷温停止状態にあった。前年2010年11月末から定期検査で稼動していなかったのである。発災当時、4号機は原子炉圧力容器の上蓋が外され、炉内の燃料棒はすべて抜き取られていると東電は説明する。


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4号機は地味に爆発した。いかんせん腑に落ちないのは、炉心に燃料棒は入っていない4号機はなぜ爆発したのかということである。炉心に燃料が入っていないのに、どこに爆発源があるというのか。1号機、3号機は派手に爆発した。他方、4号機はひっそりと爆発し、何度か火災に見まわれ、気づけば、原子炉建屋の壁の半分が崩れ落ちていた。


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4号機の使用済み核燃料プールの空撮。爆発につながるような損傷は見当たらない。


炉内から燃料棒は全部抜かれ、使用済み核燃料プールに致命的な損傷は見当たらない。では、爆発源は一体なんなのか。


4号機爆発は、想定外の核爆発だった!
http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htm




さらにいえば、4号機は事故当初から別格扱いされている節がある。

というのも、福島第一原発事故が発災し、ゾウさんという愛称で呼ばれる特殊な圧送車をまっさきにあてがわれたのは4号機である。理由は、核燃料貯蔵プールがやばいから、だそうだ。ゾウさんはドイツ製の生コン圧送機で、58メートルのアームを遠隔操作できるのが特徴だ。チェルノブイリ事故の際に、型枠上部からコンクリートを流し込む作業でゾウさんは大活躍した。


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三重県四日市市の建設会社が所有していたゾウさんを東京電力が手配し、3月22日、福島第一原発に運ばれた。そして、真っ先に放水を始めたのが、3号機でなく、4号機であった。あれだけ見事な核爆発を起こしながらも『格納容器は健全だ』と説明されていた3号機を優先すべきではないか、と誰もが思ったにの違いない。しかし、ゾウさんは4号機の原子炉建屋の南側に腰を据え、しばしの期間、もはやむき出しの上部から使用済み核燃料プールに向かって放水を続けた。


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4号機南側に腰を据え放水作業にあたるドイツ製のポンプ車、ゾウさん。


本来は派手に爆発した1号機と3号機を優先して冷やすべきではないか。だが、ゾウさんは4号機のために用意された。1号機でもなく、3号機でもなく、なぜに4号機なのか。まだ枝野が「原子炉圧力容器は1号機3号機ともに健全です」と嘯いていたころだ。炉内に燃料がなく、上蓋が外されている4号機を優先するよりも、1号機、3号機への放水を優先させるべきではないか。違和感はあった。


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どうみても三号機の放水を優先すべきではないか。http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htmから許可を得て転載。


福島第1原発の4号機のデータの一切が公開されていないのはご存知だろうか。東電が発表する福島第一原発の各プラント関連パラメータは今日に至るまで、一切公開されていない。


http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html#anchor02


311発災当初、定期点検中であり、炉内に核燃料が抜かれていたからというだけでモニタリングの対象外というのも腑に落ちないものである。東電は58メートルのポンプ車を4号機にあてがい、使用済み核燃料プールへの放水を優先させた。使用済み燃料プールがやばい、という話だったのだが、とにかく放水は続けていた。5月の時点で4号機の使用済み核燃料プールの温度は計器不良で数値は公開されていない。明確な根拠もなく、4号機の何がやばいのかは些か疑問であった。


民主党の川内博史議員らが事故時運転操作手順書の提出を東電に対して求めていた件で、東電から提出された事故時運転操作手順書がほぼ黒塗り状態だったことはブログで取り上げた。


情報・データを出さない東京電力
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-318.html


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川内議員
「事故時運転操作手順書は三種類あり、事象ベース、兆候ベース、シビアアクシデント、この三種類の操作手順書が、1号機2号機3号機、合計3×3で9種類の事故時運転操作手順書が東京電力から提出をされることになって、事故原因の究明に、大きく近づくのではないかというふうに思います」


事故時運転操作手順書であるが、4号機にも当然あるはずだ。なのに1~3号機の分しか請求していないのはどういうことか。福島第一原発事故発災時、4号機は定期検査中だから除外されたのか。いかんせん腑に落ちない。

繰り返すが、4号機は定期検査中だった。炉内の燃料棒は抜き取られ、炉心の蓋が外された状態だった。そして、使用済み核燃料プールに爆発的事象につながるような損傷は視認できない。なのに、4号機は爆発し、原子炉建屋の壁の殆どが崩壊してしまっている。

なぜ、4号機はモニタリングから除外されるのか。なぜ、4号機は事故時運転操作手順書の提出を除外されたのか。なぜ、チェルノブイリの石棺でも活躍したドイツ製の生コン圧送機、ゾウさんが福島第1原発に運び込まれるやいなや4号機の放水専用としてあてがわれたのか。派手に爆発した3号機を冷やすよりも、4号機の使用済み核燃料プールへ放水することを優先されたのか。少なくとも、5月半ばまでは使用済み核燃料プールの水温は計器不良で数値が示されなかった。

福島第1原発4号機は、目的外使用をしていたのではなかったか。

発電目的以外で使用するならば、原子炉圧力容器の蓋をする必要はない。圧力を高めてタービンを回す必要がないからだ。

そもそも全ての核燃料が抜かれていたといいながら、原子炉容器が発熱しているのはなぜか。そこに熱源があるからである。その熱源とは何か。何が炉内で発熱しているのか。


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なぜ、東電、日本政府は4号機の使用済み核燃料プールの放水を優先させたのか。当方は、そこに、他国の核兵器転用可能なプルトニウムが保管されていたからではないかと疑っている。


福島原発は核爆弾製造の秘密工場? - エンジニアの憂鬱 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/mos_ic_make/44822521.html

地震によって損壊し、放射能をまき散らしている福島原発だが、東電の事故に対する行動や、その後の対応不可解な点が多い。頑なまでに外部の協力を拒んでいる。その理由は、実は福島原発は核爆弾製造工場だったというのだ。

http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=24275

globalresearchに掲載された記事は日本人ジャーナリスト、以前のジャパンタイムズ編集長、島津洋一氏によって書かれたものである。

それによると、東電や政府の曖昧な態度の理由は一つしかない。それは核爆弾の製造工場を隠そうとしているからだという。秘密の核爆弾の製造工場は見つけにくいものであり(北朝鮮のように)、事故でもなければ発覚しないそうだ。

東電によれば1~3号機が稼働中で、3号機がプルトニウムの漏出が起きたとき、6号機はそのリストから消えている。3号機がプルトニウムを含んだMOX燃料で稼働していた。

出火は稼働中でないはずの4号機で起こった。報告によれば使用済燃料の加熱だという。しかし出火の規模からすると4号機は発電の目的以外に使われていたものと推測される。4号機はウランの濃縮工場で兵器級の濃縮ウランを作っていたのではないかと?

始まったのは中曽根政権の時代かららしい。

この核爆弾製造の企みから、菅政権は蚊帳の外に置かれているらしい。旧自民党政権、東電、原子炉の設計者であるGE、経済産業省、そしてアメリカがグルになっているというのだ。だから菅君がいくら怒鳴り散らそうと言うことを聞かないというわけである。外部にいくら放射能をまきちらしても危機感は無いというわけらしい。

詳細はこの記事を読んでほしいが、もちろん確証はない。しかし日本政府や東電の不可解な行動や、意図的とも思えるサボタージュを説明するには説得力がある。

先日も4号機の発熱があったという。稼働中でない原子炉の燃料保管プールが、いかに冷却能力を失ったとはいえ、燃料棒が破損したとはいえ、これほどまでに発熱するものだろうか?
4つの原子炉がいっぺんに壊れたのもおかしいし、これほど長期に発熱が収まらないのも納得が出来ない。謎が解決されないまま、汚染物質だけが拡散してゆく。

---------------------抜粋


イスラエル福島へStuxnet: デーヴィッド・アイク(David Icke)の情報 :
http://icke.seesaa.net/article/232237184.html

イスラエルの福島破壊を糾弾するジャーナリスト

島津陽一(Yoichi Shimatsu)というジャパンタイムスの元編集者(香港を本拠とするジャーナリスト)によると、ディックチェイニーとブッシュの命令によって2007年にアメリカの核兵器の核弾頭から取り出した核物質を福島に運び込んだという。それには、イスラエルのオルメルト首相も共謀していたという。

イスラエルはアメリカと日本の媒介をして、ヒューストンの港から核弾頭を輸送したが、自分の国には良いものを取り、日本には古いものを渡したという。これは、福島でさらなる再処理が必要であった。

その核物質が津波のときに福島にあったが、イスラエルは日本がパレスチナの国家宣言を支持していたのを怒っていたので、福島原発にStuxnetコンピュータウイルスをばら撒いて、日本を苦しめた。
ウイルスによってシャットダウンが妨げられ、2007年に持ち込まれた核弾頭から取り出されたウラニウムやプルトニウムを置いてあった施設に被害があった。

島津が日本に核物質が運ばれたと言っている年の二年後に当たる2009年に、IAEAが日本に対して反核兵器政策を破棄しないようにという不明瞭な警告を出しているのは注意に値するだろう。

チェイニー、ブッシュは、中国をけん制するために、日本やインドを核武装させようとしていた。

---------------------抜粋


福島第一原発4号機で一体何が行われていたのか。福島第一原発4号機4階で、一体何が行われていた?? という記事の延長でここまで書いてきたが、4号機はやはり何かがあると言わざるを得ない。本当は何を行なっていたのか。その証拠隠滅するためにわざと爆発させたのではなかったか。


2011/11/01加筆修正、画像追加
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Tag:福島第一原発事故 

Category:フクイチ4号機ミステリー

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中野剛志が気持ちいいくらいに吼える!

2011/10/28/(Fri) 00:08

中野剛志が吼える!
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-257.html



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TPPに参加したところで、放射能汚染された日本の製品を世界のどの国が受け入れるというのだろうか。輸出しようにも、放射能汚染を理由に拒絶されることは目に見えた結果である。散々に嘘吐きまくって、出鱈目なデータでごまかしてきた東電、東電の嘘を疑いもせず鵜呑みにしてきた日本政府は311以降の対応で国際社会の信用を失った。『日本の輸出品は安全ですよ。ちゃんと数値も安全ライン以下ですよ』いくら日本政府が安全性を訴えた所で、誰も聞く耳をもってはくれまい。日本政府はすでに世界基準である年間1ミリシーベルトの20倍である20ミリシーベルトを打ち出している。当面は1ミリシーベルトを目指す方向性を示しているが、年間1ミリでは収まり切らないのが現状であろう。これでは1ミリシーベルトを厳守している国は日本製品を拒絶することは必至だ。アメリカとて、容赦なく日本製品を拒絶するだろう。


TPP参加→関税撤廃の先に見えてくるのは、輸出したくても輸出できない日本の窮状である。TPP参加国はおろか、世界のどの国も日本製品を放射能汚染を理由にすれば、ましてや、311以降吐き続けた結果、放射能汚染されていない安全な製品をうたっても、世界の誰が信用するというのだろうか。もはや、日本はTPPに参加すれば、輸入するしかなくなるのであり、格安の輸入品が日本の内需産業を衰退の途に追いやるのである。これほど簡潔明解な近未来予測を立てられなければどうしようもない。TPP推進派は論外というより、哀れである。


TPP参加、不参加を打ち出すタイミングは野田総理がAPEC入りする11月10日だとされている。当方は野田総理が吉田茂にならないかと危惧している。TPP参加不参加の最終判断は、野田総理自身に委ねなられているからだ。ひとまず、菅直人でなくてほっとしているが、11月10日になるまで、目が離せそうにない。


2011/11/03加筆修正


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Category:日の丸に問いかける

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ウランを手にいれた一族の話と中国の神獣、龍の話/ウイングメーカーとカッパドキア

2011/10/27/(Thu) 16:56

WingMakers LLC ~ウイングメーカー
http://www.voice-inc.co.jp/documents/wm/index.html

ウイングメーカー壁画一覧
http://www.voice-inc.co.jp/documents/wm/chamber.html

ウイングメーカーとは?
http://www.voice-inc.co.jp/documents/wm/wingmaker.html


奇岩地帯の地下に広がるオーパーツ 謎の地下都市、カッパドキア2
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-220.html




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ウイングメーカーの壁画。

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この背景はトルコのカッパドキアではなかったか。

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カッパドキアの奇岩群

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奇岩群の下には超大な地下都市が存在する。未だに全ての発掘を終えていないという。

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右の女性器を象った画面の奥にカッパドキア。

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地下都市の入り口らしきも見て取れる。

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カッパドキアの地下都市の入り口は巨大な太陽石で塞がれていたという。

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これもカッパドキアの風景に似ている。

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Category:カッパドキアと剣山雑考

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福島第一原発事故の真相に迫る! 5 〈玄海原発の深刻な脆性遷移温度とECCS作動の危険性〉

2011/10/21/(Fri) 20:52

当方の書く記事に説得力はない。それは重々承知している。ただ、今回感じている直感は、TPP不参加を打ち出せば、巨大津波が日本を襲う?!という記事を書いた時と良く似ている。本当にやばい、という直感である。誠天調書様の記事からヒントを得て、スマトラ沖級の巨大津波が日本列島に襲いかかると危惧した通り、日本に311クライシスが襲いかかってきた。未曾有の被害をもたらした311クライシスの二週間前に感じた胸騒ぎが、今この記事を書かせている。


43.8,142.6(2011年10月21日17時03分 最大震度3 北海道上川地方中部 43.8N 142.6E 190km M6.2 http---j.mp-ovd8vc) - Google マップ
北海道のど真ん中が震源地。


気象庁|地震情報
最高震度を青森東通で記録。さらに、泊原発が全く揺れていない。


キャプチャ画像は2011年10月21日五時に発生した地震である。不思議な点が二点ある。北海道の中央部を震源としているのにもかかわらず、東通原発、六ヶ所再処理工場がある地域が最も揺れていることと、震源地が北海道にあるにも関わらず、泊原発が全く揺れていない点だ。

北海道の上川地方を震源としているのに、泊原発周辺は全くゆれていない。さらに東通という原子力産業密集地帯で最大震度を記録しているのである。泊原発は黒松内低地断層帯の影響下にあることを考えれば、まるで、泊原発を避けているかのような地震であった。


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北海道・泊原発の活断層と3号機の検査記録の改ざん | カレイドスコープ :
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-778.html



併せて考える必要があるのは北海道知事の原発容認姿勢である。自治体の長であるならば、即刻原発廃炉を決断するのが民意のコンセンサスである。泊原発の営業運転を容認するという北海道知事の判断に不気味な影を見出さずにはいられなかった。


泊原発の営業運転を容認へ 北海道知事が午後にも表明 - MSN産経ニュース :
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110816/dst11081608540001-n1.htm

泊原発3号機、営業運転再開へ=福島事故後で初
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/597.html



泊原発については、こんな話もある。



山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル! 
http://enzai.9-11.jp/?p=5893



愚かしい。愚かしいのにもほどがすぎる。福島第一原発事故を目の前に、原発は即刻停止の方向へ向かわなければいけないはずなのに、北海道知事は活断層調査の記録を黙殺し、やらせを仕込んでまでも原発の営業運転を続行しようとはばからない。4つが4つとも別々の壊れ方をした事故の原因を全て津波に転嫁して、真の原因究明がなされないままである。肝心な部分がごっそり抜け落ちたデータを出し、マニュアルすら黒塗りでほとんどを潰し、想定外の津波が原因でしたと、誰が信じるというのだろうか。

TPP参加を打ち出させるために地震兵器で恫喝を視野に入れるとすんなりと答えが見えてくる。ここでは簡単に触れるにとどめるが、原発に対する地震の脅威は営業運転していればこそなのである。だから、北海道知事は民意を無視して原発稼動に熱心なのである。電力不足などレトリックに過ぎず、北海道知事はTPP参加を確固なものにしたい見えない思惑に踊らされているのである。

ただ、今回、『本気でやばい』と感じたのは北海道の泊原発ではない。


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九州佐賀県の玄海原発、中でも最も古い1号機である。


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まずは、なぜ、玄海原発1号機が最も危険だと思うのか。一つには、1975年から運転する1号機の脆性劣化の深刻度である。脆性遷移温度が2009年の時点で98度。これは本来の予測値と大きくずれているという。予測通りに脆性遷移温度が推移していないのが問題なのである。


玄海原発1号機 想定以上に劣化進行か/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの :
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1968174.article.html

 運転開始から36年が過ぎた九州電力玄海原子力発電所(佐賀県東松浦郡玄海町)1号機の原子炉圧力容器の劣化を判断する指標となる「脆性(ぜいせい)遷移温度」が大幅に上昇、大学の研究者らは異常として問題視し、最悪のケースとして容器破損の可能性にも言及している。九電や国は「安全性に問題ない」と反論。研究者は検証のためのデータ開示を求めるが、九電は「業界規程に基づいて適正に検査しており、検証しても結果は同じ。40年目の高経年化評価時にデータを公表する」としている。
 
 鋼鉄製の原子炉圧力容器は中性子を浴びるともろくなる。電力各社は老朽化を把握するため容器内に同じ材質の試験片を置いて取り出し、緊急冷却した場合などに容器が壊れやすくなる温度の境目となる脆性遷移温度を測っている。劣化が進むほど温度は高くなる。
 
 九電によると、運転開始時の1975年の脆性遷移温度は零下16度。これまで4回取り出した試験片の温度は、35度(76年)、37度(80年)、56度(93年)と推移し、2009年は98度に大幅上昇した
 
 九電は「試験片は圧力容器よりも多く中性子を浴びる場所に置き、数十年後の圧力容器の劣化状況を予測するためのもの。98度は2060年ごろの数値に当たる」と説明。「圧力容器の現在の脆性遷移温度の推定は80度で、60年間運転した場合でも91度」とし、日本電気協会が定める新設原子炉の業界基準93度を下回っていることを強調する。26日の県民説明会でこの問題を質問された経産省原子力安全・保安院も同様の説明をして「容器が壊れるような状況にはない」と答えた。
 
 ただ、こうした見解に研究者は疑問を示す。九州大応用力学研究所の渡邉英雄准教授(照射材料工学)は「上昇値は本来の予測値から大きくずれ、誤差の範囲を超えている。原子レベルで想定外の異常が生じている可能性がある」と指摘。井野博満東大名誉教授(金属材料学)は中性子の影響を受けやすい不純物が含まれるなど材質が均一でない可能性を指摘したうえで、「緊急冷却で急激に温度を下げた場合、圧力容器が壊れる可能性がある」とする。
 
 研究者は試験片や検査データが開示されていないため詳しい検証ができないとし、電力各社に情報開示を求める意見も強いが、九電は「今後も安全な数値で推移すると判断しているので、すぐにデータを提示する必要はない」としている。
 
【関連記事】
 
「【解説】玄海1号機の劣化問題 危険性の指標上昇」
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1968466.article.html

--転載ここまで--



九電の説明はなんだかんだ言い逃れにしか聞こえない。やはり、九電の説明は鵜呑みにするわけにはいかない。

原子炉圧力容器の中性子被曝による脆性劣化、脆性破壊の危険性については先のブログエントリーで書いた。


原子力発電で使われる原子炉圧力容器には致命的な欠陥がある。
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-319.html


玄海原発1号機の運転開始時の脆性遷移温度は-16度。そのころは1号機とてECCSが作動しても何も問題は無かっただろう。しかし、三十年中性子被曝を続けた玄海原発1号機の原子炉圧力容器の鋼鉄は脆性遷移温度が98度にまで遷移しているのである。しかも、その数値は予測値と大きく逸れ、2011年の今、さらに脆性遷移温度が上昇しているのは言うまでもない。

中性子被曝は鋼鉄を脆性劣化させる。中性子は分子レベルで鉄をガラス化させてしまう。熱せられたガラス製品は、そのまま常温に浸すとヒビが入ったり割れてしまうが、それと同じ現象が長期間、中性子被曝にさらされた鋼鉄製の圧力容器でも起こりうるということだ。

冷却材喪失のトラブルの際、貯水タンクからECCSに流入する水は常温である。原子炉圧力容器に降り注ぐ過程で熱せられ、直接圧力容器に常温水がかけられるわけではないというが、中性子被曝で致命的な脆性劣化状態にある玄海原発1号機でECCSが作動すれば致命的な脆性破壊のきっかけになることは間違いない。

田中三彦氏によれば、鋼鉄は分厚ければ分厚いほど破壊されやすくなるという。圧力容器は厚さ10センチ以上である。原子炉プラントは通常70気圧、280℃で営業運転される。例えば、地震で自動停止し、外部電源がつながらず、原子炉水位が低下、ECCS自動起動レベルにまで達したとしよう。当然、ECCSが作動し、冷水(常温水)が圧力容器に流入することになる。または、シャワーのように降り注がれることになる。70気圧、280度の圧力容器がどんなことになるか。未知の領域であろう。

中性子被曝による脆性劣化は圧力容器の配管や接続部にも言えることである。ECCSが作動し、それら配管や接続部に冷水が触れれば著しい脆性破壊をもたらすのは容易に想像できる。

脆性遷移温度が98度にまで脆性劣化した原子炉圧力容器で、緊急炉心冷却装置、ECCSが作動すればどうなるか。玄海原発1号機はもはや原子炉プラントの最後の砦であるECCSですら命取りになりかねない事態に陥っているである。

玄海原発1号機は今現在運転中である。運転中は原子炉圧力容器は280度になるため、安定した状態にある。それも皮肉なものである。


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ECCSは緊急炉心冷却装置であるがゆえ、営業運転中は緊急事態以外で作動することはない。ではどうしたら営業運転中にECCSが作動するのか。外部電源喪失事象、あるいは冷却材損失事象(LOCA)に見舞われ、原子炉水位が緊急冷却装置起動レベルにまで低下したときである。

つまり、一番の懸念は、311の九ヶ月前に発生したフクイチ2号機の外部電源喪失事故のようなトラブルである。




フクイチ2号機の外部電源喪失事故では、界磁しゃ断器のトラブルにより原子炉が自動停止、速やかに発電機やタービンが停止されたが、外部電源に30分つながらず、原子炉水位を2メートル低下させた。ECCS自動起動レベルまで、あと30センチだったという。


福島第一原発事故の真相に迫る! 1 〈2010年6月17日フクイチ2号機事故とベント隠し〉 
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-312.html


トラブルは原因不明のままであった。しかし、福島第一原発の事業主である東電は、原因をまったく解明出来ず、消去法で『作業員の人為ミスと系統安定化装置の故障が原因』だと推定した。真の自己原因解明を忌避し、作業員に注意を勧告し、『触るな』と張り紙をして回ったのである。愚かしいことに原子力安全・保安院はひと月後に再稼働を承認。今一度指摘しておくが、このときにとった対処が福島第一原発事故の布石を打ったことを、今でも信じて疑わない。フクイチの1~4号機の系統安定化装置を撤去したことも福島第1原発事故の間接的な原因であると疑っている。


福島第一原発事故の真相に迫る! 2 〈フクイチ2号機事故の推定経過と撤去された系統安定化装置〉
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-313.html


そして、311以降、世界中の原発で非常用ディーゼル発電機を稼働される事態が相次いで報告されている。すなわち、外部電源が喪失したと同じことである。


福島第一原発事故の真相に迫る! 3 〈韓国古里原発で相次ぐトラブルと2010年6月フクイチ2号機事故の類似性〉  
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-314.html

福島第一原発事故の真相に迫る! 4 〈スタクスネットが世界中の原発をメルトダウンさせる?!〉 
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-316.html


外部電源喪失事故のバックアップとして非常用ディーゼル発電機の複数台設置が安全基準上規定されている。だが、外部電源喪失時に非常用ディーゼル発電機が起動しなかった例が多数報告されていることを指摘しておく。あわよくば、原子炉水位を低下させてしまう冷却水喪失事象につながりかねないのである。

ここで一つ、スウェーデンのフォッシュマルク原発で2006年7月に発生した原発トラブルを紹介したい。このとき、外部電源を22分間失い、原子炉水位を2メートル低下させたのであるが、フクイチ2号機の外部電源喪失事故と瓜二つの経過をたどっているのである。

さらにいえば、スウェーデンは地震も津波も発生しない地盤が安定した国である。きっかけは人為ミスかも知れないが、原子炉プラントの電源制御システムのトラブルという点で共通する。このトラブルは『電源制御システムのインターロック機能』をうかがい知る上で有益に思うので、フォッシュマルク原発1号機で何が起こったのかを簡潔に説明するブログ記事を引用してみたい。



2006年7月のフォッシュマルク原発のトラブル - スウェーデンの今 :
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/b6ae561976b50133e5c55b781eaa4db9

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この日はフォッシュマルク原発と外部の送電線とを結ぶ変電所においてメンテナンス作業が行われていたが、その作業中に予期せぬ放電が電線の間で生じ、ショートが起きてしまった。その結果、フォッシュマルク原発1号機と変電所の間の電線が遮断されしまった。

これだけであれば、原発ではその後も発電が行われ続けるため、炉心冷却のための電源喪失という事態に至る危険性は小さかった。しかし、このショートと電線の遮断がきっかけとなって複数のトラブルが連鎖的に発生することになった。

まず、ショートに伴って電線を流れる電流の電圧が低下を始めたため、原発のタービンの回転から電気を生み出している発電機が自動的に反応して電圧を元に戻そうした。しかし、この時の反応が急激だったために、通常の2.2倍も高い電圧がパルスとして瞬間的に電線を流れ、原発施設内の電力供給システムをダウンしてしまった。

これに加えて、発電タービンの油圧系統がトラブルを起こしたため、第1タービンと第2タービンが相次いでストップしてしまった。そのストップの際に、通常よりも周波数の低い電流が電力供給システム内を流れてしまった。本来はそれを防ぐためのブレーカーがタービンの発電機に取り付けられていたものの、2005年(事故の前年)の取り付けのときに間違った設定がなされていたため、ブレーカーが作動しなかった。そのため、低い周波数の電流から機器を防護するために、別の場所のブレーカーが作動してしまった。

不幸なことに、そのブレーカーというのは原発施設と外部電源とを結ぶ電線を制御するものでもあったため、外部から電源を確保することができなくなってしまった。


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(ここでいうブレーカーは所内側しゃ断器。図中②番。)


このような事態に対処するために複数の安全装置が準備されているわけだが、最初の安全装置であるバッテリー(本来は2時間持つ)が機能しなかった。高電圧のパルスが流れた際に、バッテリーがシステムから遮断されてしまったためだ。また、本来はこのような事態に起動するはずのガスタービンが動かなかった。

このように、外部電源もダメ、バッテリーもダメ、ガスタービンもダメ、ということで、中央制御室は停電し、原子炉の状況を伝えるモニターや計器がダウンしてしまった。暗くなった中央制御室内では、赤色のランプが点滅し異常事態を警告していた。

中央制御室では停電の中、職員が緊急時のチェックリストに従って作業を行っていた。しかし、停電のために原子炉の状況が分からない。トラブルに伴って原子炉の運転が停止したものの、核分裂を止めるための制御棒がきちんと炉内に挿入されたかどうかが分からない。手探りの中、原子炉が今どのような状況にあるのかについて、想像されるシナリオを頭に描きながら事態に対処していったという。

では、炉心冷却のほうはどうなったのだろうか? 電源喪失という事態に備えて、炉心冷却のためにデーゼル発電機が1炉につき4台設置されていた。しかし、そのうち2台が機能しなかったのだ。実はこの2台のディーゼル発電機に取り付けられた周波数制御装置は上記のバッテリーと同じシステムに接続されており高圧パルスが流れた際に、電力供給システムから遮断されたためだ。周波数制御装置が機能しないため、電力を供給できなくなったのである残る2台は作動し炉心冷却のための電力を供給し始めたものの、必要とされる電力を十分に満たすことはできず、注水ポンプをフル稼働させることができなかった注水量の不足のために炉心内の水位が徐々に低下し始めていた

トラブルの発生から22分後、原発施設と外部の電線網を結ぶブレーカーを現場の作業員が手動で切り替えたおかげで、外部から電流が流れるようになった。それに伴い、中央制御室の電力も回復し、炉心冷却も外部電源で行うことが可能になり、危機を脱することができた。

この22分の間に原子炉圧力容器の内部では、それまで燃料棒の上端から上4mのところにあった水位が上2mまで低下していた


このように複数のトラブルが重なり、事態が深刻になっていった。非常時に備えるための安全装置は本来は独立して存在すべきなのに、このトラブルの際には、互いに依存しあっている部分が多く、一つの安全装置が動かなくなると、別の安全装置も動かなくなったり、もしくは、ある同じ要因が複数の安全装置をダメにしてしまう、という事態が発生した。

結局、現場の作業員が冷静に判断して、外部電源を手動で回復させたために大事に至らなかった。しかし、たった22分で炉心内の水位が2mも減少しており、そのままの状態が続いていたならば、メルトダウン(炉心溶融)に至っていたと専門家は言う。福島原発に比べて幸いだったのは、外部電源が途絶えたものの電線は物理的に存在しており、ブレーカーを戻せば通電できたということ、それから、もしそれがダメでも、隣の2号機や3号機が健在なのでそこから何らかの形で電力を引くことができたということだろう。

しかし、スウェーデン政府および原子力業界はこの事態を重く見て、その後、安全装置の総点検と再設計を行うことになった。スウェーデンの原子力利用における最大の事故だったと認識されており、INESの深刻度レベルでは「レベル2」に分類されている。

---------------------抜粋



原子炉プラントの電源制御システムにはインターロック機能という致命的な欠陥が内包される。内外部電源が通電すれば瞬間的にシステムはダウンする。それを防ぐために、外部電源側のしゃ断器は所内側しゃ断器が落ちるまでスイッチが入らない仕組みになっているのである。

フクイチ2号機の外部電源喪失事故は『外部電源側しゃ断器が内部電源が通電しているという誤信号を受け取りインターロックで作動しなかった』ことである。作業員の人為ミスで終わる話ではない。そして、このインターロックという致命的な欠陥は世界中の全原子力プラントにも内包されることである。ここに目を向けなければ、外部電源喪失事故は避けて通れないのであり、運転営業することが原子炉圧力容器の安定化させるという、玄海原発1号機の現状が致命的な原子力事故を想定させるのである。

スウェーデンのフォッシュマルク原発で2006年7月に発生した事故はINESレベル2に分類された。他方、フクイチ2号機事故ではひと月後に再稼働している。両国の対応に雲泥の差がある事実は何を示しているのか。

次の記事こそ、フクイチ2号機外部電源喪失事故の際、徹底した事故原因の解明と対策がなされていれば、福島第一原発事故も防げたのではないか?と思わずにいられない。


http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110524/2010_gaibudengen.html

外部電源喪失 揺れで設備故障
(5月24日 20:10更新)


東京電力福島第一原子力発電所の事故で、原子炉を冷却するための外部電源が失われたのは、送電線の設備が地震の揺れによって壊れたり、ショートが起きたりしたことが主な原因であることが東京電力が国に提出した報告書で明らかになりました。

東京電力福島第一原子力発電所では、3月11日の地震発生直後に外部電源が失われ、復旧には10日以上かかるなど原子炉の冷却が滞りました。

東京電力は、外部電源が失われた原因についての報告書を経済産業省の原子力安全・保安院に提出し24日に公表しました。

それによりますと、福島第一原発に非常用の電気を送る6系統の送電線のうち、4系統では揺れのため電線が鉄塔に触れてショートが起き、残りの2系統ではスイッチなどの設備が壊れたということです。

この影響で送電線の安全装置が働き、送電できなくなったということです。

このうち、5号機と6号機に電気を送る敷地内の送電線の鉄塔の一つは倒壊していたことも分かり、東京電力は大規模に崩落した近くの盛り土がなだれ込んだのが原因だとしています。

さらに非常用の電源を供給する新福島変電所では、ケーブルが切れたり変圧器にひびが入ったりする、さまざまな被害が出て復旧に時間がかりました。

東京電力は、これらの設備は地震の揺れに対して余裕をもった設計をしていたと説明していますが、なぜ壊れたのか揺れのデータを基に調べることにしており、電力各社も同じような非常用の設備の耐震性を検証し直すことが求められています。

--転載ここまで--


なぜ、福島第一原発事故は起こったのか。その九ヶ月前にさかのぼり、フクイチ2号機で発生した外部電源喪失事故を再検証し、事実経過を明確にし、徹底した対策を講じるべきである。でなければ、玄海原発1号機のECCSが作動するのは時間の問題である。中性子被曝によりガラス化した鋼鉄製の圧力容器に常温水が流入すればどうなるか。70気圧という超高圧下の密閉容器にヒビが入った瞬間にボカンといく。九州電力は玄海原発1号機を即刻停止し、燃料棒を抜き取り、廃炉を宣言するべきである。もはや玄海1号機が営業運転している事自体、日本の安全を脅かす脅威であることに、はやく気付くべきである。

最後にひとつだけ言わせてもらう。日本政府はTPP不参加を打ち出す前に、玄海原発1号機のみならず、日本全国の原子炉プラントから燃料棒を抜き取り、大地震などの不測の事態に備えるべきである。


2011/10/23加筆修正。
2011/10/27加筆修正。
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Tag:福島第一原発事故 

Category:福島第一原発事故の真相に迫る!

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イエス・キリストは人名ではなく、宇宙原理の表現であった。

2011/10/19/(Wed) 17:36

人類が絶滅の危機に瀕するほどの天変地異など来るわけがないと普通は考える。実際に、人類は60億人いる。繁栄の限りを尽くしているではないか。誰一人として明日、人類殲滅の危機に遭遇するなど微塵も思っていないだろう。そう、旧約聖書のノアの大洪水はあくまで神話でなければならないのだ。

まるで311以前の日本人のごとくである。ノアの大洪水に代表される人類絶滅するほどの天変地異は、あくまで神話の中の話だと考えてしまいがちである。

少なくとも人類は、一度は全滅の危機に瀕したと考える。ノアの方舟は5000メートル強のアララト山山頂に漂着したと旧約聖書では示されている。もし、ノアの大洪水が史実だとして、生き延びた古代人類は未来に向けて何らかのメッセージを遺したはずである。

だがしかし、「人類を絶滅させてはならない。未来にも同じようなことが起こるから注意せよ」といったことを言葉や文字で遺しても、未来にちゃんと伝わる確証はない。だから古代人類は天変地異のそれを示すシンボルを未来のために遺すことになったのだ。言葉や文字ではなく、シンボルで黙示したのではなかったか。

例えば、プロビデンスの目と呼ばれるシンボルがあるが、これは、アララト山頂に漂着したノアの方舟を表していると睨んでいる。ピラミッドがアララト山を準えて、ノアの方舟を山頂に示したように思えるのである。当方の見立てでいえば、ノアの方舟をなぞらえた葦の葉の形をしたシンボリックな形状は、いつしか黒目が加わり目になった。さらに眉を加え左右の区別が付くようになった。1ドル札でいえば左目(悪魔の眼)である。イルミナティフリーメイソンの支配のシンボルとして今は認知されている。


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ホルスの眼にしてもそうだ。眉と黒目が人の目を想像させるが、右下の巻きあがった部分が洪水を表しアララト山頂に流れ着いた様子を示しているようにもみえる。


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両方共アララト山頂に漂着したノアの箱舟をなぞらえたのではないか?


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アララト山頂4600メートル付近をGoogle Earthで探索していたとき、不可思議な形状の造形物を見つけた。

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長さは130メートルあった。ノアの方舟かもしれない。


宗教ではないが、葛飾北斎の絵などは大津波を示しているとはいえないか。荒れ狂う波の向こうに富士山がある。波、山、船。大津波、大洪水の到来を黙示しているようにも見える。


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1000年、10000年、途方もなく長い時の中で、古代人類が遺したシンボルは、少しずつその真意からそれた形で受け継がれていくことになる。人類が滅亡する危機に瀕するほどの天変地異の到来に備えよという本来のメッセージが、いつしか教えに従っていれば神々は手を差し伸べ救ってくれると信じられるようになったのである。

それが宗教である。

天変地異の到来など微塵も考えない人類は古代人類からの警鐘を履き違え、宗教に信仰し教えに従っていれば自分は救われるという、個人的信仰に形を変えてしまった。何世代ものリレーの中、少しずつ変貌を遂げていき、現代では、シンボルの真意すら知らずに、人々は宗教で救済を求めるようになった。実際に起こってみなければ、なんの対策も打ちようはない。311前の日本人よろしく、天変地異の大災害など神話以外の何者でもないのである。

ユダヤ教は旧約聖書の記述に従い、生活様式を神の意志に従うことで救済を求めた。中でも過越という概念がある。旧約聖書の教えを守ろうとしない民の元を怒りに満ち満ちた神が過ぎ越した村は全滅したという。そんな中、神はユダヤ教を忠実に守る人々の前ではしるしを見つけては何もせずに通りすぎていったという。まさしく個人的な救済である。他にも拝火教(ゾロアスター教)は火を絶やさぬことで救済を求めた。回教(イスラム教)は厳しい戒律を守り日々祈りを捧げることで救済を求めた。日蓮宗は「南妙法蓮華経」とお題目を唱えることで救済を求めた。地球上の動植物を全滅させるほどの天変地異の襲来、その対策など、影も形もないほどに度外視されたのである。


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沖縄与那国の海底遺跡はなぜ海に沈んだのか。



というわけで、本題に入る。

キリスト教では、イエス・キリストは実在した人物だと考えられているのだが、異論を唱えた人物がいる。聖書研究の権威でありイギリスからオファーを受けるほどであった高根正教氏である。


高根正教・三教【四国剣山の謎】Shikoku Tsurugisan mystery - YouTube :

http://www.youtube.com/watch?v=rFvMHC2Yej8&feature=youtu.be


「四国に封印された大和民族の謎と鍵」

高根正教は教職在職中,国語教科書の五十音図に接するうち,イ・ウ・エの同一音の文字が重複していることに疑問を抱き,五十音言霊の研究に着手。当時、わが国聖書研究の第­一人者としても国内外から高い評価を受けており、一時はイギリスでもカンタベリー寺院の僧正に迎えようという動きがあったほどの「聖書の高根か高根の聖書か」と世界が認め­た権威者だった。

高根正教は四国に関する研究に没頭,四国全域の地形,風土,地名,民族伝承を,古事記・黙示録と五十音言霊によって照合し多角的に研究を重ねた結果,四国­剣山の山頂地下にユダヤ民族の神宝を収めた「契約の櫃」が埋蔵されていると言う結論に達したのである。

かくして昭和11年6月には高根正教,角田清彦,戸風正一等による第1回の発掘調査が開始されたのである。

これは,同年12月10日まで継承され,さらに翌12年,13年と発掘は進められた。この間の発掘は述総485尺の長さに及び,玉­石,大理石の鏡石,レンガで築造されたアーチ等が発見され,ここに剣山頂は神宝を秘匿する為に人工的に加工せられたものとする正教の説が見事に立証されたという。

高根三教は、父が未着手の分野を開拓、発展させて40数年研究を続ける。

昭和29年、神奈川県藤沢市の江ノ島の洞窟の発掘調査を父と共­に行い、地下九尺の地点に第二洞窟を発見、"洞窟が人工である"との学説を実際に証明。


彼こそは剣山にアークが眠っているという歴史を根本から覆すほどの新説を唱えた第一人者である。以降、彼に同調した多くの研究者が後に続いた。高根正教氏の説は宇野正美氏や大杉博氏によりイスラエル失われた十支族日本渡来説や四国邪馬台国説などの諸説が展開されることになる。神話から生まれた日本の、古事記や日本書紀でカモフラージュされた本当の歴史が目に見える形になって現れてきた。

高根正教氏の発掘品は日本政府に没収されることになるのだが、後に続いたのが元海軍大将の山本英輔である。彼が剣山の高根正教氏が掘り進んだ奥にミイラ100体を見つけたことは以前ブログで書いた。


カッパドキア雑考・剣山で発見されたミイラ100体の謎
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-223.html


高根正教氏は、五十音=コトダマは無始無終であり、五十音こそイエス・キリストであると結論づけた。イエスは宇宙原理の表現であり、人ではないと考えたのである。さらに、ヨハネの黙示録のヨハネは夜終(ヨ・ハネる)であり、新約聖書は五十音=コトダマで作られたものだと読み解いた。

イエスキリストは五十音である。宇宙原理の表現であり、象徴である。イエスキリストは人として存在しないのである。











高根正教氏の研究は息子三教氏に受け継がれ、高根親子が故人となった今でも、その意志は多くの研究者に受け継がれている。日本の歴史は飛鳥時代以前は神話であった。神が日本を造ったと教えられた。どこの世界に歴史が神話から始まる国があるのだろうか。こんな馬鹿な話はあるか?と思うくらい、これほどの矛盾はそうそうないのだが、日本の本当の歴史はなんだったのか、読み解く鍵がここにあるように思えてならない。


カッパドキア雑考・月と殿下とウランガラス
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-222.html


2011/10/27加筆修正

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エリア51の妄想、再び。2

2011/10/16/(Sun) 22:22

今回ブログエントリはエリア51の妄想、再び。の続きである。


アメリカネバダ州ラスベガス北にあるかつてネリスエアフォースレンジと呼ばれたNTTRの地下に地下核実験で生成された地下空間を再利用した地下都市が存在するのではないか―。前提として、放射能汚染を棚に上げて考察している。少なくとも言えることは、ネバダ核実験場のクレーター周辺は建造物が立ち並び、クレーター内部に運搬車両が往来しているということである。


ネバダ核実験場に生成されたクレーターで一体何をやっているのか?
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-323.html


そもそも、NTTRに地下都市網が存在するとして、そのような大規模な工事が衆目に触れずに完工できるだろうか。答えは簡単である。

インフラ工事を偽装し、国が工事を請け負えばいいのである。

例えば、日本で大規模なインフラ工事をでっちあげて、完成間近にケチを付けて中止に追い込めばいいのである。工事の予算は国が出し、ご破算にすれば誰も傷つかない。

この嘘のような、本当の話が事実としてある。アメリカネバダ州で1987年に着工されたユッカマウンテンである。



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ユッカマウンテン計画の建設地であるユッカマウンテンはネバダ核実験場の中にある。このことを留意し、前回のエントリも併せて参照にしていただきたい。


エリア51の妄想、再び。
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-330.html




■ 人類最大の土木工事であったユッカマウンテン計画。

ユッカマウンテン計画(Yucca Mountain Project)は高エネルギー放射性廃棄物を地中処理する処理場の計画である。NTTR敷地内にあるユッカマウンテンの地下に8キロの主トンネルを掘り、主トンネルから幾重にも核廃棄物格納用の側抗トンネルを穿っていき、さもムカデの足の様にトンネルを地下に張り巡らせる工事である。


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1987年から建設が進められ、2006年の時点で、600億ドル(5兆円)の予算が計上されている。最終的には1000億ドルを超えるとされる人類史上最大の土木工事である。ユッカマウンテン計画では最終的には150キロメートルを超える地下トンネルが張り巡らされることになっていた。


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ラスベガス大全 週刊ラスベガスニュース


ユッカマウンテン計画は規模、予算を見ても人類史上最大の土木工事の名にふさわしいものであった。だが、アメリカ大統領選にオバマが立候補した辺りからユッカマウンテン計画の雲行きが怪しくなる。大統領選を戦うオバマは『ユッカマウンテン計画の白紙撤回』を公約で掲げていたからだ。2009年になり、オバマがアメリカ大統領に選出されると、早速ユッカマウンテン計画の白紙撤回、予算計上見送りに着手する。


どこへいく放射性廃棄物 ユッカマウンテンを捨てた米国政策の行方 | 日経サイエンス :

米ネバダ州のラスベガスの北西に広がる砂漠地帯にユッカマウンテンがある。原子力発電所から出る核のゴミ(使用済み燃料)を埋設する場所に選ばれ,90億ドル(約1兆円)もの公費が投じられた。ところが,オバマ政権になって,その決定が白紙撤回されてしまった。


米国の場合はウラン燃料を1度だけ使うオープンな核燃料サイクル(ワンススルー方式)。使用済み燃料は当分の間,米国内にある131カ所の施設で一時保管されるが,ユッカマウンテン計画の打ち切りによって,最終的な行き場所のあてがなくなった。そのため,今後,さまざまな代替案が検討されることになる。使用済み燃料のリサイクルや,放射性物質の半減期を大幅に短縮できる新型原子炉の建設,別の場所での最終処分場の建設などが挙がっている。

--転載ここまで--


いかんせん腑に落ちないのが、そのタイミングである。10兆円規模の予算が組まれた大規模な建設工事が着工から20年後、ほぼ工事が終わったようなタイミングで白紙撤回されたのである。

8867、米、最大の核廃棄物施設「ユッカマウンテン」PJ完成直前、中止、後はどうなる? - THINKING LIVE シンキングライブ :


さらにいわせてもらえば、ユッカマウンテン計画白紙撤回の理由は、『地下水が汚染されるから』だという。


ラスベガス大全 週刊ラスベガスニュース
2009年03月18日号


これはラスベガス周辺地区の単なる雇用問題や原子力業界だけの関心事ではない。政治、経済、科学、産業、環境、それらすべての分野の英知と利害が複雑にからんだ巨大プロジェクトであると同時に、人類の将来を左右しかねない地球規模の案件だ。

事実、「100万年先の人類への影響や安全性」 といった宇宙的スケールの議論までもがアメリカ政府や議会で飛び出しており、いかに壮大なプロジェクトであるかがうかがい知れる。

そして過去約10年、すでに日本円で兆の単位の予算がつぎ込まれ、人類史上最大級の土木工事ともいわれるその施設はほぼ完成に近づきつつあり、あとは運用開始を待つだけだ。

そんなプロジェクトをオバマ大統領はいとも簡単に打ち切ろうとしている~中略~オバマ氏は当選する前の選挙戦でも公約としてこのユッカマウンテン計画には反対の立場を示しており、今回の流れは想定内という意味ではだれも驚いていないが、環境問題に取り組むことを旗印にしている政権の張本人としては心がかなり揺れ動いているのも事実のようだ。

(オバマ氏は)「ユッカマウンテンはいらない」 との選挙公約に固執しており、その方針には合理的理由としての整合性や一貫性が感じられない。

ちなみに表向きの反対理由は、核廃棄物を全米各地の原発からユッカマウンテンへ運ぶ輸送経路がテロの標的になりやすい、地下に活断層があり地震で核廃棄物のカプセルが破壊されて地下水などに流出する恐れがある、近隣の場所に先住民族が生活している、などとなっているが、テロの標的などは他の場所に建設しても同じことがいえ、地震や先住民族の問題も何年も前に議論した末に着工したはずだ
それを今になって反対理由としてぶり返していること自体、今回の打ち切りは技術的理由よりも政治的理由 (ネバダ州を中心とする反対勢力や、火力発電に必要な石炭業界などとの複雑な利害がからんでいるなど、さまざまな憶測が飛び交っている) であることは明らかで、共和党などからは 「問題の先送り」 と厳しく批判されている。

--抜粋ここまで--


そもそも、これまで米軍はネバダ核実験場で何回地下核実験を行ってきたのか。

800回である。

とっくに地下水は汚染されているはずである。




世界最強をほこる米軍エアフォースは先住民の聖なる地を空軍射撃訓練場として巨大なボンビングポイントを描き、実践訓練の舞台にしてきた。NTTR敷地内にネバダ核実験場を設け、大気圏内・地下あわせて1000回近くの核実験を行なってきた。いうまでもなく、付近の地下水はすでに汚染されているのである。国が棄てた土地だからこそ、800回もの地下核実験を続けてきたのである。だのに『地下水が汚染される』ことが理由で白紙撤回、何もなかったことにされた。原子力業界の悲願である最終処分場は、他に作るという。

87年スタートしたユッカマウンテン計画は数兆円規模の予算が計上された類を見ない規模の土木工事であった。さんざんぱら地下水を汚してきた同じ敷地内の地下水が汚染されるからという理由で原子力のトイレを作る悲願のプロジェクトが白紙撤回される理由になるのだろうか。

ユッカマウンテン計画の20年に及ぶ工事は一体なんだったのか。数兆円規模の地下トンネル工事はすでに地下水が汚染された土地が舞台であった。そして『地下水が汚染される』という理由で白紙撤回された。米軍が支配する秘密のベールに包まれた敷地で、20年続けられた地下トンネル工事は、一体なんのために続けられたのか。




100万年管理し続ける必要があるといわれている放射能廃棄物をどう処理していくか。高エネルギー放射能廃棄物の最終処理の問題は棚上げにされ、未来には良い解決方法が発見されているだろうという安直な考えで先延ばしされ続けた中で見つけた答えが地中処理であった。そして、高エネルギー放射能廃棄物の最終処理は地中処理で対応できると、アメリカが先陣をきって地中処理場の建設に着工した。ユッカマウンテン計画は理念があった。アメリカ初の黒人大統領、オバマの一声で白紙撤回することに正当性はあるのだろうか。

理由は『地下水が汚染されるから』である。

納得できるだろうか?

ただ、ひたすらに地下トンネルを掘り続けるユッカマウンテン計画はネバダ核実験場の地下に存在するであろう地下空間を連結するために立案実行されたプロジェクトではなかったか。東京湾アクアラインを凌駕する高エネルギー放射能廃棄物処理場建設をめぐる数兆円規模の国家プロジェクトがオバマの一声で白紙撤回された背景に、ノアの方舟の現代版ともいえる地下都市網を建造があるのではないか。

当方はオバマが政権公約に掲げた2009年の時点ですでにトンネルは掘り終えたと睨んでいる。人類最大の土木工事の真の目的である地下トンネルがすべて貫通した、だからこそアメリカ初の黒人大統領が確約されたオバマに政権公約としてユッカマウンテン計画の白紙撤回を掲げさせたのではないか。

エリア51、ネバダ核実験場、ユッカマウンテンを含めたNTTRの地下深くに氷河期や大洪水といった天変地異から人類を救済すべく数百万、数千万人収容可能な地下都市網が存在するのではないか。前回に引き続きエリア51の妄想を掘り下げてみたが、あくまでも妄想である。妄想だからこそ、核爆発に伴う放射能汚染を棚上げにしている。



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エリア51の妄想、再び。

2011/10/16/(Sun) 17:59



今回のブログエントリは井口博士のブログで以下の記事がエントリされたことがきっかけであった。


Kazumoto Iguchi's blog : 「来週月曜日17時~21時に隕石が地球に衝突するゾ!」:マレー博士のeメール!? :

-------抜粋

私は、これがカテゴリ1に相当する絶滅規模の事象であることを確認している。これが太平洋を襲ったなら、巨大な津波が発生し、地球上の全ての呼吸する人間や哺乳類、そして植物の絶滅を引き起こす事象の引き金となるだろう。

米国時間の月曜日早朝から午前8時の時間帯のいつでも、それが衝突する可能性がある事から、当局者やエリート達は、今週末に地下(基地)へと向かうだろう。
そこで我々が警戒しているのは、米国時間午前4時~午前8時の間の時間帯だ。(日本時間17時~21時)
これは、信じようとする誰もが、信じる神が異なろうとも祈るための時間なのだ。祈る他に道はない。

来るべき物が来たのだ」。

-------抜粋


エスタブリッシュメントはどこの地下へ向かうのか?


20110505182507eed (1)


エリア51の妄想・地下都市への秘密の入り口を教えておこう。
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-234.html


当方はネバダ(NEVERDIE)の地ではないかと疑っている。その根拠をすでに【エリア51の妄想】で示している。今回のブログエントリでは、今一度エリア51の妄想をまとめていくつもりである。


カテゴリ・エリア51の妄想
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-category-14.html




【カテゴリ・エリア51の妄想】はある意味思考実験であった。発端は、2012年終末論、フォトンベルトである。2012年末に地球を含めた太陽系はフォトンベルトという質量を持った光子の束に包まれてしまうという。フォトンベルトの影響により、氷河期が再来するとも、天変地異が始まるとも、人類が滅亡するとも、アセンション(次元上昇)するともいわれている。とかく、ツンドラで発見されたマンモスの胃の中には、直前に食した物が残っていたという。つまり、マンモスが絶滅したとされる氷河期は、瞬間的に訪れ、瞬間的にマンモスを凍てつかせたのである。苦しむまもなく凍結され、ツンドラの大地に遺されたマンモスを人類に置き換えても、古代に到来したとされる氷河期に為す術は無い。

フォトンベルトがもたらす氷河期の再来に備えて、どこかに超大な地下都市を建造していても不思議ではない。地球滅亡が確定的であったとして、人類が生き残るすべは地下に潜るしか無い。天変地異の影響が届かない地下の奥深くで、陽の光すら浴びずに生きながらえることしか出来ないのである。トルコ・カッパドキアの地下都市こそ、古代地球人の人類絶滅に危機に瀕した際の『ノアの箱舟であった』と理解している。

そんな、古代人すら危惧した地球滅亡のシナリオと、その対処方法を科学が発展した現代で考えないほうがおかしい。そんな思考実験であった。




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【エリア51の妄想】の記事をエントリし始めた当初は、エリア51の周辺に見られる不可思議な地上絵をGoogle Earthで見つけてはキャプチャし、記事に貼り付けるだけだった。

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このような巨大な地上絵が、エリア51周辺にはたくさんある。この、巨大な地上絵のようなラインアートは、ボンビングポイントと呼ばれる米軍エアフォースの射撃訓練の的である。Google Earthでエリア51周辺を監察すれば、これらボンビングポイントは無数にある。

NTTRは砂漠と塩湖しかない山岳地帯である。ボンビングポイントは、平面のキャンバスに描かれているように見えるが、実際は平面ではない。かなりの凹凸、高低差がある。

上空から爆撃するための目印、ボンビングポイントを眺めていると、いやにも違和感を覚えてしまう。高低差がある地帯に描かれているのにも関わらず、直線的すぎるのである。どうやってこのボンビングポイントを描いているかは不明であるが、少なくとも、米軍は、高低差が著しい山岳地帯に、直線的な地上絵(ボンビングポイント)を描く技術を有しているのは確かである。この技術を解き明かせば、世界各地で見られた不可解な現象であるミステリーサークルの原理ですら説明できるのではないか。


そしてエントリを重ねていき、いやにも疑問が積み重ね上げられていった。エリア51というよりも、ネリスエアフースレンジ(ボンビングレンジ・現ネリスタンニングトレーニングレンジ。以下NTTR)の敷地全域に対してである。そして、いつしか、ここにはシェルターも兼ねた超大な地下都市網を建造しているのではないかと考えるようになった。




■ NTTRとは?

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ネリスエアフォースレンジ改めNTTR全体図


アメリカネバダ州ラスベガスの北西約100キロメートルに位置するNTTRは敷地面積12139平方km、アメリカ合衆国最大の空軍演習場である。

東京都5つ分の敷地をほこるNTTRだが、ここには米軍軍事機密のトップシークレットともいえる3つの重要施設がある。UFOや地球外生命体のメッカと言われ、米軍の極秘軍事地下施設ともっぱらの噂のエリア51。1000回近く核実験が行われ、内地下核実験が800回行われたネバダ核実験場。1987年から着工し、人類史上最大の土木工事といわれたユッカマウンテンプロジェクトの建設予定地、ユッカマウンテンである。


1)エリア51
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2)ネバダ核実験場
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3)ユッカマウンテン核廃棄物処理場
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これら、米軍のトップシークレットであろう3つの最重要軍事施設がNTTR内に存在するである。

エリア51につながる道路やゲートが常時厳戒態勢が敷かれ、写真撮影すら禁じられた場所であることはよく知られたことだが、これはエリア51に限ったことではなく、NTTR全域に言えることである。東京都5つ分の敷地面積が、常時厳戒態勢で警備されているのである。立ち入り禁止区域に足を踏み入れたのなら、射殺されても文句が言えない、そんな極めてミステリアスな場所である。

エリア51は特にベールに包まれている。UFOをリバースエンジニアリングする研究施設だとか、地下でグレイと共生しているとか、プラズマ兵器の開発研究を行っている軍事施設だとか、諸説ある。とにかく、真相は不明瞭なままである。ユッカマウンテンプロジェクトについては、オバマ政権になって白紙撤回されているのだが、それについては次の機会に譲る。




■ 1100万トンの土砂を吹き出したセダン核実験。

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セダン核実験 - Wikipedia


1962年7月、アメリカ・ネバダ州のネバダ核実験場でセダン核実験(セダンかくじっけん、Sedan nuclear test)が行われた。セダン核実験は62年から63年にかけて行われたストラックス作戦(48回の核実験)と時期がかぶるが、機能的にはプロウシェアー作戦(核兵器の民間転用可能性、平和的利用の模索)の一つであるという。

通常、核実験は軍事目的で行われるが、セダン核実験及びプロウシェアー作戦は、核兵器が持つ凄まじい破壊力を採鉱、掘削その他の民間転用できるかどうか、その可能性を見極めるための実験であった。

セダン核実験の核出力は104キロトン。ざっくりいえば、長崎原爆ファットマン(20kt)の五倍である。


Sedan Nuclear Test- Original Military Film - YouTube

http://youtu.be/ssLZ4bUTDYM


セダン核実験は大気圏内核実験に近い浅深度核実験であった。デバイスは地下194メートルに設置された。核爆発が炸裂した直後、地表面は90メートルも浮き上がり、土砂が辺り一面に吹き飛ぶことになる。このとき吹き飛ばされた土砂は、なんと1100万トンである。えーと、東京池袋サンシャイン60の地下5階(敷地約20万平米、地下15メートル)分の土砂が350万トンだとして、セダン核実験で吹き出された土砂は、その三杯分。しかも一瞬、である。

結果として、セダン核実験の地表面には直径380メートル・深さ100メートルのクレーターが生成されることになる。極めて巨大である。

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核爆発の平和利用というのは、土木系掘削根切り作業を考えた場合、しごく合理的ではないか。事実、ロシアには核爆発で造成されたチャガン湖という人工湖がある。放射能問題がなければ、核爆発による掘削作業は民間に取り入れ活用すべき技術である。十キロトン程度の核出力を持つ核爆弾があれば、土木工事に転用すれば、数ヶ月かかる掘削、根切り作業も一瞬で終わらせてしまうのである。これほどの効率のいい作業はない。

但し、核爆発の平和的利用が民間転用されていない現状をみれば、やはり、放射能汚染の問題はある。ここでは、”セダン核実験で明らかになったように、核爆発の平和的利用、民間転用は、放射能問題を除けば、極めて有効で、地下建造物の土木工事、掘削工事などを合理的かつ効率良く一瞬で行うことが出来る。”ということを記憶しておいてもらいたい。




■ ネバダ核実験場で行われた800回の核実験。

1962年、核の平和利用の有効性を見せつけたセダン核実験であったが、翌63年、地下を除く環境での核実験を禁止する部分的核実験禁止条約(ぶぶんてきかくじっけんきんしじょうやく、Partial Test Ban Treaty、略称:PTBT)がアメリカ、イギリス、ソ連(現ロシア)間で締結される。これにより、締結国であるアメリカ、イギリス、ソ連の核実験は地下に限定されることになる。さらに、セダン核実験のような平和利用の可能性を探るための半地下核実験も同様に禁じられる。

実質、核保有国の大気圏内核実験が禁止された1963年以降は、アメリカ国内での核実験は地下核実験が主流になる。そして包括的核実験禁止条約(ほうかつてきかくじっけんきんしじょうやく、Comprehensive Nuclear Test Ban Treaty、略称:CTBT)締結され、1990年代に至るまでの間に、アメリカは、800回を超える地下核実験をNTTR内ネバダ核実験場で行うことになる。


ネバダ核実験場 - Wikipedia


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800回も地下核実験が行われたネバダ核実験場を上空から眺めると、クレーターのような凹みが散見される。これら地表面に造成されたクレーターは例外なく地下核実験の痕である。

クレーターの地下部、とかく核爆発した辺りはどうなっているのか。エリア51の妄想を重ね、疑念を抱くようになった。地下核実験の起爆地点はどうなっているのか。ネットで探しても見当たらない。当方は、核爆発に伴い、地上部に直径数十、数百メートルのクレーターが生成されるのだから、地下部に巨大な空間が造成されたのではないか、と素人ながらに思うようになった。




■ 地下核実験跡地では、クレーターの直径分の地下空間が存在する?

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セダン核実験は地下200メートル付近にデバイスをセットした淺深度地下核実験であった。他方、通常の地下核実験は1000メートル近い地下深度で核爆発させる。

核爆発に伴う火球の温度は数百万度に達するという。この火球から放射される猛烈な熱波が核爆発周辺の岩盤を直撃することになる。


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画像を見ればわかると思うが、核爆発の際、起爆装置の周辺の岩盤は蒸発(Rock vapourised)、あるいは溶融する(Molten rock)。さらに、核爆発に伴う地震性の衝撃波が岩盤を直撃。結果として、地下核実験が行われた地表面には巨大な蟻地獄のような形状のクレーターが造成されることになる。

岩(岩盤)は700℃から1200℃で溶解し、2000℃程度で蒸発する。融解した岩盤はマグマになり、冷え固まれば溶岩になる。


地下核実験跡想像図
地下核実験で造成されたクレーターの地下イメージ。



クレーターの地下部には上記のような地下空間が造成されたのではないか。そして、地中深くに造成された地下空間には地下水が流れ込み、さらに地震性の衝撃波により粉砕された岩盤が地下水と混ざりあう。地下空間は泥で満たされているのではないか。その泥をポンプで吸い上げてやれば、たちまち地下空間が姿を現す―というのが当方の見立てである。

クレーターの沈下に併せて地下空間は埋もれてしまったとも考えられるが、地下核実験の動画をみればわかるが、相当数の土砂を地表面に吹き飛ばしている。クレーター周囲に放出した猛烈な量の土砂をも考えれば、クレーターの地下に、クレーターの直径に等しい地下空間が造成されていても不思議ではないのである。



■ 等間隔に並ぶクレーター

ネバダ核実験場を写した航空写真(Google Earth)を見てもわかるように、無数のクレーターが見て取れる。一見無造作に実験が行われたかのようにも思えるが、中にはクレーターが等間隔に並んでいたりする。


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これはあまりにも不自然であり、合理的ではない。実験用の土地はネバダ核実験場の敷地に限ったことではない。NTTR全体で地下核実験は行われていたのである。それゆえ、わざわざネバダ核実験場の一角だけ等間隔に地下核実験を行ったというのがどうも解せないのである。

先に述べたように、クレーター地下部には核爆発による空間が造成されていると考えている。整列するクレーターの間隔は数メートル、数十メートル程度である。その程度、横穴を掘り進めれば地下空間同士は思いの外簡単に連結されると考えることができる。

それも地下600~1000メートルである。当然、シェルターとしての機能も充分に備わっている。


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断面のイメージ


ネバダ核実験場に密集する地下核実験跡に造成されているであろう地下空間を利用すれば、地下都市網の基礎工事の手間は確実に省けるはずだ。こうした妄想はユッカマウンテン計画の白紙撤回により、点と点が線で結ばれる。ユッカマウンテン計画というのはひたすらにトンネルを掘り続ける工事であるからだ。ユッカマウンテンとの絡みについては次に譲る。



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麻呂(二歳・トンキニーズ♂)の写真集&動画 in 2011

2011/10/14/(Fri) 07:28

麻呂(トンキニーズ・♂)も今月で二歳になる。体重も4.2キロになり、そこそこボリュームがついてきた。二年前、飼い始めた当初は手のひらサイズだったことを思えば、でっかくなったな~と感慨深い。今回は麻呂の画像&動画を久しぶりにまとめてみた。割りと麻呂は色男なんだよな~(親パカ)w


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秋葉原無差別殺傷事件をケーススタディする ~もう一人の加藤智大が現場にいたはずだ。~

2011/10/05/(Wed) 14:55

今回のブログエントリは秋葉原の事件を取り上げる。

秋葉原通り魔事件


2008年6月8日、秋葉原・歩行者天国に侵入したトラックが次々に通行人をはね、刃物で殺傷する通り魔事件が発生した。七名が死亡し10名が負傷、計17名が殺傷された。俗に言う、秋葉原無差別殺傷事件である。

犯人として逮捕された加藤雄大には死刑が下された。もう既に終わった事件である。加藤雄大が逮捕されて、解決してしまっている事件なのである。みんながみんな、秋葉原の無差別テロは、「誰でも良かった」なんて解せない動機で、実質刃渡り13センチのタガーナイフで、返り血も浴びずに加藤雄大一人が17人を殺傷したと思っている。

この事件には、『加藤智大一人で17人もの人々を殺傷することが可能である』という立証命題の解明を忌避している。事実に関する裏付けが全くなされないまま、感情論が加藤智大に極刑を下したのである。


犠牲者の一人は胸部貫通が死因である。

秋葉原通り魔事件 - Wikipedia


刃渡り13センチのチープなタガーナイフで成人の胸部を貫通させることができるだろうか。


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加藤が所持していたナイフ。

報じられたことが全て真実なら、なぜ、当局は写真を合成する必要があったのか。

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同じ方向から撮った写真。

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加藤智大が逮捕された場所というのは被害者が一人、倒れこんでいなければならない場所であった。警官と対峙する加藤智大。スクープとしてお茶の間に何回も流れた加藤智大が逮捕される瞬間の写真。対峙する二人の奥に被害者は倒れ込んでいるだろうか。それはおろか、17人を殺傷した暴漢の逮捕劇がリアルに目の前で繰り広げられているにもかかわらず、周囲は全く無関心なのである。合成された写真だとしたならば説明が付く。

ただし、現場から消したかったのは倒れこむ被害者の姿ではない。

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犯行時間はたった三分である。犯人は、タバコを一本吸い切らないうちに、17人を殺傷したのである。タガーナイフを片手に見るからにひ弱な加藤雄大が17人を殺傷できるだろうか。

現場では、事件当時、銃声のような二発の爆発音が目撃されている。

刃渡りの長いサバイバルナイフを手に持ち、返り血を浴びた小太りで団子鼻の男が、秋葉原の現場で目撃されている。

この事件は”もう一人の加藤雄大”の存在無くしては語れない。裏返せば、もう一人の加藤雄大がいてこそ成立する事件である。

この事件以降、ネット規制、タガーナイフ規制、個人監視の外堀を埋めるのに都合が良い法案が即可決した。

あえて言う。なぜ、複数人犯行の可能性を疑わないのか。

誰かを消すために細工された写真を報道陣に公開した警察の意図はどこにあるのか。



秋葉原 通り魔 事件NTV - YouTube

組織的犯行の匂いを消すためではなかったか。

刃渡りの長いサバイバルナイフを持ち、返り血を浴びていたという、小太りで団子鼻の男は、加藤智大と同一人物なのだろうか。3分という、タバコを吸い終わるかどうかの時間に、加藤智大が右手に持つタガーナイフで、胸部貫通させることが可能か?他にも五本、計6本のナイフを携帯していた。どれも実質刃渡りは似たようなものである。そして、跳ねられた五人の内一人は跳ねられ且つ刺されて亡くなっている。犠牲者の内、一人に対し、息の根を止めるように刃を向けているのである。本当に、「誰でも良かった」、からなのだろうか。そして、こうした凄惨な犯行を返り血を一滴も浴びずになし得ることが可能なのだろうか。

この事件は目撃証言のみで作られた事件である。だから皆、加藤智大の単独犯行だと刷り込まれている。加藤智大本人が”刺したのは三人”しか認めていない。少なくとも、嘘を付くと偽証罪で罰せられる法廷で三人以外に刺した記憶がありません、と証言し、三人以外の被害者の傷が加藤智大によるものだという裏付けがなされないまま、目撃証言のみで単独犯行と認定し死刑に処したのである。もう一ついえば、加藤智大が警官と対峙した時、銃は抜いていなかったと証言しているのに、合成写真では銃口を向けている。こうした矛盾は加藤智大の嘘によるものか。少なくとも、死刑を視野に入れた裁判で延命のための嘘を付くことに、理由はない。あるとすれば、延命ではなく、守るべき者と自分を天秤にかけて、墓場まで持っていく決心をしたのである。

秋葉原無差別テロは加藤一人の単独犯行であるという立証命題の事実の裏付けが忌避され、感情論に終始したのちに死刑判決が下され、すべての幕を降ろした。裁判が感情論に終始したのも、加藤が認めなかった他の被害者の刺創が、加藤の所持していたタガーナイフで説明出来なかったからである。

もう一人の加藤智大とは、まさしく加藤智大と同じ服装をした、もう一人である。

秋葉原無差別テロ事件はもう一人の加藤智大の存在に言及してこそ真相究明に近づけるのである。例えば、加藤智大と全く同じ格好の犯人がもう一人現場にいて、小太りで団子鼻の返り血を浴びた犯人は加藤智大とは別人に見えるけれど、服装が一緒だから同一人物であろうという推測が加藤智大の単独犯行たらしめたのではないか。



6-11 新宿デモ 中山一也からのもめごと - YouTubeす 

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611原発やめろデモ会場に撹乱者として現れたもう一人の加藤智大を見過ごすことは簡単である。ただの考え過ぎだ、と嘲笑すれば済む話である。秋葉原事件と同じ6月第二週の週末に、人々が集うために解放された場所で、脱原発以前の問題で激昂し、刃物を使わせたら日本一の俳優に食って掛かった撹乱者は何者なのだろうか。黒いアンダーシャツの上にクリーム色のシャツをはおって、ベージュのズボンを穿き、足元はスニーカーという、秋葉原無差別殺傷の加藤智大と同じ出で立ちで現れた撹乱者の存在は、かつての思考実験が呼応する形でちょっとした違和感として引っかかりを残した。そう理解している。

そして、目の前に現れた加藤智大と同じ格好をした撹乱者は、脱原発デモ参加者で埋め尽くした新宿の公園で、こう野次り飛ばした。

「何が誇れる民族だ、ばか」







さて、前回、前々回エントリーした記事の延長でここまで書き記してきたが、当方の驚愕と戦慄がうまく伝わったかが心配である。秋葉原無差別殺傷事件についてはかねがね、加藤智大と同じ格好をした人物が現場にいたのではないか、と疑っていた。それは当方が得た一つの答えであった。そんな中、三年後の6月第二週週末に現れたもう一人の加藤智大に気付いた時の、その衝撃だけでも伝わってくれたらと思っている。


秋葉原無差別テロ事件。この矛盾に満ち満ちた事件の再検証を試みる前に、現場で何が起こったのか?を克明に描写したブログの記事を紹介する。トラックが猛スピードで歩行者天国に侵入し通行人を跳ねて止まるまでの一部始終を、愛三ビル前という正に現場の目の前で目撃したことがつづられている。一次情報としての事実が散りばめられた、貴重な記事である。参考までに引用しておく。



http://blog.livedoor.jp/nadamasaki/archives/51647569.html
2008年06月08日 23:41(事件当日深夜)

今日は秋葉原で通り魔事件が発生しました。
自分の本当に目の前数mで起きた事件でしたので忘れないようにメモを残したいと思います。

事件が発生したのは12時32分。
ソフマップ本店前の交差点でした。



待ち合わせしていた友人に秋葉原についた連絡をメールで送ったのが32分。


場所は愛三の前手すり側、ダイビル方面からまさに事件の起きた交差点に向かっているところでした。


この時悲鳴を聞き顔をあげるとまさにトラックが次々と人をはねて文字通り吹き飛ばしながら交差点をほぼ真っ直ぐに通過。そのまま走りソフマップ本店脇で停止しました。


少なくとも4~50キロのスピードはでていたように思います。

この時点でトラックから目を離し、交差点に目を送るとあちらこちらに吹き飛ばされた人達に警官をはじめとして数人が声をかけていました。
ここで我にかえって少し手が震えながら110番に電話をしはじめたのが33分。
3コール目ほどで女性が「誰か救急車を呼んで」と言うような内容を絶叫し、それに答えるように別の女性が「今かけてます」と言うような内容を叫んでいました。
ここでまだつながらないし何人も110番をかけてもと思い電話を切ったのです。この時点でほとんどの人が自分も含めて唖然呆然で身動きとれずにいたのですが、
視界に突然、事件の起こった交差点に向かって車道の真ん中を小走りにスタスタと走る男が目に入りました。
メガネをかけた30はいってなさそうなクリーム色っぽいジャケットを着たこざっぱりした印象の男です。
正直この時点ではバカな目立ちたがりやのおかしな男がいると思っていました。他に目立って動いている人はいないので吸い込まれるように見ていると・・・


http://blog.livedoor.jp/nadamasaki/archives/51647608.html


目立ちたがりやのおかしな男がいると思っていました。
みな呆然とし不思議とざわついているものの少し静かな短い時間、
他に目立って動いている人はいないので吸い込まれるように見ていると…
まっすぐ交差点真ん中で被害者を見るためにしゃがんでいる警官に向かっていきました。
自分の見た印象では小走りに警官に迫った男が背中をポンポンと叩くようにし、ここから全速力で万世橋方向に逃げて行く様でした。
私はその時点では悪戯でもしたのかと思っていました。

警官が立ち上がって怒った表情で叫んだ後、しゃがみこんでしまい、
また側にいた別の警官がさらに叫んでいる様子を見て、どうしたんだろと状況がわからずにいました…
ここで突然発砲音が2発ほど聞こえ驚き、
女性の悲鳴とともに交差点から蜘蛛の子を散らすように人が散り、しゃがんでいた警官が立ち上がった時に初めて、
背中が血で真っ赤に染まっているのがわかり男に刺されたのだと理解できました。
発砲音も多分威嚇射撃によるものかとその時にようやく理解。
男が捕まったかもわからなかったので、
友人に外にでないようにメールを即送信したのが35分。
つまり事件は12時32~35分のごく短時間に起きたと言えます。
ここで少し落ち着いてたところで、
犯人が逃走した万世橋方面側、ツクモ辺りで友人がまっているのではとぞっとなり、
あわてて交差点から旧ザコン~アソビットシティ方面に小走りに向かいました。

この途中見えたのは、交差点から見えるラムタラ前あたりに人が集まっていた事、角を曲がるとアソビット前に男性が倒れ女性が寄り添っている姿と、
路地の一角を大勢が取り囲む様子でした。
(後のニュース映像でこの一角が犯人確保の現場だったそうです)

ここで友人からのメールをみて、実際は通りをはさんで少し離れたDOS/Vパラダイス側に友人はいるらしい事を確認。
小走りに移動、途中神田明神通りを渡る際に進入してきた2台の乗用車の方(一台はスポーツカーの男性、もう一台は軽自動車のご夫婦)にこの先で事件が起こっているのでUターンしたほうが良いと伝えつつ道路を横断。

ソフマップ(旧ヤマギワソフト)の裏手で友人と電話連絡がとれて、
12時41分に合流することができました。


こうして落ち着いてから書き起こしてみましたが、
正直自分はなにもできませんでした・・・
目の前で何mも吹き飛ばされる被害者をみてパニックになるだけ、
できたのはせいぜい自分と友人の事を考えることぐらい。
冷静になってみるといざという時にはなにもできなかったことに・・・





3. なだまさき 2010年08月24日 18:38
遅くなりましたが回答を
ソフマップ本館・マクドナルドの
前の道路(神田明神通り)を挟んで向かいがわ
愛三の前・手すり側に立った状態で

視線は多数の被害者が倒れていた交差点中央、
その視界の右側(アキバブリッジ方向から)
から交差点中央にむかって犯人が走っていき

まさに視界の中央で警官を刺し
視界の左側(中央通り秋葉原駅方向)へ消えていくところを見ていました

--転載ここまで--




最後のコメントは極めて興味深い。ブログ主は、『加藤智大は暴走トラックから降りて人々を切り刻んだのではなく、全く予期せぬ方角から現れた』と自らの立ち位置をはっきりさせた上で暗に示している。


2011/10/13加筆修正


誠天調書: 日本の一般民衆へ大規模無差別自爆テロを仕掛けてくる連中の論理
http://mkt5126.seesaa.net/article/229204248.html

誠天調書: 秋葉原通り魔事件 は カルトの保険金殺人
http://mkt5126.seesaa.net/article/229852630.html



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Category:考察シリーズ

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鈴木邦男は膝蹴りを入れたのか??w611新宿原発やめろデモ会場でのもめ事

2011/10/04/(Tue) 04:41

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ロフトプラスワンにて吉田豪、中山一也両氏。なぜ、上半身裸なのかは、アツかったのだろうとしか言えないw



4分20秒、中山一也氏が壇上から降りると、画面左から輩が登場する。


先のブログエントリーでは611原発やめろデモで熱いスピーチをかました中山一也氏を取り上げた。今回主に取り上げるのは、「なぜなら日本人は誇れる民族であるからですよ」とアジりに、どこからか『誇れる民族だ』と同調する声が上がり、誰かが野次った辺りからである。動画で言えば3分40秒あたり~。『文句があるならサシでやってやるよ』とマイクで吐き捨て、壇上を降りた後、一人の輩が中山一也氏に向かっていった。これが小競り合いに発展することになる。


6-11 新宿デモ 中山一也からのもめごと - YouTube


青線で囲ったのが輩である。実は、その服装にちょっとした違和感を覚えていたのだが、それは後述するとして、この輩は中山一也氏の『おい、何、野次ってるのか、お前?』と振り向いた先にいた野次の主だと思われる。野次の内容は『何が誇れる民族だ、バカ』とかろうじて後半部分は聞きとることができた。

中山一也氏とて気に食わなかったのだろう。『文句があるならいつでも来い、サシでやってやるよ。』とお返しする。売り言葉に買い言葉で中山一也氏に向かっていったのがこの輩である。中山一也氏の過去の実績を知ってか知らずか、脇目もふらず、中山一也氏に掴みかかる勢いで向かっていった。二人の間にデモ主催者側であろうステージ周辺にいた数人が割って入らなければ、暴力沙汰に発展したのは間違いない。

この輩を暴徒化させたのは中山一也氏がスピーチで放った、『右翼』、『民族』、『誇り』といった日の丸用語だろう。おそらく、右翼を正当化するような愛国発言にキレたのだろう。ただ、『国会議事堂に突っ込むぐらいは朝飯前だ』という人間テロ兵器の挑発に乗る無謀さがいただけない。スピーチの内容を理解できれば、丸腰で近づくなんて空恐ろしいことだ理解できるし、いくらカチンときても喧嘩を買う相手ではないことぐらい肌で感じると思うのだが。


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撹乱者である。一つの目的をもって蜂起した一般人の士気を削ぐために、用意された工作である。敵は日本政府と東電である。この未曾有の原発事故を目の前にして、なんだかんだ理由をつけては原発稼動を続けさせようとする経済界である。この明確な巨敵を前に、右翼も左翼も無いのである。

右翼を肯定する中山一也氏の発言が端を発し、ステージ脇で始まった小競り合いは、デモ逮捕者救済を呼びかける女性のスピーチの最中も続けられることになる。


撹乱者がステージ周辺で揉め始めてすぐ、画面右から姿を現したのが、新右翼一水会顧問、鈴木邦男であった。


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画面右から現れる。

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鈴木邦男は、著作が多数あり、メディアにも露出する有名人であるが、デモのスピーカーとして会場にいるのではない。どうやら、日の丸を携えた右翼青年側に立っているようだ。右翼青年を登壇するよう後押しするような仕草も見て取れる。


6.11★新宿・原発やめろデモ!出発前06●中山一也さん-5.7逮捕者救援会他 - YouTube


611原発やめろデモ会場のステージ裾で小競り合いは続けられた。デモ主催者側を巻き込んだ、右翼(新右翼)VS左翼(外国人)の小競り合いである。場の空気を読みとり、しらけムードだったデモ隊を煽りたてた司会者のやけくそぶりは評価してあげたい。




ところで、611原発やめろデモの会場に姿を現した新右翼、言論右翼の大物、鈴木邦男であるが、興奮しているのだろうか、小競り合いに割って入り揉みあいへしあいされることになる。これはおそらく、「何が誇れる民族だ、バカ」という野次りがトリガーになったと思われる。機動隊に火炎瓶投げつけていた過去に火が点いたのかもしれない。


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九分前の時点で鈴木邦男は画面左側にいる。見失わないように目で追っていきたい。


http://www.youtube.com/watch?v=boYumfuaEh4&feature=player_detailpage#t=531s


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対面の誰かに指さしている。

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脇に手を回され、なだめられているようにも見える。

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足元に誰かが転がっている?目線に注目。

917振りかぶって
振りかぶって・・・
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膝入れましたよね?w


9分18秒。まさに一瞬であるが、鈴木邦男は小競り合いのさなか、膝蹴りをお見舞いしているようにも見えるのである。もちろん、足元がもつれて、もたれかかっているだけのようにも見える。靴が脱げた可能性もある。しかしながら、誰かを抑えこみ、膝蹴りを食らわせているようにも見えるのである。

思えば、鈴木邦男は現れた当初から腕まくりをしていた。そう、やる気充分だったのであるw小競り合いを想定していなければこその腕まくりなのである。やはり、ここは一発膝をお見舞いしたと見るべきだろうwww


611脱原発デモの会場で始まった小競り合いの、その発端となった輩は、どうやら反日本民族のスタンスのようだ。とりわけ、日の丸を携えた右翼青年(鈴木邦男の連れ)が登壇するや、手にしていた紙の束を投げつけた。鈴木邦男の膝蹴り疑惑はその後の出来事なのである。さすがに、機動隊に火炎瓶を投げていた頃の血がたぎったのだろう。


右翼対左翼。本質から目を背けさせる目くらまし。このような内部撹乱工作は、公安、シオニストのいつもの手である。デモ隊の士気を削ぐ目的だと思われる。脱原発に右翼も左翼もない。右翼の方が力を入れて騒がなければいけない問題である。なぜなら、日本はフクイチ事故の放射能が原因で民族殲滅の危機にあるからだ。

放射能は遺伝子を容赦なく破壊する。破壊された遺伝子は子供に継承され、結果としてチェルノブイリ事故から25年を経て、ウクライナベラルーシの現実がそこにある。健康である子供が二割に満たないのである。被曝した母親が破壊された遺伝子を子供に残すのである。

民族殲滅。フクシマは日本民族の殲滅の始まりなのである。破壊された遺伝子の継承によって民族は浄化され、そして存在すらも消すのである。今は日本民族の誇りにこだわる時ではなく、100年後200年後の日本の未来を考え行動するのが日の丸を振る右翼であろう。右翼こそ、原発事故から波及した脱原発運動に積極的に取り組まなければならないのではないか。なのに、壇上に上がるなり『妨害だ』などと野次られて、情けないとは思わないか。




ところで、撹乱者の格好にちょっとした違和感を覚えていた件であるが、ちょっとした違和感の正体は、どうやら、コレである。


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6-11 新宿デモ 中山一也からのもめごと - YouTubeす  6.11★新宿・原発やめろデモ!出発前06●中山一也さん-5.7逮捕者救援会他 - YouTe 

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格好が、全く一緒なのだ。




611新宿原発やめろデモは2011年6月第二週目の週末に行われた。他方、秋葉原無差別テロ事件は2008年6月の第二週目週末に発生した。時期的な合致は象徴的であるが、それ以上に興味深いのは、デモ会場に現れた撹乱者の格好(黒の肌着の上に袖がだらしないクリーム色のシャツ、ベージュ色のズボンにスニーカー)と秋葉原無差別テロ事件の加藤雄大の格好は全く一緒なのである。

偶然かもしれない。考え過ぎかもしれない。しかし、6月第二週目週末に発覚するという時期的な符号、さらには歩行者天国、デモ会場、両者のシチュエーションの相似が深く結びつけるのである。

これについては言いたいことが山程あるが、それはまたの機会にゆずりたい。




※検証用







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石原さん、原発作るなら都庁の隣に作れ!by中山一也(611新宿・原発やめろデモ)

2011/10/02/(Sun) 06:50



中山一也


憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~





6.11★新宿・原発やめろデモ!出発前06●中山一也さん/5.7逮捕者救援会他 - YouTube

http://youtu.be/boYumfuaEh4




(司会者・続きまして、三池崇史監督の映画『以蔵』などでもお馴染みの俳優、中山一也さんの挨拶です。どうぞよろしくお願いします)


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俺は怒りの中山一也ァ。
俺は今までずっと我慢してきたァ。
内田裕也はパクられたァ
(←多分韻を踏んだつかみのギャグだと思います)

裕也さんは俺仲良し。本当は良い人。今度飲みたい人がいたら俺が一緒に連れて行って、どれだけ裕也さんが良い人か紹介する。

俺の映画(『以蔵』)に出ていた(山本)太郎ちゃんもパクられたわけじゃないけれど、なんだっけ?東電?東芝?

ふざけんなこの野郎、東芝ァ
(←おそらく東電の誤り)

なんで(山本)太郎は正義を貫いただけだろうが。いい加減にせいよ、今の政治家。


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俺は昔、高橋三千綱をNHKで刺して(←事実です)倉本聰の前で切腹して(←事実です)トヨタセンチュリーって一番高い車で松竹映画館に突っ込んだ(←事実なんです)世界の中山一也だ

この俺が今までずっと我慢してきたのは、今日のこういうために、今日は、さっき、セックスしてきてしまったけど(←噛みまくりwww)、ごめん、ちょっと抜いてるけど(←そういうことになるわなw)、とにかく、俺のこのエネルギーを、みなさん導いてくれ。

俺は国会議事堂に突っ込むぐらいは朝飯前なんだ(←おそらく事実でしょう)。けど、そんなことを俺がしたら、またあいつ頭おかしいって終わっちゃうから。俺は役作りで小指も飛ばしてるんだけれど(←事実です)、小指を持ってって、今のバカタレ菅直人?小沢?鳩山?なんだっけ?(都庁を仰ぎみて)石原さんも隣にいるよな、石原さん、原発作るんだったら、この隣に作れ!俺はあんたの言うこともよくわかる。だけどね、それだけ(都庁の隣に原発を作るぐらいの)の腹じゃなきゃダメだ。


Google 画像検索結果


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俺が一番頭きたのは、20シーベルトだかシーバイトだか、なんだかバンドエイドだっけか?(正解はミリシーベルトです)知らないけれど、そこに福島の子供たちを運動場で遊ばせて平気な政治家、皆殺しだ、この野郎てめえの子供をその運動場で遊ばせろ、この野郎

今までずっと我慢して我慢して我慢してきたんだけれど、俺はほんとに、今の政治家共は皆殺しにしなきゃいけないと思っている、ほんとに。白洲次郎や坂本龍馬、今いたらね、なんて嘆くことか。


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ほんとに、俺はテンション下がって、もうほんと日本は駄目だと、日本はクソッタレだと。日本人は顔がないと、だけれど、今こそ、日本人は素晴らしいってことを、世界にアピールしようじゃないですか。それが世界に対するお詫びですよ、こんだけ(放射能を)垂れ流した。

そして、もう一つ謂うなら、広島に原子爆弾を落とさられて、アインシュタインが原爆を作ったときに、『核は絶対悪だ』ってことをね、湯川秀樹と一緒に言ってるんだけれどね、二番目の場面が今回福島というところで、こういう災いをね、なぜ日本が受けなければならないのか、なぜかといったら、日本人は世界に誇れる民族であるからですよ

私はけして右翼じゃないけれど、人として、やはり、日本はね、立ち上がって・・・(日本人は誇れる民族だ!)そうそうそうそう、そうだ。とにかく、今日はね、成熟した日本だから、政治家をやっつけてしまうということはいけないけれど、・・・おい、何、野次ってるのか、お前?・・・何?何が?・・・まあまあいろんなアレがいるから、民族という言葉はアレだけれど、こっちの方でちょっとややこしいこと言っている奴がいるが、とにかくみなさん、頑張りましょう。

とにかく俺を導いてくれ、このエネルギーを。頑張ろう!



文句があるならいつでも来い、サシでやってやるよ。



※おまけ
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