【そこまでやって委員会テキスト化】 テレビで言えない話[2009.06.14] デーブ・スペクター
2009/11/03(Tue) 14:25
週刊たかじんのそこまでやって委員会【テキスト化】【動画】デーブ・スペクター テレビで言えない話[2009.06.14]

■ なぜ陰謀論に怒っていた?
質問:今日ね、ものすごく怒ってはったじゃないですか? 藤田議員に。
デーブ:そーです。
質問:あれはなんでなんですか?
デーブ:ああ言う程度のものを、次元の低いものを、信じるのは情けないですよ。アレ、どっかのライターとか、一般の人が趣味でやったりなら、まだいいんですけれど(911陰謀説を唱えた藤田議員は)国会議員ですよ。あんな下らない事アメリカでも誰も思ってない。(例えば)マイケル・ムーアとか割と反体制的な人でも、イラク戦争に反対してる人もいっぱいいるんだけれど、誰もアレを信じてないんですよ、陰謀説なんて。
■ 米国人は皆納得してる?
質問:(同時多発テロ直後のペンタゴンの)写真とかみると、あれって本当に突っ込んだんかなって疑問は残ったんですけれど。
デーブ:それは科学的に全部説明ついているし。それはアメリカでも嫌というほど、ニューヨークタイムズとか、何も政府の肩を持たないようなメディアはいっくらでもあるわけですから。(辛抱さんと藤田議員のアルカイダについての議論を持ち出して)アルカイダだって認めているじゃないですかー! アルカイダは(911テロを)自慢しているけれど否定はしてないんだから。(藤田議員は)それをどう思うかって答えられない。非常にできの悪い高校生みたいで情けナイ。

■ 9.11陰謀説に反論
デーブ:例えば陰謀説もあるんですけれど、それを成功させるために、何十人何百人が必要なものに、誰一人として(メディアに)出てきてリークしたり、誰かを裏切ってね、自分の話を、まーお金で売ってしゃべるとか匿名でもいいから、誰一人も一つも出てこないじゃないですか。でね、ウォーターゲート事件とか、ちょっとしたことで、すぐ誰かがどこかでリークするんじゃないデスカ。それなのにこれだけのことでね、出ないわけないじゃないですか。もうアホらしくて。
■ 陰謀論はテレビに出すな!?
デーブ:実は今日はそこまで言って委員会を断ろうとしたんですけれども、あの、(番組の内容を)見て。僕はそういう人たち(911などの陰謀説を唱える人)をテレビに出すのは、まー今日のゲストによってはシャレで、まー半分シャレでやってるからいいんですけれど。で、演出上ひじょうに面白くしたワケですヨ、あの「陰謀さん、いらっしゃ~い」とか言って。アレ、面白かったですけれどもね! ゴングショーみたいに。あれですごくいいフォローになってるんデスヨ。基本的にまっったく根拠のない話、例えばホロコーストを否定する人とか。ソレをですね(テレビに)出すのは放送倫理上どうかな、って思う。僕だったら結局出さないです。同じ土俵に乗りたくない。で、結局あーいう人たちを(テレビに)出すと、例えばKKKだとかあーいう人を出すと、彼らの、なんつーか市民権を得られるんですよ、こー真面目に対等に討論ができたとか、あるいは何々に出演ができました、だとか、自慢げに言うんですよ。で、彼らの意見は変わらない。いくら言っても。今日のお客さんも(彼らに影響を受けずに)変わらない。だから、無駄なんですよ。本当にネ今日ね、たまたま関西だから言うんですけれども。
※オランダ系ユダヤ人のデーブにとって日本人は『ゴイム(非ユダヤ人=豚、家畜)』である。日本のメディアに目を光らせ日本人の愚民化に一役買っているのは確かである。フジサンケイグループとべったりらしいし、デーブスベクターはCIAではないかもしれないが、それに近い存在に違いない。
<テキスト化について>
動画の文字起こしは発言に忠実にタイプしているが、そのままでは意味不明な箇所も出てきてしまうので、てにをは、こそあど言葉の間違いやらをある程度修正させてもらった。なお()内の補足に関してはジェスチャーや文脈の前後関係を参考にした。
(関連)
埼玉県民デーブ・スペクター
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-21.html
マイケル・ジャクソンとユリ・ゲラーの眉唾な関係
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【そこまでやって委員会テキスト化】 究極のECOは大麻を吸って働かないこと[2009.07.05] 武田邦彦
2009/11/01(Sun) 06:25
【そこまでやって委員会テキスト化】 究極のECOは大麻を吸って働かないこと[2009.07.05] 武田邦彦
武田 邦彦【たけだ くにひこ 中部大学総合工学研究所教授】
1943年東京生まれ。
東京大学教養学部卒業後、名古屋大学大学院教授を経て現在中部大学総合工学研究所教授(副所長)
日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員。
2007年『たかじんのそこまでいって委員会』に出演し、現在の環境問題のウソを指摘して話題になる。
現在はテレビ・講演・雑誌など、多方面で活躍中。



◆ この本は学生や評論家にこそ読んでほしい
インタビュアー:先生、この本をどういう方に読んでもらいたいと思って書いたんですか?
武田邦彦教授(以下武田):まず、学生にはきちっと読んでもらう。で、大麻というのはどういうものかということを知らなきゃいけない。それから、やっぱりインテリの人たちね、テレビなんかに出て解説する人。やっぱりね、ほとんどの人が大麻がどういうものか、とか、日本で何に使われているだとか、全然知らないんですよ。(大麻の本当の事情を)知らないでね、自分の体験とか感覚だけでしゃべっている。しゃべっているだけならいいけれど、それが罪のない人たちを監獄に入れている訳だから。そこは責任を持って勉強してほしい。まずはそこらへん(の人に読んでもらいたい)。
◆ なぜ今になって大麻の取り締まりを強化?
武田:それは多分マスコミが判断したんじゃないと思うんですね。あれは警察が予備検束というか。今までは種を持っていても取り締まらなかった。ところが今は種を持っていて栽培の意思があると(警察が)取り締まるわけです。それに(マスメディアが)乗ったんですよ。マスメディアが警察の後ろにくっ付いちゃった、という感じです。だから良くないですね。
インタビュアー:警察主導で厳しい取締りを今やってると?
武田:そうそうそう。

◆ 警察が人員余剰に陥ると大麻が取り締まられる
インタビュアー:その裏には何があるんですかね?
武田:警察官が余ったとか、そういうことだと思うんですよ。
インタビュアー:(笑)
武田:大麻っていうのは元々麻薬性が証明されたことがない植物だから。(マリファナの麻薬性は)噂しかないんです。アメリカでマリファナ課税法(禁止法)っていうのが1937年にできた時も禁酒法の余った捜査官の受け入れ先だったわけです。元々大麻が有毒だから、とか、社会を壊すから、とかで禁止されたわけじゃないんです。そんなことは一度もない。大麻が社会を乱したことなんて一度もない。
インタビュアー:へぇー。
◆ 石油産業が製品を売る為大麻を規制したのは本当?
インタビュアー:石油産業が大麻規制に一役買ったというのは本当のことですか?
武田:そういう動きはある。だけどね、主流の動きじゃなかった。1930年代にカローザスがナイロンを作って合成繊維が出来てきたんですね。そうすると優良な天然繊維が困るわけですよ、綿とか大麻を圧迫するわけ。それは全体の流れとしては正しいけれども、それが主としてマリファナ課税法が出来た訳ではないんですね。(マリファナ課税法が成立した)背景として(石油産業の圧力は)存在はしたんです。でも直接的な動機は禁酒法との関係なんですよ。

◆ 大麻取締法の正当性はどこにあるのか?
武田:無意味な法律を作って法律があるから守れ、っていうのを長くやっているとダメなわけですよ。法律があるから守れというのではなくて、法律の出来た原因を(立法機関は説明するなり)ちゃんと示しなさい、と。国の大麻のホームページがあるけれども「ゼッタイ、ダメ」って書いてあるだけなんですよ。そこにね、いろんな人が資料を見せてくれって言っているんです。「ダメ」の(根拠となる)資料を。
インタビュアー:はい。
武田:(でも大麻がダメと立証する資料が)出てこない。世界で大きな大麻の評価委員会って四回あったんですけれど、四回全部シロなんです。全部シロ。(大麻の麻薬性が証明されたりして)クロになったことなんて一度もない。クロになったことが一回もないようなモノを、法律作って取り締まるっていうのは何の害も無いモノを持っていた人が逮捕されるようなものでしょ。それは、ちょっと。ねえ。(不当逮捕が横行するような)そういう状態に今なってるから。
インタビュアー:ほう。
武田:もしも大麻取締法を続けるべきだと言う人は、絶対に大麻はこういう風に悪いんだ、と、ちゃんと言わなければダメですよ。言うのは自分の体験とかはダメですよ。そんなのは人によって違うから。公的に大麻が麻薬であると、という証明がここにあります、って持ってこないと。高校生なんかでもよくあるじゃないですか。意味の無い規制は嫌だと。先生、説明してくれよ、と。制服着なきゃいけないんだったら、なんで制服着なきゃいけないか説明してくれよって。人を逮捕するんだったらそのくらいやんなきゃね。


◆ 究極のエコ 人類存続のため今こそ大麻が必要かもしれない
武田:日本人ってね、のんびりとしていた民族だったんです。ところが、ヨーロッパの影響を受けちゃった。明治維新以来ね。ヨーロッパ人っていうのは気候の悪いところに住んでいるんですよ。だから全員が働かないと飢え死にしちゃう。そのために社会にいる働かない人たちを排斥するんです。下手に麻薬なんか吸うと働かないでしょ。お前働かないからダメだ、ってこうなったんです。日本はちょうど中間だったんです。勤勉だけどある程度遊ぶ。ところが南の方の国に行くと、例えば南アメリカ。ああいうところに行くと、楽チンだから人生。働いた方が困るんですよ。
インタビュアー:ほう。
例えば、サバンナにライオンがいる。いつもゴロゴロしている。なんでゴロゴロしているかっていうと、ライオンが働き者だったらサバンナの動物がいなくなっちゃう。だからライオンっていうのは余程お腹の減ったときじゃないと狩に出ない。あとは全部ゴロゴロ寝てる。南の国ってみんなそうなんですよ。あんまり食べ過ぎるとご飯が無くなってしまう。そこで麻薬を吸って、ぼうっとして(お腹が減って)食べようかなっていうと食べる。これからの持続性社会とか環境に正しい社会は出来るだけサボることなんですよ。人間って働きすぎてね、本当は動物の頂点に立つ人はサボらなきゃいけないんですよ。(近著で)ロイヤル島の鹿の話を書いたけど、何を書きたいのかわからなかったかも知れないけれど。
インタビュアー:はいはい。

武田:(ロイヤル島では生態系の)一番上に狼がくる。狼がきたらね、狼がサボらないとね鹿がいなくなっちゃう。
インタビュアー:狼、賢いなぁって思いましたけど(笑)
武田:人間は(ロイヤル島の)狼じゃなきゃいけない。鹿が頂点に立つと食べ尽くしちゃう。今の環境問題っていうのは人間という愚かなのが一番上にいるから、どんどんどんどん食べ尽くしちゃう。今は大体一週間に二日ぐらい働きゃいいんですよ、人間っていうのはね。ロボットも出来て効率も良くなってるし。最近は(人間は)夜中も起きてネットやっていたりする。これがちょうどこの本で書いたロイヤル島の大鹿と同じで、意味もなく働いて絶滅しようとしているわけです。我々は狼にならなきゃいけない。麻薬を吸わなきゃいけない、ってことなんです。
インタビュアー:(大爆笑)
◆ どんな事でもタブーにしちゃいけない!
インタビュアー:これをテレビで論議して良いものかどうかっていうのをはじめ論議していたんですよ。
武田:やっぱりみんな(大麻の事を)知りたいんですよ。タブーにしちゃいけないんです。一昨年ある地上波の大きいところで僕がダイオキシンは無毒だ、って言ったんです。これは随分迷ったけど、結局放送してよかったです。だって無毒は無毒なんだから。やっぱり言った方がいいわけですよ。それからダイオキシンをどうしようか、ってみんながはっきりするわけで(根拠のない)幻を言っていてもしょうがないから。だから大麻はこうだと、有力なる地上波でも(大麻論議を)やって、我々は日本人としてのプライドを取り戻す。(大麻への)判断力を取り戻す。これが大切。ぜひ。
インタビュアー:(笑い)ありがとうございます。

〈テキスト化について>
動画の文字起こしは発言に忠実にタイプしているが、そのままでは意味不明な箇所も出てきてしまうので、てにをは、こそあど言葉の間違いやらをある程度修正させてもらった。なお()内の補足に関してはジェスチャーや文脈の前後関係を参考にした。
(関連)
【そこまでやって委員会テキスト化】 大麻取締法は政府の詭弁である![2009.02.22] 山本奈生
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-40.html
【そこまでやって委員会テキスト化】 国益の為に大麻を考えよ![2009.06.28] 武田邦彦
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-57.html
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Category:大麻・医療大麻
【そこまでやって委員会テキスト化】 国益の為に大麻を考えよ![2009.06.28] 武田邦彦
2009/10/30(Fri) 20:39
【動画】国益の為に大麻を考えよ![2009.06.28]
武田 邦彦【たけだ くにひこ 中部大学総合工学研究所教授】
1943年東京生まれ。
東京大学教養学部卒業後、名古屋大学大学院教授を経て現在中部大学総合工学研究所教授(副所長)
日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員。
2007年『たかじんのそこまでいって委員会』に出演し、現在の環境問題のウソを指摘して話題になる。
現在はテレビ・講演・雑誌など、多方面で活躍中。



◆ 何故この本を執筆しようと思ったのか?
インタビュアー:これを書こうと思ったのは?
武田邦彦(以下武田):わたしはね、今では環境問題とかやるんですけどね、元々環境問題の前に、日本の伝統文化とか、伝統材料とか、そういうのをやっていたわけですね。その中で大麻っていうのは非常に重要なので、日本の伝統の材料なんかをやるうえでは大麻を抜かしてはなかなかできないんですね。それで、15年以上になりますかね、そういう研究をしてきたわけです。
◆ 先生が擁護しているのは産業大麻が主ですか?
インタビュアー:主に産業大麻についてですよね。
武田:いやあ、私はね、産業大麻って限ってなくて。
インタビュアー:嗜好品としても?
武田:(頷き)嗜好品としても。(近著の)最後に書いてあるんですけれど、嗜好品を人類から全部追放するっていうのはね。どうか。難しいわけですよね。ですから、嗜好品として適切な物は残さんといかんから、それも重要ですよね。


◆ 大麻問題を考える意義
武田:大麻の問題で一番のポイントは日本人が独立するかってことなんですよ。今の日本人は自分で判断しないわけですよ。元々日本っていうのは大麻を全然取り締まらなくて、ずっと、二千年間ね、普通にやってきた。それがアメリカに占領されて、アメリカのGHQから取り締まれって言われたと。じゃあ取り締まりましょうか、と。日本人に対して何か悪いんですか?と(いう日本からの質問に)何も答えていない。ただアメリカに言われたからやる。大麻のことで一番書きたいのはソレでね。良くも悪くも日本人が自分たちで判断してくれ、と。


◆ 法律で決まってるんだから大麻は悪なんだという意見
インタビュアー:法律で決まっているんだから何をごちゃごちゃ言っているんだ、という意見に関しては?
武田:法律は守らなければいけないけれど、その法律はGHQが作ったということ。日本人が作ったものじゃない。日本人が作ったものなら、ボクもね、ある程度しょうがないかな、と。考え直すのに少し時間かけてもいい。ただ、法律があるからなんていうのはね、占領軍が作った法律なんかにいつまでも縛られていたら、とても日本人とは言えない、と。それも気がつかないというと、ちょっと失礼な言い方だけど、ほとんど脳が死んでいる、ということなんですよ。大麻を禁止しろという人は全部脳死状態。


◆ 大麻取締法 どう思いますか?
インタビュアー:先生自身は大麻の非犯罪化には賛成ですか、反対ですか?
武田:大麻取締法は出来るだけ早く廃案にしなきゃだめですよ。そしたら大麻吸っても美味しくないから(大麻なんて不味いタバコは)誰も吸いませんよ。
◆ 法律で禁止するから大麻は吸いたくなる!?
武田:日本は二千年間、大麻はそこらへんにあってね、タバコは禁止法があったけれど、大麻はついに出来なかった。なんでかっていったらね、大麻は不味い。うん。だから(大麻取締法が存在しなくても)吸ってない。ところが今は法律があるから法律の目をくぐる快感があるんですよ。法律の目をくぐっていると、まず仲間が出来るわけですよ。法律の目をくぐるという仲間。だからこれは習慣性に結びつくわけですよ。法律をくぐらなければ仲間ができないから習慣性も生まれないわけですよ。



◆ 国益どころか馬鹿にされている日本
インタビュアー:国益的には、たとえば大麻を解禁した場合、悪いと思いますか、良いと思いますか?
武田:それはもうね、解禁にすべきですね。日本はみんなに馬鹿にされているわけですよ。日本人つうのは馬鹿で、地球温暖化っつうと温暖化対策とか、なんかやってると。日本人には考えがなくてアメリカの犬だ、と思ってるわけですよ。だけど日本は独立しているんだと、ちゃんと自分たちで考えるんだと。それから日本には文化があって、横綱の綱も、神社の注連縄も、全部大麻なんだ、と。伊勢神宮のお札も全部大麻なんだと。大麻は日本人にとって大切なんだ、絶対守ると、これをバシッとしたほうがね、これは国益になりますよ。だって国益っていうのは精神的に卑しい人がいくら頑張ったってダメなんですよ。プライドを持っている国じゃないと。神社の縄に全部大麻使ってます、その大麻が汚れたものです、なんて、そんなことはありません。
◆ 酒たばこと比べて大麻の有毒性は?
インタビュアー:肉体的に害がないと言うのは正しいんですか?
武田:肉体的に害がないってね、お酒はものすごく害がある、少ししばらく下がってタバコ、そうとう下がって大麻、なんですね。大麻が肉体的に害があるという言い方はね、少なくともタバコお酒に比べたら遥かに害がない、と。こういう風に言った方がいいですね。珈琲並みぐらいじゃないかと思いますよ。ええ、大体。(大麻を取り締まるんだったら)珈琲も禁止しなきゃいけないですよ。
◆ 大麻の精神的依存性 間違っている!?
インタビュアー:精神的依存の問題は?
武田:精神的依存はね。法律で規制すると依存するんですよ。法律を逃れるという依存性がある。薬物自体には依存性はないんです。これは何回もやられ(議論されて)てて、大麻に依存性があるかっていうのはものすごく研究されていて、(依存性は)無いって結論に達しているんだから。そんなの個人がね、無いと私は思う、なんつったってダメですよ。それは科学的に証明されなきゃ。
インタビュアー:なるほど。科学的に証明ですか?
武田:そうそう。科学的に。この問題はね、つまり、大麻が麻薬であると最初っから頭で考えている人たちがいるんですよ。その人たちが、なんで大麻が麻薬であるか考えているかというと、昭和23年の法律があるから、なんですよ。ね。その人が昭和23年よりか前に生きていたら、同じ人に質問したら、「大麻、なんでもないじゃないですか。だって我々靴下にだって使っているし神社にだって使っているし、パラシュートや蚊帳も全部大麻なんだから」って言うはずですよ。つまりその人たちには何の根拠も無いんです。ただ、昭和23年よりかは最近に生まれたもんだから、芸能人が捕まっているニュースとか見るもんだから錯覚しているだけ。だから思考停止なんですよ。思考停止になる日本人。(近著の【大麻ヒステリー】のサブタイトルに引っ掛けて)
<テキスト化について>
動画の文字起こしは発言に忠実にタイプしているが、そのままでは意味不明な箇所も出てきてしまうので、てにをは、こそあど言葉の間違いやらをある程度修正させてもらった。なお()内の補足に関してはジェスチャーや文脈の前後関係を参考にした。
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Category:大麻・医療大麻