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粛々と準備されるイラン攻撃

2010/02/27(Sat) 19:57

第三次世界大戦の口火が切られようとしている。
アメリカ・イスラエルの軍産複合体ホットラインと世界防衛軍ともいえるNATO軍が粛々とイラン攻撃に向けて体勢を整えているという。
第三次世界大戦は核から始まる。イランのウラン濃縮工場が標的にされるだろう。
『唯一の被ばく国』である日本国民は、核が使用されたことを知ったとき何を思うのだろうか。
日本政府はどう対処するのだろうか。静観。



■ 机の上の空 大沼安史の個人新聞: 〔ビデオ NEWS〕 チョスドフスキー教授が予言 米・NATO・イスラエルが対イラン攻撃へ 中国・ロシアを巻き込む「第3次世界大戦」の恐れ
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/02/post-7509.html


カナダ・グローバル・リサーチ研のM・チョスドフスキー教授が20日、ロシアの英語衛星テレビ、「ロシア・ツデー」に出演し、

 ① 米・NATO・イスラエルがイラン攻撃に向けて、態勢を整えている 

 ② 中国・ロシアを間接的に狙ったもので、「第3次世界大戦」の可能性をはらんでいる

 ③ 戦争準備態勢は2004年に始まり、「イランの核」を世界の脅威とするキャンペーンを進めてきた

 ④ 中東は石油の6割、イランは1割を埋蔵している戦略的な地域。狙いは石油だ

 ――などと指摘、対イラク攻撃に「ミニ核」が使用される恐れもあると警告した。

 信頼すべきチョスドフスキー教授(オタワ大学)が、ここまで公然と「開戦を予告」したのは、僕の知るところ、これが初めて。要警戒である。

 米・NATOが「対イラン攻撃」を既定のこととして準備をしている――と考えると、オバマの「アフガン増派」のほんとうの狙いが見えてくる……。
(転載ここまで)
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IAEA決議案採択に見える四面楚歌のイラン2

2009/12/06(Sun) 12:19

「核の平和利用の権利」はもちろん日本も持っている。
co2敗出量が火力発電よりも少ない原子力発電にエネルギーシフトするのが世界標準であり、そういった核の平和利用をイランに許さないのは理解出来ない。
イランの核技術導入はイスラエルの脅威になるからIAEAにストップをかけさせた。
「核兵器を持てば即使用するだろう」
・・・というユダヤ的な発想でIAEAの思考回路は作動している。
性悪説を前提にしていて、それは極めてイスラエル寄りの思考回路だ。
イランの軍備を支えていたロシアも手を引いた。IAEA決議案に賛成票を投じ、2007年に結んだ高性能の対空ミサイルシステム「S-300」売却を保留している。
そしてさらにシオニスト配下のイスラエル・アメリカ連合国軍を挑発するようにウラン濃縮工場増設を発表した。



ほら、制裁が始まる。



イラン>ロシアと関係悪化 ミサイル納入先延ばしで(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000096-mai-int
11月25日20時10分配信 毎日新聞
 【テヘラン鵜塚健】イランは核問題の交渉期限が年内に迫る中、ロシアへのいら立ちを募らせている。ロシアは先にイランの原発稼働を巡る協力を延期したのに続いて、ミサイル納入でも先延ばしを図っているからだ。背景にはロシアに圧力をかける米・イスラエルの存在があり、核交渉でのイランの態度硬化に拍車をかけている。
 イラン軍のマンスーリアン准将は24日、「ロシアは、イスラエルと米国の圧力に屈して約束を破った。国際機関を通した法的措置も検討する」と述べ、ロシアへの不信をあらわにした。
 イラン国営放送などによると、イランは07年、高性能の対空ミサイルシステム「S-300」の購入をロシアと約8億ドルで契約。しかし、イランの軍事力増強を警戒するイスラエルが難色を示し、米国もイランへの武器売却停止をロシアに働きかけてきた。
 ロシアは、当初の納入予定時期から半年以上過ぎた今も「技術的な理由」を挙げてミサイル売却を保留。イランは「ロシアが約束を履行しないなら、自国で開発を進める」と反発を強め、22日からは、イラン広域で大規模な防空演習を行って、けん制している。
 ロシアは16日、イラン南部にあるブシェール原発への技術協力でも、予定していた年内の本格稼働の延期を発表、両国間できしみが生じていた。
 イラン核問題を巡る交渉では、米欧とイランの溝が埋まらない中、イランへの追加制裁も現実味を帯び始めている。これまで友好的とされてきたイランとロシアの不信が高まれば、イランの歩み寄りの可能性はより低くなり、核交渉は一層難航するとみられる。



CNN.co.jp:米政府高官、イラン制裁強化を示唆 中東不安定化を懸念
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911280008.html
ワシントン(CNN) 米政府高官は27日、国際原子力機関(IAEA)理事会がイラン第2のウラン濃縮施設の建設停止を求める決議案を採択したことを受け、同国に対する経済制裁を大幅に強化する準備を進めていることを明らかにした。
同高官は「相手国にその意思がないのなら、われわれは一連の結果をまとめる決意だ。イランがその明確なメッセージを受け止めることを願う」と述べた。
IAEAの決議案採択の意味は重いと政府高官の1人は述べ、「(IAEAや国連安全保障理事会の求めに)イランが依然として従わないことに対し、国際社会が深刻な懸念を抱いていることを強く示すものだ」と指摘した。ただし米国は、制裁によってイランの国民を傷つける意図はないと強調している。
一部メディアは、中国にいる米政府高官が中国政府に対し、「イスラエルがイランの核計画に対し一方的行動に出る可能性がある」と告げたと報道。政府高官はこの報道について確認することは避けたものの、イランがこのまま要求に従わない場合、中東のさらなる不安定化の要因になりかねないとの危機感を示した。



「次は制裁」と英首相 イラン核のIAEA決議で - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/091128/erp0911280117000-n1.htm
2009.11.28 01:17
 国際原子力機関(IAEA)理事会がイランのウラン濃縮施設の建設停止を求める決議を採択したことを受け、英国のブラウン首相は訪問先のトリニダード・トバゴで27日、イランが決議に応じなければ「次の段階は制裁であるべきだ」と語った。ロイター通信が伝えた。
 首相は決議について「イランが(ウラン濃縮活動など)核開発計画をやめるべきだとの明確なシグナルだ」とした。また、同国が貯蔵する低濃縮ウランを国外輸送し、研究用原子炉の燃料として返還するIAEA草案の受け入れも求めた。(共同)
(転載終了)



イラクのオシラク原子力発電所をイスラエルは破壊した。

それは湾岸戦争と密接に関わり、911テロ後のアフガンイラク戦争につながれていく。

フセインが処刑され、中東の反シオニスト国家はもはやイランだけになってしまった。



イラク原子炉爆撃事件 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89%E7%88%86%E6%92%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6



hatajinan.blog61.fc2.com



(関連)
IAEA決議案採択に見える四面楚歌のイラン
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-94.html

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IAEA決議案採択に見える四面楚歌のイラン

2009/12/05(Sat) 02:15

2009年11月に入ってからイランバッシングが頻繁に報道されるようになった。
これはヌーク戦争のカウントダウンとみていいのだろうか。
中東の地は親シオニストのアメリカの軍事介入で事実上ユダヤ人国家イスラエルが支配している。2001年9月11日の同時多発テロを機に対テロ戦争時代に突入。仮想テロ組織アルカイダをかくまっているとして世界警察アメリカが中東に侵攻した。
反シオニスト国はもはやイランだけである。
イランのアフマディネジャド大統領は「イスラエルを地図から消したい」「ホロコーストは神話でシオニストの捏造」イスラエルに挑発的な発言を繰り返してきた。
第三次世界大戦は核から始まるハルマゲドン。民主党はアメリカに核の先制不使用を訴えたが、雲行きは怪しい。



CNN.co.jp:イラン第2のウラン濃縮施設の建設停止を要求、IAEA決議
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200911270025.html
(CNN) 国際原子力機関(IAEA)は27日、定例理事会を開き、イランの核開発問題で今年9月に存在が明るみに出た同国第2のウラン濃縮施設の建設停止などを求める決議案を賛成多数で採択した。決議案は、国連安全保障理事会の5常任理事国とドイツが作成していた。
決議はまた、イランに対し同施設建設の本来の目的、未申告の核関連施設が他になく、建設計画もないことなどの説明を求めた。決議は安保理に報告される。理事会は35カ国で構成され、採決では賛成25、反対3、棄権6。1カ国は不参加だった。反対はマレーシア、ベネズエラ、キューバだった。
イラン核問題に関連するIAEA決議は2006年2月以来。イランは今回の決議案について、採択された場合、IAEAとの協力関係に悪影響が出るとけん制していた。
IAEAは先月から2回、第2の濃縮施設を査察したが、使用目的や建設時期でイランの説明には矛盾があると指摘していた。また、IAEAは核開発の軍事転用を防ぐためイランが貯蔵する低濃縮ウランの国外搬送、医療研究用の燃料に加工し、イランに送り返す構想を提案したが、同国は拒否している。
これを受け、イランと核交渉を続ける安保理常任理事国5カ国とドイツは制裁強化を打ち出す構えを見せている。エルバラダイIAEA事務局長は26日、定例理事会で、イランの核計画に関する検証作業が同国の協力不足により行き詰まりの状態にあるとの認識を示していた。


CNN.co.jp:ウラン濃縮施設の建設中止はないとイラン、IAEA決議批判し
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200911280020.html
CNN) 国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が27日、イランの核開発で今年9月に存在が明るみに出た同国第2のウラン濃縮施設の建設停止などを求める決議案を採択した問題で、イランのソルタニエIAEA担当大使は同日、ウラン濃縮活動は今後も続け、第2施設の建設も中止しないと述べた。イランの国営プレスTVで表明した。
「決議案への答えは明確にノーだ」と強調した。IAEAとの協力は続けるとしながらも、必要最小限にする考えも示した。
プレスTVはまた、イラン外務省報道官の談話も伝え、決議案は政治的な思惑の結果で、イランにより強い圧力を掛けることを狙っているとした。また、決議案の採択は一部諸国の政治的野心と執心の反映であると間接的に米英を批判した。決議案では、イランと関係が深いロシア、中国も支持に回っている。


イラン:核施設攻撃に備え防衛演習 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20091122k0000m030082000c.html?inb=yt
 イランのファルス通信によると、同国の空軍司令官は21日、国内の核施設が攻撃された場合に備えた演習を近く実施すると発表した。イランが核兵器に転用可能な低濃縮ウランの国外輸送に難色を示し、欧米などと緊張が高まっていることを受けた動きとみられる。
 演習では、西部アラクの実験用重水炉や中部のイスファハン、ヤズド周辺の核関連施設への攻撃を想定。イランの核兵器開発を疑うイスラエルは、核施設への攻撃も辞さない構えを見せている。(共同)


イラン:IAEA決議に対抗 「核施設増設」計画 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20091130k0000e030067000c.html?inb=yt
 【テヘラン鵜塚健】イラン政府が29日、新たに10カ所のウラン濃縮施設の建設を発表したことを受け、イランへの追加制裁を検討する欧米諸国との亀裂が一層深まるのは確実な情勢となった。国際原子力機関(IAEA)による事実上の非難決議からわずか2日後の計画発表は、決議に対する露骨な対抗措置とみられる。
 イラン国営テレビによると、新施設の建設計画は29日の閣議で決定された。同国には中部のナタンツにウラン濃縮施設があるほか、コム近郊にも第2濃縮施設があることが9月に判明した。
第2施設の申告が遅れたことを非難し、施設建設の中止などを求めたIAEA決議について、イランのソルタニエIAEA大使は「法的根拠に基づかず拙速で不適切なものだ」と批判、「核の平和利用の権利を奪おうとする脅しには屈しない」と主張している。
 IAEAの仲介によるイラン製低濃縮ウランの国外搬出計画が事実上白紙に戻る中、新施設の建設計画が欧米を刺激するのは必至で、対イラン制裁論議の加速も予想される。



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