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大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 疑問点 その①

2009/10/27(Tue) 12:47

大阪個室ビデオ店放火事件再考察


(関連)
大阪個室ビデオ店放火事件再考察 ◇ 初公判 その1
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-41.html
大阪個室ビデオ店放火事件再考察 ◇ 初公判 その2
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-42.html
大阪個室ビデオ店放火事件再考察 ◇ 第2回公判 第3回公判
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-43.html
大阪個室ビデオ店放火事件再考察 ◇ 第4回公判
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大阪個室ビデオ店放火事件再考察 ◇ 第5回公判
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大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第6回公判
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大阪個室ビデオ店放火事件の再考察 ◇ 第7回 第8回公判
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-48.html


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この事件を検証するにあたり四つの疑問がある。


本件は死刑を求刑された案件である。本人は当初放火を認める供述をしていたが一転放火を否定。弁護側は『起訴内容に対する意見と同様、放火を否定し、仮にあったとしても、たばこの火の不始末だ』と無罪を主張している。タバコによる失火による火災の可能性を否定し放火によるではなく、寝タバコの失火が火災の原因なら生じた責任は取る覚悟がある、としているのに放火にこだわっている節がある。

死傷者25名の大阪難波の雑居ビル火災事件。犠牲者16名と言うのは死者44名の歌舞伎町ビル火災に次ぐ戦後二番目の雑居ビル火災である。深夜の時間帯で普通なら午前三時といえば熟睡しているだろう。犠牲者は全員火災のあった個室ビデオ店の利用客だった。個室難民、終電に乗り遅れたサラリーマン、朝早い労働者。彼らも当然熟睡していたのだろう。


【疑問①】
はたして多数の犠牲者を生んだこの火災が放火だけによるものだろうか。それにしても火災当時店にいたのは26人の客と3人の店員。店内にいた客のほとんどが火災の被害に遭い、その半分は死んでいる。致死率50%を超えている。少し異常な気がしないだろうか。


■ 店側に建築基準法違反や多くの不備が確認されている
①窓など排煙設備がない
②非常用照明の不備
③壁の決められた部分に燃えにくい壁紙を使っていない
④火災に際して、店員による消火活動や避難誘導などが行われなかったとされる。
⑤個室エリアへの出入り口が一ヶ所しかなかった。実際に火元から奥の部屋に被害者が集中している。
⑥同店の客の証言として、狭い通路にジュースの段ボール箱が積まれるなどして通りにくい状態がみられたという。
⑦同店は消火器や誘導灯、自動火災報知器は備えていたが、消防法の規制以下の面積であったためスプリンクラーは設置されていなかった。
⑧また、一旦は鳴った火災報知器のベルを、同ビルの防火管理者でもあった管理人が「タバコの煙によるもの」と思い込んで止めたことが解っている[9]。

当初の弁護方針について「責任がすべて被疑者にあるのか。店員の責任も考えられないか。消火にあたっての責任はなかったか慎重に考えるべきだ」小川被告の弁護を担当する岡本弁護士は話していたが、大阪府警は店やビル管理会社について、業務上過失致死傷罪での立件を断念している。
誰も管理責任を問われていないということだ。
もし、この火災がただの火事なら、少なからず管理責任を問われていたはずだ。44人の犠牲者を出した歌舞伎町雑居ビル火災で管理責任を問われ、ビルのオーナーや店舗経営者6人が逮捕され、内5人が執行猶予付きで有罪になっている。小川被告の放火に託けて罪を免れていると考えるのは行き過ぎだろうか。


【疑問②】
“自暴自棄に陥り自殺を決意した”という検察の主張がどうも解せないのである。


普通に考えて自殺しようと放火するだろうか。自殺の多くは一人でなされている。他人を巻き添えに自殺するなど普通は考えられない。焼身自殺を図ろうとガソリンを頭からかぶり火をつけた。それが出火元になり甚大な被害につながった、というならわかる。しかし小川被告は生きている。


■ 証拠はすべて小川被告の犯行を示している
出火元とされるキャリーバックが置かれていた18号室は小川被告が利用していた部屋だ。火災の第一発見者も小川被告の放火を証言している。放火を認める供述をした調書14通を証拠認定した。よって現時点では小川被告が火災の関与は明白であるとしている。弁護側も「出火元は18号室ではなく一番激しく燃えている9号室だ」、「第一発見者は虚偽の申告(知人に頼まれて当初9号室を利用していたと警察に話していた。実際は30号室)したこともあるので証言に信用性が欠ける」、「警察が自白を強要した可能性がある」と反論している。
証拠は小川被告の犯行を示している。「たばこの火で死刑になるんなら死刑でいい。自分の火で亡くなっているなら責任はある」小川被告は寝タバコによる失火は認め『生じた結果について責任を取る覚悟を持っている』としている。弁護側も「被告に殺意はなく放火していない」と無罪を主張し『自殺しようと放火した』という検察のシナリオとは真っ向から否定している。

■ 弁護側の最終弁論 公訴事実について 
被告は放火行為は行っていない。18号室でたばこを吸い、うとうとして眠りこんだ。被告はたばこの不始末が火災の原因であれば、生じた結果について責任を取る覚悟を持っている。
 しかし、本件は失火ではなく、放火の責任を問うもの。検察官もたばこの不始末では火災は発生しないと主張・立証している。


【疑問③】
小川被告と来店したとされる知人が所在が不明である。検察が所在捜査中だという。知人は重要な証人である。行方不明のまま証人尋問も延期され、そのまま小川被告は死刑を求刑された。


■ 一緒に来店した知人
事件の夜、小川被告は知人に誘われて個室ビデオ店に入店した。利用するのは初めてだった。それまで小川被告は個室ビデオ店には嫌悪を抱いていたという。キャバクラが好きらしい。
出火元とされるキャリーバッグは小川被告の知人の持ち物である。知人とは事件の四日前に知り合った。

■ キャリーバックはどこにあった?
『キャリーバッグを(小川被告が利用する18号室)部屋に入れてあげた』と店員は証言しているが、『店員には絶対カバンを入れてもらってません』と小川被告は真っ向から否定している。弁護側はこの店員の証言を信用性に欠けるというが検察側は証拠採用した。知人に聞けば真相がわかるのだが。


【疑問④】
検察も弁護側もダイミ茶と事件の関与への言及はさけている。


ダイミ茶の原料は南米アマゾン川流域に自生する植物「アヤワスカ」。麻薬取締法の規制対象である幻覚剤の一種「ジメチルトリプタミン(DMT)」が含まれており、現地では宗教儀式に用いられることもある。幻覚作用の持続時間は約2~6時間とされる。
小川被告と知人らは23時過ぎまで宗教団体の施設にいた。火災が午前2時55分。4時間前である。幻覚作用にはもちろん個人差はある。


■ 火災発生時もまだトリップ中だった可能性
①「帰るときにはちゃんと効果は冷めていた」との証言もあるが、「(難波に向かう)電車の中で目をつぶっても、自分のほしいゴルフクラブとか見えてきたりするんですよ」と宗教施設から個室ビデオ店に向かっている最中もダイミ茶の幻覚作用が働いていたことを証言している。
②小川被告の証言(第4回公判)「ぼくは一睡もしてません。薬も飲んでなかったし」と前夜眠れずに夜を明かしている。疲れ切った身体でサントダイミ教の儀式に参加。DMTの幻覚作用も通常より効きやすかった可能性もある。
③3杯目が配布されることもある(下記のアヤワスカ)らしい。小川被告は飲んだ回数には言及していない。三杯目も小川被告は飲んだのではないか。
④「生きていくのが嫌になった。死にたかった」自殺をにおわす発言もダイミ茶でバッドに陥っていたからではなかろうか。死ぬほど気持ち悪くて発言が支離滅裂になったのではないか。だとしてもライターでティッシュに火を点ける気にはなれない、と思うが。


(参考)
【個室ビデオ店放火】幻覚作用のあるダイミ茶を飲む 小川容疑者が事件半日前
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081015/crm0810150153003-n1.htm

大阪・個室ビデオ店放火事件で有名になったダイミ茶とは
http://drug.marimoff.com/daimi.html

アヤワスカ 001 lalila 「初めての意識変容体験」
http://lalila.tripod.com/aya.htm


その②は“小川被告の放火だったなら、その動機”を探ってみたい。
ちょっと面倒くさい考察になるので時間がかかるかも。
とりあえずこの事件の判決前には仕上げる予定。
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Category:大阪個室ビデオ店放火事件の再考察

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