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市橋達也の冤罪検証・誰がリンゼイさんの命を奪ったのか?本日6月28日は市橋達也の公判に参加する裁判員が選出される日。

2011/06/28/(Tue) 11:07

市橋達也の冤罪検証・疑惑だらけのリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-category-35.html

リンゼイさん殺害事件・市橋容疑者の犯行ではないとした場合
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-category-31.html


市橋達也の冤罪検証・考察ポイントのまとめ1 
市橋達也の冤罪検証・考察ポイントのまとめ2 


[怖い噂 vol.9]でリンゼイ事件の疑惑を検証(まとめリンク)
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-232.html




リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件のキーマン、市橋達也の初公判は来月7月4日に開かれる。当初の予定(2010年秋頃)より10ヶ月ほどずれ込む形になったがもう間もなくである。イギリスの被害者遺族も来日を予定し被害者遺族参加制度で公判に参加する。今月今日28日は裁判員選任手続が取られるという。もちろん、市橋達也の一審公判に選出される裁判員を意識して今回のブログエントリーを書いている。


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市橋達也はいつも虚ろな目をしている。虚ろの目は何を訴えていたのだろうか。



捜査側は市橋を殺人、強姦致死で追起訴したわけだが、起訴罪状の証明を忌避している。証拠がなければ、疑わしきは罰せずの原則により、無罪の判断をも視野に入れるべきである。とかく、悪徳ベンゴダンが主導した完オチ騒動、謝罪の手紙騒動、手記本出版騒動などは、一般的な市橋達也への認識を真っ黒に塗りつぶすことになったが、これらは一様に裁判の争点にはならない。悪徳ベンゴダンは裁判とは関係ないところで、有罪を証明しようと躍起になっているのである。

全ての裁判は感情論で裁かれてはいけない。犯罪の証明がなされなければ、有罪の裁定は下すべきではない。証拠がなければ、無罪の判断は正当である。批判を恐れるべきではない。裁判員裁判制度というのは茶番でありクソみたいな制度である。ただ、市民参加制度であることは及第点であり、評価すべき点である。もちろん、裁判員裁判制度は冤罪を未然に防ぐセーフティネットの役割をも担っている。だからこそ、市橋達也の公判に選任された裁判員に一縷の望みを託している。無罪の判断を恐れるべきではない。公判で、物証での市橋達也の犯罪証明がなされないままに、結局のところ感情論で終始する可能性を危惧している。


市橋達也の冤罪検証・公判前整理手続で判明した茶番劇
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-162.html


 

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被害者のリンゼイ・アン・ホーカーさん




〈〈初公判までに判明した事実〉〉

1)リンゼイさんの死亡推定時間

第六回公判前整理手続きで、リンゼイさんの死亡推定時間が新たに判明した直腸測定の記録により、3月26日夜に認定された。これはしごく重要な事である。だがしかし、メディアは、謝罪の手紙騒動や手記本出版騒動は大々的に取り上げるが、リンゼイさんの死亡時間が26日夜に認定されたことは全くスルーした。これにより、捜査側の”リンゼイさんが死亡したのは25日朝10時ちょっと過ぎ”という見立ては、もろくも完全否定され、"リンゼイさんが死亡したのは26日未明、殺すつもりはなかった。人工呼吸もした"という弁護団の主張も事実とかみ合わなくなったのである。

市橋達也の冤罪検証・直腸測定の記録は隠蔽されていた~でっち上げられた供述調書~

2)供述調書を裁判所に提出していない

拘留期限直前に『完オチした』と騒がれたが、実際は、検察は市橋達也の供述調書を裁判所に証拠提出していなかった。言い換えれば、裁判所が証拠認定しなかったのである。つまり巷間認識されている『市橋達也が容疑を全面的に認めた』かのような心象は事実とは認定されていないということである。裁判の争点である殺意の有無を判断するのは、市橋達也が過去に何を言ったか?ではなく、市橋達也が法廷で何を語るか?である。

市橋達也の冤罪検証・完オチした市橋達也の供述調書を、検察は証拠として裁判所に提出していなかった。


3)謝罪の手紙に正当性はあるのか?

昨年2010年10月、市橋達也が被害者遺族に謝罪の手紙を送り、被害者遺族に受け取りを拒否されたというニュースが報じられた。実は、この謝罪の手紙は同年5月に書き留められ、被害者遺族に受け取りを拒否された過程は、教授のブログで前月すでに取り上げられている。一月程前の話をなぜあの時期に取り上げたのか?

極めてうさんくさいのは、謝罪の手紙が英文とは別に和訳が用意されている点である。ニュースでは、『日本語で手紙を書き、辞書で英文に翻訳した』と解説するが、被害者遺族に謝罪の手紙を送付するにしても、日本語で書いた文を添付する必要性は全くない。被害者遺族はイギリス人で日本語が読めるわけがない。『英会話の個人レッスンがきっかけで事件に流れた』というフィルターを外してしまえば、市橋の大学時代の経歴やコミュニケーションスキルをも考えれば、普通に英文で謝罪の手紙を書いたとしても不思議ではない。

市橋達也の冤罪検証・手紙は本当に市橋達也が書いたものなのだろうか


謝罪の手紙が報じられた時期と重なるように、第六回公判前整理手続き上で捜査側が直腸測定の記録を隠蔽していたことが判明、リンゼイさんの死亡時間は26日夜と認定されることになる。この時期的な符号はけして無関係ではない。

完オチ騒動を主導するなど検察側に付いていた弁護団であったが、検察と被疑事実について意見を対立させ、自らの主張のただしさを証明しようと公判前整理手続きでリンゼイさんの検死報告書を証拠開示請求することになるのだが、謝罪の手紙騒動と時期を同じくして、重要証拠でひた隠しにされていた直腸測定の記録の存在が明らかになった。この直腸測定の記録により、自らの主張をも否定されるというオチを付けた弁護団ではあるが、市橋がリンゼイさんの首を絞めた際正面から絞めたのか、背面から絞めたのかにこだわる傍ら、被害者の遺体に残された体中のアザについては見事に無視を決め込んでいる。

市橋達也の冤罪検証・事実調べを争点にしなければ足利事件の前轍を踏むだけだ。


4)捜査側の見立てが全否定され、弁護団の主張すら崩れた

捜査側は市橋を、『部屋に連込みすぐに暴行、騒がれたので殺害』と短絡的な犯行動機をもって殺人と強姦致死で追起訴したわけであるが、これまでに判明した事実により、事件当時の市橋達也のいかなる行動も、リンゼイさんが死に至る経緯も全く説明できないことが明らかになった。『リンゼイさんが死亡したのは(市橋達也の説明によれば)26日未明(0時から3時頃。夜が明けるまで)』と弁護団は主張してきたが、半日以上の時間的齟齬が生じることになる。つまり、弁護団の説明が事実とする根拠はもはや存在せず、一般的に認識されている市橋達也の供述というものは信用性がそもそもないのである。


5)直腸測定の記録が意味するもの

直腸測定の記録により、リンゼイさんの死亡時間が26日夜だと判明したことは非常に重要だ。捜査側がひた隠ししていた重要証拠が示すリンゼイさんの死亡時間は、事件が発覚した時間(26日夜22時頃)と近接していることは疑いようがない事実であるからだ。

捜査側はある意図をもって、この重要証拠を隠蔽した。リンゼイさんの死亡時間が26日夜だと知り得ていながら、“25日朝10時ちょっと過ぎ”に見立てたのである。“25日朝10時ちょっと過ぎ”というのは行徳駅前喫茶店の防犯カメラの記録、二人を乗せたタクシー運転手の証言をも併せれば、考えうる限り最短の時間設定である。実際の死亡時間と一日半以上(36時間以上)の時間を離したのは一体どんな理由かと考えた場合、『リンゼイさんを間接的に死亡させてしまった捜査側の重大な過失から目を背けさせる魂胆ではないか?』と答えが返ってくる。『捜査当局はリンゼイさんの死に至る経緯には全く関わっていない』ことを既成事実化するために、市橋達也一人に犯罪を押し付け、市橋達也ひとりが重罰に処されて事件を解決させようとする捜査当局の魂胆がありありと見えてくるのである。

市橋達也の冤罪検証・事件発覚当時、リンゼイさんは生きていた―新たに判明した事実が物語る捜査当局の重大な過失。

市橋達也の冤罪検証・リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の本質とは?

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報道ヘリが捉えた406号室のベランダを見る限り、リンゼイさんの遺体が取り出された形跡、部屋の中に運び込まれた形跡は見あたらない。事件発覚四時間後に配信された第一報ですでに被害者死亡案件として扱われ、救急車を要請したとも病院に搬送したとも書かれていない。適切な蘇生措置、救命措置が図られた形跡が全く見当たらないのである。


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6)手記本出版騒動の正当性は皆無

市橋達也の最大利益を考え、弁護する立場の人たちが、なぜにこんな有罪に落としこむようなことをするのだろうか? 完オチ騒動、謝罪の手紙騒動を経て、当方が抱く市橋弁護団への疑惑はさらに深まるばかりであった。そこにきての、今年1月下旬の[逮捕されるまで/市橋達也]幻冬舎からの手記本出版騒動である。弁護団は市橋達也と幻冬舎の間を取り持って出版にこぎつけたわけだが、弁護団の弁護活動の活動費用を実質拠出している本山教授の耳に一切入ることがないよう水面下で動いていたわけである。さらに教授のブログでは手記が出版されても著者である市橋達也の手元には届いていないと有り得ない事実が報告されている。こんな矛盾ははたしてあるだろうか。

さらに思うのが、市橋達也が手記を書くに至った経緯である。手記本出版に際し、印税収入を全て被害弁済に充てたいというのが手記出版の動機だというのである。初公判すら開かれていない市橋達也は民事裁判の対象ではない。被害弁済が生じるとすれば、少なくとも一審判決後、有罪が判決された後になる。それまでは少なくとも推定無罪の立場が保証されている。民事訴訟が成立しない状況なのに、手記本出版の印税収入を全額被害弁償に充てたいと一方的に願い出ているのである。被害者遺族は国際弁護士を立てて対応しているが、そこに正当性があるとは到底思えない。







捜査側が死亡推定時間を推し量るのに必要不可欠な直腸測定の記録を隠蔽していたこと。

直腸測定の記録により、リンゼイさんの死亡推定時間が26日夜に認定されたこと。

リンゼイさんの死亡推定時間により、捜査側の見立ても、弁護団の主張も、時間的齟齬が生じ、事実に否定される形になったこと。

捜査側は、事件発覚過程で、市橋達也が何をしていたのか、リンゼイさんはどんな状態だったのか、全く証明できていないこと。

完オチしたと騒がれた供述調書を検察が証拠提出していなかったこと。



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市橋の2年7ヶ月、長期に渡った逃亡期間中、殺人と強姦致死で逮捕状が取られないほどの脆弱な物証しか手元にない状態で、果たして起訴罪状に問うことが出来るのであろうか? あえて検察の立場に立って言わせてもらうと、弁護団の協力(完オチ、謝罪手紙、手記本出版らの騒動)がなければ有罪の裁定に蓋然性がない案件であったともいえる。

99%が有罪になる日本の司法で、無罪の可能性が見えることは不安であったに違いない。勝木諒の裁判で無罪を主張する主任弁護人を辞任させ、「無罪を主張せず、容疑を認め情状を争点にしろ」無罪を主張し全面対決の構えを見せていた弁護団の弁護方針を一転、検察に迎合するような弁護方針に転換したことに、担当検事の暗躍があからさまに見えてくるのだが、勝木諒を担当した千葉地検の次席検事が市橋達也を担当していることを忘れてはならない。知的障害者で6歳程度の知能レベルでしか無い勝木諒に、起訴事実を認めさせた非道な検事である。「訴訟能力」という言葉の意味すら理解できなかった勝木の無罪を主張していた弁護団よりも、むしろ裏で暗躍したであろう検事の存在が気に食わない。勝木の弁護団は無罪主張を取りやめ、情状に訴える弁護方針に転換したのだが一審判決後、控訴せず公判停止という不可解な行動にでた。

弁護団が依頼者に不利益に動くわけがない―。唯一最大の支援者という立場にある弁護人が、有罪を確定するために水面下で動きまわるわけがない―。しかしながらに、有罪に落としこむような悪質な弁護活動というのは、検察にとってはしごく有益に働くのである。これこそ弁護団と検察の供託を明け透けに見せてくれる。依頼人を有罪に落とし込む弁護活動というのは、弁護人にも検察にもデメリットは少ないのである。

改めて思う。なぜ、弁護団は、唯一最大の証拠にも成り得る供述調書が存在するかのような世論を作り上げることに加担したのだろうか? 拘留期限直前に『完オチした』とメディアにリークする必要がはたしてあったのだろうか?

市橋達也の冤罪検証・"完オチ騒動"を主導したのも悪徳ベンゴダン


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悪徳ベンゴダン主任弁護人、菅野某。こいつは基本インタビューや取材は拒否しているクセに、完オチ騒動、謝罪の手紙騒動、手記本出版騒動の際には自らカメラの前に立ち、したり顔で解説する御用弁護士。この人は、千葉大学法科大学院で授業を受け持つ法律の専門家である。『森田健作を告発する会』で”検察審査会”について講演するほどである。当然、素人参加の裁判員制度にも詳しいのだろう。菅野某よ、お前は森田健作様のお咎めなしを獲得するために、森田健作を告発する会に忍びこんで、会の手の内を探っていたんだよな?森田健作の件は結局、検察審査会まで上がっていったわけだけれど、小沢一郎氏のように起訴されることなく森田健作は不起訴になったんだっけ。お前、裏の立役者だろ?w


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一体、誰がリンゼイさんを殺したのだろうか?


市橋達也に無罪の心証を抱き、かつ犯罪に関与していない心証を得たならば、無罪の裁定に妥当性があるということを忘れてはならない。それが裁判員制度の及第点である。それを肝に命じていただきたい。市橋に対する真っ黒に近いグレーな心証は、すべて事実に基づかない捜査側の意図的な印象操作、メディアリークで構築されたものである。刑事裁判の市民参加制度のメリットといえば、警察検察、裁判所、弁護人という談合体制からの脱却である。数多のえん罪を発生させた深刻な腐敗の構図にメスをいれ、一般市民の立場から司法を変えていける可能性が裁判員制度にはある。これは僅かながらに期待できる、裁判員制度の有用な点でもある。

ここまでずらずらと書いてきたが、結局、リンゼイさん殺害の罪に問われるべきは市橋達也だけではないと言う事を言いたいのである。新たに判明したリンゼイさんの死亡推定時刻〈26日夜〉から推測できる事実は、事件発覚当時、406号室に踏み込んだ捜査員は、(死亡推定時間からみても助かる可能性が十分あったのにもかかわらず)手だけを見てすでに死亡したものと判断し、救急車を要請したり、最寄りの救急病院に搬送されること無く、翌朝の現場検証まで、リンゼイさんはベランダに運び込まれたバスタブの中であった。

事件発覚の際、406号室に踏み込んだ捜査員はリンゼイさんを見殺しにした可能性は否定出来ないのである。

捜査側がリンゼイさんの死亡時間を考えうる限り最短の時間に設定したことこそ、捜査側のリンゼイさんを見殺しにしてしまった罪悪感を自覚していたことの証左ではないか。リンゼイさんの死亡時間を推し量ることのできる重要証拠を隠蔽し、「部屋に連込みすぐに暴行。騒がれたので首を絞めて殺害した」と殺人と強姦致死で立件し、でたらめな見立てをもって追起訴した。捜査側の見立てが事実に沿わないのであれば、起訴罪状をも再度検討するべきであるが、検察は重要証拠を隠蔽し、殺人と強姦致死という最高でも死刑の可能性がある起訴罪状を取り下げることはなかった。とっくの昔から犯罪の証明が脆弱なままで感情論で市橋達也を裁くつもりでいたのである。その外堀を埋めていったのが、悪徳ベンゴダンの役目だったと明け透けに見えてくるのである

当方は、市橋達也はリンゼイさんの死に、殺意をもって関与はしていないと睨んでいる。

市橋達也は事件に巻き込まれた被害者ではないか?という視点で事件を検証している。

それほどに、この事件は曲解と嘘が多いのである。

デタラメばかりであるのなら、その裏を読むしかない。

市橋とリンゼイさんが親しい関係にあったのではないか?と検証していく過程で、市橋達也のリンゼイさんへの謝罪の奥底に”愛”があるのではないか?と考えるようになった。市橋達也が直接リンゼイさんの殺害に関わっていないとしたら、自分と関わったことで死なせてしまい、悔悟の念を抱くことは、人として正常な心理である。自分で殺してから謝るのは言語道断であるが、幾許かでも件の手記本出版騒動に市橋達也の気持ちが含まれているのならば、異様なまでの謝罪や悔悟の念は理解できるのである。

いうなれば、市橋は『キング』にある重要なメッセージを込めたのではないか?と考える延長である。当方は市橋が意味を込めて『キング』と言い、それを弁護団の誰かがキング牧師の演説をインターネットで見た、と曲解したと見ているのではないか?と見ている。当方なりに答えを探した結果、市橋のキングに込めた本懐はキングの冤罪映画、[ショーシャンクの空に]ではなかったかと結論に至った。そのとき、当方は、市橋は明確な意図をもって『キング』と発言し、明確なメッセージを込めたのだと理解した。腐敗した刑務所で生きていく覚悟を決めたという明確なメッセージである。

実際に、市橋の弁護団は『キング牧師の演説をインターネットで一緒にみた』というくだりに固執した。拘留期限直前に完オチしたと追起訴後に弁護団が発表した市橋達也(によるものと悪徳ベンゴダンが主張する)の供述の中で、事件に全く無関係な内容なのは、このキング牧師のくだりだけである。

弁護団がキング牧師のくだりに着目した理由は、空白の時間が生じるからである。そもそも捜査側の主張は『暴行目的で部屋に連込み直ぐに強姦、騒がれたので首を絞め、殺害』といった観念的競合であるからして、空白の時間が生じてしまっては成立に危ういのである。強姦という犯罪行為の一連の流れの中で、市橋がリンゼイさんを(明確な殺意をもって)死に至らしめたとする観念的競合は成立しないという判断で弁護団は傷害致死と強姦を主張することになる。これは言いたくもないことなのだが、依頼者の最大利益を考え支援する立場にある弁護人が、親告罪である強姦を主張するのは、論外である。

当方が、市橋達也こそ事件に巻き込まれた被害者なのではないか?と考えるきっかけはやはり逮捕5日前に公開されたホクロのない顔写真がお粗末な合成写真であることに気付いたからであった。たまたま産経に掲載されていた横並びの二つの顔写真をレイヤーソフトで重ねてみたのだが、驚くなかれ、なんと目鼻口がバラバラなのに顔の下半分の輪郭がぴったりと合致したのである。これにはびっくりした。そして今がある。

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市橋の顔写真を重ねる
 


市橋という強姦殺人鬼が巻き起こした猟奇事件という報道ベースから刷り込まれた情報は、全くのデタラメであり恣意的な印象操作であることに気づけたから、市橋達也を被害者として見る視点を持つことができたのである。そして、市橋達也の案件のようなメディアが作り出す偽装事件というのは今も尚巷間を震え上がらせている。その多くは、真相を闇に葬るためにメディアスクラムが組まれ、一人に犯罪を押し付けるのである。市橋達也の冤罪検証は、その腐敗の構図を読み解くために有用な検証だと考えているのだが、とにかくブログに記録するのは大事なことである。

市橋達也の担当検事は弁護団を懐柔し、公判を有利に運ぼうと画策しているのではないか。日本の司法腐敗の構図の根幹をなす検察と弁護団の協力関係は過去の冤罪事件、冤罪とおぼしき事件をケーススタディすれば、容易に見えてくるのである。

9の系譜 今田勇子から酒鬼薔薇聖斗に渡されたバトン
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-233.html

布川事件にみる冤罪の構図
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-260.html

なぜ、勝木諒は罪を認めたのだろうか~東金女児殺害事件をケーススタディする~
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-261.html

なぜ、勝木諒は罪を認めたのだろうか~東金女児殺害事件をケーススタディする~2
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-262.html

市橋達也の冤罪検証・ルーシー・ブラックマン事件の織原城二をケーススタディする。
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-181.html



とにかく、来月7月4日に開かれる初公判、当日の夕刊一面は市橋達也の話題で持ちきりだろう。日本一有名な逃亡者として街のあちこちで顔写真をさらされた市橋は日本一有名な未決囚でもある。市橋達也の初公判当日は僅かながらの傍聴席を求めて多くの人が並ぶだろう。組織的な手が入れなれない傍観者がいくつかの席を埋めるだろう。整形する前とほとんど変わらない市橋を見て、その衝撃に戸惑うだろう。逮捕5日前に公開されたホクロのない顔写真の強烈なインパクトしかない傍聴者は、合成写真ではない市橋達也を見て、まだ犯人だと思えるのだろうか。裁判員とて同様である。

感情論で人を裁いてはいけない。これは、当方からの、市橋達也の裁判員に今日選出される人たちへの、精一杯のアドバイスである。犯罪というのは、証拠なくして立証し得ないのである。殺人を視野に入れた死体遺棄事件は殺人の証拠が見つかり次第、逮捕状が取られる。証拠がなければ殺人で逮捕状は取られないのである。死体遺棄容疑で逮捕状が取られ死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也のケースは、殺人を示す証拠がなかったから殺人(と強姦致死)で逮捕状が取られなかったのである。警察というのは現場検証(と鑑識作業)を終え全ての証拠を回収し終えると、現場の壁から床から全部を拭きとるのだという。2年7ヶ月前の事件で新しい証拠が出てくるわけがない。事件現場が市橋達也本人の居宅なだけに、DNA鑑定に充分な試料は採取しているだろうし、黙秘(否認)しているのに再逮捕の時に持ち出してくること自体が可笑しい。

逮捕権者が提示する証拠が犯罪を立証するべきである。逮捕権者=警察、検察は明確な証拠をもって科学的に市橋達也の犯罪を立証するべきなのである。裁判員の諸君は検察が提示する証拠を見て、『これでなぜ死体遺棄容疑者として逮捕されたのか、2年7ヶ月の前に、殺人で逮捕状が取られなかったのか?』と問うたらいい。そして、『なぜ、市橋がリンゼイさんを殺害した明確な証拠が存在しないのでしょう?あったらとっくに逮捕状が取られていましたよね、殺人で』と聞いてみたらいい。証拠が無かったからでしかないけれどね。

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Tag:英国人女性殺害事件 冤罪 整形捏造 

Category:市橋達也の冤罪検証

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羽賀研二が涙ながらに訴える、その先にあるもの

2011/06/26/(Sun) 09:57


YouTube - シンポジウム「検察、世論、冤罪 Part2」 羽賀研二

http://youtu.be/tiWfU4rdx9U



羽賀研二被告、被告人質問で改めて無罪主張 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110209/trl11020918490008-n1.htm

2011.2.9 18:48

 詐欺と恐喝未遂の罪に問われ、1審大阪地裁で無罪(求刑懲役8年)とされたタレント、羽賀研二被告(49)=本名・當真美喜男=の控訴審第10回公判が9日、大阪高裁(古川博裁判長)で開かれた。被告人質問が行われ、羽賀被告は弁護側の尋問で改めて無罪を主張した。検察側の尋問は次回18日に行われる。

 被害者とされた知人男性(54)が羽賀被告から未公開株を1株120万円で購入した際、元値を40万円と知っていたか否かが争点の一つとなっているが、羽賀被告は「最初に40万円で購入すると伝えた」「男性から『3倍でも5倍でも買うよ』と言われた」などと指摘。

 そうした経緯を知る人物としては、控訴審で弁護側の証人となった有名カフェの元店長(44)以外にも「数人知っていると聞いた」と述べた。

 また、1審で無罪の決め手となる証言をした元歯科医の徳永数馬被告(49)=偽証罪で有罪、控訴=について、羽賀被告は「数人で食事したことが1、2度あり、宝石を売ったことはある」として、親密な関係であることを否定した。徳永被告は1審判決で「羽賀被告と極めて親密な関係にあることを秘して嘘の証言をした」として有罪とされた。

[転載ここまで]



羽賀研二被告に逆転有罪、懲役6年 未公開株詐欺事件で大阪高裁+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110617/trl11061715060003-n1.htm

2011.6.17 18:51 (1/2ページ)

 未公開株の売買をめぐり、詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレント、羽賀研二被告(49)=本名・當真美喜男=の控訴審判決が17日、大阪高裁であり、古川博裁判長は「被害者の信頼を裏切る犯行。卑劣、破廉恥だ」として無罪(求刑懲役8年)の1審大阪地裁判決を破棄、懲役6年を言い渡した。公判は1審無罪の根拠となった証人が偽証罪で立件され、有罪判決を受ける異例の展開をたどった末、羽賀被告に逆転有罪判決となった。

 羽賀被告と共謀したとして恐喝未遂罪に問われた元プロボクシング世界王者の渡辺二郎被告(56)にも、古川裁判長は同日、無罪(求刑懲役4年)の1審判決を破棄、懲役2年を言い渡した。

 羽賀被告は平成13年6~7月、知人男性に医療関連会社の未公開株を元値(1株40万円)の3倍に当たる1株120万円で売り、3億7千万円を詐取。同社が倒産し約4億円を請求した男性を18年6月、渡辺被告らと脅迫、債権を放棄させようとしたとして起訴された。

2011.6.17 18:51 (2/2ページ)

 公判の争点は、男性が未公開株の元値を知った上で購入したかどうか。判決理由で古川裁判長は「元値を知らなかった」との男性の証言について「客観的な証拠と整合し、信用できる」と指摘し、詐欺罪の成立を認定。1審では、羽賀被告の知人で元歯科医の徳永数馬証人(50)が、男性は元値を知っていたことを証言したが、古川裁判長は「羽賀被告との親密な関係を隠し、意図的に虚偽の供述をした」と信用性を否定した。

 1審は徳永証人の証言を重視し20年11月、羽賀被告に無罪判決を言い渡した。大阪地検は控訴するとともに21年3月、嘘の証言をしたとして徳永証人を偽証罪で在宅起訴。徳永被告は昨年11月、1審大阪地裁で執行猶予付き有罪判決=控訴=を受けた。

[転載ここまで]



羽賀研二被告逆転有罪 「被害男性は元値を知らず」…偽証有罪が決め手に - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110617/crm11061719120019-n1.htm

2011.6.17 19:10

 羽賀被告の知人男性が未公開株の元値を知っていたかどうかが主な争点となった公判。1審では、元値を知らなかったという男性の証言を「全幅の信頼を置くことができない」と退けたが、大阪高裁は「男性の供述は客観的証拠と矛盾せず信用できる」と逆の判断をした。

 判断が覆った背景には、羽賀被告側の証人として公判で「男性は元値を知っていた」という趣旨の証言をした元歯科医の徳永数馬被告が偽証罪に問われ、1審で有罪となったことがある。検察幹部は「羽賀被告の無罪は徳永証言のみに支えられている」と逆転有罪に自信をみせていた。

 この日の判決は徳永被告の証言の信用性を否定。弁護側が新たに申請し、男性が元値を知っていた可能性をうかがわせる証言をした新証人についても「にわかに信用できない」と一蹴した。

 閉廷後、検察幹部は「偽証罪の立件も検察に求められる仕事になってくるだろう」と指摘。一方、羽賀被告の弁護人は「検察側の証人を偽証で立件したことがあるのか。都合の悪い証人だけを偽証罪でやることに問題がある」と検察の手法を強く批判。上告する意思表示をした。

[転載ここまで]



羽賀研二被告「上告審を戦ってください」と弁護人に - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110617/trl11061719150010-n1.htm

2011.6.17 19:11

 羽賀研二被告はこれまでの公判と同じく黒いスーツに身を包んで入廷。逆転の実刑判決を聞いた瞬間、弁護人をちらりと見やり、落胆したように下を向いた。

 判決文が朗読される間、手にしたタオルで顔や首筋をぬぐうなどやや落ち着かない様子だったが、これまで法廷で幾度もみせた涙を一切浮かべず、閉廷後、足早に法廷を後にした。

 記者会見した弁護人によると、羽賀被告は電話で「上告審を戦ってください」と伝えてきたという。弁護人は「非常に残念な判決。納得できる理由ではないし、本人もショックだろう」と話した。

[転載ここまで]
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Category:羽賀研二事件と島田紳助引退騒動

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アクセス解析による特定キーワード、検索数の増減/記録・検証用

2011/06/25/(Sat) 05:43

1995年のもんじゅナトリウム漏れ事故、責任者の不可解な自殺
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-241.html
エントリー日時:2011/05/18(Wed) 05:14

2010年8月もんじゅ中継装置落下事故、燃料環境課課長の不可解な自殺
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-242.html
エントリ日時:2011/05/18(Wed) 05:30

悪夢のクソ増殖炉もんじゅが抱える最大の問題は冷却材に金属ナトリウムを使用していること。もはや廃炉以外の選択肢はない!
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-246.html
エントリー日時:2011/05/20(Fri) 12:00

もんじゅのスリーブ一体引き抜き作業に警鐘を鳴らす
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-251.html
エントリー日時:2011/05/27(Fri) 08:00

もんじゅのスリーブ一体引き抜き作業に非協力的なメーカーの姿勢
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-254.html
エントリー日時:2011/05/27(Fri) 11:09

もんじゅのスリーブ一体引き抜き作業の図解
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-255.html
エントリー日時:2011/05/31(Tue) 17:33


当ブログにてもんじゅ関連のエントリーは今年2011年5月にエントリーしているのがほとんどだ。6月にエントリーしたもんじゅ関連の舵は以下の2つである。


5月31日のもんじゅプレスリリースはたった三行+一行(以上)
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-258.html
エントリー日時:2011/06/01(Wed) 00:02

もんじゅ、引き抜き作業の真っ最中
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-264.html
エントリー日時:2011/06/23(Thu) 22:20


6月に入ってアクセス解析で不可解な動きが見られたので、ここに記録しておく。以下に貼りつけていくキャプチャ画像はFC2アクセス解析・検索キーワードのページである。主に、「もんじゅ スリーブ」の検索数が見事に乱高下してみえる。この現象を検証するときが来たときのために、一先ず、6月10日からキャプチャ画像を示していきたい。


6月10
6月10日

6月11
6月11日

6月12
6月12日

この辺りから『もんじゅ スリーブ』がヒットしだすのだが、翌日いきなり『もんじゅ スリーブ』の検索数が飛躍的にアップする。


6月13
6月13日

『もんじゅ スリーブ』で376人が訪れたのだが、翌日、数字は極端に少なくなる。


6月14
6月14日

6月15
6月15日

6月16
6月16日

6月17
6月17日

6月18
6月18日

6月19
6月19日

ここまでの間、『もんじゅ スリーブ』は大体10~20の間で推移してきた。翌日、ちょっと数字が跳ね上がる。


6月20
6月20日

『もんじゅ スリーブ』での検索数が65を見せる。翌日、また数字は跳ね上がる。



6月21
6月21日

6月22
6月22日

「もんじゅ スリーブ」の検索数は跳ね上がったままの状態を維持。翌日、半数まで落ち込む。


6月23
6月23日

2011-06-25 5-20-08
6月24日


6月に入ってから、ここまで数字が乱高下していることに、ただ、違和感を覚えたのである。5月に主要なもんじゅ関連の記事をエントリーしていたし、6月中旬になって当ブログの記事に検索ワードでヒットする数がここまでばらつくことなどはたして有りえるのだろうか。なんだか、フィルターを外したり外さなかったり忙しさが垣間見えたような気もする。

しかし、まあ、もんじゅの引き抜き作業は無事に終わったようである。後は、クソ増殖炉に夢などみず、見るのは悪夢だけだと言うことを流石に学習しなければいけない。もんじゅは、もう、いつ爆発しても可笑しくない原爆装置である。これを機に廃炉を視野にいれるべきである。高速道路なんていらない、企業誘致の甘い汁もいらない、地域支援策もいらない。もんじゅだけは、ひたすらに廃炉を望む。


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Tag:もんじゅ 

Category:未分類

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ふくいちカメラに映る謎の光点(2011年6月19日01時頃から)

2011/06/24/(Fri) 08:01


2011-06-18 22-27-23
2011-06-18 22-27-23

2011-06-18 22-27-31
同じ時間にキャプチャーしたJNNライブカメラ


2011年6月18日夜の福島第一原子力発電所は猛烈にガスっていた。白煙?と疑われても仕方がないくらいであった。18日夜21頃からの大量白煙については、以下のページで簡潔にまとめられている。


2011年6月18日21時ごろからの福島第一原発での大量白煙噴出まとめ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130840914969189501



ふくいちカメラに謎の光点が映っていることに気付いたのは、19日未明1時過ぎのことである。当然、『謎の光点は月であろう』と考えていた。

2011-06-19 01:07:06
2011-06-19 1-07-28

2011-06-19 01:13:14
2011-06-19 1-13-30

2011-06-19 01:15:35
2011-06-19 1-15-52

2011-06-19 01:16:58
2011-06-19 1-17-14


ふと、違和感に気付いた。ふくいちカメラの上部に写る謎の光点についてである。連続写真にしても分かるように、謎の光点は右に平行移動している。ふくいちカメラの上部に写る光点が月に拠るものであるならば、月は平行移動するだろうか?素朴な疑問であった。


2011-06-19 01:18:04
2011-06-19 1-18-21

2011-06-19 01:34:31
2011-06-19 1-34-47

2011-06-19 01:44:24
2011-06-19 1-44-41


この後、気づけば謎の光点は消えていた。このふくいちカメラ上部に映り込む光点は月によるものなのか。月に拠るものならば画面底部を基準に右に平行移動するだろうか?不思議である。



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Tag:福島第一原発事故 ふくいちカメラ ふくいちライブカメラ 

Category:ふくいちライブカメラ

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もんじゅ、引き抜き作業の真っ最中

2011/06/23/(Thu) 22:20



もんじゅ事故…原子炉内部を取材 投稿者 monju1



「もんじゅ」引き抜き作業遅れ 機器類調整で夜以降に 社会 福井のニュース :福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/28840.html

(2011年6月23日午後5時59分)

 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で原子炉容器内に炉内中継装置が落下したトラブルをめぐり、日本原子力研究開発機構が23日午後に行う予定の引き抜き作業は、機器類の調整などに手間取り、夜以降にずれ込んだ。同日中に作業が始まり順調に進めば、翌24日午前には回収を終える見通し。

 同装置は直径46センチ、長さ12メートルの円筒状の構造物で、重さは3・3トン。昨年8月、燃料交換を終えて炉内から搬出する際、つり下げている途中で落下した。その後、2回にわたって回収を試みたが、衝撃で装置の継ぎ目が変形していて上ぶたの穴に引っ掛かって抜けないため、「スリーブ」と呼ばれる上ぶたの一部と一体で引き抜く。

 原子力機構は23日夕、引き抜きの準備作業を一時中断。再開は早くて午後8時以降になるもようだ。装置に付着している冷却材のナトリウムが空気と触れないようにするため、炉上部に設置した耐熱性の化学繊維製のじゃばら式容器を少しずつ伸ばしながら、1分間に約6センチずつ引き上げる。原子力機構は作業を終えるのに8、9時間かかるとしている。

[転載ここまで]



東京新聞:落下装置の引き上げに遅れ もんじゅ、部品に不具合:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062301000797.html

2011年6月23日 19時15分

 高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で燃料交換に使う装置が原子炉格納容器内に落下した事故で、日本原子力研究開発機構は23日、装置の回収に向けた準備作業を始めたが、部品に不具合が見つかり、引き上げ開始は同日夜以降にずれ込んだ。機構は24日までに引き上げ作業を終える予定。
 機構は冷却処理などを経て今秋までに事故前の正常な状態への復旧を目指している。
 装置は水や空気と触れると激しく反応する冷却材のナトリウムに一部が漬かっている状態のため、ナトリウムが外気に触れないようアルゴンガスを注入した専用の大型収納容器を通して行う。
 引き上げは1分間に6センチ程度のペースで進められ、作業全体で約8時間かかる見通し。装置は炉内にあったため高温で、引き上げ後は構内で冷却して搬出する。
 事故は昨年8月26日、燃料交換の後、炉内中継装置(3・3トン)を撤去しようと炉内で高さ2メートルまで引き上げた際に落下。10月にも2回引き上げ作業を試みたが、装置が変形したため断念した。
(共同)

[転載ここまで]


YouTube - 20110623 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

http://youtu.be/37NCB4xuUdk
もんじゅ関連は10分10秒ごろから


Blog vs. Media 時評 | 高速炉もんじゅに出た『生殺し』死亡宣告

Blog vs. Media 時評 | 高速炉もんじゅ落下装置引き上げに工学的無理
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Tag:もんじゅ 

Category:もんじゅと常陽と東海原発

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2011年6月2日内閣不信任案否決からの菅首相「(退陣の)約束はしてません」からのチリのプジェウエ火山噴火

2011/06/08/(Wed) 23:59

2012/01/29 動画・記事追加
YouTube - 菅首相「約束はしてません」 2011.6.3

http://www.youtube.com/watch?v=MyRlWSPg8k4&feature=mfu_in_order&list=UL



28分~








小野次郎議員
前総理との会談で”退陣”という発言は出たんですか?出なかったんですか?


菅直人
鳩山前総理が用意された確認の文章が書かれたをお読みいただければ、そのことはちゃんとご理解いただけると思います。


小野議員
私はのことなど一言も聞いてませんよ。前総理との会話の中で”退陣”という言葉がでたかどうかを聞いているんじゃないですか!ちゃんと答えてくださいよ!


管直人
退陣の約束をしたかでいえば、そういう約束にはまったくなっておりません。


6月退陣「約束していない」 首相、鳩山氏の主張否定(朝日) otoppi
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/364.html

 菅直人首相は3日の参院予算委員会で、首相が6月の退陣を確約したと鳩山由紀夫前首相が主張していることについて「そういう約束には、まったくなっていない」と述べた。みんなの党の小野次郎氏から、鳩山氏との2日の会談で「退陣という言葉が出たのか」と質問されたのに答えた。
 
--転載ここまで--









CNN.co.jp:チリ南部で火山噴火 地域住民3500人が避難
http://www.cnn.co.jp/world/30002976.html

2011.06.05 Sun posted at: 11:44 JST

(CNN) チリ南部にある火山が4日噴火し、周辺地域の住民約3500人が避難を余儀なくされた。

同国南部のプジェウエ、コルドンカウジェの火山群で噴火が起き、大量の濃煙と火山灰が高さ10キロほどの高さまで吹き上げられ、上空を覆っているという。

避難命令を出した同国のロドリーゴ・インスペテール内務相は「必要な予防措置をすべて取っている」と述べた。

現時点で負傷者の報告はない。

内務相によれば、火山灰や噴煙は風に運ばれて素早く広がっており、すでに近隣諸国の一部に達している可能性もある。

環太平洋火山帯に位置するチリは、火山活動が活発で地震が頻発する地域のひとつ。

[転載ここまで]



Chile's Puyehue Volcano Erupts - Alan Taylor - In Focus - The Atlantic
http://www.theatlantic.com/infocus/2011/06/chiles-puyehue-volcano-erupts/100081/

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ニホンジンノイカリガバクハツシタヨ
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Category:日の丸に問いかける

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なぜ、勝木諒は罪を認めたのだろうか~東金女児殺害事件をケーススタディする~2

2011/06/06/(Mon) 12:21

なぜ、勝木諒は罪を認めたのだろうか~東金女児殺害事件をケーススタディする~
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-261.html


東金女児殺害事件は知的障害者を犯人として捕まえ、証拠がないのに自白させる典型パターンとしてケーススタディするべき事件である。

当方が東金女児殺害事件にどうしても触れておきたかった理由は、この事件を担当した検事にある。当時まだ死体遺棄容疑者(懲役三年以下)であった市橋達也に対し、『親が死刑になるべきだ』と暴言を吐き、『取り調べに問題はない』と言ってのけた千葉地検の山田賀規次席検事が勝木諒を担当していたのである。


市橋達也の担当検事は今年に入って二度も無罪判決を出していた | 憂いの果てに ~次男坊のアフォリズム~
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-160.html



「東金女児殺害事件」千葉地裁初公判: SCRAMBLE-8
http://shadow9.seesaa.net/article/173756114.html
---------------------------------[抜粋]

◇「粛々と進める」地検次席検事
軽度の知的障害を理由に訴訟能力が争われる特殊な裁判について、千葉地検の山田賀規次席検事は「粛々と立証を進めていくだけです」と落ち着いた口調で話し、公判への自信をにじませた。

検察側は午後の公判で、勝木被告の自白調書を読み上げた。公判では調書のほか、幸満ちゃんの着衣と靴が入っていたレジ袋から検出された指紋などの物証、「(事件当日の)昼ごろ(遺体遺棄の)現場近くで女の子を抱えた男とすれ違った」などとする目撃証言などを証拠として提出している。【駒木智一】

---------------------------------[抜粋]



さらに、この千葉地検の次席検事が担当した覚醒剤密輸事件は裁判員裁判初の無罪判決が今年三月の控訴審で逆転有罪になっている。裁判員裁判の無罪判決に控訴して、有罪に持ち込んだこの検事は国民を愚弄しているとしか思えない。全ては保身のためなのだろう。キャリアに傷をつけたくないからなのだろう。バカにするにも程がある。



裁判員裁判初の検察控訴 「事実認定是認できず」 覚せい剤密輸の無罪判決で地検|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1278380194

2010年07月06日10時36分

 覚せい剤取締法違反などの罪に問われた相模原市の会社役員、安西喜久夫被告(59)に裁判員裁判で全国初の全面無罪判決を言い渡した千葉地裁判決について、千葉地検は5日、判決を不服として東京高裁に控訴した。裁判員裁判で検察側の控訴は初めてで、千葉地検は「判決内容を精査した結果、事実認定について是認できない点があり、控訴して是正すべきと判断した」としている。

 千葉地検の山田賀規次席検事は、6月22日の千葉地裁判決について「状況証拠を積み重ねて犯意の立証に努めたが、理解してもらえなかった点がある」と説明。裁判員裁判で初の検察側控訴になった点に関しては「裁判員の努力、判断には深い敬意を払う」とした上で「控訴審でさらに判断を求めることにした」と述べた。

 安西被告は昨年11月、マレーシアから成田空港に到着した際、チョコレート缶に入れた覚せい剤約1キロをボストンバッグの中に隠し密輸入したとして起訴された。判決で千葉地裁は「違法薬物が隠されていることを知っていたとは認められず、犯罪の証明はない」と指摘、検察側の「違法薬物と分かっていたはず」とした主張を退けた。

[転載ここまで]



裁判員裁判で無罪の男に逆転有罪 全面無罪の破棄は初 東京高裁 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/trl11033015440003-n1.htm
2011.3.30 15:43

 覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われ、裁判員裁判で初の全面無罪となった会社役員、安西喜久夫被告(60)の控訴審判決が30日、東京高裁であった。小倉正三裁判長は「証拠の評価を誤り、事実を誤認した」として、1審千葉地裁判決を破棄、懲役10年、罰金600万円(求刑懲役12年、罰金600万円)の逆転有罪を言い渡した。弁護側は即日上告した。裁判員裁判の全面無罪判決が覆るのは初。

 被告が持ち込んだチョコレート缶に覚醒剤が入っていることを認識していたかが争点。被告は「覚醒剤だとは知らなかった」と一貫して起訴内容を否定し、1審は「違法薬物が隠されている事実について、分かっていたはずとまでは言えない」と判断していた。

 小倉裁判長は(1)缶の運搬先から報酬30万円を約束されていた(2)他人からの預かり物がないと税関に虚偽申告-などについて、覚醒剤隠匿の認識があったと認める証拠と指摘。「被告は虚偽の供述が捜査状況により通用しなくなると、供述を変遷させ、嘘の話を作っており、被告の弁解は信用しがたい」と結論づけた。

 弁護側によると、出廷しなかった安西被告は「裁判員の判断を受け入れなかったことは大変残念」とコメントした。
 
[転載ここまで]



なぜ、無罪を主張していた副島洋明主任弁護人が勝木弁護団を辞任したのだろうか?

なぜ、市橋達也の弁護団は彼を有罪に追い込むような動きを見せるのだろうか?

知的障害者に犯罪を押し付けて、証拠も無いのに有罪にして、心が痛まないのか?

弁護団に裏で手を回して、自分に有利な展開の道筋を協力させて、東京高検刑事部長になって市橋の裁判はトンヅラか?

こいつは本当に血が通った人間だろうか?

証拠もなく犯人に仕立て上げる捜査当局に正義はあるのだろうか?

巡査部長になれぱ裏金領収書作りにせっせと加担する警察に正義はあるのだろうか?



無実の人に罪を押し付けて証拠も無く立件する。長時間檻の中に閉じ込めて、雪冤のおり、謝罪もしない。我が国の司法も法曹も、すべてが最悪に腐敗している。それは、ただただ、悲しいことだ。



「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの - マル激トーク・オン・ディマンド - ビデオニュース・ドットコム インターネット放送局
http://www.videonews.com/on-demand/291300/000936.php

ゲスト: 山本譲司氏(福祉活動家・元衆議院議員)

 秘書給与の詐取で実刑判決を受けた元衆議院議員の山本譲司氏は、知的障害を持つ服役囚の介護が服役中の仕事だった。国会議員から一気に受刑者へと転落した時点で、ある程度の覚悟はできていたとは言え、そこには「服役囚の4人に1人が知的障害者」という驚くべき現実が山本氏を待っていた。

 約1年半の刑期を終え出所してきた山本氏は、福祉の仕事に携わりながら、知的障害者の犯罪の実態を調べ始めた。そしてそれを一冊の本にまとめたものが、近著「累犯障害者」だった。その中で山本氏は、実社会では生きるすべを持たない知的障害者たちが、繰り返し犯罪を犯しては刑務所に戻ってくる様を克明に描いている。犯罪といってもほとんどが「しょんべん刑」と呼ばれる万引き、無銭飲食、自転車の盗難などだ。そしてそうした犯罪を犯して繰り返し刑務所に戻ってくる障害者たちの多くが、刑務所を事実上「終の棲家」としてしまっているのが実態だという。

 おおよそどこの国にも人口の2~3%程度は知的障害者が存在するとされる。日本の場合その数は300万人程度と推察されるが、その中で障害者に認定された際に渡される療育手帳を取得し公的福祉サービスを受けている人の数は46万人に過ぎない。残る障害者の多くが、福祉の網から漏れたまま、刑務所と社会の間を行き来する生活を送っているということになる。

 現実的には、知的障害者の多くにとって公的福祉サービスは存在しないに等しいという。厚生養護施設は3ヶ月程度しか障害者を受け入れてくれない。身寄りのない障害者は3ヶ月後には道に放り出される。そして、その多くが、ホームレスのような生活をする中で「しょんべん」犯罪を犯し服役してくる。その後は、同じことの繰り返しとなる。

 特に近年の高齢化によって、身寄りの無い障害者の数が増えていることも、この問題を更に深刻化させている。  山本氏はこうした問題の背後には福祉と法務行政の両方の問題があると指摘する。現在の日本では、一見健常者と見分けがつかない知的障害者に対する福祉が明らかに不十分であると同時に、知的障害者が犯罪を犯すと、自らを弁護する能力を持たないため、警察や検察に言われるがままに供述調書に署名するケースがほとんどだという。結果的に他愛も無い小さな犯罪でも立件され、刑務所送りになる。そして、それが累犯の温床となる。そんな悪循環だ。

 しかし、それにしても本来福祉が担うべき知的障害者の保護を、法務行政が、しかも刑務所という場で担っていて本当によいのだろうか。そもそも、知的障害者が刑務所に入る以外に生きるすべがないような社会が正しい社会と言えるのだろうか。このような障害者が生き難い社会というのは、実は健常者も生き難い社会ということなのではないのか。

 出所以来福祉活動に奔走している山本氏とともに、「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するものを考えた。
 
---------------------------------[抜粋]



「服役囚の4分の1が知的障害者」という現実が、腐敗の構造を見せてくれる。

はっきり分かったことは、捜査当局には全く倫理学、美学が欠落しているということだ。やっていいこと・やってはいけないこと。美しいこと・醜いこと。この両者が欠落しているからこそ、冤罪が発覚しても反省せず、謝罪もせず、同じことばかりを繰り返しているのではないか。日本の司法、法曹を根本から正していかないと、冤罪は無くならない。


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Tag:冤罪 東金女児殺害 

Category:考察シリーズ

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なぜ、勝木諒は罪を認めたのだろうか~東金女児殺害事件をケーススタディする~

2011/06/05/(Sun) 18:31

[怖い噂 vol.9]でリンゼイ事件の疑惑を検証
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-232.html

9の系譜 今田勇子から酒鬼薔薇聖斗に渡されたバトン
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-233.html

布川事件にみる冤罪の構図
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-260.html




市橋達也の冤罪検証を進めていくに辺り、冤罪事件、あるいは冤罪と思しき事件をケーススタディしていったのだが、そんな中、特にどうしても触れておきたかったのが、2008年9月に発覚した東金女児殺害事件であった。


東金市女児殺害事件 - Wikipedia
---------------------------------[抜粋]

2008年9月21日、午後0時25分頃、千葉県東金市東上宿の東金南公園近くの路上で5歳女児が全裸で倒れているのを通行人が発見。心肺停止状態だったが、病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は、鼻と口を圧迫したらしい窒息死であり、目立った外傷はなく左腕に強くつかまれたあざと出血があった。

現場から約100メートル離れたマンションの屋外駐車場では、車の横に被害女児が身に着けていたTシャツ、半ズボン、下着、靴が入ったレジ袋が発見された。レジ袋は地元スーパーの物であった。

正午に被害女児は母親が勤務する病院にいたことから、犯行時間は正午から午後0時25分までの「25分間」とされた。また事件現場には午後0時10分頃には異常がなかったとする2人の通行人の証言から、被害女児が遺棄されたのは午後0時10分から午後0時25分までの「15分間」とされた。

12月6日、現場近くのマンションに住む21歳男性が死体遺棄容疑で逮捕された。証拠としては被害女児の衣服が入れられていたレジ袋について、付着していた指紋の一致していたことや被疑者の母親の髪の毛が入っていたことなどがあげられた。被疑者は軽度の知的障害を抱えているため、捜査機関側としては事件の供述に関しては明白な供述が得られにくいこと、弁護側としては捜査機関の取り調べについて誘導性が高いことが、それぞれ懸念されている。弁護人側が勾留理由開示請求をしたため、12月19日に千葉地裁で出廷した被疑者に対して裁判長から「関係者に働きかけて罪証を隠滅する恐れや逃亡を疑うに足る相当の理由がある」と勾留理由を開示された。12月26日には殺人罪でも再逮捕された。

2009年4月17日、千葉地検が殺人と死体遺棄および未成年者略取の罪で起訴した。2009年5月21日の裁判員制度を目前にしての起訴であった。

だが、公判前の2009年12月2日、被疑者の弁護団は重要証拠のひとつである被害者の靴が入ったレジ袋から検出された掌紋・指紋が被疑者の掌紋・指紋と一致しないという結果が民間の指紋研究所で行った鑑定から明らかにし、証拠として千葉地検に提出した。しかし、主任弁護士の辞任を機に弁護方針は無罪主張から心神喪失・心神耗弱による減刑主張に転換した。

2010年12月17日に千葉地裁で公判が行われ、2011年1月20日に検察が懲役20年を求刑し、3月4日に被疑者に対して懲役15年判決が言い渡された。

---------------------------------[抜粋]



なぜ、勝木諒は罪状認否で認めたのだろうか。ずっと考えていた。勝木諒が冤罪であることは間違いない。知能水準が6歳程度の知的障害者に25分で幼児を殺せるわけがない。軽度の知的障害者であった菅谷利和さんと勝木諒を比較分析した場合、大きな違いがひとつある。それは自白を強要されたか、自ら望んで自白したかの違いである。





20081207-88-thumbnail2.jpg 20091113_636439.jpg


捜査本部が勝木諒を死体遺棄容疑で逮捕したのは事件発覚から三ヶ月が立った2008年12月6日のことであった。現場近くで発見された成田幸満ちゃんの衣服が入った二つのレジ袋から採取された指紋が勝木諒の指紋と一致したことが大きな理由に挙げられた。


■ 死体遺棄容疑は処分保留

レジ袋から採取された指紋が勝木諒の指紋と一致したのならば、死体遺棄を立証するのに十分な直接証拠だとも言える。当然、勝木諒逮捕に踏み切ること自体は妥当性がある。死体遺棄容疑での拘留期限を迎え、捜査側は勝木諒を殺人容疑で再逮捕するのだが、不可思議なことに”死体遺棄容疑”は処分保留としている。有力な物証があるにもかかわらずにだ。



勝木容疑者を殺人容疑で再逮捕 千葉・女児殺害事件 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122601000445.html

2008/12/26 17:10 【共同通信】

 千葉県東金市の保育園児成田幸満ちゃん(5)の遺体が見つかった事件で、東金署捜査本部は26日、殺人容疑で無職勝木諒容疑者(21)=死体遺棄容疑で逮捕=を再逮捕した。

 捜査本部によると、勝木容疑者は幸満ちゃんを風呂で水に沈めて殺害したことを認める供述をしている。

 動機について、自宅に来た幸満ちゃんに帰るよう促したが帰らなかったため腹が立ったという趣旨の供述をしており、捜査本部はさらに当時の状況の解明を進める。

 調べでは、勝木容疑者は9月21日午前11時18分から午後0時26分までに、東金市東上宿の自宅の浴槽で幸満ちゃんを水に沈め、殺害した疑い。
 勝木容疑者は調べに対し、幸満ちゃんが勝木容疑者の部屋で本を読んでいたと話しているが、幸満ちゃんの髪の毛や指紋などは見つかっていない。捜査本部は26日、勝木容疑者の自宅をあらためて家宅捜索した。

 千葉地検は同日、死体遺棄容疑について、処分保留とした。

[転載ここまで]


■ 死体遺棄容疑処分保留の真意とは?

勝木諒の初公判は二ヶ月間行われた鑑定留置もあり、公判前整理手続が長期化されていた。そんな中、弁護人がレジ袋から採取された指紋を独自に再鑑定したところ、『勝木諒本人の指紋と合致しない』という驚くべき結果がでた。ここに処分保留の真意が隠されているように思う。ようするに、捏造した証拠で逮捕したから処分保留にしたわけだ。



「東金女児殺害事件」指紋不一致?: SCRAMBLE-8
http://shadow9.seesaa.net/article/134629496.html
---------------------------------[抜粋]

(2009年12月3日 読売新聞)

遺留物の指紋、被告と不一致…東金・園児殺人弁護人
弁護側鑑定

千葉県東金市で昨年9月、保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が遺体で見つかった事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒(りょう)被告(22)の弁護人が3日、東京都内で記者会見し、検察側から証拠として提出された現場に残っていたレジ袋から検出された指紋を独自に鑑定し、「勝木被告のものではない」との鑑定結果が出たことを明らかにした。

公判では無罪を主張していく方針。

主任弁護人の副島洋明弁護士によると、レジ袋は幸満ちゃんの靴が入っていたもので、千葉県警が指紋と掌紋を袋から採取した。県警の鑑定は、「勝木被告のものと一致する」という結果だった。公判前手続きで、検察側が立証のための証拠として出していた。

弁護側は今年9月、宇都宮市の鑑識鑑定士、斎藤保氏に、勝木被告のものとの比較を依頼した。11月、「(勝木被告のものと)合致しない」との鑑定結果が出たとしている。

弁護側の指紋鑑定では、勝木被告の指紋特徴点が、県警の鑑定と異なる点が複数みられ、左手の掌紋の特徴点も一致しなかったという。

斎藤鑑定士は「極めてまれなケース」として、県警に再鑑定を求めた。

弁護側は千葉地裁に、この鑑定結果を提出したが、3日に行われた公判前整理手続きで、検察側はこの鑑定書についての同意不同意の判断を留保した。副島弁護士は「無罪の証拠だ」と話している。

弁護団は幸満ちゃんと同じ重さの人形を使って、検察側が提出予定の勝木被告の供述書に従って、事件現場で再現実験を行い、「『10キロ以上の重さのものを持てない』という以前の勤め先の上司の証言と矛盾する」としており、指紋と掌紋鑑定結果と併せて公判で全面的に争う。

県警幹部は「(公判に)何の影響もない」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091203-OYT1T01126.htm


記者会見した斎藤氏によると、指紋が一致すると判断するためには、指紋線にある12の特徴点がすべて一致しなければ完全一致とはならない。一つでも特徴が異なる「矛盾点」があれば不一致とされるという。

左親指の指紋線が勝木被告より1本多く、左の掌紋は勝木被告であれば指紋線がつながっている個所で中断しているなどの相違点があった。
このため、斎藤氏は指紋と掌紋は勝木被告とは合致せず別人のものと結論付け、鑑定書で捜査当局に再鑑定を求めた。

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「東金女児変死事件」弁護団無罪主張へ: SCRAMBLE-8
http://shadow9.seesaa.net/article/128046909.html
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幸満ちゃん事件 勝木被告の弁護団、無罪主張へ
勝木諒被告 千葉地裁公判前整理手続き

(2009年9月14日 産経新聞)

千葉県東金市で昨年9月、保育園児の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん=当時(5)=が殺害された事件で、殺人と死体遺棄、未成年者略取の罪で起訴されていた勝木諒被告(22の弁護団は14日、「検察側の証拠では彼の犯行だということはできない」と、公判で無罪を主張することを明らかにした。

主任弁護人の副島洋明弁護士が、同日千葉地裁でおこなわれた公判前整理手続き後に、記者会見で明らかにした。副島弁護士は、勝木被告には軽度の知的障害があるため、「褒められたり、頭をなでられたりされれば、供述を変遷させる」と指摘。自白などの証拠ではなく「物的証拠で裁かれるべき」と主張した。

勝木被告の自室についても「警察が4日間も家宅捜索したのに(幸満ちゃんの)指紋も髪の毛も出てこない」と強調。精神科医や法医学者などの専門家の協力を得て弁護活動を行う方針とした。

---------------------------------[抜粋]

東金幼女殺害事件、警察・検察・マスコミでデッチ上げの疑い濃厚:MyNewsJapan
http://www.mynewsjapan.com/reports/1191
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 「きょう第8回目の公判前整理手続が千葉地裁でありました。無罪であるという主張と証拠をきょうですべて出しました。弁1号証から34号証までです…責任能力とかそんなのは主張しませんから。犯人性がない、とういことが基本ですから」
 
 1月25日夕方、都内の事務所で報道関係者を前に勝木諒氏の弁護人・副島洋明弁護士は穏やかな表情で切りだした。

[中略]

◇ レジ袋の「指紋・掌紋」は別人のもの

 「弁第1号証~弁第3号証という斉藤さんの鑑定書と上野正彦先生の意見書・鑑定書…つまり、指紋に関する鑑定書です」

 副島弁護士が説明するのは、元栃木県警鑑識課員で指紋鑑定士の斉藤保氏と、監察医の上野正彦氏による指紋・掌紋の鑑定結果である。

 幸満ちゃんの衣服が入れられていたレジ袋からは、指紋・掌紋が検出されたとされる。検察によれば、それが勝木氏のものと「一致した」。数少ない物証のひとつで、勝木犯人説の決め手とされた。指紋が一致した、とマスコミでも大々的に報じられてきたものだ。

 この指紋・掌紋の「一致」に弁護団は疑問を抱いた。そのわけは後に触れるが、公判前整理手続の場で検察側が提示した指紋・掌紋の証拠について、あらためて独自に専門家に依頼して、本当に勝木氏のものと同じものなのかどうか検証した。その鑑定を行ったのが斉藤氏と、上野氏だった。

 両者ともに鑑定の結果は次のとおりだった。

 レジ袋の指紋・掌紋は勝木氏のものではない。別人のものである――

 斉藤氏、上野氏ともに数多くの事例をみてきたベテラン中のベテランである。その2人がそろって「別人」というのだ。検察側が決定的証拠としてきた指紋・掌紋は、その信用性に大きな疑問が出てきた。もし指紋・掌紋が勝木氏のものではないのなら彼は無罪で、犯人は別にいるということになる。

 そもそも検察側の主張では、勝木氏は自宅の風呂の水に幸満ちゃんをつけて死亡させ、服を脱がせてビニール袋に入れたということになっている。もしそうだとすれば、衣服も遺体もビニール袋も、そして勝木氏の手も風呂の水で濡れているはずだ。ところが、弁護団が実験したところ、濡れた手でビニール袋をいくら触っても、指紋や掌紋は残らなかった。検察ストーリーでいけば、レジ袋に指紋が残されていること自体、不自然だというのだ。

---------------------------------[抜粋]


■ 副島洋明主任弁護人が辞任

「県警の鑑識には重大な誤りがある。これで被告の犯行を裏付ける物証はなくなった。真犯人は別にいる」
「警察が4日間も家宅捜索したのに(幸満ちゃんの)指紋も髪の毛も出てこない」
「物証などが乏しく犯人性は極めて疑わしい」
「検察側の証拠では彼の犯行だということはできない」
「褒められたり、頭をなでられたりされれば、供述を変遷させる」
「知的障害者は取調官に迎合する傾向が強い。勝木被告の供述調書ではなく、物証や客観的証拠を積み上げて立証すべきだが、それが極めて不十分」

これらの副島洋明弁護士の発言を見ても勝木諒に対して無罪を主張する姿勢は明確なものであった。他方、勝木諒は警察の取り調べに対し、容疑を全面的に認めている。裁判はどう転ぶか分からなかったといえよう。そんな中、主任弁護人であった副島洋明弁護士が辞任することになる。


2011-06-05 15-56-17


先に埋め込んだ動画を見ればわかるように、副島主任弁護人は事件当初は勝木の犯行を信じていた。だが、指紋の再鑑定等、独自に事実調べを行い、勝木の無罪を訴えたのだが、突然辞任することになった。



勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041501000945.html

2010/04/15 19:42 【共同通信】

 千葉県東金市で2008年9月、保育園児成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害された事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒被告(23)の主任弁護人、副島洋明弁護士が辞任したことが15日、分かった。

 弁護団関係者によると、今月、副島弁護士から辞任したいと連絡があったが、理由は明らかにしていない。共同通信の取材に同弁護士は「辞任したことは事実だが、理由などは答えられない」としている。

 副島弁護士は、知的障害を持つ被告の弁護経験が多い。弁護側は公判前整理手続きで、独自の鑑定結果から物証の指紋や掌紋は勝木被告と一致しなかったと指摘。さらに「被告は知的障害があるため誘導されやすく、供述調書は十分な証拠にならない」として、無罪を主張する方針を表明していた。

 事件では公判前整理手続きが10回行われたが、初公判のめどは立っていない。

[転載ここまで]


■ 副島洋明主任弁護人が辞任した後、再鑑定の結果を撤回する?

ここで不可思議なことが起こる。無罪を主張し、検察と争う構えを見せていた勝木弁護団であったが、副島洋明弁護士辞任後、弁護方針を180度変えることになる。無罪を主張する根拠にもなっていた斉藤保鑑識鑑定士によるレジ袋指紋の再鑑定結果を撤回、検察の起訴内容は認め、訴訟能力と責任能力を争う方針に転換したのである。



「東金女児殺害事件」千葉地裁初公判: SCRAMBLE-8
http://shadow9.seesaa.net/article/173756114.html
---------------------------------[抜粋]

被告弁護団の方針はこれまで、揺れ動いてきた。

当初は前の主任弁護人のもと、勝木被告の供述が自分の体験や記憶に基づかず、取調官の誘導や憶測が入っている可能性が高いとして、犯人性を争う方針だった。被告の知能、身体能力の鑑定結果を地裁に提出。さらには、有力な物証とされるレジ袋の指紋が被告の指紋と一致しない--とする独自の鑑定結果も提出し、検察側と全面的に争う構えで公判前整理手続きに臨んでいた。

ところが、前主任弁護人は弁護団を辞任。その後、指紋の再鑑定で一致するとの結果が出た。こうした点を踏まえ、弁護側は指紋に関する独自の鑑定結果を撤回。最終的に、起訴内容は認めつつ、訴訟能力と責任能力を争う方針に転換した。

これについて、弁護団は公判後の会見で、「無罪も含めた検討を行ってきた。公判前整理手続きが終わった段階での見解が最終判断としか言いようがない。ご遺族を振り回す結果になり大変申し訳なかった」と謝罪した。

また、公判前整理手続きの長期化については「障害のため供述が変わりやすかったこと、(指紋など)私的鑑定に時間がかかったことなどが挙げられる」と説明。独自の指紋鑑定を撤回したことについては、「捜査側と独自鑑定のどちらが正しかったか分からない」とし、弁護団内で、指紋以外の証拠から犯人性は争えないとの結論に最終的に達したことを明らかにした。

---------------------------------[抜粋]


■ 危険分子の排除に動いたのではないか?

副島洋明主任弁護人が無罪を主張していた頃は、まだ初公判の日程すら決まっていなかった。検察に迎合するような弁護方針に切り替えたのも、副島主任弁護人の辞任がひとつの転機になったことは間違いない。当方には、危険分子が排除されたとしか思えない。相当、検察にとって不都合な存在だったのだろう。

勝木諒逮捕から二年が経った頃、ようやく初公判が開かれることになる。勝木諒は「間違いありません」と起訴内容を認めることになる。求刑・懲役20年に対し下された判決は懲役15年であった。弁護団は勝木諒に訴訟能力がないと主張し、公判停止を求めた。本来ならば、控訴するべきではなかろうか。



「東金女児殺害」勝木諒被告に懲役15年判決: SCRAMBLE-8
http://shadow9.seesaa.net/article/188851188.html
---------------------------------[抜粋]

(2011年3月4日 読売新聞)

千葉県東金市で2008年9月、保育園児の成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が殺害された事件で、殺人、死体遺棄、未成年者略取の罪に問われた同市、無職勝木諒被告(24)の判決公判が4日、千葉地裁であり、栃木力裁判長は懲役15年(求刑・懲役20年)を言い渡した。

公判は、知的障害がある勝木被告の訴訟能力の有無と責任能力の程度が争点だった。

検察側は「不利な質問には否定的な回答をする場面が多く、(被告としての)立場をわきまえていたことがうかがえる。訴訟能力があることは明らか」と主張。責任能力についても、自宅に連れ帰った幸満ちゃんを帰せば逮捕されると考えたことや、幸満ちゃんが自宅にいた痕跡を消そうとしたことなどを指摘。「行為の違法性を認識していた」として完全にあると主張していた。

一方、弁護側は「コミュニケーション能力が欠如しており、裁判を理解していない」ことを理由に訴訟能力がないと主張し、公判停止を求めた。責任能力については、死体遺棄と未成年者略取については認めたが、殺害時は「(幸満ちゃんに)『ばか』と言われて腹が立ち、本来ある抑止力が働いていなかった」として、心神耗弱状態にあったと主張。責任は限定的だと訴えた。

起訴状では、勝木被告は08年9月21日午前11時40分頃、自宅近くの路上で見かけた幸満ちゃんを抱きかかえて連れ去り、自宅の浴槽に沈めて溺死させ、遺体を近くの路上に放置したとしている。

---------------------------------[抜粋]



先も述べたように、足利事件の菅谷さんと勝木諒の自白の違いは、強制されたものか否かである。菅谷さんは一貫して無実を主張したが、勝木諒は逮捕当初から容疑を認めていたのである。

なぜ勝木諒は容疑を認めたのだろうか。捜査側の手練手管をもって認めさせたのだろうか。勝木諒が犯人ではないことは明白だが、なぜ罪を認めたかがずっと気にかかっていた。



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この指紋を改めて鑑定したのは、斎藤鑑識証明研究所(宇都宮市)の斎藤保氏。事件関係者によると、レジ袋の指紋と勝木被告の指紋が、一部合致しない部分があった。斎藤氏によると、指紋が一致すると判断するためには、指紋線にある12の特徴点がすべて一致しなければ完全一致とはならない。一つでも特徴が異なる「矛盾点」があれば不一致とされるという。

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レジ袋の指紋は勝木諒とは別人のものと判断されたが、重要なのは『一部合致しない部分があった』という記述だ。つまりおおむね一致していたとも読み取れる。親子の指紋に類似性があっても不思議ではない。

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証拠としては被害女児の衣服が入れられていたレジ袋について、付着していた指紋の一致していたことや被疑者の母親の髪の毛が入っていたことなどがあげられた。

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髪の毛が入っていたことが事実なら、逮捕状が請求できるだけの証拠になる。

もし、勝木諒が容疑を否認し続けた場合、警察は次に誰を逮捕する? 

警察は勝木諒が否認した場合、次に逮捕する人物の名前を告げたのではないか。だから勝木諒は罪を認めたのではないか。


勝木諒は誰かをかばっていたのではないか。

とても大事な人のために容疑を認めたのではないか。


解せないのは、勝木諒が守ろうとした人は、「ごめんなさい。怖くてお母さんには言えなかった。ただ友達になりたかっただけなのに、すごくばかにされたから」と勝木諒に打ち明けられたと警察に証言したりと有罪に追い込むような真逆な行動をとっている。なんでこんな証言をしたのだろう。なぜ、勝木諒を獄中に追い込むようなマネをするのだろう。なぜ、副島洋明弁護士の辞任を止めなかったのだろう。

勝木諒がかばおうとしていた誰か・・・その人が犯人かどうかは分からない。ただ、勝木諒は、その人のために罪を認めたとしか思えないのである。

罪状認否で「間違いありません」と罪を認めた勝木諒を、かつて主任弁護人であった副島洋明弁護士は、どんな思いで見ていたのだろう。続く。

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Tag:東金女児殺害 冤罪 

Category:考察シリーズ

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布川事件にみる冤罪の構図

2011/06/02/(Thu) 13:24


http://youtu.be/P9XvgJvbj2U


今年2011月5月24日、布川事件の犯人とされた桜井昌司さんと杉山卓男さんに無罪が言い渡された。桜井さん杉山さん共に29年間の服役を終えており、43年間の雪辱がようやく果たされたということだ。

nesp1260864364.jpg 

市橋達也の初公判が7月4日に控えていることもあり、市橋の裁判にかかわる、裁判員を含めた法曹関係者に一縷の望みを託し、布川事件に触れたいと思う。


布川事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%83%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6

布川事件のホームページ
http://www.fureai.or.jp/~takuo/fukawajiken/


布川事件は43年前に発生した茨城県利根町布川を舞台にした強盗殺人事件である。布川事件の犯人とされた二人は近所でも評判の札付きのワルだったという。二人は窃盗、傷害で各々別件逮捕され、強盗殺人を犯したことを立証する直接証拠がなく、捏造編集改ざんされた自白をもって無期懲役が下された。そして、78年に最高裁判決で無期懲役が確定、二人は96年に出所している。禊を済ませた後、二人は名誉にかけて立ち上がり、最高権力組織の人権蹂躙に牙を向いたのである。冤罪事件の被害者である足利事件の菅谷さん、狭山事件の石川さん、元大阪高検の三井環氏、仙波敏郎氏、大河原氏、黒木昭雄氏と同じシンパシーを覚えている。

布川事件の冤罪被害者である二人は最高権力たる治安当局の権力犯罪を糺したいために、結果として今日の無罪判決があるのだろう。布川事件というのは冤罪事件の典型パターンであり、この事件をケーススタディすれば冤罪の構図が見えてくる。


■ 弁護団の動きから冤罪が見えてくる。

冤罪事件を掘り起こせば、被告(依頼者)の最大利益を考え弁護する支援者であるはずの弁護人が、証拠がない検察に協力するような動きを見せる。


布川事件:再審無罪 弁護団、控訴断念申し入れ「検察、新たな立証ない」 /茨城 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110526ddlk08040192000c.html
---------------------------------[抜粋]
 ◇捜査関係者ら心境複雑
「犯人にでっちあげようとしたわけではない」「弁護士がしっかりしていれば(当初から)無罪だった」。再審無罪判決で「誤り」を指摘された形になった当時の捜査関係者や裁判官は、複雑な心境を語る。

80年代の第1次再審請求を退けた元裁判官の男性は「無罪にはなるだろうと思っていた」と話す。00年代の第2次再審請求審で証拠開示された「現場前で別人を見た」という近所の女性の証言が再審開始の決め手になっている。「弁護士がしっかりしていれば1審から無罪になった可能性がある」とも言う。(後略)
---------------------------------[抜粋]


弁護人が減刑を争点にせず、初公判から当局の証拠捏造、編集改ざんを争点にしていれば、布川事件の二人は災難を免れた可能性があったとも聞こえてくる。冤罪事件の根幹にある”不可解な弁護人の動き”に言及していることは重要だ。

弁護人が検察の被疑事実を疑わず証拠認定に同意する傾向は、当局が捏造、編集改ざんした証拠が裁判の争点にならないようにするためだと考えている。国選弁護人を選任すれば資金的な面もあるだろう。担当の被告が無罪を主張しても、事実関係を調べるのには費用がかかる。弁護人は手弁当持ち出しで無罪の証拠を集めなければならない。現状を言えば、そこまで気骨がある弁護士はごく僅かであろう。


■ 検察、弁護人、さらに裁判所までが有罪に追い込む。

さらに見えてくるのは、検察が見立てた虚構を疑いもせず、切り貼りされた録音テープすら証拠採用してしまう裁判所側の問題であるし、検察の嘘を見破れないのか意図して騙されているのか分からないが、起訴された案件の有罪率99%を誇る裁判所の裁定にも問題はある。


布川事件:無罪判決 誤審原因究明に対しては「無言」 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110525k0000m040119000c.html
---------------------------------[抜粋]
閉廷後、桜井さん、杉山さんと弁護団は記者会見し、「やっと念願がかなった」とほっとした表情を見せながらも、「何か言うことないですかと言いたかった」(桜井さん)、「証拠を隠した検察。だまされた裁判所。私は許しません」(杉山さん)と怒りもあらわにした。
---------------------------------[抜粋]

検察に協力的な弁護人の弁護活動に加え、裁判所を検察の証拠捏造に目を向けないのも問題である。99%が有罪になる日本の裁判事情は有罪無罪を争わない三位一体の構造がある。起訴事実を疑わず有罪の裁定を下してきた裁判所判断も看過できないものがある。


■ 証拠の捏造編集改ざんすら厭ず、被疑者有利の証拠を徹底的に握り潰す検察の職権濫用行為



http://www.ustream.tv/recorded/14782249



「検察は証拠を隠すな」 布川事件無罪の2人が批判 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110528/trl11052821470001-n1.htm
---------------------------------[抜粋]
昭和42年に茨城県で起きた布川事件で、強盗殺人罪に問われて無期懲役が確定後、再審判決で無罪を言い渡された桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)が28日、大阪市内で開かれた大阪弁護士会主催のシンポジウムに出席。不都合な事実を開示しない検察の「証拠隠し」が刑事司法の一番の問題点だと指摘
[中略]
無罪の証拠が再審段階まで開示されなかったことを踏まえ、桜井さんは「検察官による証拠の独占をやめさせなければ」と批判。杉山さんも「一番の問題は証拠を隠すこと。裁判官が法廷での証言を重視してくれれば、冤罪はなくなると思う」と話した。
---------------------------------[抜粋]

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■ 布川事件と類似する足利事件のプロセス

死刑無期の裁定からの再審無罪になったのは布川事件を含めて7件だという。直近は足利事件の菅谷さんであった。

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足利事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%88%A9%E4%BA%8B%E4%BB%B6

足利事件とは
http://www.watv.ne.jp/~askgjkn/frmasikagajiken.htm

足利事件、DNA型一致せず 東京高裁再鑑定、再審の公算 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042001000881.html

足利事件の無罪判決に関する会長談話-栃木県弁護士会
http://www.tochiben.com/topics/topics.php?id=143


本人が無罪を訴えているのに、弁護人が検察の捏造編集改ざんされた証拠を認め裁判で情状酌量を訴える。つまり、有罪無罪で争わず、起訴罪状を認め、量刑を減らすよう弁護する傾向がある。足利事件も同様である。


足利事件の問題点
http://www.watv.ne.jp/~askgjkn/jikenmon.htm
---------------------------------[抜粋]
① 一審《宇都宮地裁》では、事実調べが一切行われなかった。一審弁護人は、最初から菅家さんを犯人だと信じ込んでおり、そのため事実関係を争わず、検察側の証拠をほとんどすべて認めてしまった。従って一審では、現地調査などの事実調べがまったく行われないまま、DNA鑑定の証拠能力のみが争われた

② 従って、一審、二審、上告審を通して、どの裁判所も現地調査などの事実調べを一切行わないまま、判決を下した

③ 被告人は取り調べの恐怖から、一審前半まで公判廷でも自白を維持せざるを得なかった。一審途中、一旦否認に転じたが、情状酌量の弁護方針で臨む一審弁護人により上申書を書かされ、自白を維持させられた。その後再びしっかりと否認に転じたが、一審弁護人は事実を調べなおすことをまったくしなかった(現地調査をすれば、自白との多くの矛盾点がすぐに見つかったはずなのに)。
以下省略)
---------------------------------[抜粋]

市橋達也の冤罪検証・事実調べを争点にしなければ足利事件の前轍を踏むだけだ。 

■ 無罪が確定すれば、刑事補償は支払われる

布川事件は第二次再審を経て無罪判決が下されたわけだが、控訴期限の6月8日まで検察が控訴しなければ、無罪は確定する。そして、布川事件の二人には当然、刑事補償が支払われることになる。


菅家さん(足利事件)へ刑事補償8000万円 拘束17年半、6395日分|弁護士☆カピバラの「勇往邁進」
http://ameblo.jp/lawyer-yusuke/entry-10767616526.html


菅谷さんは8000万円を手に入れたのだが、一年450万円で計算すると二人に支払われる被害弁済は1億3000万円くらいか。失われた時間に相応しい金額かどうかは当方に分からない。検察が控訴するには控訴理由に足る理由と立証をしなければならないのだが、43年前の事件であり、新たに出てくるのは警察が証拠を捏造、改ざん編集した証拠ばかりだ。これ以上悪あがきは止めて欲しいと思う。


■ 市橋達也を冤罪視する理由

リンゼイ・アン・ホーカーさん殺人死体遺棄事件の市橋達也の悪徳弁護団が見せてくれているのは冤罪事件の弁護人が容疑者に不利に動く典型パターンそのものである。市橋達也の無罪を証明しかねない証拠を争点にせず、完オチ騒動、謝罪の手紙騒動、手記本出版騒動と、裁判の争点にならないにもかかわらず有罪の心証を与えるような事象の火付け役であるのは事実である。とくに胡散臭いのが直近の騒動である手記本出版騒動であり、極端な話、『推定無罪』の立場の人間に民事訴訟、被害賠償請求が成立するわけがない。なのに弁護団は代理人を通じて被害者遺族の被害弁償に充てると公言している。親告罪である強姦を主張する事自体、意味不明なのだが、市橋を包囲する悪徳ベンゴダンは見事に『有罪を確定させるべく追い詰める』構図を見せている。ここに市橋達也を冤罪視する理由がある。


市橋達也の冤罪検証・弁護団の本性と本山直樹名誉教授の関係性1 

市橋達也の冤罪検証・直腸測定の記録は隠蔽されていた~でっち上げられた供述調書

市橋達也の冤罪検証・"完オチ騒動"を主導したのも悪徳ベンゴダン

市橋達也の冤罪検証・手記本出版の真の目的は目撃情報の既成事実化 

市橋達也の冤罪検証・印税収入を拒否する怪 



[怖い噂 vol.9]でリンゼイ事件の疑惑を検証
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-232.html


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時事ドットコム、内閣不信任案直前の、まさかの隠し芸w

2011/06/02/(Thu) 05:51


時事ドットコム:小沢氏集会の出席者
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060101031

2011-06-02 5-17-17




なんか変だな-、少なすぎるな-




ん?右にスクロールできるぞ?



あっ!



いたw



2011-06-02 5-17-49



右に隠れてたw



2011-06-02 5-17-56



まだまだいるww



2011-06-02 5-18-05



まだまだいるのかよwww何人隠してんだ時事ドットコムwwww




2011-06-02 5-18-09

もしかしたら、こっちのパソコンの設定が悪いのかも、と思い別の記事のリンク先に飛ぶ。どうやら設定が悪いわけではないようだ。


2011-06-02 5-24-38



時事ドットコム、まさかの隠し芸wどうみても故意でしょう。


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5月31日のもんじゅプレスリリースはたった三行+一行(以上)

2011/06/01/(Wed) 00:02

平成23年 5月23日
平成23年 5月23日

平成23年 5月24日
平成23年 5月24日

平成23年 5月25日
平成23年 5月25日

平成23年 5月26日
平成23年 5月26日

平成23年 5月27日
平成23年 5月27日


平成23年 5月29日
平成23年 5月29日

平成23年 5月30日
平成23年 5月30日

平成23年 5月31日
平成23年 5月31日
「本日、現場作業はございません」…他に報告することがあるだろう。明日の予定とか、明後日の予定とか。
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Tag:もんじゅ 

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